冬月

Last-modified: 2022-03-11 (金) 02:14:36
No.333
333.png冬月(ふゆつき)秋月型 8番艦 駆逐艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久21火力16 / 47
装甲10 / 29雷装16 / 45
回避44 / --対空70 / 101
搭載0対潜-- / --
速力高速索敵-- / --
射程38 / 88
最大消費量
燃料20弾薬25
装備
10cm高角砲+高射装置
13号対空電探
25mm三連装機銃
装備不可
改造チャート
冬月冬月改(Lv55)
図鑑説明
秋月型防空駆逐艦、その八番艦、冬月だ。戦いの後半に就役して、
姉妹艦と第四十一駆逐隊を編成、大型艦や艦隊の護衛を務めたな。
最後の出撃は、第二水雷戦隊の一翼として、涼月と共に大和の護衛に就いた。
そして今も、僚艦涼月と北九州の防波堤の一部として皆を護っている。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:未発表、イラストレーター:しずまよしのり (クリックするとセリフ一覧が開きます)

CV:未発表、イラストレーター:しずまよしのり*1

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母港*2編集
母港1詳細つつかれた時の台詞です。編成画面で詳細ボタンを押しても聞けますね×編集
そうか。致し方無い。編集
母港2編集
帰って・・・来るさ。編集
母港3つつきすぎです。編成画面では聞けません編集
いや、友は出来るだけ助けたい。戦闘?...それは大事だが、護るべきものを見失ってはいけない。
あぁ、雪風と昔、意見がぶつかった事もあったな...。ん、大丈夫...奴も解ってる、本当は...
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ケッコンカッコカリ反転ボイス編集
ケッコン後母港反転ボイス編集
放置時編集
編成出撃編集
編成編集
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出撃編集
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開戦・攻撃*3編集
戦闘1昼戦開始やるしかないな...。合戦用意!各艦、撃ち方よぉーい!編集
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戦闘2昼戦攻撃編集
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戦闘3夜戦開始編集
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戦闘4夜戦攻撃編集
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戦闘時ステータス*4編集
小破小破ボイスは2つあります。旧テンプレの「小破/大破」ボイスが2つめの小破ボイスです編集
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中破/大破くっ・・・、私は・・・この私は、沈まないッ!舐めるなッ!編集
轟沈反転ボイス編集
戦闘終了*5編集
勝利MVP編集
旗艦大破小破ボイスと兼用されています。旧テンプレの「小破/大破」ボイスが「旗艦大破」に該当します編集
装備・改修*6編集
装備1改修/改造編集
助かる。編集
装備2編集
帰って・・・来れそうだ。編集
装備3改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見まぁ、いいだろう。編集
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その他編集
帰投艦隊が無事港に戻ってきたぞ。編集
補給助かる。ありがとう。編集
入渠(小破以下)編集
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入渠(中破以上)済まん、少し時間が掛かりそうだ。編集
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建造完了編集
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各ボイス項目の詳しい説明はこちらをご覧ください


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桃の節句×編集
春の訪れ編集
ホワイトデー編集
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春本番編集
梅雨編集
初夏編集
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盛夏編集
夏祭り編集
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秋刀魚編集
晩秋編集
