- 1二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:14:19
- 2二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:16:07
春天でブライトに勝った後でブライトとズブズブしてぇ〜
- 3二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:17:13
申し訳ないが八方美人はNG
- 4二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:18:03
俺と付き合ってるからそんな未来は起こり得ないよ
- 5二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:37:09
日も暮れたというのに、トレーナー室からは明かりが漏れている。
トレーナー……まだ仕事してるのかな。
労いの言葉でもかけようと引き戸を開けようとして――部屋の中から話し声が聞こえてきた。
扉の隙間から覗いてみると、トレーナーとブライトが仲睦まじげに話している。
何よその顔……にやにやしちゃって。
アタシは何故か不機嫌になって、やや乱暴にドアに手をかけた――その時。
ブライトが、とん、とトレーナーとの距離を詰めた。
そしてそのまま顔を近づけて――
頭から血が引いていくような感覚。
呼吸が浅くなる。
心臓がおかしな脈を打つ。
思わずその場にへたり込んでしまう。
――けれど。
その二人から、ずっと。
目を離せなかった。 - 6二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:40:07
この日以降、描いてる漫画の内容が大きく変化しそう
- 7二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:49:59
ブライトの桜花賞にずぶずぶハロン棒が入っていくところから目を離せないドーベル
- 8122/03/06(日) 19:50:53
- 9二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19:52:01
どぼめじろう先生がナリタトップロードしか描かなくなった
- 10二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:07:56
自分でも意識しないまま秘部に指が触れていることに気づいた瞬間己の性を自覚するんだよね…
- 11二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:09:40
やめろやめろやめろッこんなものーッ
全部破り捨ててやるから全部見せろーッ - 12二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:16:52
2人はドーベルの良い所を語り合ったのが切っ掛けで仲良くなったんだよね…
- 13二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:19:02
ズブくてドーベルの感情に気づかなかったブライト
棘があってどう接すればいいか悩んでいたときに助言をもらったトレーナー
よし、誰も悪くないな! - 14二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:40:24
アタシのトレーナー。
(メジロドーベルは、"強いウマ娘"だ。)
いつだってアタシを信じてくれる人。
ブライト。
アタシの親友であると同時に、共にトゥインクル・シリーズを戦った戦友。
共に『メジロの栄光」を掴むと誓い合った同志。
「ブライト、ここでこういうことは…」
「トレーナー様は…お嫌、でしょうか~?」
「…ずるいな」
「ふふ…そうかもしれません」
ドアの向こうから二人の声が漏れ聞こる。
あの人はちょっと困った顔をしながらもブライトの顔を愛おしそうに撫でる。
アタシに向けるあの優しい顔とはほんの少し、けれど絶対に違う表情。
ブライトも頬を赤らめながらもそれを受け入れ、潤んだ目であの人を見つめている。
「あまり、こうして二人でお会いできませんでしたから…」
「ブライト…」
「わたくし…その…いつもトレーナー様のことを…」
トレーナーがブライトを抱き寄せるとブライトは嬉しそうに身を寄せる。
ブライトが少し背伸びすると、再び二人の顔が重なる。
アタシの大好きな二人が――。
- 15二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:42:38
むう…文豪…
- 16522/03/06(日) 20:45:33
続き助かる
- 17二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:45:47
最悪だけど最高だし嫌いだけど好きだし続きは読みたい
- 18二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:46:34
脳が破壊されてるのに続きを見たい気持ちが抑えられない
- 19二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:47:59
背徳感があるけどそれが良い…続き読みたい!
