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日本の海上自衛隊の護衛艦「いなづま」と練習艦「はたかぜ」の2隻が24日、第55期一般幹部候補生課程(部内課程)実習員を含む約440人を乗せて南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ港に寄港した。
これは、一般幹部候補生課程(部内課程)の外洋練習航海の一環。外洋練習航海は2月9日から3月19日にかけて行われており、護衛艦「いなづま」と練習艦「はたかぜ」を派遣してベトナム(ダナン市)とパラオ(コロール沖)、米国(グアム)を訪問する。
ベトナム側は国防省対外局や第3地域海軍司令部、第5軍区司令部、ダナン市の各当局などが2隻の寄航を出迎え、歓迎した。
指揮官である第1練習隊司令の井伊正章1等海佐は今回の寄航について、ベトナム海軍と海上自衛隊の相互理解と交流、またベトナムと日本の二国間国防協力関係の促進を目的としていると述べた。
実習員らは24日から26日までダナン市に滞在し、同市人民委員会や第3地域海軍司令部を表敬訪問する予定。