だけど。

『先頭コスモバルクが頑張っていますが、外からはブラックタイド！　ブラックタイド！　間からはミスティックエイジ！　さらに外からはハイヤーゲームが追い込んでくる！』

　限界まで振り絞っている。
　汗の一滴残さぬ程に全力を出している。

『先頭今度はミスティックエイジ！　ミスティックエイジ！　コスモバルク！　ブラックタイドは今四番手！　ハイアーゲームとの争いだ！　しかし先頭またコスモバルク！　コスモバルク！』

　届かない。
　届かない。

　私の前を走る者達に、追いつかない。

『コスモバルク！　ミスティックエイジ！　ブラックタイド四番手！　その前にハイアーゲーム三番手！』

　こんなはずじゃ。
　こんなはずじゃ……！

『コスモバルクだ！　ゴールイン！　コスモバルク、ラジオたんぱ杯二歳ステークス逃げ切り勝ち！』

　メイクデビューの快勝から返す刀で挑んだ重賞レース。

　そこで私の無敗三冠という夢は、四着という結果でトゥインクルシリーズ二戦目にして――呆気なく散った。

■

　私より前を行った者達が、私より遥かに優れていたか？　私は彼女達よりも劣っていたか？　と言われれば決してそうじゃない、と泣いて泣いて泣き腫らして顔を鏡で眺めて、ああなんて酷い顔だと乾いた笑いが溢れるほどには落ち着くことができた状態で考える。

　デビュー戦に続いて私は今回も圧倒的な投票数で一番人気だった。
　だからレースを走るほとんどのウマ娘に警戒されるのは当たり前のことで。

　妨害されただとか徒党を組まれた、なんてことはない。ただの至って普通のレースだった。
　そして、その普通のレースを勝ち抜くことの難しさを私は頭ではわかっていても体では理解できていなかったという話。

　いちについてヨーイドン、で白線で区切られたラインをはみ出さないように走るだけの陸上競技ならばおそらく勝ったのは私だ。
　しかしこれはレース。位置取り、仕掛けのタイミング、スパートを伸ばす為の脚の温存――走るメンバーも違えば枠番も違う、一度たりとも同じことのない不確定要素の集合体。

　警戒されていた故に位置取りがうまく行かず、焦って仕掛けをミスり、スパートを伸ばす脚を残しておけなかった結果の四着。

　速いだけで勝てるのなら、ウマ娘も人もレースに熱中なんてしないだろう？　そんなことは、わかっていたつもりだった。トレーナーにだってそう教えて貰っていたはずなのに――。

「気が晴れた？」

　顔を洗って自室に戻った私をそう言って出迎えたのは、ルームメイトのスズカマンボだった。
　身長は私と同じくらいだが、どこかの異次元の逃亡者と同じように胸はなく、まさしく横になったマンボウのように真っ平ら。もっとも当人はそんなことは全く気にしてはいないようだが。

「少し、だけどな」
「レースで負けて不貞腐れるなんて、別に普通のことだけどさ。物に当たるのはやめてよねー。自分の持ち物だからいい、なんてことはないんだよ？　あなたに乱暴に投げられて粉微塵になった目覚まし時計を欠片の一片まで掃除した私の苦労も考えて」
「……すまん」
「反省してるならいいよー。負けて悔しい気持ちわかるし。そうそうコーヒー入れといたけど飲む？」

　カリカリしていると思えば瞬時にほんわかな雰囲気に変わるマンボ。
　どこか掴みどころのない彼女はコーヒーメイカーから私の分を注いで、コップを前に置いた。砂糖もミルクも何も入ってない、私と同じ名前のブラック。口をつける、とびっきり美味しい、というわけでもなかった。でも今は甘く優しい味よりもその苦々しさが心地いい。

