医学部合格を目指して勉強する上で、独学で勉強するか、塾や予備校などを利用して勉強していくのか悩んでいる人は多いと思います。
そもそも、医学部に独学で合格することは可能なのでしょうか?
結論から言うと、医学部に独学で合格するのはとても難易度が高いです。
この記事でわかること
- 医学部に独学で合格する人も中にはいるが、とても難しい
- 独学だと勉強方法を誤りやすく、モチベーションも保ちにくい
- 独学だと情報が入りにくく、勉強のペースが乱れやすい
- 講座や予備校の活用で効率よく学習するのがおすすめ
以下で詳しく解説します。
目次
医学部は独学で合格する人もいるが難しい
医学部に合格するのは独学でも不可能ではありませんが、独学で合格できるような受験生はわずかです。
医学部受験を目指し始めたばかりの人であったり、学力がまだ合格に足りない人が独学で合格する難易度は高く、医学部受験を知り尽くした予備校や通信講座を活用したほうが良いでしょう。
医学部に独学で合格するのが難しい理由
勉強方法を間違えやすい
医学部に合格するためには多くの勉強時間を要します。
特に国公立医学部であれば共通テストと二次試験どちらも高得点が必要とされ、不得意科目があれば大きく不利になってしまいます。
効率の良い勉強が求められるのですが、独学ですと何から勉強していけばいいのか、合格するために自分に必要な勉強は何なのかを把握するのが難しいです。
そのため、医学部に合格できるレベルに到達できるまでに時間が多くかかってしまう可能性があります。
予備校や通信講座であればしっかりと練られた勉強計画をもとに講義を受けられます。
それをベースにして受験勉強をすすめることができるため効率的に勉強していくことができます。
また、多くの予備校や講座では正しい勉強ができているのか、いい勉強法はないのか相談することもできます。
モチベーションの維持が難しい
一人で勉強する場合にはモチベーションの維持が難しくなってしまいます。
医学部受験は高校の定期試験のような数週間の勉強ではなく1年以上の準備期間を必要とする長丁場の勉強になります。
ときには勉強に対するやる気が無くなってしまったり、模試の点数が良くなくて気持ちが沈んでしまうことがよくあります。
予備校や通信講座ではモチベーションが低くなったり、勉強がうまくいかないといったときに悩みを聞いてくれたり、アドバイスをもらえるため良い精神状態を保って受験勉強に集中しやすいといえます。
医学部受験の情報が手に入りにくい
独学で勉強しているとなかなか医学部受験の情報が手に入りにくくなります。
今年の受験ではどの大学が人気になるか、今年の試験の日程や併願校の決め方など知っておかないといけないことがあります。
独学では自分で調べなければいけないため、見落としがあって出願の締め切りに間に合わなかったという話も聞いたことがあります。
独学の場合には勉強に加えて受験情報の収集にも時間を割く必要があるのです。
予備校などを利用すれば医学部受験に必要な情報が入ってきやすいので、情報収集に割く時間を短縮できます。
勉強のペースが乱れやすい
独学ですと自分の好きな時間に勉強ができて、好きな時間に休むことができるため自身を律することができない人だと勉強のペースも乱れがちになります。
講座などを利用していると授業が勉強のペースメーカになるため、ペースをつかんで受験勉強をしやすいです。
独学だと厳しい人
学力が不十分な人
受験勉強をほとんどしていなくてまだ学力がついていない受験生はこれからどんな勉強をすれば医学部に合格できるレベルまで学力を伸ばすことができるのかがわからないケースが多いと思います。
独学で誤った勉強法を続け、それに対してアドバイスしてくれる人がいなければ成績が伸びず、モチベーションも下がってしまうような悪循環に陥る危険性もあります。
計画を立てて勉強することが苦手な人
医学部受験の勉強は長期間にわたる試験勉強になります。
その勉強を進めるためには効率的な計画を立てる必要があります。
計画を立てずに勉強をしていると自分の好きなものばかり勉強しがちになったり、試験日までに十分な学力をつけられないことになってしまいます。
また、計画が立てられてもそのとおりに勉強を進められない人だと独学の場合は指摘してくれる人もいないので成績が伸びるのに時間がかかってしまうことになります。
まとめ
この記事のまとめ
- 医学部に独学で合格する人も中にはいるが、とても難しい
- 独学だと勉強方法を誤りやすく、モチベーションも保ちにくい
- 独学だと情報が入りにくく、勉強のペースが乱れやすい
- 講座や予備校の活用で効率よく学習するのがおすすめ
独学で医学部合格を目指す場合、自分で計画を立てる、自身の能力を分析する、正しい生活習慣を維持するなど自分を律することができなければ合格は厳しいものになるでしょう。
より確実に合格を目指すなら医学部合格をサポートしてくれる予備校や通信講座を受講して合格の可能性を高めることを考えてみてはいかがでしょうか。