この記事は、
- YouTube・ニコニコ動画どちらの動画サイトが良いか分からない
- YouTube・ニコニコ動画どちらか片方に動画を投稿しているけどもう片方も気になる
- それぞれの特徴や違いを知りたい
そんなふうに、YouTubeとニコニコ動画の違いを知りたいと思っている投稿者や視聴者のための内容をまとめています。
自分はYouTube・ニコニコ動画両方に投稿していて、両方使っているからこそ感じた違いを書きました。
YouTubeとニコニコ動画の違いを比べた項目
YouTubeとニコニコ動画を、以下の項目について比較しています。
- 利用料金
- 画質
- 1個あたりのアップロード可能なファイル容量
- 全体の保存容量
- 動画説明文の自由度
- アクセス解析
- 一般的な知名度や利用のしやすさ
- 収益化の可能性
なお、関連が深いものは同じような説明が出てくるので、何回も出てくる説明は重要なことなんだなというつもりでどうぞ。
利用料金
- YouTube・・・無料
- YouTube Premium・・・1,180円/月
- ニコ動一般・・無料
- ニコ動プレミアム・・540円/月
YouTubeの料金
YouTubeは基本的に全て無料で利用できて、アップロードできるファイル容量や画質・全体の保存容量などもニコニコ動画より高機能です。
有料版のYouTube Premiumだと、「広告なし」「バックグラウンド再生」「YouTube Misic Premium」などが利用可能となります。
ニコニコ動画の料金
一般会員が無料。プレミアム会員が月額540円。
プレミアムにすることでさまざまな制限を解除できますが、YouTubeではほとんど無料で利用できるので、機能的にはニコニコ動画プレミアムは無料のYouTubeよりも劣っています。
視聴者側のプレミアム特典は「広告非表示」「混雑時の画質向上」「倍速再生の制限解除」「マイリストなどの登録数上限アップ」「時報などのニコ割で停止しない」など。
動画投稿側のプレミアム特典は「動画投稿数の制限解除」「優先アップロード」「予約公開機能」「カスタムサムネイル」など。
YouTubeが無料のまま機能をどんどん充実させている影響もあり、ニコニコプレミアムの魅力が薄れています。プレミアム会員も2016年から減少に転じているので、ここからの復活は難しそうに見えます。
参考:プレミアム会員200万人を割ったニコ動はサブスクの宿命から逃れられるか – 畳之下新聞
画質・扱いやすさ
- YouTube・・・簡単でそこそこ高画質
ニコ動一般・・600kbps制限で画質に限界があるニコ動プレ・・やろうと思えばYouTubeより高画質にできる(容量制限100MBと視聴者のネット環境のハードルがある)- ニコ動新仕様・・・一般とプレミアムで画質の差は無し。ただしYouTubeに劣る
画質に関してはYouTubeとニコニコ動画のどちらが良い悪いというよりはそれぞれに特徴・向き不向きがあるので使い方によって違ってきます。
※ニコニコ動画は旧仕様のように特殊な動画づくりができなくなったので、ニコ動新仕様では良くも悪くも無難な画質、もしくは低画質の動画しか作れなくなりました。
画質の面ではほぼYouTubeの圧勝になります。
YouTubeの画質
YouTubeの画質は、やろうと思えば超高画質の4K(3840×2160)動画をアップロードできますが、視聴者側の環境も必要になるので、フルハイビジョン(1920×1080)を基本として比較していきます。
YouTubeの良いところは、とりあえず細かいことを気にしなくてもフルハイビジョン(1080p)の動画をアップロードすれば、長時間の動画でも高画質にしてくれて、視聴者側の回線速度が遅くても720p・480p・360p・240pなどの数種類の解像度が自動で用意され、自動的に再生画質を変更してくれるように配慮されています。
その反面、強制的に再エンコードされてしまうので超高画質で見てもらいたいという場合はニコ動のほうが良い場合もあります。※ニコ動も強制的にエンコードされるようになったので、YouTubeのほうがほぼすべて画質も圧勝になりました。
アップロードする画質については、公式ヘルプのアップロードする動画の推奨エンコード設定を見てください。
まぁ難しいこと考えなくても、なるべくきれいな動画をアップロードすれば大丈夫ですけどね。
ニコニコ動画の画質
※仕様が大幅に変わって、良くも悪くも無難な画質が生成されるようになりました。画質の面ではYouTubeに劣ります。
