張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明
1.貴殿のすべての事業が繁盛することを祈願します。
2.本人は貴殿に以下の項の内容を通告しますので、ご参照ください。
3.本人は只今香港の基督日報調査団により韓国に知らされ一部の新聞に報じられた本人に対する問題提起に対して次のように本人の立場をもう一度はっきりと伝えます。
4.一角で提起する中国イエス青年会がイエスを信じないで十字架を失敗だと見なし本人を再臨主として信棒するという荒唐無稽な主張は全く根拠のないものであることを明らかにしておきます。
5.こうした疑惑提起と関連し、本人が既に韓・米・日三カ国で公開的な信仰告白を通してはっきりとした立場を伝えました。
第一、2007年5月23日に日本のクリスチャントゥデイに信仰告白を掲載したことがあり、それにより問題を提起した人物の教団高位人事より再臨主疑惑が解除されたとの文件をもらったことがあります。
第二、本人はこの前LA教協会長と牧師会体表との会合でもはっきりとした信仰告白をし、これを米州基督日報と韓国クリスチャントゥデイにも掲載したことがあります。
第三、貴殿を含めた3人のCCK異対委所属の牧会者(朴ヒョンテク、ジン・ヨンシク、崔三卿)との対話でもはっきりとした信仰告白を発表した声明を伝達しました。また、本人は本人に対して問題を提起していた言論ニュースNジョイにもはっきりとした信仰告白を伝えております。
6.中国教会で捧げられた聖婚礼拝は世界的に起きている信仰と家庭運動の一環として捧げられた礼拝として結婚式とは別であり、統一協会の合同結婚式とは全く異なるものです。本人はこうした事実を既に貴殿をはじめ3人のCCK異対委所属の牧会者(朴ヒョンテク、ジン・ヨンシク、崔三卿)にはっきりと伝えたことがあります。
7.私はイエス・キリストによって救われました。はっきり言っておきますが、私は再臨主ではありません。また、私自身を再臨という不敬で奇怪なこと言ったことがありません。こうした異端の用語を使用して本人に対して問題を提起するのは本人の名誉を汚すことです。
Nehemiah Archives
ネヘミヤ記6章8節 「あなたはそのことを自分でかってに考え出したのだ」
2019年10月6日日曜日
張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明
韓国クリスチャントゥデイ紙面上に、クリスチャントゥデイ異端捏造事件に関して「張在亨牧師が崔三卿牧師外二人に送った内容証明」が掲載されました。以下にその記事の翻訳を掲載します。原文は「장재형 목사가 최삼경 목사 외 2인에게 보낸 내용증명」です。
2019年10月1日火曜日
崔三卿牧師、イエ長合同と世界福音同盟の交流禁止否決に際して虚偽を拡散
2019年10月1日付けの宣教新聞に掲載された崔三卿牧師についての記事を紹介します。原文は최삼경 목사의 교회와신앙, 합동-WEA 교류금지 부결을 가짜뉴스로 화풀이? ( http://www.missionews.co.kr/news/581677 )です。
崔三卿牧師の教会と信仰、合同-WEA交流禁止否決の腹いせに虚偽報道?
記事入力:2019-10-01 09:45
崔三卿牧師(南楊州市退溪院面、光と塩教会)の無分別な異端非難手段として活用されてきた「教会と信仰」が、不意に「張在亨牧師(クリスチャントゥデイ創設者)がWEA(世界福音同盟)から退出されたものと見られる 」というフェイクニュースを9月30日掲載した。
特にこの記事が掲載された時点で大韓イエス教長老会合同教団がWEAとの交流の禁止を否決させた後だったという点では、崔三卿牧師側が偽ニュースで大韓イエス教長老会合同とWEAとの交流を妨害しようとするではないかという疑惑が提起されている。他方では、最近キリスト教界の連合機構と複数の教団が張牧師の疑惑解消を相次いで再確認(記事リンク)して崔牧師の虚言が赤裸々に明らかになり、これに大きな危機を感じた崔牧師がネガティブキャンペーンを試みたという解釈も出ている。
この過程で、教会と信仰はWEA側に連絡したり、しっかりとした事実確認をしたりもせず、ただWEAと何の関係もないパク・ヨンギュ教授(総神大学校歴史学)との対話とインターネット検索だけで、このような疑惑を提起する常識以下の態度を見せた。
▲WEAが2018年張在亨牧師退任を記念して 贈呈した感謝状。張牧師が過去14年間 WEAに献身したことを感謝する内容。 |
そして、彼が設立した教団とメディアと10個以上の宣教団体が、WEAの会員団体として活発に協働している。張牧師が設立したオリベット大学のマンハッタン・キャンパスとドーバー・キャンパスは今までもエヴァンジェリカル・センターとして使用され、そこではWEAのスタッフが一緒に働いているにもかかわらず、教会と信仰が突然張牧師があたかも退出することになったかのような虚偽のニュースを広めようとするその動機が疑われている。
崔牧師が運営する教会と信仰は、2005年7月から、インターネットのニュースを開始した。主に異端のニュースを扱ってきたが、事実確認が不足したり、意図を持って記事を書いたりなど、多くの物議を醸してきた。2011年度の韓国基督教総連合会と韓国教会連合の分裂もキリスト教界で知られているところによると、金権選挙の問題と合同- 統合の間のヘゲモニー争いから始まったものだが、これについてはまるで別の理由があったかのように報道したことも問題だ。