「マンボも、負ける前は無敗三冠とか…目指してたのか？」
「なれたらいいなとは思ってたよ。まさかメイクデビューで負けるとは思わなかったけどね」
「……そうか」
「本気で目指してたわけじゃないけどさ。トレセン学園なんて地元じゃ負け無しの天才児が全国から集められた蠱毒の坩堝だよ？　その中で無敗で勝ち進められると思ってるほど、私はロマンチストじゃないし」

　……それだけの才能があるわけでもない。
　とマンボは目線を合わせずに告げる。それは暗に私のことを言っているようだった。私は、ただの夢見がちなロマンチストだったのだろうか？　自分の才能に溺れた、哀れな少女だったのだろうか？

「でもさ……無敗三冠だとか、神様の寵愛を受けたウマ娘でもない限り不可能なことはできなくても、そもそもトレセン学園で1勝を上げられるだけで、天才中の天才なんだと思うよ私達？　一度も勝てないまま、学園を去っていくウマ娘がどれだけ居ると思ってるのさ」

「……」

「私は、無敗どころか三冠の夢だって見てないし、見れない。でもまー、ほどほどに頑張って、ここに来てよかったって思えるくらいの結果がだせたらいいなーって感じだなぁ」

　走るスタンスはウマ娘それぞれ。少なくとも、マンボは私のように無敗だ三冠だと切羽詰まった生き方は好まないのだろう。
　それが少し羨ましいと思う反面、それでいいのか？　と考えてしまうのは私の性だ。走るからにはどうしても勝ちたい。上を目指したい。私はどうしたってその生き方が止められない。

「ただ……私はこれでも、割と本気で応援してるんだよあなたの夢。無敗はなくなっちゃったかも知れないけど……三冠バへの道は、まだ終わってないんだから。自慢したいじゃん？　私の同期で同室のウマ娘は、史上6人目の三冠バで、日本一のウマ娘ですって」

　まっ、私もクラシックに出る予定だから、そんなあなたの夢を潰すのは私かも知れないけどね。
　いたずらっ子のようにケラケラとマンボが笑って、私もつられて笑ってしまう。

　今まで、私は同室なのにあまりスズカマンボとは話していなかった。
　彼女もまた才能があってもレースに対する本気さが感じられなかったから、私とは違うときっと心のどこかで見下してしまっていたのだろう。

　二戦目にして速くも負けてしまった悔しさは消えない。
　ああすればよかった、こうすればよかったという後悔も尽きない。
　だけど――少しだけ、肩の荷が降りたような感覚はある。

　ああ、そうだとも。
　無敗三冠の夢は確かに消えた。でも、まだ三冠バへの道は残っている。妹が自慢できるようなお姉ちゃんになりたい。マンボが自慢できるルームメイトになりたい。

　一つの夢破れてもなお、夢への思いが積もっていく。
　私には、三冠バになれるだけの才能も能力もある。敗北の味を噛み締めてもまだそう思うし信じている。けれどきっと今のままでは三冠バになることは程遠いのだろう。

　努力が足りない。練習が足りない。
　もっともっと、走らなければならない。速くならなければならない。一度の敗北で腐ってる場合じゃない。一度の失態で落ち込んでる場合じゃない。

　トレーナーにメニューを増やして貰おう。もっと練習を見てもらおう。
　年末には多くのウマ娘が実家に帰省して心と体を休めるけれど私は帰らずに残って頑張ろう。

　本音を言えば妹に会いたい。家族に会いたい。会って話したいことが山程ある。甘えたいことが沢山ある。
　でも、弱い自分のままじゃ顔向けができないのもまた本音。

　妹の前では、いつだって凄いお姉ちゃんでいたいから。
　妹の前では、いつだって自慢のお姉ちゃんでいたいから。

　三冠バなんて諦めろ、身の程を知れと現実が追いついて来るというのなら――私は自慢の脚で引き離すだけだ。

　そうして、私は以前より増して更に練習に打ち込むようになった。
　トレーナーもそんな気持ちを組んでくれて、私に合わせて一生懸命考えてくれた沢山のメニューを与えてくれる。

