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ICBMとは 射程5500キロ超のミサイル、米ロ中が保有

きょうのことば

▼ICBM 射程が5500キロメートル以上ある長距離弾道ミサイル。東西冷戦下で生まれた概念で、米国の北東部から北極海を越えて旧ソ連(現ロシア)に届くまでの距離が約5500キロメートルだったことにちなむ。核弾頭を搭載すれば遠く離れた国への核攻撃も可能になる。米国やロシア、中国が保有しているほか、北朝鮮も開発を続けている。

米国とロシアは2021年に期限を迎えた新戦略兵器削減条約(新START)を26年まで延長し、戦略核弾頭やICBMの配備数などを制限している。一方、中国は核ミサイルやICBM用の地下発射施設を建造するなど、核戦力の増強を図っているとみられる。米国は中国に核軍縮交渉に加わるよう強く要求したが実現していない。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、ロシアは例年、ICBMの発射実験を秋に実施している。今回のミサイル演習は米欧に対し軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。

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