- 20二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:48:11
ズブブ…
- 21二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 20:53:38
覗き見ぴょい中にブライトと目が合うんだよね
- 22二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 21:01:15
この手のモノはドーベルが第三者に走るのだけは無理(故人の乾燥)
- 23二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 21:03:51
- 24二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 21:15:27
- 25二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 21:17:41
焼香に使われる布団乾燥機とは一体・・・
- 26二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 21:22:29
ドーベルに蠱惑的な笑みを浮かべながら入ってきたハロン棒に喘いで欲しい
- 27二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22:16:55
見つかってしまった衝撃と、ハロン棒が入ってくる期待と恍惚、ドーベルへの罪悪感と僅かな優越感がごちゃ混ぜになった結果出力されたのが見たことないくらい蠱惑的な悪い笑顔なんだよね…
- 28二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22:22:08
- 29二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 01:31:58
──何も見たくない。
とっくに手遅れなのに、心底まで焼き付いた光景から逃れようと立ち去るアタシは、
人生で一番静かで、謙虚に、弱弱しく走っていた。
「あ……はぁ……ぁ」
ゆらゆらと、廂間に出た所で、何となく思う。
さっきの自分は、まるで惨めに敗走する負け犬のようであったな、と。
「……って、何が尻尾巻きよ……。そもそも別に、アタシには関係ない事だし、何も勝負だなんて……」
その通り、自分は勝負の土俵にすら立っていない。
──だって自分とあの熱くてお節介で、でも気遣いと親切ばかりで、アタシのことを信じてくれるトレーナーの間に、何も甘酸っぱい関係性なんてものは──
「──よかったじゃん。前からあの二人なら、相性いいなって思うことあったし。
でもあんな事するならもうちょっと、場所とか選んだ方がいいと思うけどね。
確かに普通あの時間にアタシは行かないけど、わざわざアタシたちのトレーナー室で、あんな……」
そうだ。誰かに、というかアタシに見られるかもしれないのに、スリルを楽しむためなんかに日中から盛り上がらなくても。
なんて、冷静になったつもりで悪態をついてみる。それと同時に、言いようのない不快感が身体中を駆け巡り始めた。
きっと自分の中の2人に対する人物像が揺らぎ始めたからだろう。
私と付きっきりだったはずのトレーナーと、そんな雰囲気を微塵も出していなかったブライト。
アタシの大切な2人が熱に踊らされ、背徳に酔っていた事実を、どうしようもなく”羨ましく”思って──ようやく気が付いた。
「──え?
な、なんでアタシ……そんな──あっ」
- 30二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 01:32:27
──やけにくすんだ涙が、どろりと頬を伝っている。そんな無様が示しているのはたった一つで。
「そんなっ……こんな、ことで、今さら気付くなんて……アタシは、なんて……っ!」
自覚してしまって、もう流れは止まらない。
思い出が壊れる感覚を覚えて初めて、淡すぎる自分の想いが浮き彫りになって。
遅れて不幸にも情動は、具体性を顕にして。
「な、んでよっ……よりに、よってブライトが、なんでアタシの……ぅぅぅっ……!」
驚愕、疎外感、無力感、嫌悪感、失望、羨望、嫉妬、無惨。
このとめどなく溢れる醜い想いが、アタシの本性だとしたらそれは。
余りにも情けなくて、お似合いな姿だ。
「はは──もう、何も見たくないよぉ…………」
──遅すぎた想いは、一つも残らず虚空に流れていった。
- 312922/03/07(月) 01:39:20
この後略奪愛に持っていこうとしたんですが、あまりにドーベルが敗北者なので構想浮かばず……
誰か後はよろしく……(脳破壊されて崩れる音) - 321422/03/07(月) 01:43:36
- 33二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 01:44:00
ありがとうこれで脳を粉々にして月曜の朝を迎えることができる
- 34522/03/07(月) 01:44:32
- 35二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 01:48:19
全員違う奴らが連携して脳破壊してたのかよ!(ボロボロ)
- 36522/03/07(月) 01:55:57
14の続きで二人が叡智な展開になって絶望する終わりを考えてたけど上手く文字にならなかった
- 37二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:08:45
これトゥインクルシリーズ現役時代だとすると信頼してるトレーナーが学生(しかも担当である自分の親族)に手を出してるって意味でも脳破壊なんじゃないか?
- 38二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:15:54
これが……友情のリレーってやつですね……
- 39二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:22:17
トレーナーは見られてたの気がついてないのがまた良い
- 40二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:26:01
美しい…
- 41二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:30:34
こういうときマック、女帝は出番がないのですね…
- 42二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:32:38
クリスマスのブライトがあっという間に鬼になる概念ですわ。堪りませんわ。
- 433022/03/07(月) 02:33:39
>>2を参考にして
そういえば誰かさんと違って1人のドーベルが漏らした慟哭は春天のブライトオマージュです……ううっ
- 44二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:43:47
担当してるだけあってこのトレーナーは強いウマ娘はドーベルだと信じてるんだ。そしてその面では愛しい人の一番になれてない焦燥感がブライトの中でほの暗い熱を育ててトレーナー室での行為に走らせたんだ。
でも後になってその行為ではどう足掻いても一番のウマ娘にはなれないことを、それこそトレーナー室にあるドーベルのトレーニングアイデアノート的なのを見て改めて気付いてしまいいろんな感情でぐちゃぐちゃになるんだ。 - 45二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:50:07
友情トレーニング発生!