ハロウィン編集
秋のワイン編集
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師走編集
クリスマス編集
年末編集
新年編集
節分編集
バレンタイン編集


  • 2022/3/6、令和4年冬イベント『発令!「捷三号作戦警戒」E-5突破報酬として実装。
    • 2017年秋イベで実装された涼月のボイスで度々「お冬さん」と呼ばれていたため長らく実装が期待されていたりネタにされていたりしていたが、4年3ヶ月の歳月を経てようやくの実装となった。
  • 武人然とした口調でぱっと見涼月改とよく似た出で立ち。94式高射装置が小さくした折烏帽子のように額の上に鎮座している。
  • 灰色のコートを纏い、左側の長10cm砲ちゃんに被せている。灰色のコートは涼月同様、戦後軍艦防波堤として北九州市若松港に埋設されたため、その船体を覆うコンクリートの色に由来すると思われる。
  • 時報ではほうじ茶推し。
  • 秘書艦ツンツンボイスで雪風に言及するが、史実における大和戦没後の対応を巡り冬月座乗の41駆司令(臨時指揮官)と雪風艦長とのやり取りを踏まえたもの。
  • 図鑑番号は「No.333」だが、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』においてヤマト乗員を収容しその自沈を見届けた地球防衛軍駆逐艦「冬月」の艦番号と同じである。
  • 冬月(ふゆつき)は秋月型防空駆逐艦第8番艦。舞鶴海軍工廠にて昭和19年1月20日に進水、同年5月25日に竣工した。
    艦名の由来は「玲瓏たる冬の月」から。
    • なお、彼女からは艦橋の大型化、建造日数短縮をはかるための船体細部簡略化など、大幅なマイナーチェンジが加えられている。
      このため、彼女と妹たちをそれまでの秋月型と区別して「冬月型」とする資料もある。
      秋月型はいくらいても足りない状況なのに複雑精緻な手の込んだ造りだったため、建造に日数と手間がかかっていたのである。
      簡略化で一番わかり易いのが艦首部で、戦時標準船さながらに艦底まで刃物で切り取ったかのような一直線型に改められている。
      • 艦首水線下のこの変更は凌波性悪化や速力低下などが懸念されたが、実際に建造してみるとほとんど影響はなかった。
        それまでの日本駆逐艦はいささか凝りすぎたデザインをしていたらしい。
      • また居住性も真っ先に犠牲となり、居住区画の艤装はごっそり簡素化され、代用材料が大幅に取り入れられた。
        仕様変更が加えられる前の初期秋月型と比べ質素極まりなく、全く別の艦のようだったという。
    • 初代艦長にはかつて綾波艦長や玉波艦長を歴任した作間英邇中佐が就任。
      そう、かつて第三次ソロモン海戦第二夜戦で綾波を駆って敵艦隊を血祭りにあげ、世界戦史に綾波の勇名を刻み込んだ人である。
  • 竣工後、訓練部隊である第11水雷戦隊に所属して旗艦長良のもと訓練を行った。
    だが訓練完了前、駆逐隊編成もまだなのに小笠原への緊急輸送作戦へ駆り出されることとなった。
    またこの部隊輸送のため、冬月は急遽小発動艇2隻の搭載工事を実施している。
    • これは本来、米軍が上陸したサイパン島を支援奪還するための決戦兵力増援であった。
      だが海軍がマリアナ沖海戦に大敗、もはやサイパン奪還は絶望的と考えられたため、急遽小笠原諸島の増援に振り替えられたのである。
    • 長良の指揮のもと、冬月は松や第4号輸送艦とともに輸送部隊を護衛。訓練満了前の初陣ながら、父島へ無事陸軍部隊を送り届けている。
      • 帰路は清霜も合流し、帰着後東京湾でいっしょに訓練を行ったりもしている。
  • 昭和19年7月15日、冬月は霜月(未実装)とともに第41駆逐隊を編成。脇田喜一郎大佐が駆逐隊司令に着任し、冬月は司令艦に指定された。
    ちなみに同日、の第43駆逐隊も編成されているが、こちらの司令は菅間良吉大佐。
    奇しくも、脇田司令も菅間司令もそれぞれ第2代、第4代の雪風艦長を務めている。
  • 昭和19年10月12日、横須賀から大分まで回航する大淀や雲龍たちを護衛中、遠州灘で米潜水艦トレパンの雷撃を受けた。
    この頃はもう米潜水艦がこんな近海にまで出没するようになっていたのである。
    トレパンは大淀と雲龍、冬月と霜月をレーダーでそれぞれ扶桑姉妹と秋月型2隻と判定していた。
    戦艦と誤認されていた大淀は魚雷をかわせたが、判定の正確だった冬月には艦首に1発が命中。揚錨機室から前の艦首が折れてしまった。
    幸い損傷度合いとしてはさほどでもなくどうやら14ノット程度で航行できたため、道中の呉海軍工廠へ緊急入渠し艦首の修理にあたることとなった。
    • 冬月が損傷してしまったため、41駆司令艦は急遽霜月に変更され、脇田大佐ら幹部も移乗した。
      結果的に、これが霜月そして脇田大佐たちの永の別れとなってしまった。
    • 奇しくもこの5日後、涼月も艦首を米潜水艦の雷撃で再度もぎ取られて呉工廠へ緊急入渠、冬月が寝込んでいる隣へ入渠することとなっている。