今までの張牧師への疑惑は、ほとんど崔牧師側が提起してきたが、これはすべて事実無根であることが判明しており、キリスト教界の連合機構や主要な教団もこれを最近再確認した。それでも崔牧師はこれに対して謝罪せずに何年間も言い訳し誹謗を続けている。特に崔牧師本人自体がすでに異端と規定された人物であるが、そのような彼がどうやって異端の問題に対処することができるのかという点に疑問を持った人々が多い。
実際崔三卿牧師は三神論と、(イエス・キリストはマリアの月経を通して生まれたとする)月経胎孕論として韓基総によって異端的であると規定、退出させられ、大韓イエス教長老会合同や大韓イエス教長老会統合などの主要な教団でも絶え間ない異端是非があった。教団の中でも崔牧師は今年、大韓イエス教長老会統合の教団総会の議員資格を失って総会に出席できなくなり、すぐに引退を控えているが所属する老会(教区に相当)すら曖昧である状態であることも明らかになった。彼の生涯の願いの一つだった老会長になることも事実上不可能になった。
さらに崔牧師は、最近の身分偽装と文書偽造まで行い、虚偽の事実を流布した疑いで提訴の危機に置かれた日本人中橋氏と光と塩教会で直接会合していたことが明らかになって物議を醸しており、日本共産党の機関紙とも親密な関係を見せただけでなく、異端捏造活動を続けてきた根田派との接触説まで出ている。
また、今年の教団定期総会を起点として崔牧師がいくつかの教団の異端対策委員長と接触しているという声があり、自身がキム・サンファン牧師から5千万ウォンの資金を受け取ったという事実すらも最近自ら明らかにし議論の的となった。
イ・ジフィ記者
2019年9月25日水曜日
大韓イエス教長老会高神、ニュースNジョイを反キリスト教メディアで調査
2019年9月24日付けの韓国クリスチャントゥデイに掲載された大韓イエス教長老会高神教団の教団総会についての記事を紹介します。原文は“뉴스앤조이는 반기독교적”… 조사 및 후원 중단 결의 ( http://www.christiantoday.co.kr/news/325418 ) です。
「ニュースNジョイ反はキリスト教的」調査および後援中断を決議
[高神②] 直前役員会「教会を攻撃し、同性愛を積極的に擁護 」
キム・ジニョン記者 jykim@chtoday.co.kr | 入力:2019.09.19 11:23
▲神学教育部長キム・セジュン牧師が報告に先立って発言している。ⓒキム・ジニョン記者
大韓イエス教長老会高神(総会長シン・スイン牧師)の異端対策委員会(委員長ジン・チャンソル牧師、以下異対委)がニュースNジョイ(以下ニュジョ)を調査する。この期間高神教団に所属する教会はニュジョへの後援を中断しなければならない。
大韓イエス教長老会高神教団の第69回定期総会第三日の19日、ニュジョに関連した請願について「異対委に調査を任せ、調査結果が出るまで、教会の後援は中断するのがふさわしい」とする神学教育部(部長キム・セジュン牧師)による報告を許諾した。
同請願は、京畿北部老会(老会は教区に相当)と直前会期総会役員会がした。まず、京畿北部老会は「一部のキリスト教メディアであるかのように振る舞うメディアによって正しい教会運動が多大な被害を受けている」とし「健全なクリスチャンのメディアがあれば異端を擁護していると言って公的信頼を裏切るメディアが毒キノコのように育っている。このような渦中で、インターネットメディアであるニュジョが韓国の教会に仕えるよりむしろこれを攻撃する姿を見せており、特に同性愛を強く擁護する記事を多数掲載している。このようなメディアを多くの教会が後援したりもする。これに対して、総会が明確に分別し総会に属する教会と信徒らが被害を受けないよう調査を通して、その結果を明らかにしてほしい」と「ニュジョ調査」を請願した。
直前会期総会役員会は、「インターネット新聞ニュジョが教会を攻撃して崩すことの先頭に立つ姿を見せ、聖書に絶対に反する同性愛を積極的に擁護している」とし「ニュジョが反聖書的、反キリスト教的であるにもかかわらず、複数の教会がニュジョを後援している。これについてニュジョが健全なキリスト教メディアであるかどうかを研究調査するよう請願する」と述べた。
一方、△韓基総(韓国基督教総連合会)の異端擁護団体の規定とジョン・グァンフン代表会長異端擁護規定請願、△愛の洗礼教会チョン・ドンス牧師の異端性研究請願件はそれぞれ異対委と高神大院教授会が引き受けて1年間研究した後、次回の総会で報告することにした。
2019年9月12日木曜日
韓国キリスト教界、クリスチャントゥデイと張在亨牧師の疑惑解消を再確認
2019年9月11日付けの韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は"교계, 본지와 설립자에 대한 의혹 해소 재확인"です。http://www.christiantoday.co.kr/news/325273
韓国キリスト教界、本紙と創始者の疑惑解消を再確認
イ・デウン記者 dwlee@chtoday.co.kr | 入力:2019.09.11 22:09
本紙と本紙設立者張在亨牧師の疑惑がすべて解消されたことが韓国の主要教団及び連合機構によって再確認された。