「ブラックタイド……焦る気持ちも逸る気持ちもわかる。僕だって君に三冠バになって欲しい……だからトレーニングは増やす。だけど増やした分だけ、必ず休養は取ってくれ。練習のやりすぎは毒になっても身にはならない。体の不調や異常を感じたら、必ず僕に言うんだ。わかったね？」

　私の肩に手をやって、トレーナーが念を押す。私の身を案じてくれるその優しさが身と心に染みてくるようで嬉しい。
　一心同体のトレーナーと結婚することが一つのウマ娘の憧れなのも理解できよう。ただ今は色恋沙汰なんかよりもレースの方が遥かに優先すべき事柄だけれど。

「はいトレーナー。その時は、必ず」

　ああ、たしかにこの時、私は約束したはずだった。
　不調や異常を感じたら、必ず報告するって。

　――いつもそうだ。

　大切な妹に必ず日本一のウマ娘になると約束しておきながら。
　大切なトレーナーとこんな約束をしておきながら。

　私はいつだって……約束を、守らなかった。

　守れなかった。

　だから――バチが当たったんだ。録に私のことも見てやしない、神様から。

■

　年があけて月日は進み、短い間のことではあっても数え切れないことの出来事がトレセン学園にはあった。

　例えば私の同期の大問題児コンビの片割れ、ダイワメジャーはデビュー戦に挑む前から何故か異常なまでに気が立っていて、やたら周囲の目に触れた物を蹴り飛ばしたり、パドックでは腹ばいに寝始め、挙げ句本バ場入場後にはその場でヤンキー座りをして他のウマ娘にガンを飛ばし続けるというやりたい放題の大暴れ。
　噂ではもう少しで学園から出走取消されそうだったとか。それでもレースではクビ差の二着に入っているのだから真面目にレースに励んでいるウマ娘からしたらたまったものではないだろう。

　大問題児コンビのもう一人スイープトウショウも、まあ酷い。
　練習でもワガママは言いたい放題、ゲート練習なんて絶対やらない！　とその場で座り込み数十分テコでも動かずまともな練習もできないので予定してたレースを回避せざるを得なかったり、なんとかレースが決まってもやはりゲートを嫌って中々ゲート入りができずレースを始められないなどの問題行動の連続。

　それが原因なのか定かではないが、最初に彼女を担当していたトレーナーが途中で引退。新しいトレーナーは顔は悪くないがガッツポーズが少しキモい妙な人だったが割とうまくやっているらしい。新トレーナーはドＭか何かなのだろうか？

　私が最大のライバルになると思っていたキングカメハメハはレースではその素質を存分に見せ5戦4勝と凄まじい成績を上げているが、唯一の敗戦である京成杯では先行する二人のウマ娘のグラマーな体にうっとりと見惚れていたらスパートを切るのが遅れたというまさかの敗因にトレーナーは頭を抱えていた。
　『この学園にはあまりにも可愛くて食べちゃいたいウマ娘ちゃんが多すぎるわ…』とたまたま相席した食道でボヤキながら私の胸を揉んできたので殴った。

　ちなみにこの時のレースで四着だったのはマンボだ。
　ぐへへと不気味な笑顔を浮かべるカメハメハに引いてたら差しきれなかったらしい。それを聞いた私はもう一発殴りに行こうか本気で考えた。

　――本当に大丈夫か？　私の同期？
　とはいえこいつらが悪目立ちしているだけでまともにレースに励むものが大半なのが事実であり救われる話である。

　一方私は、普通のウマ娘としてはすこぶる順調と言えるが、三冠を目指す者としては少し物足りない成績でクラシックシーズンを迎えていた。
　あの敗戦から続くオープン戦の若駒ステークスでは競り勝ち2勝目を上げたが、次のG3きさらぎ章ではマイネルブルックに負けて2着。そこまでの私は間違いなくクラシック候補の一人だが、重賞を勝ちきれないウマ娘という評価で随分と己の力不足に歯がゆさを感じたものだ。

