株式会社ピクセル|ゲーム開発や関連グッズの企画販売
レトロゲームイベント主催運営他

「スチームパイロッツ」に関するご報告

古川元亮氏に対する訴訟提起のおしらせ

株式会社ピクセル(以下「当社」)は、作曲家・古川元亮氏(以下「古川氏」)を被告として、主位的に債務不履行に基づく損害賠償請求、予備的に商法512条に基づく報酬請求として、金371万2,500円(※)の支払いを求め、訴訟を提起したことをご報告いたします。

[注]
※正規の開発費とは異なります。

提起した訴訟の概要

  1. 裁判所:仙台地方裁判所
  2. 原 告:株式会社ピクセル
  3. 被 告:古川元亮
  4. 提起日:令和4年2月16日

 

訴訟に至った経緯

  1. 令和元年(2019年)6月13日、古川氏発起人よるゲームA(仮称)の権利問題を発端として、古川氏発起人で開発中だったゲームB(仮称)の開発者が降板したことにより、困難な状況に陥っていると古川氏から電話で連絡があり、6月14日0:00前後に口頭でゲーム制作を請け負いました。
    古川氏が開発費を直ちに準備できないとの理由から、ゲームの販売により得られた利益を折半することで当初は合意がなされており、仕様については、イベントでの販売を前提として短期開発可能な規模の、シンプルなシューティングゲームと認識しておりました。
  2. その後の流れにおいて、「スチームパイロッツ」(以下「本件ゲーム」)という企画となり開発規模が拡大し、不足分の開発費を捻出するため、ゲーム開発費の調達を目的としたクラウドファンディングが古川氏によって行われ、目標達成に協力することに同意しました。
  3. クラウドファンディングの調達資金に関して、当社は古川氏らに開発費の支払いを要求しており、1回目のクラウドファンディング終了時までに、古川氏のマネージャー・雨宮天気氏より支払いの合意を得ております。
    しかし現在に至るまで、当社に開発費の支払いがなされたことはありません。
  4. 開発期間中においては、開発費の未払いに加え、請負当初に古川氏が提示した条件である利益折半の支払いの想定についての説明も一切なかったため、完成が近付いていた令和3年7月、初期売上見込み等詳細の説明を求めました。
    その説明内で一方的に新たな条件変更がなされるなど、当社としては承服し難い条件を提示されましたが、当社と古川氏側の間には調達資金から開発費の支払いがなされるという合意があり、開発も終盤に差し掛かっていたため継続しておりました。
  5. しかしその翌8月にも膨大なデータが送付されて来たため作業が増大し、開発費が出ていない中でそれ以上の開発続行は断念せざるを得ず、令和3年11月24日付で内容証明を送付し、本件ゲーム完成分のデータおよび成果物の権利引渡しを条件に、報酬の支払いを請求してまいりました。

    お互いの代理人を通した交渉の中で、当社は古川氏の質問や要望に対し指定期日通りに回答してまいりましたが、令和4年1月に当社から古川氏に送った質問に対し、一切の返答がないまま現在に至っております。

上記の経緯を以て、古川氏を被告として、仙台地方裁判所に今般の訴訟を提起いたしました。

以上

令和4年3月7日
株式会社ピクセル

 

参照「スチームパイロッツ」Makuakeクラウドファンディング
1回目
オリジナルシューティングゲーム『スチームパイロッツ』を、夢のメンバーで作りたい!
2回目
シューティングゲーム『スチームパイロッツ』を完成させて、皆様にお届けしたい!

 

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