この疑惑は、すでに数年前韓国キリスト教界の決定と世俗法に基づいた判決などを通して事実無根であると終結したが、昨年末ニュースNジョイが本紙を陰湿な攻撃するために偽りの証人と偽りの証拠すら動員し、再点火を試みた。これに対して本紙が法的対応をするために、最近行われた主要な教団や組織の指導者との交流と対話を通して、ニュースNジョイの報道は虚偽であることが判明した。
まず、韓国教会連合(CCIK)が張牧師を異端と規定したとのニュースNジョイ報道について、本紙はCCIK側に事実確認を要請する公文書を送った。これに対しCCIKは答申し、異端と規定したことはないと明らかにした。
これにとどまらず、CCIKのチェ・グィス事務総長は、韓国長老教総連合会のソン・テソプ代表会長と共に8月末ロサンゼルスとニューヨークで開催された行事に出席するため、米国を訪問した時、大韓イエス教長老会合福のジャン・シファン総会長とソ・イルクォン事務総長の仲介で張牧師が奉仕する、ワールド・オリベット・アッセンブリー(WOA)本部を訪問し、張牧師と歓談の時間を持った。
▲(左から順に)大韓イエス教長老会合福ジャン・シファン総会長、CCIKチェ・グィス事務総長、張在亨牧師、韓国長老教総連合会ソン・テソプ代表会長、同合福ソ・イルクォン事務総長
この席でチェ牧師とソン牧師は張牧師に関連する各種懸案について質疑し、張牧師はこれに率直に答え、自分の信仰を告白するとともに教団の世界宣教の働きを紹介した。これに対しチェ牧師は「WOAの宣教活動が韓国教会の宣教グローバル化をなすために絶対的に必要だ」と高く評価し、(WOAとCCIKの)双方が宣教の次元で交流の継続をすることにした。
また、ニュースNジョイは大韓イエス教長老会高神が張牧師についてはまだ問題視しているのかのように報道したが、事実確認の結果高神は、2015年9月の第65回定期総会で張牧師の所属教団である大韓イエス教長老会合福が送付した張牧師交流禁止取り下げ要求の件を受け入れることにするとした類似キリスト教研究委員会(当時委員長パク・スマン牧師)の報告をそのまま受け入れ、事案を終結させた。高神教団はこの事実を、同委員会の議事録と総会資料集を通して再度確認させた。
大韓イエス教長老会統合の異端対策委員会は、9月5日に韓国教会百周年記念館で本紙前現職社長が出席する中、対話の場を設けた。統合教団の異端対策委員会が本紙を相手に懇談会を持ったのは今回が初めてであり、この場では非常に意味のある生産的な対話がなされた。統合教団の異端対策委員は、特に本紙には問題がなく、張牧師の再臨主疑惑はすでに解消されたという点を明確にした。
ただし、これらの張牧師の統一教会関連可否について釈明を要求し、これに本紙は韓国基督教総連合会(CCK)が2004年と2005年の2回に渡る綿密な調査を通して「嫌疑なし」とし、現在統一教会といかなる関係もないことを明確に示した資料と張牧師の信仰告白文などを提示した。当時CCKは分裂前であり、異端対策委員会には統合教団から派遣された委員も参加し張牧師も積極的に釈明した。本紙は、統合教団の異端対策委員会が(法廷での)疎明に必要な資料を要求すれば、いつでも提供する方針であることを明らかにして懇談会を終えた。
韓国キリスト教界、本紙と創始者の疑惑解消を再確認
イ・デウン記者 dwlee@chtoday.co.kr | 入力:2019.09.11 22:09
本紙と本紙設立者張在亨牧師の疑惑がすべて解消されたことが韓国の主要教団及び連合機構によって再確認された。
この疑惑は、すでに数年前韓国キリスト教界の決定と世俗法に基づいた判決などを通して事実無根であると終結したが、昨年末ニュースNジョイが本紙を陰湿な攻撃するために偽りの証人と偽りの証拠すら動員し、再点火を試みた。これに対して本紙が法的対応をするために、最近行われた主要な教団や組織の指導者との交流と対話を通して、ニュースNジョイの報道は虚偽であることが判明した。
まず、韓国教会連合(CCIK)が張牧師を異端と規定したとのニュースNジョイ報道について、本紙はCCIK側に事実確認を要請する公文書を送った。これに対しCCIKは答申し、異端と規定したことはないと明らかにした。
これにとどまらず、CCIKのチェ・グィス事務総長は、韓国長老教総連合会のソン・テソプ代表会長と共に8月末ロサンゼルスとニューヨークで開催された行事に出席するため、米国を訪問した時、大韓イエス教長老会合福のジャン・シファン総会長とソ・イルクォン事務総長の仲介で張牧師が奉仕する、ワールド・オリベット・アッセンブリー(WOA)本部を訪問し、張牧師と歓談の時間を持った。
▲張在亨牧師(写真右)が、ワールド・オリベット・アッセンブリー教団を訪問した韓国長老教総連合会ソン・テソプ代表会長(写真中央)とCCIKチェ・グィス事務総長に執務室で自身の働きについて紹介
この席でチェ牧師とソン牧師は張牧師に関連する各種懸案について質疑し、張牧師はこれに率直に答え、自分の信仰を告白するとともに教団の世界宣教の働きを紹介した。これに対しチェ牧師は「WOAの宣教活動が韓国教会の宣教グローバル化をなすために絶対的に必要だ」と高く評価し、(WOAとCCIKの)双方が宣教の次元で交流の継続をすることにした。
