安川電機とYE DIGITAL、製造業向けIoTソリューションの合弁会社「アイキューブデジタル」を設立
発表日:2020年4月10日
株式会社YE DIGITALと製造業向けIoTソリューションの合弁会社「株式会社アイキューブデジタル」を設立
株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:小笠原浩、以下安川電機)と株式会社YEDIGITAL(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:遠藤直人、以下 YE DIGITAL)は、製造業における工場や物流等の自動化に関するIoTソリューション事業において、合弁会社「株式会社アイキューブデジタル」を設立することで2020年4月10日に合意しましたのでお知らせします。
1. 合弁会社設立の狙い
当社は、強みを持つメカトロニクスの技術によるソリューションに「デジタルデータのマネジメント」を加えることで、生産性の向上など、お客さまの経営課題の解決を実現するソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」(注1)を推進しています。
また、YE DIGITALは社会インフラや文教市場等の非製造業向けのIoT技術で競争力を持ち、この技術を活用しながら製造業におけるネットワークからクラウドまでの幅広いサービスを展開し、事業拡大を進めてきました。
そのような中、当社のACサーボ、インバータ、ロボットといった競争力のあるメカトロニクス技術・製品とこの合弁会社に移管されるYE DIGITALのIoT技術を融合することで、「i3-Mechatronics」を軸とした製造業向けのIoTソリューションの強化を図り、中期経営計画「Challenge 25」(注2)で掲げる「i3-Mechatronics」のビジネスモデルの変革をさらに加速させます。
設立する合弁会社を通じて、お客さまの幅広いニーズに答えながら事業の拡大を実現していきます。
(注1)「i3-Mechatronics」
[ https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/34967]
(注2)中期経営計画「Challenge 25」
[ https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2019/06/Challenge25.pdf]
2.合弁会社の概要
●会社名:株式会社アイキューブデジタル
●所在地:福岡県北九州市
●設立:2020年7月(予定)
●資本金:5,000万円(予定)
●出資比率:安川電機 60% YE DIGITAL 40%
●主な事業内容:製造業向け工場及び物流業向け自動化に関するIoTソリューションを展開
●従業員数:約70名
[ご参考]
<YE DIGITALの概要>
・会社名:株式会社 YE DIGITAL
・設立:1978年
・資本金:702百万円
・代表者:遠藤 直人
・本社:福岡県北九州市
・事業内容:情報システムの構築・運営、情報処理ソフトウェアの開発・販売等の情報処理サービスの提供
・売上高:13,794百万円(2020年2月期)
・従業員数:単体507人、連結641人