豊葦原の瑞穂の国(読み)とよあしはらのみずほのくに

精選版 日本国語大辞典「豊葦原の瑞穂の国」の解説

とよあしはら【豊葦原】 の 瑞穂(みずほ)の国(くに)

(豊葦原にあるみずみずしいがみのっている国の) 日本国の美称
書紀(720)神武即位前(寛文版訓)「此の豊葦原の瑞穂(ミツホ)の国を(のたまひあ)げて、我が天祖(あまつみをや)彦火の瓊瓊杵の尊に授へり」

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デジタル大辞泉「豊葦原の瑞穂の国」の解説

とよあしはら‐の‐みずほのくに〔‐みづほのくに〕【豊葦原の瑞穂の国】

《神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》日本国の美称。
「此の—をのたまひあげて我が天祖あまつみおや彦火の瓊々杵尊に授へり」〈神武紀〉

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