また、ニュースNジョイは大韓イエス教長老会高神が張牧師についてはまだ問題視しているのかのように報道したが、事実確認の結果高神は、2015年9月の第65回定期総会で張牧師の所属教団である大韓イエス教長老会合福が送付した張牧師交流禁止取り下げ要求の件を受け入れることにするとした類似キリスト教研究委員会(当時委員長パク・スマン牧師)の報告をそのまま受け入れ、事案を終結させた。高神教団はこの事実を、同委員会の議事録と総会資料集を通して再度確認させた。
大韓イエス教長老会統合の異端対策委員会は、9月5日に韓国教会百周年記念館で本紙前現職社長が出席する中、対話の場を設けた。統合教団の異端対策委員会が本紙を相手に懇談会を持ったのは今回が初めてであり、この場では非常に意味のある生産的な対話がなされた。統合教団の異端対策委員は、特に本紙には問題がなく、張牧師の再臨主疑惑はすでに解消されたという点を明確にした。
ただし、これらの張牧師の統一教会関連可否について釈明を要求し、これに本紙は韓国基督教総連合会(CCK)が2004年と2005年の2回に渡る綿密な調査を通して「嫌疑なし」とし、現在統一教会といかなる関係もないことを明確に示した資料と張牧師の信仰告白文などを提示した。当時CCKは分裂前であり、異端対策委員会には統合教団から派遣された委員も参加し張牧師も積極的に釈明した。本紙は、統合教団の異端対策委員会が(法廷での)疎明に必要な資料を要求すれば、いつでも提供する方針であることを明らかにして懇談会を終えた。
▲(左から順に)CCIKの公文書、高神教団総会の報告書、CCKの公文書。
本紙に対するこれと同様の誹謗と疑惑提起は、2009年K某牧師が、自分が属している協会の名前で記者会見を開き、再臨主疑惑を悪意を持って提起したことに触発され、この事案が韓国キリスト教界の葛藤と分裂に政治的に利用され、本紙に大きな被害を与えた。
これは、最終的に教会法的にまた、世俗法的に真実が明らかになり誹謗者らが処罰を受けて終結したが、最近ニュースNジョイがこれ歪曲し、再び本紙を誹謗した。しかし、今回このように韓国の主要な教団と連合機構が疑惑が終結したことを公式文書などを通して事実確認されたことにより、当該事案の終結が再確認された。
2018年12月15日土曜日
火をもって答える神
今朝、寒かったので暖炉の火で温まりながらいろいろ考え事をしていました。
そして昨今のキリスト教界に思うところがあり、上記のツイートをしたわけですが、事情をよく知らないクリスチャンの方々は「何のこと?」と思われるだろうと思いますので、以下にその意味を詳しく書こうと思いました。
これは日本のキリスト教界におけるクリスチャントゥデイ異端捏造問題( https://nehemiaharchives.blogspot.com/2018/12/blog-post.html )とその背景にあるキリスト教のメディアを自称しつつ金日成を救世主として崇拝する主体思想派の正体を隠して韓国の福音派に侵入し、教会の弱体化と破壊活動を行ってきた扇動機関、ニュースNジョイの問題( https://nehemiaharchives.blogspot.com/2018/12/n.html )について述べたものです。
これを考えるとき、第一列王記18章17節から40節が思い起こさせれました。
17 アハブがエリヤを見るや、アハブは彼に言った。「これはおまえか。イスラエルを煩わすもの。」21節の「エリヤはみなの前に進み出て言った。『あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。』しかし、民は一言も彼に答えなかった。」に突き当たったとき、「しかし、これはがっかりだな。どれくらい事なかれ主義なんだよ。いつの時代も同じか。」と思ってしまいました。日本のクリスチャントゥデイは韓国クリスチャントゥデイの以下の報道を紹介したのですが、日本のキリスト教界からはまだ一言も答えがないように思えたからです。
18 エリヤは言った。「私はイスラエルを煩わしません。あなたとあなたの父の家こそそうです。現にあなたがたは主の命令を捨て、あなたはバアルのあとについています。
19 さあ、今、人をやって、カルメル山の私のところに、全イスラエルと、イゼベルの食卓につく四百五十人のバアルの預言者と、四百人のアシェラの預言者とを集めなさい。」
20 そこで、アハブはイスラエルのすべての人に使いをやり、預言者たちをカルメル山に集めた。
21 エリヤはみなの前に進み出て言った。「あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。」しかし、民は一言も彼に答えなかった。
22 そこで、エリヤは民に向かって言った。「私ひとりが主の預言者として残っている。しかし、バアルの預言者は四百五十人だ。
23 彼らは、私たちのために、二頭の雄牛を用意せよ。彼らは自分たちで一頭の雄牛を選び、それを切り裂き、たきぎの上に載せよ。彼らは火をつけてはならない。私は、もう一頭の雄牛を同じようにして、たきぎの上に載せ、火をつけないでおく。
24 あなたがたは自分たちの神の名を呼べ。私は主の名を呼ぼう。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。」民はみな答えて、「それがよい。」と言った。
25 エリヤはバアルの預言者たちに言った。「あなたがたで一頭の雄牛を選び、あなたがたのほうからまず始めよ。人数が多いのだから。あなたがたの神の名を呼べ。ただし、火をつけてはならない。」
