2020.06
サイノ筐ニワ / 1st Mini Album『賽ノカラ筐』
サイノ筐ニワ / 1st Mini Album『賽ノカラ筐』
6月17日に1stミニアルバム『賽ノカラ筐』を2type同時発売するサイノ筐ニワ~31-8520~。
本誌のインタヴューには初登場。彼らはどんなバンドなのか、1stミニアルバム『賽ノカラ筐』にはどんな楽曲や想いを詰め込んだのか。
その謎を紐解くべく、今回はメンバーにメールインタヴューを試みた。
本誌のインタヴューには初登場。彼らはどんなバンドなのか、1stミニアルバム『賽ノカラ筐』にはどんな楽曲や想いを詰め込んだのか。
その謎を紐解くべく、今回はメンバーにメールインタヴューを試みた。
取材・文:長澤智典
キャプション
葵:メンバーが新しくボーカルを探そうと最初に声を掛けたのが私だったらしく、好きな音楽も合うので、さすがに運命というものを感じましたね。
Kou:ドラムのむーさん(この"さん"は先輩や目上の方に使う"さん"ではなく、くまのプーさん等のキャラクターについてる"さん"のニュアンスです)とまずバンドをやろうとなりメンバーを集めてたら、ベースのさえまるから声がかかりボーカル、ギターはすでに集まっているらしく、一緒にバンドやろうと話が進み今に至ります。
玖:さえまるのライブを何度か見に行ってて、少しずつ話すようになって、僕がV系に興味をもつようになって、一緒にやろうってなりました。
さえまる:バンドを解散して、他の解散したバンドのメンバーと結成して、また解散、結成、解散…を繰り返す、リセットマラソンの様なバンドをしたくなかったので、僕が知り合いなどを通じて、バンド経験の少ない新人を集めました。
むー:箱庭の前にやっていたバンドが解散した時に、今のさえまるさんに新しくバンド作るから入らないかって誘われたのが始まりですギターのこーちゃんとは実は中学校が同じなのです。なので家がとても近いです。
葵:加入したときには既にバンド名が決まっていたので意味というのは私も気になりますね。私が初めてバンド名を聞いたときは、"31"は彩という漢字が良いなと思ったような気がします。
Kou:名付け親はさえまるで彼が深く語ります。英語名でも片仮名でも平仮名でもなく数字というのがユニークだと思います。
玖:数字の表記ってかっこいいです。詳しくは他のメンバーが語ります。
さえまる:バンドを箱庭とみたて、そこに様々な人の『31(サイ)』、例えば『彩』や『災』などの様々な感覚や感情、思いなんかを詰め込んでいければと思いこのバンド名をつけました。
むー:元々はさえまるさんのアイディアですけど、最初は31-8520という数字表記のみで、あえて数字にすることで、31という部分に、「才」や、「彩」など色々な意味を込められるし、バンドコンセプトの『多様な世界を表現』ということにもリンクさせています。バンドが事務所に所属するタイミングで、分かりやすさも出す為に、サイノ筐ニワという日本語表記も加えました
葵:V系はスタイルであって音楽のジャンルではないと思っているので、この曲はV系らしくない、とか、V系はこうあるべきだ、というのが非常に気持ち悪く感じているので、私はそういう意味で多様なジャンルと捉えています。
Kou:僕自信の解釈では音楽のジャンルのことでもあり、喜怒哀楽といった様々な感情を表現した結果できる不思議な世界観のことだと思っています。
玖:僕は個人的に音楽のジャンルってリスナーが決めることだと思っていて、バンド単位でジャンルを意識すると視野が狭くなる気がするんですよね。なので自由に、感じたままに作っていく世界が「サイノ筐ニワ」です。
さえまる:先程のバンド名の由来と少し重なるのですが、様々な人の感覚や思いを表現していきたいので、その感情を色濃く表現できる曲調や見た目を追求していきたい。その結果様々なジャンルの感情、曲調の作品が生まれると思ったので『ジャンルにはとらわれない多様な世界』と記させていただきました。