- 46二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 02:55:27
- 47二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 03:01:03
意を決して、私にも同じことしてよ…と懇願してもトレーナーとしてメンタルにダメージ与えないためにしか受けて貰えなさそう。
そしてことが終わってもあの時ブライトに見せてた表情は見ることが出来なかったとかありそう。
- 48二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 03:25:16
続きはよ
- 49二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 03:40:17
天皇賞春のレースで勝って恋愛で負けたドーベル
しかもその相手が同じメジロで仲の良いブライト…おっとり不器用で恋愛にも疎そうでメジロでもあまり期待されてなかったウマ娘…まさかあのブライトがこういう行動に出るなんてと…美しい - 50二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 04:26:02
ドーベルのトレーナーは見られたことを知らずに次の宝塚記念に向けてドーベルを勝たせるため普段以上にトレーニングメニューを考えて熱心に接してくる
自分の力で輝いて弱いアタシに勝つと誓ってみせた自信も、他の誰かのようになりたいという昔の自分も見失ったドーベルは… - 51二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 10:42:46
あげたろ
- 52二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 10:49:10
- 53二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 10:59:14
- 54二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 14:04:33
脳破壊の良さをここで初めて教えたもらったよ…
- 55二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 14:28:23
ドーベルがすぐにトレーナーとの距離を詰めていればブライトに勝ち筋はなかったのに…となっててほしい(ココ重要)
- 56二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 14:29:43
ある日どぼめじろうの作風が大幅に変わってファンにめっちゃ心配されそう
- 57二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 14:40:01
この後だいたい恋愛感情に気が付かなかった主人公が自分より優れた友人に先を越されて涙する話が多くなったんだよね…
- 58二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 15:35:06
- 59二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 15:38:40
- 60二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 19:29:32
オラッもっとみんな破壊されろっ
- 61二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 19:31:20
いっぱい出た
- 621422/03/07(月) 20:32:15
一睡もできないまま翌日を迎えたアタシはトレーニングを休んだ。
風邪気味、体調不良―――別に、嘘じゃない。
(こんな状態でトレーニングなんてできるわけない)
エアグルーヴ先輩や何人かがお見舞いに来てくれたけど、風邪がうつるからと言って帰ってもらった。
けれど―――。
「ドーベル…大事ありませんか~?」
なんとなく予想はしていたが、ブライトだけは無理を言ってアタシの部屋まで来てしまった。
(…そうだよね。逆の立場だったらアタシだってそうしたから)
「ドーベルのトレーナーさまも、とても心配していましたよ~?」
「っ…うん…。なんて、言ってた?」
「季節の変わり目は無理をしないようにと。それから、わたくしに代わりにお見舞いに行って欲しいと~。」
「…そっか、そうだよね」
- 631422/03/07(月) 20:32:59
ブライトの顔を見るたびに昨日見てしまった光景が脳裏をよぎる。
アタシには向けられることのないトレーナーのあの視線、好きな人に抱きしめられて幸せそうなブライトの表情。
男性との触れ合いなんて想像もできなかったブライトがあんな顔をするなんて。
そして二人の唇が重なって――。
こうしていつも通りに話していても、知らないところではアタシのトレーナーとーー。
そう考えるとアタシに向ける視線も、言葉も、全てが今までと違うものに感じてしまう。
「ブライト…」
「?」
「…ううん、なんでもない。来てくれてあり、がとう」
聞けるわけがない。聞いたら、どうなってしまうのか。
アタシとブライトの関係は。アタシとトレーナーの関係は。
(…バカみたい)
(…別にどうにもなるわけない。だって)
(アタシとトレーナーは、"ウマ娘"と"担当トレーナー"でしかないんだから)
(もともとそうだったし、これからも、きっと、そう)
("たかが"それだけの関係でしか、なかった)
(―――ブライトとは違って)
- 64二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 20:39:50
んんんんんんんん!!1!1!(脳破壊)
- 65二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 20:43:46
これは上質な脳破壊
- 66二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 20:50:07
もう感謝祭のあの時とは違って、お見舞いでりんご剥いてくれるトレーナーは来ないんだよね……
- 67522/03/07(月) 20:59:22
- 682922/03/07(月) 21:07:10
- 69二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 21:16:50