26 そこで、彼らは与えられた雄牛を取ってそれを整え、朝から真昼までバアルの名を呼んで言った。「バアルよ。私たちに答えてください。」しかし、何の声もなく、答える者もなかった。そこで彼らは、自分たちの造った祭壇のあたりを、踊り回った。
27 真昼になると、エリヤは彼らをあざけって言った。「もっと大きな声で呼んでみよ。彼は神なのだから。きっと何かに没頭しているか、席をはずしているか、旅に出ているのだろう。もしかすると、寝ているのかもしれないから、起こしたらよかろう。」
28 彼らはますます大きな声で呼ばわり、彼らのならわしに従って、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけた。
29 このようにして、昼も過ぎ、ささげ物をささげる時まで騒ぎ立てたが、何の声もなく、答える者もなく、注意を払う者もなかった。
30 エリヤが民全体に、「私のそばに近寄りなさい。」と言ったので、民はみな彼に近寄った。それから、彼はこわれていた主の祭壇を建て直した。
31 エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる。」と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取った。
32 その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、その祭壇の回りに、二セアの種を入れるほどのみぞを掘った。
33 ついで彼は、たきぎを並べ、一頭の雄牛を切り裂き、それをたきぎの上に載せ、
34 「四つのかめに水を満たし、この全焼のいけにえと、このたきぎの上に注げ。」と命じた。ついで「それを二度せよ。」と言ったので、彼らは二度そうした。そのうえに、彼は、「三度せよ。」と言ったので、彼らは三度そうした。
35 水は祭壇の回りに流れ出した。彼はみぞにも水を満たした。
36 ささげ物をささげるころになると、預言者エリヤは進み出て言った。「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルにおいて神であり、私があなたのしもべであり、あなたのみことばによって私がこれらのすべての事を行なったということが、きょう、明らかになりますように。
37 私に答えてください。主よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」
38 すると、主の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、みぞの水もなめ尽くしてしまった。
39 民はみな、これを見て、ひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です。」と言った。
40 そこでエリヤは彼らに命じた。「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」彼らがバアルの預言者たちを捕えると、エリヤは彼らをキション川に連れて下り、そこで彼らを殺した。
- ニュースNジョイ、主体思想派が韓国キリスト教界に植えた「細胞組織」 韓国メディアが報道
- ニュースNジョイ前編集局長は「NL」、現局長は「幽霊会員」とカミングアウト
- ニュースNジョイ関連の主体思想派団体関係者、韓国軍工作摘発され処罰
- ニュースNジョイ関連団体は「キリスト教」か「首領教」か
- ニュースNジョイ、これは会社なのか?
しかし、エリヤの時代もバアルの預言者が450人もいればビビって反対の声をあげるどころじゃない雰囲気だったというのは想像できます。だからイスラエルの民に行動する勇気を与えるためにエリヤは提案をしたのでしょう。バアルという偶像を拝むのを止め、火をもって答える神様を畏れ、拝むという行動を取る勇気与えるための神明裁判の提案でした。
今回の韓国CTの報道は「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」の声そのものだと思います。これはイスラエルの民に向かって発せられた声です。
「ニュースNジョイの金日成を偶像崇拝する預言者たちを捕らえよ。ひとりものがすな。」
これだと思います。最初は黙っていたイスラエルの民も神様の火を見たらバアルの預言者を捕まえるというアクションを取りました。大韓イエス教長老会高神教団がその良い例だと思います。今高神教団では主体思想派狩りが敢行されているそうです。これが自浄というものであり、イエス・キリストが細縄を作って両替人を追い出した行為が象徴するものだと思います。
今回ニュースNジョイの主体思想派主導を裏付ける大量の物的証拠が出てきたのは本当に神様が火を送ってくれたのに等しい奇跡でした。韓国のキリスト教界はそれがどんな火なのか見ただけでわかったということです。
日本のキリスト教界がこの火をどう見るか?これが今問われている問いなのでしょう。神様からすると、「私はあなたの祈りを聞き、火を送った。あなた方はどうするのか?」って聞いてるわけだと思います。
「金日成を偶像崇拝する連中がのうのうと福音派のクリスチャンのふりをして、それを福音派が今まで受け入れられてきたが、今ようやく証拠があがってバレて排斥されている」という事実。
日本のキリスト教界はこれをどう見てどう対処するのでしょうか?
