このクラスについて
21件
レッスン動画数
2月8日
クラス公開日
24週
受講期間
入門者のためのクラスです。
このクラスでは
囲碁について教えません。
単なる囲碁スキルについては教えません。30年間囲碁に人生の全てをかけた中、得られたことについて語ります。現在のイセドルになるまでの囲碁の勝負の中、最も大事なものは”楽しむこと”でした。我々の人生もさほど変わりはないはずです。このクラスはイ・セドルの話でありますが、みなさんの人生に向き合うことができます。
イ・セドルの30年間の囲碁人生を通して、みなさんの人生に向き合ってください。
アルファ碁(囲碁の人工知能)に勝った、神の一手
はじめまして、イセドルです。2016年、囲碁の人工知能・アルファ碁との対局から”人類のプライド”とも呼ばれたのです。
- 1995年プロ入段
- 総18回の世界大会優勝
- 総32回の韓国大会優勝
- 2016年アルファ碁との対局中、4局目で優勝
合わせて25年間のプロ棋士の経歴、5歳からはじめた”イ・セドルの囲碁人生の30年間”についてお話します。
イ・セドルが語る勝負の世界
あの手を打ったのは、その手しかなかったからです。
世界から注目を浴びた世紀の対決、アルファ碁との対局は30年間の囲碁の人生の中で最もプレッシャーを感じ、負担に悩まされた出来事でした。相手が”機械”だからこそ、必ず勝ちたいという感情が湧き上がりました。人間の感情・感性を持っていることが弱点になった点でもあります。
人生の中、最も忘れられない対局となった5局目や、勝利を握った4局目の手を棋譜並べしながら”勝負に挑む心構え”についてお話します。
イ・セドルらしくない囲碁は打ちたくない。
<芸術としての囲碁>
このクラスでは私が選んだ、意味あるBEST8対局の棋譜を一緒に並べながら今までの私の石を復習します。これらを通してイセドルの囲碁人生のメリハリを一緒に覗くことができます。イユミン囲碁専門キャスターのインタビューと共に、人生の対局を確認しましょう。
囲碁について詳しくなくても大丈夫です。囲碁がなぜ、単なる戦略の勝負ではなく芸術性の優れたスポーツか知ることができます。
みなさんならば、どんな手を打ちますか?
CLASS101でしか見られない
イ・セドルの30年
囲碁が人生の全てだった私がプロ棋士を引退してからどう変わったかについて話します。今までどこでも話したことのないストーリーをCLASS101でお話します。
- 人工知能時代の囲碁の意味
- 囲碁をはじめようと思う人に伝えたい話
- 芸術の極致、囲碁
囲碁で学ぶ、人生の妙手
囲碁と人生には積集合があります。30年間囲碁を続けながら経験した対局は今の私を作ってくれたものです。競争社会の中、みなさんが日常で対面する出来事も対局と同じものです。
”囲碁は人生そのものだ”等、さまざまな話がありますが、囲碁は楽しい存在であること。それが最も重要なポイントです。美しく残酷な勝負の世界の中でも、楽しさを追求しながら対局に挑んだ”勝負師イセドル”と一緒にみなさんの人生を振り返ってみてください。
❗️このクラスは韓国人クリエイターが提供するコンテンツです。日本話者のみなさまには、字幕でお楽しみいただけます。
カリキュラム
クラスを受講した方が実際に、学んでいるカリキュラムです。コンテンツは、簡単に学習できる動画、授業ノート、添付ファイルで構成されています。
WELCOME
盤上の前で
1
こんにちは、イ・セドルです。(2月9日日本版オープン予定)
2
少年、プロになる(2月9日日本版オープン予定)
CHAPTER 1
強者を倒す: 2001年 LG杯 決勝 5局 (対 李昌鎬 九段)
1
少年、強者に向き合う(2月9日日本版オープン予定)
2
どうにもならない手
3
強者を倒す方法
4
取ろう取ろうは取られのもと
CHAPTER 2
負ける勇気: 2009~2014年 全盛期3局
1
2009年 SamsungFire杯 決勝2局(対 孔傑 九段) ①
2
2009年 SamsungFire杯 決勝2局(対 孔傑 九段) ②
3
2011年 BC Card杯 決勝5局 (対 古力 九段)
4
2014年 十番碁1局 (対 古力 九段) ①
5
2014年 十番碁 1국 (対 古力 九段) ②
クリエイター紹介
イ・セドル
韓国の元囲碁棋士。
国際棋戦の優勝数回を誇り、2000年代半ばから2010年代前半における世界最強の棋士と目されている。
定石を超える独創性が強い戦闘的なスタイル。「韓国棋界の魔王」と呼ばれている。
- 1995年、12歳でプロ入段
- 2000年、17歳の時にバッカス杯天元戦に優勝して初タイトル(32連勝を記録)
- 2003年、2年連続で富士通杯世界選手権優勝、九段昇段
- 2006年、国内棋戦4冠を達成
- 2010年11月、アジア競技大会で男子団体戦に出場、金メダル獲得
- 2019年12月、プロ棋士引退