むー:あまり”ヴィジュアル系”というものを意識せず、自分達の中から自然と出てくるものを大切にしています。ぼくは産まれた時からヴィジュアル系なので、体から闇のオーラが滲み出ています。つまりそういうことです。中学生の頃は闇遊戯と言われていました。つまりそういうことです。
葵:加入して最初のライブがまさかの生誕ライブだったんです。5月26日。初登場で祝ってもらおうとしている頭おかしいやつだと思われてしまいました。
Kou:印象深いライブといえばやっぱり最初のライブです。お客さん、照明、音、セトリと頭が忙しくあっという間に終わったといったイメージでした。
玖:さえまるがベースを弾かずに歌っていた時期があるんですが、そのとき長崎の先輩が「俺が歌うからベース弾けよ」みたいに言ってくれたことがあったんです。改めていろんな人に想われ、支えられていると強く感じたライブとなりました
さえまる:実は今の5人で活動を始めたのは2019年の5月で、活動当初は別のボーカルがいました。2018年7月に当初のボーカルが神隠しに遇いまして、2018年7月〜2019年5月までは僕がボーカルをしていました。どれもこれも自分を成長させる良い経験でした。
むー:遠征の途中の道の駅で、身体の気の流れをよくするとか言われて怪しいおばさん集団4,5人に突然囲まれた事ですねこれできっとドラムも上手くなるわ!とか言われて妙なチラシを貰いましたが、一緒に居たはずのメンバーは遠くで指さして笑ってました。けしからん
葵:Kou。上手ギター。その日の気分でギターソロが変わる。
Kou:活発って感じです。
玖:例えるなら、クラスの中心人物です。ドッジボールなんかしてて、その人がいなくなると、なんとなくつまらなくなって皆解散しちゃうような。そんなカリスマ性のある人です。
さえまる:普段はゆるキャラ。車のハンドルを握ると人格が変わります。
むー:天 然
葵:主に作曲を行っているさえとKouは本当に納得した楽曲しか出さないので、今まで作品として出す機会が無かったのかもしれませんね。
Kou:特に狙いはありません笑
玖:自主制作のような形で、会場では販売していたので、厳密には初ではないとも言えるかもしれないです。
さえまる:狙いはないです。僕のボーカルの期間が長く、『僕の歌で音源を出してもなぁ…』といった思いがあったため、これまで作品の流通は躊躇っていました。僕、そんなに上手には歌えないので。笑
むー:表記が変わってからは初の音源ですね。『夜廻語』なんかはサブスク配信しています。
葵:私達の始まりを見ていただきたかったので、加入当初から披露している曲やまだ5人で一度も合わせていないような新曲などを詰め込んだ作品を制作しました。
Kou:今の自分達をぶつけ知ってもらえたらと思って作りました。今回作曲した曲はライブしていく中で、こういう曲が欲しいなと思い生まれた曲達です。
玖:ライブでなんどもやった曲がほとんどですね。今のサイノ筐ニワを知ってもらえると思います。
さえまる:狙いと言いますか、とにかく僕たちの音楽を知ってほしいという思いで作りました。GLKに所属させていただき、変化していくところと、変わらないところを上手く融合させた作品になりましたので、今のサイノ筐ニワを知ってもらい、これからのサイノ筐ニワに期待してもらえればと思っています。
むー:やっぱりLIVEを意識したアルバムになってます。Mr.&Mrs.以外はLIVEで何回もやっている曲達なので、LIVEに来た事ある人なら聞いた事ある曲ばかりですね。
葵:1曲目に持ってきたのは、サイノ筐ニワのことを一番表してると感じたからです。サイノ筐ニワ以外にこんな曲作る人見たことないなと。
Kou:ヘヴィなリフと和風なフレーズ、シンプルなノリの融合が絶妙だと思ってます。今の持ち曲の中では演奏してて一番楽しい曲です!