特に福音派。
これは、根田さんのキリスト教界における生死と密接に関わっているから非常に答えを出しにくい問題でもあります。
例えば、ある日本の教団が、
ニュースNジョイについての声明
○月○日
韓国キリスト教界で明らかにされたように、ニュースNジョイは主体思想派の金日成偶像崇拝者で、戦前の天皇崇拝者の国家神道と何ら変わるものではありません。むしろ福音主義の革を被ってキリスト教の破壊をしようとしている狼だという点で、キリスト教にとっては国家神道よりもさらに悪質な勢力です。このため、本教団はこれと内通、協力、擁護、利用し、キリスト教を弱体化させ、破壊し、主体思想を肯定的に受け取るようキリスト教界を扇動する行為に加担する者が教団加盟の教会にいる場合、該当者の所属教会の教師がこれを止めるよう訓戒し、従わない者はこれを改めぬかぎり教会籍を剥奪することを、役員会によって決定しました。主にありて。
文字通りこうじゃなくても、このような見解や声明を出せるなら、その教団は韓国のキリスト教界もしくは他国のキリスト教界から正常だと判断されるでしょう。しかし、根田さんが死に物狂いで「クリスチャン新聞でXXと書きますよ」などと脅迫と根回しを繰り返し、その教団の意思決定に介入し、万が一「ニュースNジョイはキリスト教メディアです」などという血迷った見解の声明を出させたら。すべての教団に根田さんがそういう根回しをして成功したら、日本のキリスト教界、特に福音派にはたぶんもう未来はないと思います。
こういう考えをある福音派の牧師先生に話したところ、「そういう声明があったら異議を唱えます。」とおっしゃってくださいました。
それでも僕が「日本ホーリネス教団の意思決定に根田さんが介入して実際そういう声明が出るのがあり得るから怖い。」と申したところ、「その時は徹底的抗戦します。」ともおっしゃってくださいました。ガッツがありますね。
その先生は「ニュースNジョイはインチキカルト的メディアである証拠は多数出ております。CTが異端カルトである証拠は皆無。そういうことです。根田はグルなのか、そうでなかったら目が曇っているということ。エレミヤの時代と同じ状況と言えると思いますね。偽預言者による平和宣言とか。」ともおっしゃっていました。
根田さんはニュースNジョイ主体思想派暴露報道「以降」、「ニュースNジョイはキリスト教メディア」などという主張を繰り返しています。
ニュースNジョイに「金日成秘密裏偶像崇拝罪」と「福音主義キリスト教詐称煽動破壊罪」の罪状を突きつけた瞬間、ニュースNジョイを嬉々として引用し、無批判無検証に利用し、CTを異端に祭り上げた根田さんにも同じ罪状が突きつけられること。これが福音派のジレンマになるかもしれません。
根田さんは結局、まだ福音派の「身内」なのだとおもいます。身内を切るのは痛みが伴います。
しかし、今韓国のキリスト教界で始まったニュースNジョイ断罪排斥運動の炎を、鎖国して日本のキリスト教界が防ぐことなどできるのでしょうか?
今回、根田さんが所属する日本ホーリネス教団を始めとする福音派の信徒、牧師、神学者、その他関係者の皆さんには深刻な問題提起をしなければなりません。今福音派はニュースNジョイが燃やされている神の炎を目の当たりにして、根田さんに対して「ニュースNジョイから手を切れ」と説得している過程にありますし、そのような自浄作用が働く様子から希望が見て取れます。
先ほどとは別のある牧師先生は根田さんに対して
「クリスチャントゥデイ問題とは別にして、ニュースNジョイを韓国のキリスト教界で信頼がおけるというご発言は、本当ですか?私は、その逆の評価を、韓国の牧師さんから得ています。
井出さんをかばうつもりは毛頭ありませんが、逆に、井出さんが出してくる情報に対して、ニュースNジョイをかばってしまうと、韓国や日本にいる誠実な牧師や宣教師から、この問題に対して、心が大きく離れていってしまいますよ。『やはり、根田さんが赤旗の取材で意見を寄稿されるということは、やはり確信的な赤だったのか?』という疑念が出てくるなど、日本以上に韓国では強い拒否反応が起こるでしょうから。
政治思想の争いになる前に、福音真理の戦いに戻っていただけませんか?」とおっしゃっていました。 ニュースNジョイを庇うのはもう無理だということです。
しかし、韓国クリスチャントゥデイとニュースNジョイの戦いと、その代理戦争でもある日本クリスチャントゥデイと根田派の問題提起者の方々の戦いは政治思想の争い「だけにとどまりません」。確実に福音真理の戦いでもあります。なぜでしょうか?ニュースNジョイがキリスト教界を騙し、思想化工作を通してキリスト教の弱体化を進める細胞組織、扇動組織だからです。
福音真理をニュースNジョイを放置してキリスト教が弱体化させられ、多くのクリスチャンが金日成主義者に改造されるのをクリスチャンが、牧師が、神学者が手放しに放置したら福音真理を守れるのですか?いいえ。守れません。だから韓国のキリスト教界は今断固としてニュースNジョイを排除に向けて動いているのです。ニュースNジョイとの戦いは政治思想の争いであり、同時に、福音真理の戦いなのです。そして韓国クリスチャントゥデイと日本クリスチャントゥデイは先陣を切って、矢面に立って、この戦いを戦っているのです。
根田さんが頑固にニュースNジョイ擁護の立場を死守するなら、日本ホーリネス教団は膿を切り捨てる措置をとるべきではないでしょうか?日本ホーリネス教団だけではありません。いのちのことば社、日本福音主義神学会、日本ローザンヌ運動、JTJ神学校、その他根田氏が所属するすべての団体、特に福音派の団体は、ニュースNジョイについて現時点での、暴露報道以後の、立場を表明するべきではないでしょうか?目をつむって、聞こえないふりをして、知らないふりをして、これを通り過ぎることはもうできないと思います。
そして、根田さんがニュースNジョイを擁護し続けるのならば、根田さんを諭し、諌め、訓戒し、勧め、丁寧にニュースNジョイから手を切るように導かなければなりません。それでも根田さんがニュースNジョイを擁護するなら、痛みを伴ったとしても、根田さんを排除せねば、ニュースNジョイが賛美、崇拝する金日成を現人神として国体の中心に据えた、朝鮮民主主義人民共和国の圧政の元で、日々虐待され、苛烈な人権侵害を受け、動物以下の存在として扱われ、毎日残虐に殺され、殉教していくクリスチャンの兄弟姉妹に、私達は何と弁解すれば良いのでしょう?