      そしてこの損傷のため。2隻は幸か不幸かレイテ沖海戦や多号作戦に参加することはできなかった。
  • この入渠中、レイテ沖海戦と続く多号作戦で秋月や初月、若月が戦没。涼月は駆逐隊僚艦全てを失った。
    これに伴い61駆は解隊され、涼月は冬月の所属する第41駆逐隊へと編入されることとなった。
    また同時期、41駆は第2水雷戦隊へと編入されている。
  • 修理を終えた冬月は涼月や槇(未実装)とともに隼鷹を護衛しマニラへの緊急輸送作戦に参加。
    南方方面では霜月が行動中のはずだったが、二度と顔を合わせることはできなかった。
    とともにシンガポールを出港した霜月は米潜水艦カヴァラの雷撃で沈没。脇田大佐以下、41駆幹部も全員が戦死を遂げた。
    秋月型は昭和19年10月、11月の2ヶ月間だけで4隻が戦没、2隻が大破するという、凄まじい損耗率を記録することとなった
    • なお、脇田大佐は雪風歴代艦長のなかで唯一の戦死者となった。
    • この輸送の帰路、隼鷹めがけて発射された米潜水艦の魚雷を槇が飛び出して受け止めた「かばう」の実例が起きている。詳しくは隼鷹の項目を参照。
  • 昭和19年12月から翌年3月にかけて、冬月は修理整備や電探・機銃の増備、そして訓練に専念した。
    なおこの間、艦長の酔っぱらい操艦が原因で座礁事故を起こしたりもしたらしい。何やってんの作間艦長……
  • 昭和20年3月1日、第2艦長として山名寛雄中佐が着任。
    の最後の艦長であり、また直前まで長らく艦長を務め、礼号作戦はじめ数多くの作戦を戦い抜いてきたベテランである。
    また同時に、第41駆逐隊司令として吉田正義大佐も着任。吉田大佐もまた若い頃から駆逐艦を渡り歩きミッドウェー海戦やキスカ島撤退作戦時の風雲艦長などを務め、
    少し前までは第43駆逐隊司令としての最期の戦闘を戦う*7など、筋金入りの駆逐艦乗りであった。
    この新しい陣容で冬月は坊ノ岬沖海戦を迎えることとなる。
  • 大和の沖縄特攻については、他の駆逐艦艦長たち一同と同じく、吉田司令もはっきりと反対の立場であった。
    作戦説明時、大和以下の残存艦をすり潰すためとしか思えないような、あまりにも無謀なこの作戦命令に対し、
    「明るいときに駆逐艦がわずか8隻で、敵の大艦隊の中に飛び込んで、何ができますか。潰されるだけですよ」
    と意見したものの、参謀からの答えは「これは中央からの命令だからしようがない」だった。
    吉田司令は「ああ、そうかい、そうかい。それじゃあ行って潰れりゃあいいんだな」と捨て鉢気味であったという。
    • なお出撃に際し、冬月はじめ駆逐艦たちには燃料として重油でなく大陸産大豆油が支給されている。
      意外なことに性能的にはまずまず問題なく使えたらしいが、煙突からは常に天ぷらの匂いが漂っていたとか。
  • 昭和20年4月7日、雲高低く効果的対空戦闘が望めない状況の中、冬月は輪形陣の大和右舷後方を承り、敵機の来襲を迎えた。
    • 「右ニ「冬月」左ニ「雪風」水柱ノ幕帯ヲ突破シツヽ我レニ発信シ来ル
      「我レ異常ナシ」
       屈強二艦、ソノ名ヲ賭シテノ力闘ナリ
       想ヒ見ルベシ、両艦兵一員ニ至ルマデノソノ闘魂ト錬度トヲ」
    • その奮戦ぶりは戦後『戦艦大和ノ最期』においてこのように叙述され、冬月のその名とともに広く一般へと知られた。
      同著は史料として正確さを疑われることも多いが、黒田吉郎中佐(大和砲術長)の回想にも「冬月、雪風の二艦は敵攻撃機に向って不敵にも全対空砲火を開いて奮戦していた。」
      「護衛水雷戦隊のうち戦闘可能なものは既にこの二艦の他にはなかった。」とあり、冬月が雪風とともに最後まで奮戦したことは大和艦上から目撃されたようである。
  • 山名艦長の操艦は、冬月着任からまだ日が浅いにもかかわらず的確絶妙、雨あられと襲いかかる攻撃を次々にかわしていった。
    艦長として転戦を重ね、敵機に立ち向かい続けた末に体得した妙技であり、霞より格段に大柄の冬月でもその技量は遺憾なく発揮された。
    • それでも雷爆撃の暴風雨の中では完全な全回避とはいかず、あわやという場面もあった。しかし、冬月はあくまで幸運だった。
      命中したロケット弾2発中、1発は主砲発令所へ飛び込んで駆け回り方位盤電路を切断してしまったものの不発。*8缶室へ飛び込んだもう1発も不発だった。
      さらに魚雷1本が命中確実な状態で突っ込んできたが、大型の冬月を巡洋艦と見誤ったか調定深度が深すぎ、艦底を素通りしていった。
      • ただし、ここで方位盤電路がやられたのは痛手だった。これで統一された主砲一斉射撃が不能となり、各砲塔単独で撃つことしかできなくなった。
        つまり、秋月型最大の武器の対空高角砲弾幕が使えなくなってしまったのである。
      • また、大和を爆撃した敵機はそのまま冬月を銃撃して飛び去る戦法をとっているが、この機銃掃射はさすがにどうしようもなかった。
        艦橋へ浴びせられた機銃弾により操舵長は即死、航海長は両手でコンパスを抱えていたため両腕を持っていかれてしまった。
