「う、うぅぅ……」
「おい、あんまり気にすんな。余計に目立つぞ」

ボクは今、大変な事をしている。街中の大通りをボクとエピファは並んで歩いている。いつものお出掛け、いつものデ……デート。そう思っていたボクが甘かった。

「無理だよ、こんなの……！絶対にバレるって……！」
「大丈夫、大丈夫。バレねぇよ」

着いて早々に服屋に連れ込まれた。お店に話を通していたのか、何故かずっと息が荒い女性の店員さんに服を剥ぎ取られ、無理矢理着せられたのは、女性服だった。
制服風なチェック柄のブレザーに膝上のスカート。フリフリのブラウスの胸元にはリボンタイ。黒のハイソックスとローファーを履かせられて、おまけに丸いハット。お金はエピファが全部払い、女性の店員さんに過剰に感謝されながらお店を出る時まで、ボクはなすすべなく呆然とするだけだった。

「うぅ……脚がスースーするぅ……」
「ほら、次行くぞ次」
「まだあるの！？」

次に連れ込まれたのはデパートの1階、普段は素通りする化粧品のブランドコーナー。此方でも事前に話を通していたらしく、エピファが店員さんと二、三語話しただけで、カウンターの椅子に座らされる。
そうして始まったのは、顔への拷問。テンションの高い店員さんにパフで顔をはたかれ、目を瞑らされてり、何か書かれたり。顔に筆で描かれるとこんなにもくすぐったいなんて。
そうして小一時間後に出来上がったらしいのだが、鏡も見せてもらえず、そのままお店から引っ張り出されてしまう。

「うぅ……ボクの顔、ホントに大丈夫……？変じゃない……？」
「大丈夫だから心配すんなって」
「だって……！だって、なんかさっきから、すれ違う人達にチラチラ見られてるんだよ……！？」

お店を出て少し歩いただけ。それなのに通りすがる人がほぼボクの方を見ている。中には此方を指差して驚愕する女子高生達もいて。きっと変な顔なんだ。そう思ったボクはますます歩きづらくなって、エピファの腕に縋り付くしかない。

「みんなアンタが可愛すぎて見てるんだよ」
「か、可愛……っ！？」

またエピファは軽々しくボクの事をか、可愛い、だなんて言う。ボクも男なんだから、そう言われるより格好いいと言われたい。でも、エピファがそれを言うたびに、お腹の奥がキュンとしちゃうのはどうしてなのだろう。

「んじゃ、飯食いに行こうぜ」
「待ってこのまま行くの！？」
「当たり前だろ。何のために俺が金払ったと思ってる」
「エピファが勝手にしたんじゃんかぁ！」
「可愛いからいいだろ。ほら行くぞ」
「か……っ！……んもぉ～～～っ！ばかぁ！」

そうして、慣れない服装で落ち着かないままデ……デートは再開して。
ちょっとお高そうなランチを食べたり（周りから「美男美女カップルだぁ……」「彼氏さんも彼女さんもめっちゃ美ウマ……」と聞こえてきた）。
ウィンドウショッピングをしたり（声を掛けてきた店員さんに「彼女さんに絶対お似合いになりますよ！」と言われた）。
露店でクレープを食べたり（「女性に1番人気なのはこれですよ！」とイチゴクレープを勧められた）。
ゲームセンターでクレーンゲームに熱中したりして（エピファに無理矢理連れ込まれてプリクラを撮った）。
気付けば夕暮れまで遊んでいた。

「……どうして、ボクにこんな格好させたの？」

駅に向かう帰り道、ボクは甘いカフェラテを、エピファはブラックコーヒーを飲みながら並んで歩きながら、ボクはエピファに聞いた。

「気紛れだよ、気紛れ。可愛い英雄様が見たくてな」
「……っ、そんな答えじゃなくて！ちゃんと、話してよ」

はぐらかそうとするエピファを逃がさないとばかりに見据える。流石に理由もなくこんな事をされて、理由を問わない訳にはいかない。渋い顔をするエピファは、とても言いづらそうに口を開いて。

「…………前にアンタ、俺が他の女と歩いてるの見てキレただろ」
「……それが、どうしたっていうのさ？」

思い出してムッとするボク。もう解決してる事だけど、今でもあれは理不尽だったと思う。まぁ、それを今話してもしょうがないし、その先を促せば。

「…………アンタが…………たんだよ……」
「え？」

小声で言い淀むエピファ。もう一度、と促せば、苦々しそうな顔を背けて、エピファは。

「……アンタが1番、って、見せつけたかったんだよ……」

心臓が、止まったかと思った。

彼曰く、今まで付き合いのあった女性達から復縁の連絡が多くて、もう相手が出来たと言っても信じてくれない子もいた様だった。だからその証拠に、今日のボク達のデートを見せつけて信じさせてやった、との事らしい。