玖:第一印象は、転調やテンションの使い方がさえまるらしいなと思いました。素直じゃないな、みたいな(笑)それを引き継ぎつつリハモするのは楽しかったです。
さえまる:この楽曲はもともとSNSイジメのニュースを観て感じたままに楽曲にしました。SNSイジメによって相手を死追い込む苛酷さ、相手が死ぬまで自分が犯した事に気付けない愚鈍さ、殺してしまった焦燥感、そのあとに来る虚無感などを、転調を重ねる事によって表現しました。最終的に歌詞は少し違うニュアンスになりましたが、展開があり、聴いていて面白い曲かと思います。
むー:最近の筐ニワ楽曲はゴリゴリな攻め曲が多いんですが、その先駆けとなった曲ですね。イメージ的には和と洋がいい感じで混ざってとってもいい感じだと思います(語彙力)
葵:両方です。身近に起きている問題だからこそ目を背けてはいけないなと。
Kou:苛めがテーマですが、僕は苛めとかが大嫌いでそのようなテーマの曲を作りたかったのですぐに賛同しました。
玖:結構タイムリーなテーマになってしまいましたが、それでも以前から言われていることなので、今一度考え直す機会になればいいなって僕は思います。
さえまる:歌詞については先程のSNSイジメのイメージを葵くんに伝え描いてもらいました。お客さんからはライブで乗りやすいと伺っております。
むー:イントロが独特なので、始まった瞬間から盛り上がりますね。いじめは大変良くないことですよ、えー
葵:初めてデモを聞いたときは歌いづらそうな曲だなという印象でした。それは今も変わることはありません。
Kou:ヘヴィなフレーズもそこそこあるのにどこか浮遊感のある不思議な曲というイメージです。
玖:演奏面でいうと、シンプルな動きなので逆に合わせるが難しいって印象です。その分葵くんの歌を聴かせる曲になっていると思います
さえまる:この曲は葵くんの声や妖艶な雰囲気をイメージして作りました。葵くんの歌もしっかり聴かせつつ、ノリもあり、少し不安定な部分もあるのですが、そこが雰囲気と絡み合っていて、味わい深い楽曲かと思います。
むー:夜廻語はこのアルバムの中で一番思い出深い曲ですね。バンド人生初のドラムレコでとても緊張して苦戦しました笑多分1回聞いただけではピンとこないと思うので、何回か聞いて曲が分かってくると、ほぉ…えぇ曲やんけぇってなると思います。
葵:夜の帰り道にふと怖くなることってないですか?誰かに見られているような感覚に陥るというか。そんな時に思いついた歌詞なので、病んだ人というか、帰り道が怖い人です。
Kou:夜の帰り道がテーマの1つです。ちなみに僕は夜の散歩がとても大好きで、以前は毎日夜散歩してました笑
玖:kouちゃんのギターが怪しく妖艶な感じ出してくれているので、僕はそれに絡むことなく、大人しめな感じです。夜の道は暗い方が好きです。
さえまる:中二心くすぐりますよね。夜道は段差や犬のフンに気をつけた方がいいです。
むー:この怪しい世界観を表現する為の、イントロフレーズのグルーヴ感など、演奏側も世界観を表現する為に繊細なプレイを要求される曲ですね。Very Goodだす
葵:MVに出てくる女性は終始、何かの影に追い掛けられているんです。しかし制作している私たちもその正体は分からないんです。その影の正体は何か考えながら見てみると、また変わった楽しみ方ができるのではと思います。
Kou:外は雪が降っていたのにもかかわらず、衣装がノースリーブだったのですごく寒かったです笑
玖:移動中に富士山が見えてる場所があって、みんなで写真とってはしゃいだのを覚えてます。修学旅行みたいで楽しかったです。mvの見どころは、カット数が多く、いっぱいスクショ撮れると思うので、いろんな表情を収めてほしいです。
さえまる:裏話ですか…、実は撮影の日衣装のレギンスを家に忘れてしまい、アー写の時と脚が違ってます。そのまま黙って撮影に入ったのですが、誰にも触れられる事がなかったので、上手くやり過ごせたんだと思ってます。
むー:ガッツリとMVを撮るのはメンバー全員初だったと思うんですが、とにかく皆さん富士山に大興奮でした。映像もあるんですが、田舎者丸出しで恥ずかしいので出せたものではございません
葵:今まで以上に暴れてやすいようにと思い、今までのサイノ筐ニワには無かった正統派の楽曲を制作しました。サビは飛びながら聞いてほしいです。
Kou:ヘヴィでノリやすいリフとキャッチーなサビが魅力だと思います。他の曲達はしっとりとした曲が多いので平面的にならないように、カラッとした曲も一曲欲しいと思い作りました。難しいプレイはないですが、いろんなフレーズを散りばめてます。
玖:僕のギターは同じリフやコード進行の繰り返しなので、その上で流れるkouちゃんのフレーズや葵くんの表現がより際立っていると思います。