        しかし吉田司令や山名艦長は背中すれすれに弾丸がかすめたのみで無傷だった。……もしかすると冬月というよりこの2人が幸運なのかも。
    • 事前の申し合わせにより、大和が航行困難に陥った際は、冬月が横付けして人員を収容する手はずになっていた。
      • だが、舵故障で弱々しく旋回する大和へその約束を果たそうと接近したところで、吉田司令はゾッとする事実に気づき、急遽接舷を押し止めた。
        通常、船舶が旋回すると遠心力で旋回の円の外側に傾くはずである。しかし大和は、オートバイや自転車のように内側へ傾斜していた。
        すなわち、大和が注排水装置の限界を超えて完全に復元力を失っており、いつ転覆してもおかしくない極めて危険な状態であることを示していた。
    • 間もなく、冬月の危惧通り大和は一気に傾斜を深めたのち横転大爆発。高度3000メートルに達する大爆煙とともに海上から消え去っていった。
      指揮を引き継ぐべき二水戦司令部は矢矧の沈没によりいまだ漂流中のため、次席に該当する吉田大佐の冬月が臨時艦隊旗艦となった。
      もはや艦隊の戦力のほとんどが失われていることは明らかであり、一時間にわたる協議の末、冬月はついに作戦中止・帰投の判断を下したのだった。
      • 帰投と決し、通信士・鹿士俊治中尉は取り急ぎ被害状況報告の電文を作成、吉田大佐に確認を頼んだ。
        草稿に目を通した吉田大佐は鉛筆を走らせ「救助ノ後再起ヲ計ラントス」と付け加えた。鹿士中尉は「なるほど。さすが司令、年の功」と感心した。
        惨憺たる被害を列挙したあとにこの一文があると「救助後、態勢を立て直し突入続行する」とも「救助後、帰投し再起を図る」とも二通りに読める。
        「中止するなら今しかないぞ」と暗に判断を促すとともに、これで了承さえ得れば帰投しても「なぜ帰った」などとつまらない叱責を受けることがない。
      • 冬月が上記報告を打電後、二水戦司令部が初霜に救助され、艦隊指揮権は二水戦臨時旗艦・初霜へと移行した。
        古村啓蔵二水戦司令官は冬月の判断とは一転、作戦続行を決意。さっそく「ワレ残存駆逐艦ヲ率ヒ沖縄二突入セントス」との電文を起草させたが、
        初霜がこの電文を発信するより早く、連合艦隊司令部は作戦中止と帰投を命じてきた。
        吉田大佐が長年の海軍生活で培った事務的電文での機転のきかせ方、それが正念場で遺憾なく発揮されたのだった。
    • 一方、このさなか、雪風の寺内正道艦長はあくまで沖縄突入続行を主張。初霜へ手旗信号で突入続行を呼びかけつつ、
      「此レカラ如何ニサルゝ決心ナリヤ」「此レカラ如何ニサルゝ決心ナリヤ」「速ヤカ二行動ヲ起コサレタシ」と三度にわたり冬月へ詰め寄った。
      だが冬月の判断は作戦中止に決した。寺内艦長はこの決断を聞くや「そうと決まれば最後の一人まで救え」と命じつつも、
      「まだ魚雷が残っているのに、こんな情けない水雷戦隊は見たことがない!」と声を荒げた。
      • 後日、指揮官たちの会食の席でも寺内艦長はあくまで「やはり突入すべきだった」と主張。
        これに吉田司令もカッとなり「貴様、何を言うか!表へ出ろ!」と怒鳴りつけ殴り合いになりかけた。結局、翌日寺内艦長が謝罪し、丸く収まった。
      • 本来、雪風と寺内艦長こそ幾度も捨て身の人命救助を重ね、誰よりも引き際をわきまえてきた立場であり、いつもであれば真っ先に救助にあたる側である。
        しかし、今回は出撃前の打ち合わせで各艦とも「沈没艦への救助の手は差し伸べず、作戦遂行のため沖縄へ突入せよ」と合意*9しており、
        たとえ大和が沈んでも、雪風一隻となっても沖縄へたどり着き、任務を達成する意志だった。
        いまや内地全土が空襲下にあり、航空特攻隊が連日出撃、何より陸海軍将兵のみか沖縄県民総員が全てを捨てて死闘を繰り広げている。*10
        「負傷兵を乗せて沖縄へ行けぬ。本艦が遺憾なく全力発揮できる体制を整えよ」「生存者はここにいればまだ救助の機会はある」
        寺内艦長としてもまた、命令遵守と人命救助の狭間での至誠を込めての決意だった。
      • ちなみにこの宴席で浜風の前川万衛艦長は
        「いやあ、艦が2つに折れたとき、頭を上げたらフネの舳先と頭をぶっつけた」ととぼけて一同を爆笑させ場を和ませている。
    • 冬月は大和の生存者たちを救助しつつ、航行不能のの救助へと向かった。前述の通り、山名艦長は1ヶ月前まで霞の艦長であった。
      霞の乗組員たちはその懐かしい姿に「艦長が来た!」「親父さんが来てくれたぞ!」と雀躍し、山名艦長ならきっと霞を引っ張って連れ帰ってくれるだろうと期待した。
      しかし、霞は直撃弾に機関を破壊され、もう再起は望めなかった。*11
      一瞥してそれを察した山名艦長は救援不可能との判断を下し、乗員たちへ霞を放棄するよう告げた。
      • 霞の乗員たちは横付けした冬月へ次々移乗してきたが、冬月乗員たちは彼らのその姿、態度に目をみはった。