↓以下、過去の内容については取り消し線を引きました。
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ニコニコ動画の画質はアップロードした動画が再エンコードされずにそのまま使われるのでビットレート制限が無いプレミアム会員の場合はとんでもなく高画質な動画を投稿できます。
ただしYouTubeのように自動で画質を調整する機能がないので視聴者のネット環境によって再生できなくなってしまうというデメリットもあります。
一応気持ち程度に視聴者側で画質を変更することはできますが以下の2通りの画質しか選べません。
通常画質(アップロードした画質そのまま)エコノミー画質
「エコノミー画質」はビットレートが440kbps以下程度になるためかなり画質が悪くなります。
超高画質でアップロードすると視聴者によっては高画質モードだとまともに再生できずエコノミーだと画質が悪いということになってしまうので諸刃の剣。
動画を投稿する狙いがはっきりしていて超高画質動画をアップするなら良いですがあまりよくわかってない状態だと視聴者の満足度を下げてしまう可能性があります。
また、アップロードできる1個あたりのファイル容量がプレミアム会員でも100MBというかなり厳し目の制限があるため長時間の動画をアップロードしたい場合は動画を分割したり画質を落としたりする必要があります。
このアップロード容量の制限さえもうちょっとマシならかなり使い勝手が良くなるんですけどね。プレミアム会員で100MBはあまりにも少なすぎ。
結局この制限があってエンコードの知識が必要になるのでYouTubeと比べて非常に使い勝手が悪いです。容量制限がYouTube並になったら劇的に使い勝手が向上するんですけどねー。
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※ニコニコ動画は2016年12月8日以降、一般会員も含めて、投稿の仕様がすべてと言っていいほど変わり、その後も時々アップデートされています。ブログの記事では最新情報を追いきれないので、「機能・お知らせ|ニコニコインフォ」公式を見たほうが確実です。
ニコニコ動画はフルハイビジョンに対応するなど、徐々に画質面を改善していますが、YouTubeと比べると劣っています。特にバックボーンの違いが大きすぎて、湯水のようにリソースを使えない弱点が痛いところ。
動画1個あたりの容量制限
- YouTube(初期状態)・・・2GB・15分まで
- YouTube(上限アップ)・・128GB・11時間まで
ニコ動一般・・40MB(0.04GB)ニコ動プレ・・100MB(0.1GB)- ニコ動新仕様・・・3GB
YouTube動画1個あたりの容量制限
YouTubeでアップロードできる1個あたりのファイル容量は、
- 初期状態だと1個あたり2GB・15分まで
- 上限を上げる手続きをすると128GB・11時間まで
というような、普通ではまず作成しないほどの容量をアップロードすることができます。
公式ヘルプ:15 分を超える動画のアップロード
初期状態の動画1個あたり2GB・15分でもニコニコ動画よりはるかに大きいですが、上限を引き上げると比較にならないくらい使えるし、手続きも本人確認のようなもので、そんなに難しくありません。
YouTubeに動画を投稿する場合は、上限を意識する必要はありません。
ニコニコ動画1個あたりの容量制限
ニコニコ動画は1個あたりアップロードできるファイル容量の制限が一般会員は40MB、プレミアム会員は100MBというけっこう厳しい制限があります。
YouTubeが初期状態でも2GBアップロードできるのと比べるとめちゃくちゃ少ないですね。
このため時間が長いものや高画質の動画は40MBや100MB以内に収まるように動画を分割したりビットレートを落として(画質を落として)動画ファイルの容量を調節する必要があります。めんどくさいです。
プレミアム会員でも100MB制限というのは本当に少なくて使い勝手が悪いのでもうちょっと増えてくれると全然使いやすさが変わるんですけどねぇ。
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アップロードできる動画容量は一般もプレミアムも3GB。ただし、投稿する動画の解像度や再生時間によって、生成される画質が変わるので、そのまま反映されるとは限りません。