さえまる:この曲は脳みそにどしどしきて忙しいです。リズムにこうノらなきゃいけない!ってのは無いので好きに暴れて欲しいです。プレイ面では、ベースは大した事していません。
むー:Infectionは王道というか、分かりやすくカッコイイを念頭にフレーズを作りました。最後のDjentぽいゾーンとか楽しいですね。難解に聞こえますが、やってることはシンプルなので是非とも皆さんコピーして下さいとても楽しいですよ。
葵:援助交際している男女って一度沼に嵌るとなかなか抜け出せないんですよね。お互い何らかの得をしているから。あまり詳しくないんですけど、そういう人達って何考えてるのかなって思ったので、想像の中で援助交際の実態を暴いてやろうと。でも初期段階で書いていた歌詞だと当事者に叩かれそうだったので、色々オブラートに包んでタイトルがらInfectionになったわけです。だから別にこの曲にはAさんとBさんがいて、みたいな物語は自分の中には無いですね。
Kou:だそうです!この曲の原曲のタイトルがINFECTIONと名付けていたのですが誰にも伝えずボツにしてデモでは「CCC」というタイトルでみんなにデータを渡していたのですが葵くんからタイトルは「Infection」でと言われたときは偶然の一致で鳥肌が立ちました笑
玖:援助交際って単語だけだと、よくない印象ですが、僕はそういう割り切った関係もありかなって思うこともあります。経験はないんですけどね。
さえまる:援助交際をテーマにしたと葵くんに聞きました。まぁ、生き方は人それぞれですね。
むー:よくこーちゃんに結婚を前提に交際を申し込むんですが、いつも鼻で笑われて流されます。まぁ冗談ですけど、これ以上言うと本人は顔真っ赤にして恥ずかしがるのでこの辺にしときます
葵:これ、良いじゃんって思いました。
Kou:大人な感じとやんちゃな感じが融合した不思議な曲です。
玖:この曲はリメイクの曲ですが、元の曲のもつイメージとはガラっと変わってて、さえまるの才を感じる曲です。
さえまる:この楽曲も脳みそにどしどしきて忙しいです。しかしどこかペーソスを感じる部分があって個人的にお気に入りです。ベースを弾いていて1番楽しい楽曲でもあります。しかし、ベースは大した事していません。
むー:リメイク曲ですが、リメイク前のpop感はどこかに飛んでいって今の筐ニワのゴリゴリモード全開曲になっています。ファンからの反応がとても楽しみです。
葵:私の中ではかなりストレートに書きました。ヒトは執着したい生き物なんだと。今まで世に出たラブソングの歌詞も、結局人に執着したいという思いが絡んでいるんです。聴く人もそんな執着心に共感していると感じたので、そこに乗っかろうと思い歌詞を書きました。
Kou:自分では絶対出てこない歌詞で、すごいなあと思ってます。この曲はまだライブで未発表です。
玖:葵くんのセンスにはいつも感動してます。ライブではまだしていないのでリアクションも楽しみです。
さえまる:鳥籠で〜のところが印象深いですね。
むー:葵くんがばっちり答えています。頼んだぞ
葵:歌詞を書き始めて1年経ちますが、どうすれば表現しやすいのか未だに分かりません。ある話の中の人間に寄り添った方が書きやすいと感じるときがあれば、その人間を客観視した方が書きやすいときもあるので。ただ、一つ言えるのは、格好良く書こうとか、誰かを感動させようとか、そういう邪念みたいなものが生まれると書けないです。無になります。
Kou:歌詞はあまり書かないのでわかりません…
玖:僕も作詞まがいなことはしますが、葵くんの書き方は僕も気になります…
さえまる:きっと葵くんの脳みそは女性的なんだと思います。葵ちゃんです。
むー:葵くんがばっちり答えています。たの(ry
葵:明るいですよね。ただひたすらに。しかし何処か不思議な曲。何が不思議なのかは私も分かっていません。
Kou:青春ラブソングて感じです。激しめでメタリックなリフもあればポップで聴きやすいサビもあり、不安になるような音使いもあれば軽快なホイッスルも鳴ったりと"なんでもり"な曲です。
玖:純愛だなって思います。,,
さえまる:ドタバタ青春ラブコメディ
むー:全体的にとてもキャッチーな曲だと思ってます。サビとかすごく聴きやすくて耳に残りやすいと思います。ファンの中でも1位2位を争う人気曲かもしれません
葵:私の淡い青春と性癖です。
Kou:大好きです笑。とにかくちょっと歪んだ歌詞書いて!と頼んだ記憶があります。
玖:こういう風に愛されてみたいですね。
さえまる:思春期あるある
むー:共感はしませんが、変態っぷりがとてもいいですよね。というか、あー!したことあるぅー!って共感したらヤベー奴です。