        彼らは意気消沈した素振りなど微塵も見せず、最若年水兵に至るまであたかも凱旋将軍のごとく胸を張り、威風堂々と乗り込んできたのである。
        「霞と共に我々がこの戦争でやれることはすべてやり遂げ、力を尽くしきった」という誇りが態度に満ち溢れていた。
      • 全生存者を収容し終わると、冬月は魚雷一閃、霞を介錯した。
        ある者は霞の最期をしかと見届けようと瞬きもせず見つめ、ある者は見るに忍びず目を伏せた。
        すでに限界に達していた霞の船体は、命中の大水柱が消えるとともに海中へ没し去っていた。
        武勲赫々たる歴戦の雄艦にふさわしい、潔い見事な最期だったと伝えられる。
    • また帰路、往路で行方不明となった朝霜の撃沈されたと思しき地点の捜索を実施した。
      しかしすでに日没を迎え暗闇となっており、探照灯も危険で使えず、生存者の発見には至らなかった。
      集中攻撃の的だったうえ沈没推定時刻から8時間を経過、4月の海で生存はもはや絶望と考えられ、やむを得ず捜索を打ち切った。
      その後、朝霜乗員は小滝司令、杉原艦長以下326名総員戦死と認定された。
    • さらに、冬月は初霜からの「涼月ヲ護衛シ至急佐世保ニ回航セヨ」「状況ニ依リテハ涼月ヲ処分シテ差支ナシ」との特命を受け、
      行方不明の涼月に対し「ワレ冬月、涼月何処二アリヤ」と無電で呼びかけ続けている。絶え間ない電波発信は自艦の位置を敵へ暴露するに等しい。
      救助者たちの一部は青ざめ、「発信を止めてほしい」と申し入れた。死闘の末に生の希望が見えた時だけに、恐怖はひときわ強かったようだ。
      しかし冬月の通信員たちは断然これを無視、ひたすら電鍵を叩き涼月を呼び続けた。だが、反応はなかった。
      実は涼月は通信機を破壊されたうえ発電機破損と電纜寸断により停電状態で、無電の一切を受信できていなかったのである。
      そんなこととはつゆ知らず、冬月では次第に絶望感が漂い出したが、それでも諦めず発信先を九州近在の各部隊・艦船に切り替え、涼月捜索と援護を要請している。
    • そして翌日。
      絶望を打ち破るかのごとく、佐世保目指し必死に航海を続ける涼月を指宿航空隊の水偵が発見。冬月乗員たちは思いがけぬ朗報に沸き立った。
      やがて、待ちかねる冬月らの目の前に、漁船に付き添われた涼月が艦首を深々と沈め、巨大な破孔も痛々しく、後進でヨロヨロと現れた。
      冬月のみならず雪風、初霜でも生還を祝う汽笛を一斉に吹き鳴らし、さらに上甲板へ乗員たちが一斉に飛び出し鈴なりとなって歓喜の叫びをあげた。
      冬月の士官たちは皆、溢れ出る涙に目を真っ赤にして出迎え、その力闘を讃えたという。
      • 涼月の奮闘についてはこちらに詳細がある
  • その後、第41駆逐隊には妹である宵月(未実装)が加わり、同じく妹の花月(未実装)が旗艦をつとめる第31戦隊の指揮下となった。
    さらにこの31戦隊に加え、夏月(未実装)、そして回天母艦となった北上や波風(峯風型・未実装)とともに、本土決戦に備え「海上邀撃部隊」を編成している。
    • だが、この邀撃部隊は奇襲や邀撃を主任務とするという名目はあったものの、もう何をしようにも燃料は枯渇しきっていた。
      加えて艦齢の古い北上や波風は船体も機関も老朽衰耗著しく、回天母艦化改造で速力も大きく低下、軍艦というより軍艦改造特攻兵器の感があった。
      また旗艦の花月をはじめ宵月、夏月といった妹たちは殆ど実戦経験もないうえ十分な訓練すらできておらず、練度はお世辞にも高いとは言えなかった。
    • そのうちに前述の夏月も第41駆逐隊に編入され、同駆逐隊は門司港を拠点に関門海峡・対馬方面の哨戒にあたることとなった。
      しかしこの頃になるとB-29のばら撒いた無数の機雷で海は完全に封鎖状態となり、行動らしい行動もできなかった。
      ほとんど偽装網をかぶったまま係留されていたという。しかし、それでも来襲したB-29編隊への対空射撃を実施し、うち1機を確実に撃墜してもいる。
      • なおこの間、坊ノ岬で大破したままの涼月はついに修理不能との判断が下され、41駆から除隊し第四予備艦――実質的廃艦の扱いとなってしまっている。
  • 昭和20年8月15日、冬月は終戦を門司港で迎えた。同日、初霜を失っていた第17駆逐隊も解隊され、雪風が第41駆逐隊に編入された。
    坊ノ岬では殴り合いを演じかけた両雄が、最後の最後に同じ駆逐隊の僚艦となったのだった。
  • だが終戦直後、矛を収めた冬月へ思わぬ事態が降り掛かった。
    8月20日、呉へ移動しようと曳船に曳かれ出港した直後、機雷に触れてしまったのである。
    冬月の船体は後部兵員室から後方を吹き飛ばされ、5名の死者と多数の負傷者を出した。
    終戦を迎えてから戦死傷者を出してしまったことは、山名艦長の心に生涯消えない傷となって残った。
    • この損傷により航行不能に陥ったため、特別輸送艦に指定はされたものの修復はされず、北上同様に臨時の工作艦として他の特別輸送艦の支援にあたっている。
