はすみとしこの世界

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仮住まいは終の棲家「そうだ難民しよう!」~ウクライナ編~

どうやら先日よりTwitter界隈で「はすみはウクライナ難民についてコメントしないのか」等々の書き込みが目立っていると報告がありました。
もうアホじゃないかとw
私の「難民論」は、風刺画「そうだ難民しよう!」や書籍、BBCインタビューで語り尽くしているので、私の意見を読む気がある方で、なおかつ一般人程度の読解力があれば、今回いちいちコメントを求めなくたってわかるはずです。
それなので、コメントクレクレ厨の方たちにはできればせめてBBCのインタビュー記事ぐらい読んで欲しいところですが、以下に改めて申し上げます。

岸田総理は今回のウクライナ難民を受け入れる方針だと報道を見ましたが、私はあれには大反対です。
日本という国家は戦争難民を受け入れない方針の国です。

出入国管理庁のページによれば、日本における「難民」とは、「政治難民のみ」であって、他の難民(例えば戦争難民や経済難民など)は入国許可外です。

「難民認定制度に関する検討結果(最終報告)」
第2-2
我が国の難民認定制度における「難民」の意味
入管法にいう「難民」とは,難民条約及び議定書が定める「人種,宗教,国籍若しくは特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由として本国(無国籍者にあっては常居所国)において迫害を受ける十分に根拠のあるおそれが存在し,そのために外国に逃れている者であって,そのようなおそれのために本国の保護を受けることができず又は受けることを望まないもの(無国籍者にあっては常居所国へ戻ることができず又は戻ることを望まないもの)」とされている。
 したがって,我が国の難民認定制度においては,「迫害を受けるおそれがある」ことが極めて重要な要素となるが,その反面,保護を必要としている避難民であっても,その原因が,例えば,戦争,天災,貧困,飢饉等にあり,それらから逃れて来る人々については,難民条約又は議定書にいう難民に該当するとはいえず,「難民」の範疇には入らないこととなる。
https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/nyukan_nyukan13-16.html

岸田総理は今回のウクライナ難民は「特別に受け入れる」と言っているようですが、ウクライナ難民のどこに特別ポイントがあるのか、私には全くわかりません。
どこかで戦争が起こる度に「特別に」戦争難民を受け入れていたのでは、何のために入管法があるのか、意味をなさなくなります。
いえ、実は既に意味をなさなくなってきているのです。

これはBBCのインタビューでも述べたことですが(ちなみにYahoo!ニュースの日本人記者にも同じことを言いましたが、「妄言部分だ」と何故か削除されましたw)、日本では実は過去3回、「特別に」戦争難民を受け入れています。
それは朝鮮戦争時と、ベトナム戦争時と、イラク戦争時です。
さて、では戦禍を逃れやってきた彼らは、国が安定したら祖国に帰ったでしょうか?
全員ではないでしょうが、一部の人々がそのまま日本に居憑いています。
仮住まいが終の棲家になっているのです。
何故でしょうか?
それは日本が祖国よりも快適だからです。
それでも、日本に馴染んで善良に暮らしてくれるならまぁいいです。(入国や滞在ができず追い返された他の外国人との不公平感は拭えませんがw)
しかし現実の出来事として、これら「戦争難民~その後~」の彼らはなんらかの違法行為をして商売をしていたり、図々しい態度で社会問題を引き起こしていたりするのです。

事例を挙げるならば、イラク戦争の難民らです。
イラン・イラク戦争後、その周辺地域の戦争難民が日本にやってきました。
私の近所の町工場でもイラン人たちが一所懸命働いていたのをよく覚えています。
数年経ち、いつの間にか町でイラン人らを見かけなくなりました。
戦争も落ち着いたし、きっと国に帰ったんだろうと思います。
しかしその頃から駅前で、中東風の男たちが偽造テレカを売り捌き始めました。
都内では違法薬物も売っている様子でした。
警察も取り締まりを強化し、いつしかまた彼らを見かけなくなりました。
日本に残って犯罪をしてたあの連中も、いい加減、流石に国に帰っただろうと思っていたら、また見かけましたよ、最近。
今度はパヨク(=反日日本人)と連んで、「生活保護よこせ」とか「差別されてる」とか「入管が非道だ」とか記者会見を開いて騒いでいました。

戦争難民を「特別に」入れると、こういう問題が必ず待っています。
しかも(「差別!」と言われるかもしれませんが)、今回のウクライナはスラブ人です。
民族としてはロシア人と同じ伝統や考えを持った人たちです。
スラブ人は嘘つきで卑怯な連中であることは世界常識で、その理由で西側諸国から距離を置かれている歴史があります。
日本ではスラブ人に北方領土を火事場泥棒された苦い経験があります。
そういう気質の人間たちを、大量に、「特別に」、国内に住まわせたらどうなるか、火だるまを見るより明らかでしょう。

「でも可哀想じゃないか!」という意見があると思いますが、それは感情論です。
いや、「感傷論」と言うべきかな。
戦災や災害等、何か困難が起こった時、全ての人々を救うことはできません。
「ここからここまでは救えますが、そっちからは救えませんよ」と線引きが必要なのです。
でなければ自分が倒れてしまいます。
災害救助において共倒れは一番避けなければならないことなのです。

「日本では政治難民しか救えませんよ」
こう入管法には書いてあるのです。
「特別に」「特別に」とキャパシティ以上の人々を救っていては、いつか日本という国が壊れますよ。
まぁ、感傷論振りかざして「何難民だろうが全員救え!」などと叫ぶパヨクは日本を壊したいんでしょうね。
あるいは善行が自慰行為になっているお目々キラキラ系かな。
そういう人は、自費で可哀想な外国人数人を家に住まわせて養ってみれば良いと思いますよ。
半年も続けられれば大したもんですw

私は実子誘拐の執筆で忙しいので、今回新たに風刺画を描くつもりはありません。

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