御酒(読み)うさき

事典 日本の大学ブランド商品「御酒」の解説

御酒

飲料(酒類)]
東京大学(東京都文京区)の大学ブランド。
琉球王朝末期から継承されたといわれる泡盛。1935(昭和10)年、発酵学者の・坂口謹一郎東京大学名誉教授が沖縄で黒麹採取。1945(昭和20)年、沖縄戦によって戦前の菌はすべて失われたが、1998(平成10)年、農学部分子細胞生物学研究所のコレクションに、坂口教授の採取した瑞泉菌が真空保存されていると判明、同研究所での培養分離が開始された。1999(平成11)年、「幻の菌」は沖縄の首里に戻り、培養・酒造が開始されて瑞泉造(沖縄県那覇市)から6月に復活した。油分や不純物はすべて取り除いているため、まろやかで澄み切った味わいと芳醇な香りが特徴。価格は、陶器ボトル(720ml)4200円、ミニボトル(300ml)1995円、限定品の熟成古酒(720ml)は、2万1000円(すべて税込)。東京大学コミュニケーションセンター取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

精選版 日本国語大辞典「御酒」の解説

ご‐しゅ【御酒】

〘名〙 (「ご」は接頭語) 飲む人、また、下さる人を敬って、その酒をいう語。おさけ。みき
※田中本義経記(室町中か)二「御しゅをすすめ奉れども」

お‐ささ【御酒】

〘名〙 (「お」は接頭語) 酒をいう、女性語。

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デジタル大辞泉「御酒」の解説

み‐き【酒/神酒】

酒の美称。特に、に供える酒。おみき。

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