　しかし目標のG1、クラシック三冠の一つ皐月賞のステップアップレースとして挑んだG2スプリングSでついに練習の成果が発揮される。
　目が覚めるような末脚で後方から並み居るウマ娘達を一気に抜き去る大勝利に実況も私の勝利を願ってくれていたファンも興奮冷めやらぬと言った面持ちだった。

　私に足りなかった物が埋まったような気がした。最後の1ピースをはめ込んだジグソーパズルのように。

　ようやく手に入れた重賞と3勝目を胸に刻み、私は皐月賞であいつを待つ。
　生まれて始めて、本気で走って負けたレースでの勝利者、コスモバルクを。

　最初は、コスモバルクなんて眼中にもなかった。彼女は地方所属のウマ娘だったから。
　どうしたところで、私のような小さい頃から自信家でプライドの高いウマ娘は地方を色眼鏡で見てしまう。中央――トレセン学園に入ることのできなかったウマ娘と。

　無論、地方にだってかの有名なオグリキャップを代表に有力なウマ娘がいることはわかっている。
　色んな事情があって、実力はあっても中央に入ることを選ばなかった者だっているだろう。しかしそのオグリキャップも当時の諸事情でクラシックを走ることが叶わなかったものの中央へ移籍した……地方で結果を出せば中央へ来るのが普通だ。中央で上を目指すのが当たり前だ。

　だがコスモバルグは十分中央へ入学できる能力の高さを示しながら、トレセン学園に来なかった。
　ホッカイドウ競バ所属のウマ娘であり続けた。地方バのまま、中央のウマ娘と戦い続けている。

　そこにどんな思いがあるのか、私は知るよしもない。
　だけど今は、少しだけだが彼女と話してみたいと思う気持ちもあった。

　何の為に地方所属にこだわり続けるのか。
　何の為に走り続けるのか。

　皐月賞への優先出走権を賭けた彼女の前走である弥生賞は、それはもう凄まじいの一言。
　必死を通り越していっそ死にものぐるいと言った方が近いような有様で、逃げ粘っていたメイショウボーラーを捉えて快勝した。

　ラジオたんぱで戦った時よりも遥かに強く、そして速くなっていた彼女。
　おそらく皐月賞で、最大のライバルになるであろう宿敵。

　夢の三冠に立ちはだかる、強大な壁。

　――努力はして来た。私だって強くなった。
　それでも敗北を知った私には、レースを勝ち抜いていく難しさを全うに理解した私には以前のように必ず勝てるなどという根拠のない自信がない。
　だけど、必ず勝てるレースであるならばそれこそ走る意味なんてないじゃないか。それの何が面白くて、それの何に心が燃えるというのか。

『お姉ちゃん……今度のレース、見に行っていい？　お姉ちゃんを応援したいの』

　ダービーが終わってから執り行われる入学式を持ってトレセン学園へ入ることが決まっていた妹から、そんな連絡があった。私は二つ返事で勿論だ、と答えた。
　妹が、インパクトが私の走る姿を見に来る。応援してくれる。それを思うだけで、負けて情けない姿を晒してしまうのではないだろうかという恐怖よりも、絶対に勝って偉大な姉としてインパクトを思いっきり抱きしめてやりたいという思いの方が遥かに勝る。