葵:人に興味が無いのでないですね。
Kou:どうなんでしょうか笑
玖:会うために2時間以上雨に打たれるくらいには一途で、執念を持ってます。
さえまる:好きな人に迷惑はかけとーないです
むー:俺は産まれた瞬間から勝利の女神と言う奴のストーキングをしているぜ。こんなんだからさえまるさんからキモって言われるんですよねー。
葵:単純に来てくれた方が私達のライブで明日も頑張ろうと思うように、背中を押せたら、という感じです。
Kou:ダークな曲ですが内容は暗くとも前向きなので辛いこともあるけど前向いて生きよう!の気持ちで弾いてます。基本的に最後に持ってくると活きる曲なのではと思ってます!締め括り的な感じです。
玖:実は、暴れてるのは僕たちだけで、聴かせる曲って思ってます。歌を聴いて!って気持ちが大きいです。
さえまる:誰か1人にでも生きる希望になれたらって気持ちで弾いてます。ライブでは結構動きながら弾いてます。ただ、ベースは大した事してません。
むー:叫命は、LIVEでも盛り上がる人気曲ですが、意外と聴かせ曲というか、バンバン暴れるって感じの曲ではないかもしれません。サビがメロディアスで、そこの時はちゃんとボーカル聞いてねって思いながらプレイしています
葵:この曲、レコーディング当日に歌詞を書き換えたんです。作曲者のKouとお互い曲の解釈が違って。Kouから「命」をテーマに書いてほしいと言われていたのですが、今考えると、初めの歌詞は歌詞が出てこなくて歌詞っぽく書いてたんです。だからとりあえず今まで生きて辛かったときのことを思い出して素直に書いてみようと思って。そうしたら偶然言葉が頭に浮かんで、偶然その言葉がメロディに合って、ギリギリレコーディングに間に合ったんです。
Kou:最初に葵くんから送られてきた歌詞が自分のイメージと違ったのでキープにして、もうひとつ作ってもらったらまさに欲しかった歌詞を作ってきてくれました。欲しかったもの全てが「一緒に、死ぬ為に、生きよう。」の一行に全て集約されてました。
玖:これも葵くんが光る一節です!大好きです。
さえまる:真意や含みは無くそのままの意味で受け取っていいと思います。大切な人とは、悲しんだり悲しませたりしないように、一緒に添い遂げれたら素敵ですね。僕もメンバーと死ぬ為に生きようと思います。
むー:ぼくも、「一緒に、死ぬ為に、生きよう」大好きです!こういう絶望の中にも光があるみたいな曲大好きです!!!!
葵:初めての作品です。私達のことを知らない方にも、今回の作品を通して少しでも分かっていただけたらという気持ちです。
Kou:今の自分がバンドで表現したいフレーズが詰め込めた作品になったと思います。
玖:今のサイノ筐ニワを知れる素敵な作品だと、思います。ただあくまで「今の」ですので、今後の展開が僕も楽しみです。一緒に楽しんでほしいです。
さえまる: 今回GLKに所属させてもらって初の音源なので、心機一転といいますか、初心に還ってまっさらな気持ちでスタートを切りたいのと、曲に対しての印象や感情などは、受け取り手が自由に詰め込んでほしいという思いから『カラ筐』と名付けたミニアルバムを出させていただきました。どれもシングルカットしていいくらいの出来だと思っています。
むー:今のサイノ筐ニワというものをドンッと表現できたアルバムと思います。全曲聴き応えがあるし、なんか……感無量です笑
葵:気持ちが"カラ"なときです。
Kou:辛いときに聴いて欲しいです。
玖:ノリがいいので、ドライブ中にちょっと大き音出して聴くのもありかなと思います。ただ他の人の迷惑にならないようにね。
さえまる:どれもノリがいいので、筋トレ中とかエクササイズ中にいいのではないでしょうか。笑
むー:今は賽ノカラ筐はガンには効かないが、いずれ効くようになる。
葵:寝てます
Kou:趣味がほとんどないので空いた時間はひたすらギター練習したり作曲してます。あとお菓子めっちゃ食べてます。
玖:僕は疎遠になっていた人たちと連絡をとってます。音楽を続けてる人、やめた人、結婚する人、離婚した人もいましたね。そういう人との”繋がり”を再構築するのもありかと思います。どんな関係でも人と繋がってるって思うと安心するというか、生きようって思えます。
さえまる:曲を作ったりベースを練習したりするのはもちろん、空いた時間で耽美派の方々の小説やアートブックを読んだり、最近は少しヨガも始めました。アドバイスは…今までそんなに興味なかったものにも目を向けてみるといいかもしれないですね。インプット期間ですよ。
むー:ハンドスピナーを回してます、未だに多分メンバーからは若干引かれてます。
葵:どこでも寝られる
Kou:今まで触れてこなかったギター奏法が少しですが身に付きました!