いいもん見た〜と見なきゃ良かったぁ〜が同時に来る良スレ
- 70522/03/07(月) 21:57:29
- 71522/03/07(月) 21:58:26
(やめて)
わずかな異変を感じとり、アタシを気遣ってかけてくれる声も、心配そうに投げかけられるその視線も。
全部が針となって全身に突き刺さる。
(やめて……)
アタシへの言葉を紡ぐその唇は、彼女と繋がっていたもので。
アタシを思いやるようなその目も、彼女の熱っぽい瞳を見つめていたもので。
(やめてっ……)
アタシのトレーナーなのに。
――アタシだけの、トレーナーなのに。
励ましも、信頼も、愛情も。
みんなアタシのものだと思っていたのに。
(やめて……よぉっ……)
悔しくて、惨めで、いたたまれなくて。
逃げるように走り出す。
ターフを全力で駆けている間だけは、余計なことを考えなくて済むような、そんな気がした。
- 72522/03/07(月) 22:00:16
夜になると、独り布団の中で考える――嫌でも考えてしまう。
どうして、どうして、どうして、と。
トレーナーの一番近くに居たのは、確かにアタシだったのに。
けれど。
休日、買い物にでも行こうかと誘われても、勝手に行ってくれば、と突っぱねた。
映画を観ようとチケットを差し出されても、一人で観てきなよ、と断って。
男性が苦手だからとか、課題が忙しいからとか、自分の中で理由をこじつけて正当化する。
いくらでも本当の気持ちに気づけるチャンスはあったのに。
いつも向かい合わなかったのはアタシ自身。
何度夜を重ねても、結局は自分が弱くて、怖じ気づいていたという結論にしか至らなくて。
脳にこびりついたあの瞬間が瞼の裏に流れ、変えようのない事実を嫌というほど確認させられて。
「っ…………ぃゃ……ぁ……っ……」
今晩もまた、声を押し殺して枕を濡らす。
- 73新人です22/03/07(月) 22:28:14
いつもと変わらない、でも決定的な何かが変わってしまったトレーナー室。
昨日の夜はこのソファにブライトが座っていて、その隣にはアイツが───思い出したくもない。でも、知らなかった頃には戻れない。
アイツは今日も何食わぬ顔でパソコンに向かっている。見られてたなんて微塵も気づいてないんだろう。夜にブライトと愛し合った場所で、今はアタシのための仕事をしている。
ねえ、教えてよ。いつからそんな関係になってたの?ずっと前からそうだったなら、今までどんな気持ちでアタシに接してたのよ。いったいどの面さげて───あんなに優しい言葉を掛けてきたの。
「なあ、ドーベル」
うるさい。話しかけないで。
「今日はなんだか調子悪そうだな、何かあったのか?」
お願いだからもうアタシに優しくしないでよ。愛してくれないなら、いっそもう捨ててもらった方がせいせいするのに。
───それなのに、まだアタシはこの人を愛してる。離れたくないと思ってる。
「……なんでも、ない。本当だから」 - 74二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 22:42:16
あゝ
脳が破壊されてゆく…… - 75二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 22:46:42
ドーベルの寝取られ(WSS?)適性は気づかなかったなあ
- 76二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 22:53:15
あぁぁ…良い…ドーベルにはWSSがとても合う…
ドーベルの日頃のトレーナーへの言動がどうしてもWSS向き過ぎる - 77二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 22:55:25
(まあ取られて、というか2人が既に深い関係になってるの見て初めて自分の想いに気付いたわけで
WSSですら無いパターンもあるけどなブヘヘ) - 78二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 23:07:21
全てが遅すぎたドーベルとブライトと深い仲なのをドーベルに知られてないと思っているトレーナーは良いぞ
- 79二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 23:10:14
このレスは削除されています
- 80二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 23:26:48
野ざらしの番犬というフレーズが思い浮かんだ
- 81二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 23:53:48
ドべトレもブライトも鈍くないから不調には気付いてるけど原因までわからないんだよね……
さて、ここからブライトが気付いて…… - 82二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 00:11:18
実際ドーベル育成してるとこの娘めっちゃ出てくるからな......
- 83二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 02:35:56
- 84二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 02:53:05
ブライトがいなけりゃ本家クリスマスでもちょっと高い市販チョコ渡しておしまいだったからな。
それでも本家スパダリなら、ドーベルが渡すってだけでもどれだけ勇気だしたかわかるからこそブライトに合わせて二人きりになっちゃったな?とか言って甘い展開迎えたけど、これがファン一号並みのにぶトレだったら、誰よりも淡々と一大イベント終了よ。
そしてこの概念のドーベルは本家で優しく手を差しのべてくれた二人が他のことならともかくこれに関してはどうも出来ないし、どうもしないからどうすんだこれ。 - 85二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 07:28:32
うわぁ……
- 86二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 07:38:03
当方ベルトレ、脳が破壊される感覚をこのスレで初めて体験する。なんだこれ……
- 87二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 07:59:26
なんか最近どぼめじろう先生の作品NTR多くない?