　生まれて初めてのG1レース。
　後戻りも取り返しもつかないクラシック三冠の一戦目。

　どうなるかなんて、神様以外の誰にもわからない。
　だからこそ――全力を尽くす。

　最も速い馬が勝つ。
　第64回皐月賞。

　春風すら熱を帯びるような戦いが、始まろうとしていた。

　そして。

　それが。

　私の夢の終わり。

　あまりにも長い、長い――悪夢の始まり。

ディープインパクトとブラックタイド物語その3
そのうち続きます…次回お労しや姉上…
前までの話
fu866944.txt

おつらい…

すごくお辛い…

次回は　というか次回以降はほらきた！の連続なんです？

なんて美しいんだ…

美しい…いやつらい……

ここから先は原作者は人の心とかないんか？の連続だからな姉上…

>唯一の敗戦である京成杯では先行する二人のウマ娘のグラマーな体にうっとりと見惚れていたらスパートを切るのが遅れたというまさかの敗因
>『この学園にはあまりにも可愛くて食べちゃいたいウマ娘ちゃんが多すぎるわ…』とたまたま相席した食道でボヤキながら私の胸を揉んできたので殴った。
おつらいはなしのはずなのにこいつ…

姉上の同室スズカマンボなのか
いい馬なんすよマンボ…というかこの世代は通好みの馬が本当に揃ってて好き

⏰ぐえー！

ハーツクライも同期だな

ここからキタサンブラックへつながるなんて面白いことだけど
それとしてもっと勝ってほしかったし怪我してほしくなかった

唯一のギャグ担当のキンカメですら死のダービーで…

姉上復帰したらしたで今度はプイと比べられ続けるのか…

>例えば私の同期の大問題児コンビの片割れ、ダイワメジャーはデビュー戦に挑む前から何故か異常なまでに気が立っていて、やたら周囲の目に触れた物を蹴り飛ばしたり、パドックでは腹ばいに寝始め、挙げ句本バ場入場後にはその場でヤンキー座りをして他のウマ娘にガンを飛ばし続けるというやりたい放題の大暴れ。
ウワーッ！スカーレットの姉ちゃん気性難すぎるだろ！？

この辺の年代はお辛い話が多いんだけどどうなってるの原作者?

スイーピーの同期濃いな…

04/02/15　きさらぎ賞
2着　ブラックタイド
3着　ハーツクライ

ダメジャーが喉鳴りで一度地に堕ちたりハーツが死のダービー乗り越えて覚醒した先に死のキングジョージだったりG1勝ったのに種牡馬入りできなかったブルースだったり粒揃いだけど波乱万丈な世代

キタちゃんは無一郎枠になるの…？

>新しいトレーナーは顔は悪くないがガッツポーズが少しキモい妙な人
kmi…

高速馬場すぎて同期が次々に壊れていくダービーいいよねよくない

>こかの異次元の逃亡者と同じように胸はなく、まさしく横になったマンボウのように真っ平ら。
ねえ
この情報いるかしら

同じ三冠馬の姉なのに姉貴や姉者とジャンルが違い過ぎるよ姉上…

>同じ三冠馬の姉なのに姉貴や姉者とジャンルが違い過ぎるよ姉上…
そいつらがむしろ特例なんだよ！

>ハーツクライも同期だな
なんか全体的にヒール臭い面子ばっかだよな０４世代…

姉貴も姉ジャもG1複数取るバケモノだからな…
ちゃんと重賞勝った姉上も偉いんだが…

まず兄弟でG1を取るのが果てしなく難しい

なんでダメジャー姉さんはそんなに荒れてるの…万年生理なの…？

全兄弟であんだけ暴れたドリジャとオルフェの方がおかしいんだ

ハーツとデルタは海外G1も勝ってるんだから
すごい世代よ

いいですよねこの位置なら絶対に勝てる！と確信したアドマイヤジャパンを併走気分で楽々抜いていくプイプイ

姉貴はナリブを止められるのはハヤヒデしかいないって言われるくらいには化け物

>いいですよねこの位置なら絶対に勝てる！と確信したアドマイヤジャパンを併走気分で楽々抜いていくプイプイ
いや一回ゴールミスしてるから普段と違って本当に絶対に殺す！って顔で突っ込んできてジャパンちゃんの心へし折ってると思う