  • 冬月はその後、涼月とともに福岡県若松港の防波堤という新任務に就くため、1948年4月から5月にかけて上部構造物が解体撤去された。
    そして涼月や桃型駆逐艦柳とともに土砂や岩石の投入、コンクリートによる固定が行われ、永久の任務に服することとなった。
    • 涼月と柳が陸側へ艦尾を向けているのに対し、冬月は一番沖で沖側へ艦尾を向けている。*12
      期せずして、冬月と涼月は艦首と艦首を突き合わせた、あたかも頭を寄せ合うかのような形で沈設されたのだった。
    • 3隻とも戦後しばらくは駆逐艦の形を留め、観光や釣りの名所となっていたものの、歳月を経る中で金属泥棒による破壊や船体の腐食崩壊が進行。
      ついに1961年、防波堤の崩壊を防ぐためコンクリートによる完全埋設が実施され、涼月と冬月はその姿を地面の下へと消した。
    • 現在、旧式小型だったため沈設位置の浅かった柳の船体部分が顔を出しており、「軍艦防波堤」の名で親しまれている。
      冬月はその上に港湾施設や道路が造成され、アスファルトが厚く敷かれており、おそらくは今後もずっと顔を出すことはないだろう。
    • 不沈艦の勇名を馳せた姉妹は、決して沈むことなき本当の不沈艦として、今もなお人々と国土を波浪から護り続けている。
    • 1976年4月7日、軍艦防波堤のある若松港を見渡せる高塔山の中腹付近に冬月、涼月、柳の3艦合同の戦没者慰霊碑が建立された。
      高齢化に伴い弔い上げとなる2016年まで、関係者による慰霊祭が執り行われていた。慰霊祭としての祭祀が終わった現在でも、慰霊碑へ供えられる香華は絶えない。

  • その名を継ぐ艦として、第2代あきづき型護衛艦4番艦「ふゆづき」(DD-118)がある。
    駆逐艦時代の読みは「ふゆつき」なので、名前に濁点が増えている。2012年8月22日進水、2014年3月13日就役。
    姉の護衛艦すずつきとは竣工引き渡しが1日違い*13という、ほぼ双子の姉妹艦として生まれた。海自も粋なはからいをするものである。
    現在、第3護衛隊群に所属し、舞鶴が母港である。
    • 上記の小ネタの通り、かつての駆逐艦冬月は舞鶴海軍工廠生まれであった。
      護衛艦ふゆづきが新造艦として舞鶴に配備された際、艦長の北御門裕2佐は
      「70年ぶりに冬月が舞鶴に戻ってきた。名前に恥じないよう任務に励む」と、その名を受け継ぐ決意を述べている。

  • また、1983年公開の劇場版アニメ映画「宇宙戦艦ヤマト 完結編」にも「宇宙駆逐艦 冬月」が登場している。
    同作は随所に戦艦大和の沖縄特攻を思わせる演出がなされているが、冬月もヤマトとともに出撃したり、ヤマトから乗組員を収容したりと活躍している。
    ちなみに、「宇宙駆逐艦 冬月」のハルナンバーは「333」。同じ日本海軍の艦艇をモチーフにした作品に対する艦これスタッフのリスペクトを感じられる。

最新の30件を表示しています。コメントページを参照

  • ネタ画像の人(原作見たことないので知らないです)を女体化して、若返れば彼女になるんじゃないかな・・・少し思った。 -- 2022-03-08 (火) 11:13:23New
    • 多分エヴァの方の冬月だろうけどあの人ゲームで主人公に女装させたの思い出した -- 2022-03-08 (火) 13:31:51New
      • 冬月先生とガーゴイルは顔が似ていて(どちらも清川氏がモデル)、シンジはナディアからまつ毛とったものだから実質ガーゴイルとナディア。シンジ自体母親のユイと顔つき似ててユイは冬月先生に好意を抱かれてた辺りシンジを女装させた理由が色々ありそうで… -- 2022-03-08 (火) 15:39:13New
  • 先生!ヒゲ司令は何処ですか?(すっとぼけ -- 2022-03-08 (火) 12:47:21New
  • デーンデーンデーンドンドンデーンデーンデーン(プァー) -- 2022-03-08 (火) 12:58:56New
  • 坊ノ岬沖には途中まで末妹の花月と松型の槇と榧も一緒だったから、実装されたら絡みがあるかもね。花月は練度不足、松型2隻は航続距離の不安から返されたらしい。花月司令は最後まで一緒に行くつもりだったので、大和からの撤退命令にかなりごねてたらしい -- 2022-03-08 (火) 14:03:43New
    • 花月座乗に付き従って松型にて随行してた43駆司令は前述の冬月初代艦長… -- 2022-03-10 (木) 15:54:01New!
  • 涼月が見えない冬月に話しかけるのが怖かったが、こっちはこっちで涼月しか見えてねえ怖さがある -- 2022-03-08 (火) 14:32:24New
    • 同じ艦型で似たような戦歴で、更に戦後は頭を突き合わせて埋まってますからねえ・・・ -- 2022-03-08 (火) 23:05:16New
  • コメントの流れがシロッコの時のようだ -- 2022-03-08 (火) 18:24:02New
    • 動けジ・O!ジ・O、何故動かん!? -- 2022-03-10 (木) 14:30:37New!