作品のクオリティ凄い高くて面白いんだけど読んでいてツラい…… - 88二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 10:27:00
はっぱかけて立ち直らせたところで譲れないだろうし、そもそも本家シナリオ的にある程度はドーベルが信愛の情を感じてるって知ってるだろうしメンタルやられるほどドーベルがトレーナーを愛していたとブライトが気付いたところで、ブライト自身もダメージを負うぐらいしか出来ない気がする。
- 89二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 17:49:53
救いはないのですか?
- 90二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 17:51:54
救われる方法がベルトレが2人まとめて愛すかブライトのトレーナーとドーベルがくっつくぐらいしか思いつかない…
- 91二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 18:08:00
なんてトレンディ…!
- 92522/03/08(火) 22:55:39
※どこからとも繋がっていないし、どこからでも繋がりそうな分岐の話
不安定ながらひとまずの落ち着きを取り戻しつつも。
アタシの心情を表すように、どんよりと雲が垂れ込めた空。
いくら調子が悪くとも、レースの日程は待ってはくれない。
出走登録の手続きのため、気は進まなかったけれど、数枚のペーパーを手にあの部屋へ足を運ぶ。
目的地が近づくにつれて、焼き付いた映像がフラッシュバックする。
戸を開けようとして、楽しそうな声が聞こえてきて、中を覗いてみて、気がついたら二人の影が重なっていて――
――そう。いま、目の前で起こっているように。 - 93522/03/08(火) 22:57:03
- 94522/03/08(火) 22:58:22
学園の正門を飛び出して走る。
商店街、大通り、裏路地。
目に入った道を選び、とにかく走った。
通行人からの視線は、この期に及んでは気にならなかった。
――走っていれば、あの記憶を思い出さずにいられるはずだったから。
なのに。
「なんでっ……」
息が上がるばかりで、頭からはあの光景が離れない。
「はあっ……なんでよっ……」
幸せそうに抱き合って、見つめ合う二人。
「はあっ……ううっ……なんでっ……よぉ!!」
いくら駆けようとも、あの日見た映像と、いま見たばかりの瞬間が脳内を支配している。
ひとしきり走って。
河川敷に着いたあたりで、脚が限界を迎えて崩れ落ちた。
「なんで……忘れられないのっ……!」
淀んだ空を見上げた。
頬に、ぽつり、と雫が落ちた。
やがてざあざあと降りだした雨は、アタシの涙と混ざって土へと吸い込まれていった。
- 95522/03/08(火) 22:59:50
雨に打たれ、呆然としたままアタシは思う。
いくら強がったり、受け入れようとしたりしていても。
アイツのことを諦めきれていないんだ、と。
ずっと傍に居るはずのアイツが、アタシでない誰かにだけあんな顔を見せるのが、どうしても耐えられないんだ、と。
でも、アタシは競争に負けた――いや、ゲートに入ってすらいなかった。
それに、アイツが“いま”愛しているのはアタシではない。
だから、あの二人のように通じ合うこともできない。
――だったら。
明らかに短絡的で、全てを破滅させるような考え。
行動に移してしまえば、アタシたちの関係性は不可逆的に変わってしまう。
ともに未来を創るという誓いは?
いつでもアタシのことを強いと言ってくれた無償の信頼は?
どちらも二度と手の届かぬものとなるだろう。
けれど。
損傷を受け続け、自暴自棄になった思考回路は。
とても正常な判断を下せる状況ではなかった。
――もう、こうするしかないよね。
どろり、と色のない世界に黒いインクが滴り落ちる。
アタシは虚ろな足取りで、来た道を戻っていった。
- 96522/03/08(火) 23:02:03
- 97522/03/08(火) 23:03:50
そのままトレーナーにウマ乗りになって押さえつけ、乱暴にネクタイを掴んでひったくる。
首を引っ張られて呻くような声が聞こえたけれど、そんなの気にしない。
垂れた髪から水滴が落ちて、トレーナーのシャツに染みを作った。
「――アンタ、最近ブライトと随分仲がいいみたいじゃない」
「い、いや、そんな……」
「嘘言わないで!!」
アタシは叫ぶように吐き出し続ける。
「あの日も……そしてさっきも! この部屋で二人で何をしていたの!!」
その言葉を聞いたトレーナーの顔から、血の気が引いたように見えた。
「そ、それは……」
トレーナーはそう言ったきり口をつぐんでしまう。
だから、アタシは。
「……言えないんだ。――こういうことをしてましたって!!」
真一文字に塞がれた唇に、アタシの口を強引に押し付ける。
あの時二人がしていたような、愛を確かめるようなものでもなく。
少女漫画に出てくるような、ヒロインと王子様のロマンチックなものでもなく。
アタシのファーストキスは暴力という形で、無惨にも散った。