「青色申告一年生」(23)、多業種の帳簿出力、業種別に帳簿出力の方法(MF)、仕訳帳、売掛帳、預金出納帳

最終更新日

帳簿のチェックを終わったら、今度は、業種別に帳簿を出力する方法を説明します。

ちなみに、私が使っているのは、青色申告ソフト「MFクラウド確定申告」 です。

1.仕訳帳の出力

私は、大きなビズネスを持っていないので、二つの業種にかかわっているけど、オンライン会計ソフトには、一つ口座だけ持っています。

記帳する際、一つ業種は、一つの部門として登録しています。

例えば、本は、業種A用に購入した。仕訳の際に、かならず部門項目に「業種A」を選んでおきます。

そうしたら、仕訳帳に、業種Aと業種Bの記録が混じったです。

仕訳帳を出力するとき、業種ごとに出さないといけないので、部門ごとに出力しています。

作業は、下記のようです。

まず、「会計帳簿」→「仕訳帳」をクリック↓。

そのあと、下記の画面で、部門欄で出力したい業種の部門を選びます。「検索」をクリック↓

「検索」でその部門のみの記録が現れます。下記の「エクスポート」バターンをクリックします。下から出力ファイルのフォマットをえらばなければなりません。ここで、私は、大抵PDFファイルを選びます。

ただし、記録がない時、PDFファイルの出力ができないので、CSVで出力することになりますね。

エクスポートしたら、しばらくすると、下記のように帳簿を作られます。ここでダウンロードできます。↓

多業種だと、ファイル名に業種名を付けたほうがあとから分かりやすいですね。ファイル名を変えたいとき、この画面でファイル名を修正できます。↓

2.売掛帳の出力

売掛帳、買掛帳、現金出納帳、預金出納帳などは、ソフトのメニューに入っていません。

その出力は、総勘定元帳からします。

例えば、私は、Webサイト運営の仕事の売掛帳を出力するときの画面は、下記です。

「総勘定元帳」をクリックした、下記の画面で、勘定科目を「売掛金」、部門を「Webサイト運営」に設定して、「検索」をクリックしてから、「エクスポート」を↓。

ここで、pdfファイルを選んだら、下記の画面が現れます。ここで、売掛金項目にチェックを付けているかどうかを確認してから、「出力する」をクリック↓

その科目の記録がない時、下記のメッセージが提示されています。pdfファイルの帳簿ができないので、戻って、「CSVファイル」を選んでください。

CSV出力は、総勘定元帳の画面にあります。↓

3.預金出納帳の出力

多業種の場合は、事業口座は、二つ以上を持っている方が多いです。私もそうです。こんな時、預金出納帳の出力には、ちょっとした工夫が必要です。

「総勘定元帳」の画面で、「普通預金」の勘定科目を選んでから、上の同じように進みます。↓

次の画面(PDF出力)で、普通預金科目のみ選ばれたから、ここで「その他の預金」も選んでください。そうしないと、他の口座の記録を漏れるのです。↓

4.まとめ

以上、帳簿の出力のやり方です。

要は、「現金出納帳」など、すべて「総勘定元帳」のもとで作成されます。

では、読んでくれてありがとうございました。あした、多業種の確定申告書を挑戦します。

スマホで記帳できる便利なオンライン青色申告ソフトの選定は、こちらへ

関連記事↓