ニコニコ動画の仕様変更はブログでは追いきれないので、「1.5GB再エンコード問題とは – ニコニコ大百科」で流れを掴んだほうが分かります。
ニコニコはフルに使ったとしても3GBなので、YouTubeの128GBと比べると圧倒的に上限が小さく、長時間の動画投稿にニコニコ動画は向いていません。(そもそもニコニコは約30分を超える動画だと画質も落ちる)
全体の保存容量
- YouTube・・・無制限
ニコ動一般・・2GBニコ動プレ・・8GB+1ヶ月ごとに1GB増量- ニコ動新仕様一般・・・50個まで
- ニコ動新仕様プレミアム・・・無制限
全体の保存容量はパッと見ニコニコ動画のほうが劣っているように見えますがかなりの動画をアップロードする人じゃないとYouTubeでもニコニコ動画でも全体の保存容量は気にする必要が無いと思います。
YouTube全体の保存容量
YouTubeは無制限にアップロードできます。これ以上なく最強です。ハードディスクが先に悲鳴を上げます。
ニコニコ動画全体の保存容量
一般会員だと2GBプレミアム会員だと8GB+1ヶ月で1GB増量
一般会員はビットレート制限が600kbps(0.6Mbps)なので最大のビットレートで投稿しても約7時間30分の動画をアップロードできます。
画質を落としたりすればもっと長い動画をアップロードできるので2GBでもそんなに困ることはないでしょう。
プレミアム会員の8GBなら普通の人にとっては無制限みたいなものです。
なのでよっぽど大量の動画をアップしないかぎり体感ではYouTubeとニコニコ動画の保存容量に大きな差は感じません。
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※新仕様では、ニコ動一般会員は全部で動画50個までという、厳しい制限になってしまいました。(ただし新仕様以前の動画数はカウントせず、新仕様以降に投稿した数でカウント)
プレミアム会員だと無制限になりますが、それでやっとYouTubeと同じ土俵です。
画質や容量が心配なら、YouTubeのほうが圧倒的に使いやすく、勝負になっていません。
説明文の自由度
- YouTube・・・文字数多め。URLは自動でリンクになる
- ニコ動・・・・文字数少なめ。URLはだいたい自動でリンクになるが、スマホアプリでリンクにならない
YouTube説明文の自由度
YouTubeのほうが圧倒的に説明欄(概要欄)の自由度が高く、外部との連携もしやすいです。
説明文のURLは自動的にリンクになり、外部リンクOKなので任意のサイトやSNSに飛んでもらうことができます。
また、文字数制限はかなり余裕があるため、説明欄ですべての説明をテキストで書いたり、関係するリンクをたくさん貼ったり、関連動画へのリンクなどなど、かなりの情報を詰め込んでも大丈夫です。
ただし、YouTube説明欄は動画を開いたページの初期状態だと説明文が3行しか表示されないので、視聴者が気づきにくいというデメリットがあります。「もっと見る」ボタンを視聴者が押さない限りそれ以降の説明文が表示されません。
よく言われることですが、YouTubeの説明欄はなかなか読まれません。スマホでも「▼」ボタンをタップしないといけないので、YouTubeでは説明欄は読まれないものと考えて動画を作成するか、動画内で「概要欄を見てください」とアピールしたほうが良いです。
あと意外なことですが、YouTubeの説明欄ではAmazonアソシエイトによるアフィリエイトをすることが可能です。商品レビュー動画でよく見るパターンですね。
ただしAmazonアソシエイトのリンクを貼るなら事前にAmazonアソシエイトの管理画面でURLの申請をして、説明欄では「製品リンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。」などと表示する必要があります。登録してない場合は垢バンになっても文句は言えませんので注意が必要です。
ニコニコ動画説明文の自由度
ニコニコ動画の説明文は基本的に外部との連携をすることができません。
URLを書くことはできますがリンクは生成されず、HTMLのリンクタグも使えません。リンクが貼れるのはニコニコ動画内の動画やマイリストだけになっています。
→パソコンやスマホのブラウザなどで見ると、自動的にリンクになっていました。ただし、iPhoneのニコニコ純正アプリで見るとリンクになっていなかったので、環境によるのかもしれません。