「……ちょっと待って、じゃあその女の子達、今日のボク等を見てたって事？」
「あぁ、時間と場所伝えて証拠見せてやんよ、ってな。1人ぐらい突撃してくると思ってたけど、全員諦めたっぽいな」
「……女装させた意味は？」
「自分より可愛い彼女がいたら諦めるのも早いだろ」
「あー、なるほ……って、ボクがっ！？」
「だぁ～かぁ～らぁ、前から何度も言ってるだろ。俺が今まで抱いたどの女より、アンタの方が可愛いって。世辞じゃねぇぞ」
「……～～～～～っ！！」

どうしよう、どうしよう、どうしよう。

「うぅぅぅ……～～～～っ！！」

思わずその場にしゃがみ込んでしまう。両手で抑える頬は火が出そうな程熱くて、でも口角は上がったまま下がらなくて。可愛いと言われるのは嫌なはずなのに、1番と言われるのは言われ慣れてるはずなのに。

嬉しい、と思ってしまうなんて。

「おい、どうしたよ」
「キミのせいだよっ！ばかぁ！」

「動けねぇ、って言うなら連れ込んじまうぞ」
「連れ込む、って……」
「ん」

そう言ってエピファが親指で差した背後にあったのは、ホテル。それも、御休憩できるタイプの。付き合う前に散々連れ込まれた場所。

「は、はぁ！？」

思わず立ち上がって後退りしてしまう。

「お、立てたな。じゃあ帰ろうぜ」
「……え？」
「慣れない格好して疲れただろ？さっさと帰ろうぜ」

そう言って背を向けて駅方向に向かって歩き出すエピファ。こっちを散々動揺させておいて、その余裕綽々な感じが許せなくて。後ほんのちょっぴり、お腹の奥がキュンとしちゃって。

追いかけたその背中にぽす、と抱き着いて。

「その、さ……ボクが1番、って言ってくれて……ありがとう」

まずは、感謝を。彼がボクを1番に思うがために動いてくれた事に。彼の事だからお店の人と元々仲が良かったのかも知れなかったけど、わざわざお店に話を通して、お金まで出してくれた事に。

「服も全部買ってくれて……全部手配してくれてたんでしょ？」

それは、彼が自己満足のために行った事かもしれないけど。その行動がどうであれ、ボクのために動いてくれた事が、嬉しかったから。だから、ボクは。

「その、お礼……じゃないけど」

「休憩、していかない？」

次は、ボクから返してあげたいから。

終わりエピ
突貫で書いたから文おかしかったら死んでお詫びするエピ

最初は無理やりだったのに自分から誘うまでになっちゃうなんて…興奮するねぇ…

付き合ってちょっとした頃のエピプイだエピ

プイプイの服の参考
fu861886.jpeg[見る]

ウマ息子じゃなくてウマ娘もいるのかこの世界

>ウマ息子じゃなくてウマ娘もいるのかこの世界
原作牝馬はウマ娘になるんじゃない？

最高だ…

ほんとに書いたのすごい律儀…

🦐にすごい嫉妬してるんだけどどうすれば良い？

>🦐にすごい嫉妬してるんだけどどうすれば良い？
お前が🦐になれ
怪文書を書けばいい

>ウマ息子じゃなくてウマ娘もいるのかこの世界
ウマ人間が史実の性別の世界なんだと思う

たらしエピに公衆の面前でメスにされるプイプイ…すごい支配欲が満たされそう

>ほんとに書いたのすごい律儀…
だって消しちゃったし…

エピにご奉仕黒髪コキするプイプイ見たい

エピがグイグイ流される強いディープもみたいですね…

俺がレス消されたおかげでこんないいものが見れるならどんどん消していいよ…

両方牡な以上付いてるわけで…相互奉仕しあってほしいですね！！

今のところ🦐は掘ったりして男役しかしてないけどそろそろ咥え始めるぞこいつ

>俺がレス消されたおかげでこんないいものが見れるならどんどん消していいよ…
つまりこいつをdelしちまえば…

そろそろプイのリーディングサイアーソウルが本領発揮しそうだな…

>>俺がレス消されたおかげでこんないいものが見れるならどんどん消していいよ…
>つまりこいつをdelしちまえば…
🦐消えな！邪な「

消えたプイ…

>今のところ🦐は掘ったりして男役しかしてないけどそろそろ咥え始めるぞこいつ
男同士ということはリバできるからな…

>今のところ🦐は掘ったりして男役しかしてないけどそろそろ咥え始めるぞこいつ
他の男のなんて絶対死んでも嫌だけどプイプイのだけは別なんだよね
乳首舐めからシームレスに咥えて欲しいですね