僕はアメリカの福音派に属するクリスチャンとして、部外者の目でこの状況を見ています。同時に今は属していないとしても、僕の信仰的基礎を形作る場所であった日本の福音派には恩義があるため、これを思っておせっかいかもしれませんがものを言います。韓国のクリスチャンとも縁があるため、韓国の福音派の現状が刻一刻と耳に入ってくるため、危機感を感じています。
日本の福音派には友人も人脈も名声もない石のような存在だが、叫びたい。「バアルの預言者たちを捕えよ。ひとりものがすな。」と。
2018年12月10日月曜日
韓国CTとニュースNジョイの因縁
一見関係のない2つの別々の問題に見える「クリスチャントゥデイを異端に仕立て上げてキリスト教界から抹殺しよう」という問題と、「ニュースNジョイは主体思想派のキリスト教弱体化工作のための扇動組織である」という問題。最初は何がきっかけだったのか?っていうところを見ると、つながってくるものがあります。
1.宗教マフィア
大韓イエス教長老会統合教団の崔三卿牧師という自称異端専門家、異端鑑別師を名乗る人が3人の同種の人たちと韓国の様々な教会を訪れて「あなたの教会を守るために異端対策をしてあげよう。だから異端対策費用としてXXX万ウォンを払ってください」というビジネスをしていました。中には払えない牧師や払いたくない教会がありました。「いやそんなことしなくていい。帰ってください」と言った牧師はニュースNジョイに女性スキャンダル、異端疑惑、金銭問題などを報道され、韓国のキリスト教界から「正義の名のもとに」抹殺されました。実はニュースNジョイの捏造だったのです。自分の教会の牧師が失脚し、教会が潰され、自分の教会を失った信徒は悔しさと悲しみに暮れます。崔三卿牧師は異端対策費というみかじめ料を徴収する「宗教マフィア」だと呼ばれるようになっていました。
2.作戦会議
その後韓国クリスチャントゥデイが大韓イエス教長老会合同福音教団の張在亨牧師によって創立されます。記者は世間知らずの若者です。ただ正義感にあふれて突っ走る人が何人かいたようです。ある日クリスチャントゥデイに電話録音の音源が届けられました。崔三卿牧師とお仲間の宗教マフィアが正統教会の牧師Aをどのようにして異端に仕立て上げるのか作戦会議をする電話でした。オウンゴールですね。自分で異端捏造の手順を語ってるんですから。この時点で張在亨牧師を批判する人は韓国のキリスト教界にはだれもいませんでした。もちろん以前統一協会やその関連団体にいて、そこを出て正統な教会の牧師をしている人は多くいました。ただ、暗黙の了解として互いにそのような過去は触れないというエチケットのようなものがあったようです。
韓国クリスチャントゥデイにもたらされた崔三卿牧師を告発する電話音源は他の多数のキリスト教メディアにもすでに送ってありましたが、ニュースNジョイによる報復捏造報道を恐れて誰もこれを公開し、批判的に報道するメディアはありませんでした。何も知らないで驚愕した韓国クリスチャントゥデイの記者以外は。韓国クリスチャントゥデイにある記事が掲載されました。電話録音を詳細に記述し、正統な牧師をどのように異端として捏造するのか協議し、次のステップを整え、方向性を決める様子が暴露されました。他の新聞が報じないのでスクープになってしまいました。韓国のキリスト教界がざわつきます。崔三卿牧師やニュースNジョイなどの被害者らは内心「よくぞやってくれた」と思いつつも、「大丈夫か、標的にされたらひとたまりもないのではないか?」と心もとない思いもあったそうです。
3.殺れ
崔三卿牧師がある日いつものように異端捏造をしようとして気づくと韓国クリスチャントゥデイにそのことがバラしてありました。小悪人なら焦って震えるのですが、自分のメディアを従え、自分が黒といえば白も黒くなる権力者は一味違います。崔三卿牧師は怒りに燃え、「この若造が。人の領域(シマ)あらしやがって。まあいい。こんな無名の新聞すぐに潰してやるから。」崔三卿牧師はいつものようにニュースNジョイの記者に連絡をしました。「次はクリスチャントゥデイだ。何か探せ。そして殺れ。」この瞬間から、崔三卿牧師とニュースNジョイは韓国クリスチャントゥデイと決して共存できない、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬまで死闘を繰り広げる関係になりました。韓国クリスチャントゥデイの報道が「正しい」ことになれば崔三卿牧師は社会的に死ななければなりません。異端捏造の暴力という剣によって韓国クリスチャントゥデイのペンを折れ。これが崔三卿牧師の殺害命令だったのです。
4.ペンと剣