姉上の姉上も面白くて辛い競争生涯を送ってる

ハーツクライがどれくらいヒールなのかわからんけど「仇は取ってやったぜお姉ちゃん？」とか有馬後に言ったら姉上殺しにかかりそうだな

ハヤヒデはそもそもBNWの中でも最強だからな
タイシンとチケゾーが伸び悩む中で一人だけガンガン成長していく
だからこそブライアンとの有馬の兄弟対決マジで見たかったよ…

末っ子オンファイア君より長く走る姉上つらすぎる…

舎弟が生まれたのはドリジャが母親の名を上げてくれたおかげだし…

>同じ三冠馬の姉なのに姉貴や姉者とジャンルが違い過ぎるよ姉上…
多少なりとも活躍して将来を嘱望されたからきついんだ
全く才能なかったら触れられもしないんだ

走れると走りたいは違うんですよ

レースなんてクソですよ
牧場生活楽しいです♡

あの…この後の話はおつらいしかレスできなくなりそうなんですが…

ハーヘアママ子沢山なのになまじ重賞勝っちゃってひとつ上で全兄弟だから姉上が曇る

キンカメハーツダメジャーマンボハットタイドと種牡馬としても粒揃い

>ハーヘアママ子沢山なのになまじ重賞勝っちゃってひとつ上で全兄弟だから姉上が曇る
まずウインドママが超エリートだから…

ダメジャー少なくともスカーレットと互角以上のおっぱいにアレナ性格なんだろうな…
もちろん顔もスカーレットと同等以上

お労しや姉上…

キャラの癖の強さで言うと００年代随一で曲者しかいない０４年組

怪我さえ…怪我さえなければ…うっうっ

お前のような者がいると日本競馬の血統が歪むのだ

三冠馬姉の会

>お前のような者がいると日本競馬の血統が歪むのだ
👻あ？なんか文句あんのか？

SS死んだ後どうすんのって言ってたら後継がワッと湧いてきた時期でもある

アルアインとシャフリ君はすごいね…

なんだかんだ姉上もキタちゃんって後継者送り出せたからまだマシな部類

プイ姉ちゃん鬼つええええ！このまま逆らうやつら全員ブッ倒ししていこうぜ！

うん、でもね
さぞや晴れがましいでしょうね英雄様？って出迎えたフランス帰りの妹の瞳が濁りに濁ってるのにやっと気づくんだよ姉上

むしろこのメンタルの姉上からキタちゃん出てきたら救われるどころか余計拗れない？
素質は受け継いでたけど発揮できなかったお前が悪いって違証明しちゃった形になるよ？

>うん、でもね
>さぞや晴れがましいでしょうね英雄様？って出迎えたフランス帰りの妹の瞳が濁りに濁ってるのにやっと気づくんだよ姉上
やっぱフランス遠征編はクソッスね

しかし私はしくじってしまった
結局しくじってしまったのだプイ

優秀な下がいる同士ダメジャーとはちょっとわかりあえたりしない？

>うん、でもね
>さぞや晴れがましいでしょうね英雄様？って出迎えたフランス帰りの妹の瞳が濁りに濁ってるのにやっと気づくんだよ姉上
そこで思い出すんだ
何時からか妹が全然プライベートで笑わなくなってることに

>優秀な下がいる同士ダメジャーとはちょっとわかりあえたりしない？
ダメジャーの成績でそれ言ったらぶん殴られるぞ…

屈腱炎でクラシック走れずそのままリタイアとなったオンファイア
屈腱炎から復帰するもその後一度も勝てなかったブラックタイド
「私だって脚治して走りたかった！」って駄々こねるオンファイアに対して「(走る苦しみなんか知らない方がいいでしょ…)」って心の中でイライラするブラックタイド