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文字数制限は厳しく、わりとすぐに文字数オーバーしてしまいます。
ニコニコ動画では昔からの文化で、説明欄に次の動画へのリンクが貼られたりするので、多少は読まれやすくなってます。
アクセス解析
- YouTube・・純正のアクセス解析が非常に充実している
- ニコ動・・・純正なし
アクセス解析は圧倒的にYouTubeが充実しています。というかニコニコ動画はアクセス解析とは言えないので比較になりません。
YouTubeのアクセス解析はすごい
YouTubeは「アナリティクス」という名前でアクセス解析が標準で提供されていて、何も準備しなくても、全ての動画についてアクセス解析を見ることができます。
- ユーザー層(年齢や性別など)
- どこからのアクセスか
- どんなキーワードでアクセスしてきたか
- 端末(PC・携帯・タブレットなど)
- 視聴者維持率(視聴し続けた割合)
- どのアノテーションが何回クリックされたか
などなど、他にもいろいろ細かく分析することができるので、仮説→実行→評価→改善、いわゆるPDCAサイクルを効果的に回すことができます。
ニコニコ動画はアクセス解析が無いに等しい
それに対してニコニコ動画の場合は
- 再生回数
- コメント数
- マイリスト
この3種類しかアクセスや人気度にに関する数値が存在しません。
そのためいきなり再生回数が爆発したとしても、どこで紹介されたのか、自分で調べないといけません。
また、再生回数が全然伸びない時に、どこを改善すれば良いのか判断材料が無いため、PDCAのサイクルを回すのは、かなり無理があります。
検索にヒットさせたり流入元の分析などで改善をしたくても、ニコニコ動画だとアクセス解析できないので、無理だと思っておいたほうが良いです。
ちなみにサードパーティ製のWebサイトとして「ニコニコ解析」というサイトがあり、短期間のデータなら見やすいグラフで確認することができます。ただしどのみち全ユーザーが見れるデータ(再生数・コメント・マイリスト)による解析なので、得られる情報はかなり限られます。
シェアのされやすさ
SNSなどでシェア(共有)されるのは一般的なニュースやブログだとYouTubeが多く、ネタ的に流れてくる動画はたまにニコニコ動画も見かけますが、ほとんどYouTubeです。
ニコニコ動画は昔、アカウントを持っていないと動画を見れないとんでもない仕様でしたが、やっと見れるようになりました。
収益化の可能性
YouTubeの収益化
- 再生回数に応じた広告収入がある。(ただし割と厳しい基準をクリアする必要あり。詳しくは「YouTube収益化の基準」に書きました。)
- ファンが多ければ生放送でスーパーチャットによる収益が期待できる
- チャンネルメンバーシップによる月額課金
- 説明文に外部リンクを設置できるので、自社の商品やサービスを紹介できる
- 説明文の中にAmazonアソシエイトリンクを設置できるので、関連商品を直接案内できる
YouTubeは再生に応じた広告収入・生放送でのスーパーチャット・アフィリエイト・自社商品に誘導など、収益化するために選べる手段が多いのが特徴で、ネット上のサービスにとどまらず、リアルのサービスとも連携させやすいというメリットがあります。
YouTubeに申請すれば、動画内のリンク(「終了画面」や「カード」機能)から直接リンクもできるので、よりスムーズに外部サイトへ誘導することもできるようになります。
ただ、上記のように収益化の手段はいろいろあるのに、YouTubeの収入としては再生回数に応じた広告収入ばかりが話題になりやすく、収益性が高くないのに気にしている人が多いですね。
一般的には1再生につき0.1円だとか言われていますが、ジャンルによってバラつきがあり、0.01円のものもあれば0.3円のものもあります。その動画を見ている視聴者層や、動画の長さ、広告の挿入方法によって収益性はかなり違ってきます。
再生による広告収入以外も考えたほうが収益性は高くしやすいので、テレビで紹介されるようなYouTuberになりたいなんて小学生がいたら全力で止めてあげましょう(笑)あくまでYouTubeはツールです。
また、今までいろいろなYouTube本を買いましたけど、自分で関連しているジャンルの人気動画を分析したほうがはるかにマシです。
ニコニコ動画の収益化
- クリエイター奨励プログラム という、人気度に応じて報酬が発生するプログラムがある