  • 小ネタの坊ノ岬沖海戦の記述で出典が怪しいとあったので、別の大和士官の証言を加筆。吉田満の著書も初版(初霜の件が書かれていない版)の記述に差し替えました。 -- 2022-03-08 (火) 18:48:55New
    • ああいや、「当該部分の冬月の奮戦が怪しい」って意味ではなく「初霜の件を筆頭に怪しい部分がある本だから読むときは注意してね」という意味であのように書いていたのです。冬月の戦いぶりを語る上で是非引いておきたかった記述ではありますが、あの本全体を鵜呑みに読まれても困るので。んで、初霜の件に関しては、載ってない版から引けばいいというよりも、後の版で具体的にそういう問題が存在する以上、どの版からであっても注記は必要だと思います。今でも手に取れるベストセラーなのと、今手に入る版には載ったままになってるわけですし。 -- 元を書いた人? 2022-03-08 (火) 19:43:28New
      • 怪しいと思うなら、その理由と根拠をはっきり出せよ。長文言い訳、うぜぇ -- 2022-03-09 (水) 02:05:01New
      • 冬月や涼月に関連する部分をざっと挙げれば「冬月艦長、「チカヨレ」の発光を見て怒髪天を衝き(中略)大和の反対方向に突っ走れりという」「横付け時間は5分間(中略)5分を経過せば、残存者を目撃しつつもいっせいに横木を叩き落とす(霞救助時)」「涼月准士官以上総員死傷、指揮官は上等兵曹なり」とかだな。いずれも証言や事実と異なる。 -- 2022-03-09 (水) 20:38:57New
  • 声は上坂さんだろうね -- 2022-03-08 (火) 20:49:21New
    • 動画観た感じそうね。早くお迎えしたい -- 2022-03-08 (火) 21:18:08New
    • 日高じゃないなら飯能・・・は置いといて。初期から駆逐を中心に演ってた人って前提があって、この声聴かされると上坂さんで確定の赤ランプか。 -- 2022-03-10 (木) 15:48:59New!
  • おっと書類を落としてしまった、はっはっは…(チラ) -- 2022-03-08 (火) 22:28:07New
  • 中大破しても姉妹より肌色は少ないのね。でも大きいのは良い事だ…(満足) -- 2022-03-08 (火) 23:37:56New
  • ウィキペ見てて思ったけどギリギリ満月とか実装されねえかな。そうしたらさすがにスカートは後ろ半分だけ、そうだろうとも。 -- 2022-03-08 (火) 23:50:48New
  • 今日やっとお迎え出来た、意外と声低め?だなと思ったけどそれ含めて可愛いからOKです👍 -- 2022-03-09 (水) 10:51:20New
  • 中破絵を見て秋月型で一番デカいと確信 -- 2022-03-09 (水) 12:35:42New
  • 頭にちょこんと乗ってるの高射装置だろうけど、なんか羽黒山辺りの修験道みたいとか思ってしまった -- 2022-03-09 (水) 16:07:17New
  • 毎日すみぺの楽曲や他作品のすみぺキャラの声聞いてるが、これほんとにすみぺ?耳が知らない人って受理してるんだけど -- 2022-03-09 (水) 16:19:34New
    • 公式が初期から駆逐艦娘の声帯やってる人やでっつってたからなぁ -- 2022-03-09 (水) 22:57:15New
    • 某馬ッドサイエンティストに覇気を足した声だとは思う -- 2022-03-10 (木) 16:21:48New!
    • 某マッド競走馬とも違う系統の声だから、本当に上坂さんか?ってなる。これだけびっくりしたのは19と武蔵の時以来だ、声優って凄い -- 2022-03-10 (木) 22:35:33New!
  • 信濃実装されるまで消えてたけど秒で戻ってきてた -- 2022-03-09 (水) 17:15:59New
  • 美人だけどすげぇ臭そう。匂い嗅ぎてぇ -- 2022-03-09 (水) 20:55:18New
    • そんなの…興奮しちゃうじゃないのぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!! -- 2022-03-10 (木) 21:58:38New!
  • ギンキツネの尻尾と耳付けたい。 -- 2022-03-09 (水) 22:26:42New
    • エディータ・ロスマン先生がおるやん 先生で我慢しなさい! -- 2022-03-10 (木) 14:25:46New!
      • ロスマン先生は…(一部をチラ見)…違うじゃないか -- 2022-03-10 (木) 21:57:03New!
  • 涼月と共有できる衣装は高射装置とインナーくらいか…金が溶けるなぁ -- 2022-03-09 (水) 23:14:45New
  • 本日、ケッコン致しました。 -- 2022-03-10 (木) 11:21:50New!
    • はっやーい!? -- 2022-03-10 (木) 14:04:42New!
    • まさか動画の人か -- 2022-03-10 (木) 17:08:37New!
  • なんだ、誰もドラえもんエターナルの冬月には触れなかったかー -- 2022-03-10 (木) 14:23:31New!