>優秀な下がいる同士ダメジャーとはちょっとわかりあえたりしない？
結局コイツもヒーローだったって事実を突きつけられるだけだよ

このスレのおかげでシンザンの妹の牝系がか細いながらも繋がってることを知れた

>むしろこのメンタルの姉上からキタちゃん出てきたら救われるどころか余計拗れない？
>素質は受け継いでたけど発揮できなかったお前が悪いって違証明しちゃった形になるよ？
やだなあ怪我しろ怪我しろって念を送りながらキタちゃんの勝利街道見守る姉上

>優秀な下がいる同士ダメジャーとはちょっとわかりあえたりしない？
復帰後勝利できたダメジャーが姉上のことを理解できると思う？

04世代も死のダービー筆頭に故障が多いけど
05世代も結構有力馬が故障しててお辛い…
無事なのプイプイとヴァーミリアンとトリック爺さん位かな

結果残して満足して去っていくキンカメ
怪我で引退しかけるもその後G1取るダメジャー姉貴
ズタボロになるも自分の妹唯一の黒星になるハーツ
怪我?病気？なる方が悪いのよ！と才能だけで周囲を蹴散らすスイーピー

>怪我?病気？なる方が悪いのよ！と才能だけで周囲を蹴散らすスイーピー
最後だけ作風が違わない？

>04世代も死のダービー筆頭に故障が多いけど
>05世代も結構有力馬が故障しててお辛い…
>無事なのプイプイとヴァーミリアンとトリック爺さん位かな
燃え尽きるまで終わらない

プイの2着になった馬は半年以内に怪我に倒れる呪いがあるから

>怪我?病気？なる方が悪いのよ！と才能だけで周囲を蹴散らすスイーピー
ちょっと理不尽すぎない？

ダメジャー姉さんは手術後復活するからな…

>プイの2着になった馬は半年以内に怪我に倒れる呪いがあるから
1着になったのも病気悪化しとる！

カネヒキリも何度も何度も怪我で泣いてたけど毎回復活した凄いやつなんすよ

迂闊に突っかかると才能の塊な上に狂犬気質だから数十倍でお返しギャイーしてくるスイーピーが危険すぎる…

ダート路線は爽やかスポコンしてるよねこの時期
怪物ばっかなんだけど

スイーピーはまあ…本当に才能だけで勝ち抜いて最後まで走り切ったからな…

失意のままに去っていくところでカンパニーが最後の最後にデカい花火打ち上げるのを見てしまって…

種牡馬になれブラックタイド！
死んでしまうぞ！

才能の塊なのに調教拒否レース拒否やりたい放題のスイーピーはプイとは別ベクトルで姉上の地雷踏みそう

>プイの2着になった馬は半年以内に怪我に倒れる呪いがあるから
それはどうかな？

スイーピーは池添があの有馬で最後末脚勝負なら戦えると思ってたからぴったりマークする位にはいい馬だしな…
直線でぶっちぎられたけども

>才能の塊なのに調教拒否レース拒否やりたい放題のスイーピーはプイとは別ベクトルで姉上の地雷踏みそう
何がひどいって地雷踏んで突っかかっても才能だけで黙らされる…

>プイの2着になった馬は半年以内に怪我に倒れる呪いがあるから
プイ一着からのニ着馬が対象なんだろうけど
プイに先着した馬も怪我で泣く中で健康に引退したプライド姐さんは凄いな…