- アフィリエイトは直接できない
- ニコニコユーザーチャンネルによる月額課金
クリエイター奨励プログラム(クリ奨)は動画の人気度に応じた報酬になりますが、YouTubeとは結構仕組みが違うので、興味がある人はググれば情報がいろいろあります。相性が良い動画なら還元率はYouTubeより高くなる場合もありますが、よくわかりません。1万円から現金化が可能ですが、スコアの有効期限が1年なので、一定以上の再生回数が必要になります。
意外と知らない人が多いかもしれませんが、動画ごとにクリ奨に登録さえすればクリエイター奨励スコアが発生するので、再生数が多ければそれなりの報酬になる人もいると思います。
自分もクリ奨を試したところ、再生回数の10%くらいのスコアにはなりました。でも1年以内に1万ポイントのペースではなかったため、結局現金化はできませんでした。その場合はニコニコポイントしか交換する選択肢がありません。ポイントはニコニ広告やゲーム課金くらいしか使いみちがないので、1万ポイント貯まらなければほとんど意味がありません。ボカロのように、子作品として派生が多く発生するコンテンツならもっと報酬が増えるはずです。
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ニコニコユーザーチャンネルはYouTubeで言えばチャンネルメンバーシップのような月額会員ですが、登録のハードルがかなり高く、普通の人にとってはあまり現実的ではありません。2013年12月から個人ユーザーに開放されたのに、2019年3月時点で129人しかチャンネルが存在しません。
参考:ユーザーチャンネル一覧
再生回数による広告収入は難しい
どちらにしても動画の再生回数による広告収入は難易度が高いため「(再生回数的な意味で)YouTuberになりたい」というのは最も非効率的な方法だと言えます。
単純計算で再生回数の10%が収入になるとしたら300万回再生で30万円。素人が投稿したら最初のうちは1日100回(1ヶ月で3000回)再生される動画で上出来です。そのレベルの動画が1000個あって30万円と考えると動画だけだと無理ゲーということがわかります。
しかも市場にある広告の在庫によって単価が変わるので、不安定すぎて仕事として成り立たせるのはほとんどの人にとっては不可能です。
4年制男子の将来の夢第3位がYouTuberなんていう調査結果は、「プロ野球選手になりたい」のと同じようなノリに見えますね。
まとめ
YouTubeのほうがメリットが多いと思いますが、自分はどちらが向いているのか自分で判断するのが大事。
ここまで説明してきたとおり、使い方によってはお金がかかっても、ニコ動のプレミアム会員のメリットが大きくなる人もいます。
あまり難しいことが分からないから投稿が簡単なほうが良いとか、不特定多数の人に見てもらう必要があるなら、視聴者の母数が多いYouTubeのほうが良いだろうし。
アニメ系の動画を投稿するとかコメント・ツッコミがたくさん欲しいとかあの独特のコミュニティが好きとかならニコニコ動画で、とか。
この記事では数値ばっかり比較してますけど、それを元に自分で考えるキッカケになれば良いなと思います。
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ニコニコ動画は僕も以前はプレミアムアカウントで観ていました。
今はあまり観る機会もありませんので、一般会員ですが。。
画質の悪さ・知名度等、記事通りYouTubeより劣っている所は多いですね。
後、視聴者として感じた事は、
・YouTubeは見たいコンテンツの動画を検索して視聴する事が多いが、ニコニコ動画はランキングから順位の高い動画を視聴していく事が多い為、人気の動画が一定のコンテンツに固定されてしまう事が多い。
・サムネイルにアニメキャラや、動画内で人気の曲を流したりするだけで視聴数が多くなる事がある。(単純に視聴層がそういう人が多い為。(ーー;))
等々、ちょっと特殊です。
昔流行ったflashのノリがそのまま来てる感じですね。
元々ニコニコ動画は、2chの人達が視聴・動画の制作をしだした事で人気になりましたし、やはりオタクの分野が濃いですね。
後は、ニコニコ生放送でしょうか・・これに関しては、「クルーズ」というランダムで様々な生放送を巡回する生放送が公式で行っていたり、動画に比べてアップロード側(?)が少ない為、人の目に止まる事が多かったりします。