玖:僕は音楽を理論的に組み上げるので、その理解をより深く勉強しなおしてます。DTMも勉強してます。
さえまる:集中力がつきました。
むー:動画編集の勉強をしています。今回のMVのオフショットなんか編集しました
葵:時々煽ります。その日のライブで煽ったらレアだと思ってください。
Kou:ステージ上でそれぞれタイプの全く違う個性豊か?な5人を観ていただけたらと思います。
玖:4人のイケメンと1人の可愛い子が、音楽を奏でる様を目に焼き付けてほしいです。
さえまる:1番は葵くんの歌を聴いてほしいです。そして葵くんを生かす楽曲も聴いてもらえて、バンドを贔屓にしてもらえたら感涙に咽びます。
むー:綺麗なメロディーと独特な世界感を楽しんでもらいたいです
葵:東京や大阪など都市圏でのライブも増やしていけたらと思っています。
Kou:今色々大変な時期ですが、出来る範囲で出来ることを全力でやっていけたらと思っています。
玖:ライブを軸としつつ、幅広くやりたいです。
さえまる:時世が時世なので何とも言えない感じですが、活動範囲を拡げていきたいです。
むー:とにかく今はコロナの収束を願うばかりですが、今回のミニアルバム発売主催が東京、福岡と予定されてますので個人的にも楽しみです
葵:肉じゃがが好きです。
Kou:最後まで読んでくれてありがとうございました!辛いこともありますが前向きに日々過ごしていきましょう!
玖:サイノ筐体ニワに興味を持って、ここまで読んでいただきありがとうございます。生きて、どこかで会えることを切に願います。
さえまる:『筐』と『筺』、『8520』と『8528』間違えやすいので注意してください。正しくは『サイノ筐ニワ〜31-8520〜』です。
むー:最後まで読んでくれてありがとう!
サイノ筐ニワ
Vo.葵 / Gu.Kou / Gu.玖 / Ba.さえまる / Dr.むー
2018年3月結成。
バンド名である31-8520(読み:サイノハコニワ)の"31"の部分には様々な意味を含ませており、ジャンルにはとらわれない多様な世界を表現していく事をコンセプトとしている。
RELEASE
サイノ筐ニワ 1st Mini Album『賽ノカラ筐』2020年06月17日(水) RELEASE!!
【初回限定盤】
CD+DVD / ¥2,400(+Tax)
[CD]
1. 独奏殺生ガール
2. 夜廻語
3. Infection
4. Mr&Mrs
5. 叫命
[DVD]
夜廻語 MV +オフショット
【通常盤】
CD / ¥2,100(+Tax)
[CD]
1. 独奏殺生ガール
2. 夜廻語
3. Infection
4. 青春セレナーデ
5. 叫命
LIVE SCHEDULE
アンドゥー4th Maxi Single発売記念主催 『悪魔的レジスタンス~アルバ~』
06月17日(水) 池袋BlackHole
OPEN 17:00 / START 17:30
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 (D代別)
[出演]
サイノ筐ニワ / アンドゥー / MAMIRETA / リブラヴェル / モンストロ /
アル BD SPECIAL BAND(Vo:ICE / Gu:アル / Gu:SAN / Ba:ガノ / Dr:由太郎)
[チケット]
04/25(土)よりe+にて発売
購入ページURL
https://eplus.jp/sf/detail/3279850001-P0030001
【振替公演】 2020年4月26日Leetspeak monsters ONEMANTOUR 『Welcome to Monster’s Theater 2020』 福岡公演
01月09日(土) 福岡DRUM SON
OPEN 17:00 / START 17:30
前売 ¥3,800 / 当日 ¥4,300 (D代別)
[出演]
Leetspeak monsters / (OA)サイノ筐ニワ
[チケット]
09/13(日)よりe+にてBチケット販売開始
購入ページURL
準備中
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サイノ筐ニワ、1st Mini Album『賽ノカラ筐』より『夜廻語』MV FULLにて公開!
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