プイプイいないからってアカイトリに付けられるブラックタイド見てて俺つらいよ

スイーピーは才能があるのに走れない子を走らせるトレーナーが出てくる後日談があるから

スイーピーは気性難っていう不治の病がどんどん悪化してくから…

実際怪我無けりゃG1取れたんだろうか

文句があるならアンタもレースで勝ってから言いなさいよ！
とか言われたら黙るしかないからな…

>プイプイいないからってアカイトリに付けられるブラックタイド見てて俺つらいよ
うまぴょい中にプイプイの名前呼びながら抱かれるアカイトリか…

>>プイの2着になった馬は半年以内に怪我に倒れる呪いがあるから
>1着になったのも病気悪化しとる！
レイルリンク「………」
プライド「許された…」

所詮ティアラ路線だし…って軽視してたら宝塚とっててコイツ…ってなる

しかもそんなスイーピーが息子の嫁になる

>文句があるならアンタもレースで勝ってから言いなさいよ！
>とか言われたら黙るしかないからな…
ハーツクライが物凄い形相になってそう

>ハーツクライが物凄い形相になってそう
どうだ！ディープの奴ぶっ倒してやったぞ！

美しい
これ以上の芸術作品は存在しえないでしょう

>実際怪我無けりゃG1取れたんだろうか
実際かなりの素質馬だったし俺は取れたと思う

>どうだ！ディープの奴ぶっ倒してやったぞ！
凄いよハーツちゃん！おめでとう！次は負けないからね！

>>ハーツクライが物凄い形相になってそう
>どうだ！ディープの奴ぶっ倒してやったぞ！
さぞかし英雄サマは悔しい顔をしてるだろうと思ったら嬉しそうにしてやがる
ハーツの情緒は壊れた

>>どうだ！ディープの奴ぶっ倒してやったぞ！
>凄いよハーツちゃん！おめでとう！次は負けないからね！
（滅茶苦茶に部屋で荒れるハーツ）

キタちゃんの存在があるから多少報われるはず…

>（滅茶苦茶に部屋で荒れるハーツ）
今度は外国の年度代表馬ぶっ倒してきたぜ！

プイの最初の評価は小さくて貧相だがあのブラックタイドの弟だからやるかもだからな…

>今度は外国の年度代表馬ぶっ倒してきたぜ！
（JCで出迎える目が死んでる英雄様）

>美しい
>これ以上の芸術作品は存在しえないでしょう
このあと姉上は故障し2年休むことになりその2年の間にプイは三冠馬になり引退する
あとスズカマンボもシニア1年目で春天を13番人気で勝つ
そして次の年に引退する

なんかもうブラックタイドは馬のままにしてあげて…
知能与えたら壊れちゃうよ…

>さぞかし英雄サマは悔しい顔をしてるだろうと思ったら嬉しそうにしてやがる
改善点が見えた！とか言って嬉々としてトレーナーのところに向かっていくプイ

曇らせは嫌いじゃないけど別にそこまで好きってほどでもないのにどうして俺はこんなに心が痛む話を書き始めてしまったんだろうな…

>キタちゃんの存在があるから多少報われるはず…
優秀な子どもが勝利を重ねる度に自分は成功できなかったことを思い出すのか

結局ハーツとディープってお互い万全の体調で対決してないんだよな
症状の重さに差はあれど

自分もやっとあいつに面と向かって立ち向かえるハクが付いたな
と思った矢先に凱旋門の一件で心が死んだプイと走ることになって
お前はそんな顔しちゃいけねえだろうがっ！！！！！
って絶望の中ターフを去る

スイープ以外全員おつらい…

>曇らせは嫌いじゃないけど別にそこまで好きってほどでもないのにどうして俺はこんなに心が痛む話を書き始めてしまったんだろうな…
判
断
が
遅
い

>曇らせは嫌いじゃないけど別にそこまで好きってほどでもないのにどうして俺はこんなに心が痛む話を書き始めてしまったんだろうな…
お前が始めた物語だろ

紆余曲折あってオルフェに心酔するプイプイか……

目が死んでるプイプイ
もう咳が止まらず息も絶え絶えなハーツ

よく分からない感情に駈られて書いちゃうことがあるのは理解できる
もっと駈られてほしい

姉上とマンボは皐月賞16位と17位なんだね…

お帰りハーツちゃん、海外G1勝利おめでとう
やっぱり本当に強いウマ娘は違うね
私みたいな反則女と違ってさ

そうだ英雄
お前を倒したライバルだ

そりゃスイーピーもレースが嫌いになる