この後着衣えっちいっぱいしたんだよね…

エピもプイも菊花賞馬だから適正はある

なんか順調に🦐が逆転される展開への道が出来上がってない？

でも俺は逆転しないまま女の子にされる歓びに浸るプイプイが見たいよ

>なんか順調に🦐が逆転される展開への道が出来上がってない？
まだ可愛いプイプイだからいいけどゴリゴリのヤンキー🦐が掘られるのを書くのはちょっとカルマが足りない…

>なんか順調に🦐が逆転される展開への道が出来上がってない？
だって10年連続リーディングサイヤーだし…
魂はタチだよこいつ

プイはアイツのこと大嫌いだプイっ

>プイはアイツのこと大嫌いだプイっ♡

>No.903713775
ウワーッ！えっちなプイプイだーッ！

>1646498420446.png
…ちょっとホモになるエピ

>No.903713775
しっぽが受け入れ態勢エピッ

絵になると興奮して止まらなくなるからやめろ！
いややめるな！！

うーんやっぱプイは受けだな...

リーディングサイアーが牝堕ちしたらお尻でいっぱい搾り取る誘い受けになる…そんな世界線があってもいいんではないでしょうか

このまま左耳に耳飾り付けるようになってくれ

>このまま左耳に耳飾り付けるようになってくれ
両方につけて欲しいな…片方🦐にプレゼントされたやつとかで…

>>このまま左耳に耳飾り付けるようになってくれ
>両方につけて欲しいな…片方🦐にプレゼントされたやつとかで…
なにそれドキドキしちゃう

今回は🦐に勝手に付けかえられたけどいつの日か自分の意思で付けちゃうという展開ありだと思います

>今回は🦐に勝手に付けかえられたけどいつの日か自分の意思で付けちゃうという展開ありだと思います
それがお誘いの合図になってると私性合

あくまで右耳の飾りは残したい
いくらメスになろうと男だったことを忘れないで欲しい

>今回は🦐に勝手に付けかえられたけどいつの日か自分の意思で付けちゃうという展開ありだと思います
ある日のデートで付け替えてきてお前その耳…ってちょっとうろたえる🦐に妖艶に微笑む完全に女の子になったプイですって？

>ある日のデートで付け替えてきてお前その耳…ってちょっとうろたえる🦐に妖艶に微笑む完全に女の子になったプイですって？
完全に女の子になっちゃったらそれは女の子だからなぁ...悩み所だ

この🦐は女の子になったプイを見て解釈違いを起こすとみた

>No.903716973
あーダメダメ
えっちすぎます

>この🦐は女の子になったプイを見て解釈違いを起こすとみた
男だから女だからで好きになったんじゃなくプイプイだから好きになったんだ
尊みが深まるんだ

プイプイが女の子になったら嬉々として孕ませそうだしな🦐

>プイプイが女の子になったら嬉々として孕ませそうだしな🦐
寧ろ女の子大好きな自分が本当に心惹かれているのが男という葛藤があるから女の子になったら願ったり叶ったりだと思う
いや…🦐はなんか違うとか言い出すな……

むしろ女は散々やり捨ててるからそれと同じ扱いをしてしまわないかとか悩み始めそうな勢いだよ🦐

じゃあもうウマ娘でいいな！ヨシッ！

みんな🦐への理解度が深まってるようで嬉しい…

「タキオンはかせの薬飲んだら女の子になっちゃったプイ～」つって来たらめちゃくちゃに抱くとは思う

>「タキオンはかせの薬飲んだら女の子になっちゃったプイ～」つって来たらめちゃくちゃに抱くとは思う
妊娠した後でこのまま女でいるか男に戻るか超悩みそう

嫌がってる顔が見たくてどんどん特殊なプレイに手を出す🦐とかはあると思う

>>「タキオンはかせの薬飲んだら女の子になっちゃったプイ～」つって来たらめちゃくちゃに抱くとは思う
>妊娠した後でこのまま女でいるか男に戻るか超悩みそう
男に戻ってから産んでも良いんじゃないか？

本命の子にどうしたらいいか分からない🦐はいいぞ

ひょんな事からウマ娘の世界線に飛んでしまったウマ息子の世界線のエピ

>「タキオンはかせの薬飲んだら女の子になっちゃったプイ～」つって来たらめちゃくちゃに抱くとは思う
あまりにもがっつくからやっぱり女の子の方がいいプイ…？って言っちゃうんだけどお前だから抱くんだぞって🦐に言われて子宮とお尻キュンキュンさせちゃうプイプイか…

🦐性別なんて関係ねぇんだよ！

Q 恋人のどこが1番好きですか？
A 🦐顔

>ひょんな事からウマ娘の世界線に飛んでしまったウマ息子の世界線のエピ
ウヒョーパラダイス♡と思ってたらプイちゃんはさほど変わってなくてそれはそれとして興奮する