  • なんとなく浜風乙改っぽい声な気がする。 -- 2022-03-10 (木) 15:17:39New!
  • 百合の花の匂いがする -- 2022-03-10 (木) 16:14:00New!
    • いや、ほうじ茶の香り成分ピラジンじゃないか? -- 2022-03-10 (木) 18:58:30New!
    • 桔梗の香りじゃなくて? -- 2022-03-10 (木) 22:33:15New!
  • 声優は上坂すみれさんで確定した模様 -- 2022-03-10 (木) 21:36:41New!
  • これ声優を吹雪と赤城で狙った感すごいンだけど。 -- 2022-03-10 (木) 22:11:41New!
    • それを言うなら吹雪と扶桑だろ。まあ単なる偶然だろうよ。 -- 2022-03-10 (木) 22:46:43New!
  • 大阪で上坂さん確定か。他キャラにも追加ボイスが期待されるな -- 2022-03-10 (木) 22:34:01New!
  • アニメにもお冬さん出るんかねぇ。坊ノ岬もやるなら外せない存在ではあるんだが -- 2022-03-10 (木) 23:13:34New!
  • 太平洋戦争時代の高射砲、冬月の長10センチ砲ちゃんには瞳が描かれていない。長10センチ砲ちゃんは65口径の砲身をもって米帝の航空機を堕とす術理を工夫し、と思ったら中破したら目を開いた。 -- 2022-03-11 (金) 00:23:03New!
  • 涼月LOVEのケッコンお断り勢かと思ったら普通に受けてくれるんだよな、ノーマルでホッとしたよ。 -- 2022-03-11 (金) 01:15:17New!
  • ながむつタッチみたいな、涼冬タッグで発動する特殊対空カットインとか実装されないかなぁ… -- 2022-03-11 (金) 02:14:35New!
URLBIUSIZEBlackMaroonGreenOliveNavyPurpleTealGraySilverRedLimeYellowBlueFuchsiaAquaWhite
 &attachref; 数値文字参照へ変換&br;  (^^)(^-^(^Q^(..;(^_-(--;(^^;(T-T(//(OO;&heart;☆&hatena;&tip; hint

*1 CVやイラストレーター加筆時はそれぞれCV・イラストレーターに出典を記載
*2 母港ボイスは各艦娘につき3つ割り当てられています。「詳細」ボイスは編成画面の「詳細」ボタンをクリックすることで聞くことが出来るボイスです。母港画面でも聞くことが出来ます。「母港3」ボイスは「母港画面でのクリック」もしくは「母港画面への遷移」でのみ聞くことが出来る、いわゆる「提督お触りボイス」です。編成画面での「詳細」ボタンでは聞くことが出来ません
*3 4つの基本ボイス(昼戦開始・昼戦攻撃・夜戦開始・夜戦攻撃)がありますが、各ボイスはその他の色々な場面でも使われます。各ボイスをどのフェーズ(航空戦/開幕雷撃/先制対潜/昼戦攻撃/各種CI...など)に割り当てるかは艦娘によって異なり、例えば開戦ボイスを攻撃でも使ったり、夜戦攻撃ボイスを昼戦でも使ったりします)
*4 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*5 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*6 装備ボイスは3ボイスありますが、改修/改造ボイスと共用化されています。また、ボイス3は「改修/改造」「開発」「バケツによる即時修復」「遠征出撃」「アイテム発見」ボイスと共用化されています
*7 吉田大佐の後任として第43駆逐隊司令に着任したのは、山名中佐と入れ替わる形で冬月艦長の任を解かれた作間大佐である。作間大佐は終戦直前にも酒絡みで九死一生の経験をしているが、これについてはの記事を参照のこと。
*8 これが炸裂していたらどんなおぞましい結果が待っていたかはを参照。
*9 生還した磯風の操舵員がこの合意があったことを証言しており、そのためこの操舵員は雪風が作戦を断念して磯風の救助に現れた際には驚いている。
*10 作戦に参加した駆逐艦の艦長たちは、無謀な特攻作戦には反対したが、沖縄を救うため出撃することは当然の任務だと考えていた。
*11 すでに工廠の能力は麻痺状態にあった。潮や隼鷹など機関損傷のまま放置されていたり、本作戦参加に際しても基本的整備すらまともに実施されず、耐えかねた涼月乗員が怒鳴り込んだほどである。連れ帰ったとしても、修復される見込みはなかった。
*12 現在、一見すれば柳が海に面し、涼月や冬月のほうが陸と同化している。だが両艦が同化している陸地は埋め立てにより造成された人工島で、Google Map等でズームアウトしてみれば、本来冬月が一番外海に面していたことがわかる。
*13 そのためか、「ふゆづき」のみ三井造船玉野造船所(艦娘実装済み同郷は占守石垣松輪)で建造された。他の姉妹艦は全て照月・涼月の故郷三菱長崎造船所で建造されている。なお、現在建造中のもがみ型護衛艦も三菱長崎造船所と三井E&S造船玉野艦船工場(請負当時の新社名)で建造されているが、三井E&Sは三菱に売却され現在は三菱重工マリタイムシステムズという社名になっている。