韓国クリスチャントゥデイのあら捜しをしますが、金銭問題、女性問題、どちらもクリーンでした。残る選択肢は異端捏造。設立者である張在亨牧師の経歴、発言、教えの内容、数百ページの文章をニュースNジョイ記者は漁ります。張在亨牧師は若い頃統一協会の外郭団体でキリスト教の福音宣教をしていたことがわかりました。「やった。見つけた。」ニュースNジョイの記者は使命感に溢れます。主体思想の勝利のためにまた一人牧師と、新参のキリスト教メディアを社会的に抹殺できそうだ。キリスト教の弱体化に貢献できそうだ。こうして作られたのが張在亨牧師統一協会前歴報道でした。ただ、今回の敵は違いました。安々と殺されてたまるかと血気盛んな若者が反論を報道し、ペンで対抗してきました。
5.「客観的な第三者」
崔三卿牧師が異端対策委員会の相談室長を務める韓国基督教総連合会(CCK)では、崔三卿牧師の発案により張在亨牧師の異端調査が開始されました。「ニュースNジョイが疑惑を報じているから調査せよ。」と自作自演を異端対策委員会の会議で発案します。このようにして、張在亨牧師は宗教裁判に引き出されました。ニュースNジョイはこれみよがしに報道します。記事は「CCKが異端疑惑で張在亨牧師を調査」です。マッチポンプにも程があるのですが、あくまで客観的な第三者を装って大々的に報道するのが異端捏造のこつだそうです。
根田さんが日本のクリスチャントゥデイを抹殺するための口実を探していたのがちょうどこのころでした。それでJEAが55の加盟教団に送ったFAXの内容が以下のように定まったということです。
根田さんは崔三卿の保身と、ニュースNジョイのキリスト教弱体化工作のために用意した矢を知ってか知らずか、日本のクリスチャントゥデイに向かって放ったということです。
6.コインの裏と表
張在亨牧師は韓国キリスト教総連合会の異端対策委員会において、「証拠がなく事実でなく、異端性が全くない」と判断され、無罪放免となりましたが、結果これが冤罪であるため、責任者の処罰を求めますが、CCKの指導者らに「どうか穏便にしてほしい」となだめられて偽りの告発者らを赦しました。
一方崔三卿牧師は後に自分が異端であることが判明してCCKを追放されました。ニュースNジョイは今まさに炎上しています。コインの表と裏のように対象的な結末に終わりましたね。神様のどんでん返しはこういうものではないでしょうか?
最後に印象的なエピソードをひとつ。
宗教裁判の検察官よろしく崔三卿牧師が張在亨牧師を調査するときに、崔三卿牧師は面と向かって金持ち自慢をしたそうです。自分がいかに金が多いかを誇る崔三卿牧師はこう口走ったそうです。「ニュースNジョイの記者にあんたのことを調査させるのに3000万ウォンもくれてやったんだよ」賄賂を払って捏造記事を書かせてたことを自分から言ってしまいました。オウンゴールです。
書いていてバカバカしくなるほどの汚い話しですが、韓国のキリスト教界の腐敗した現実です。
ニュースNジョイの問題がクリスチャントゥデイの疑惑問題とはコインの裏と表の関係にあることがおわかりになったでしょうか?
1.宗教マフィア
大韓イエス教長老会統合教団の崔三卿牧師という自称異端専門家、異端鑑別師を名乗る人が3人の同種の人たちと韓国の様々な教会を訪れて「あなたの教会を守るために異端対策をしてあげよう。だから異端対策費用としてXXX万ウォンを払ってください」というビジネスをしていました。中には払えない牧師や払いたくない教会がありました。「いやそんなことしなくていい。帰ってください」と言った牧師はニュースNジョイに女性スキャンダル、異端疑惑、金銭問題などを報道され、韓国のキリスト教界から「正義の名のもとに」抹殺されました。実はニュースNジョイの捏造だったのです。自分の教会の牧師が失脚し、教会が潰され、自分の教会を失った信徒は悔しさと悲しみに暮れます。崔三卿牧師は異端対策費というみかじめ料を徴収する「宗教マフィア」だと呼ばれるようになっていました。
2.作戦会議
その後韓国クリスチャントゥデイが大韓イエス教長老会合同福音教団の張在亨牧師によって創立されます。記者は世間知らずの若者です。ただ正義感にあふれて突っ走る人が何人かいたようです。ある日クリスチャントゥデイに電話録音の音源が届けられました。崔三卿牧師とお仲間の宗教マフィアが正統教会の牧師Aをどのようにして異端に仕立て上げるのか作戦会議をする電話でした。オウンゴールですね。自分で異端捏造の手順を語ってるんですから。この時点で張在亨牧師を批判する人は韓国のキリスト教界にはだれもいませんでした。もちろん以前統一協会やその関連団体にいて、そこを出て正統な教会の牧師をしている人は多くいました。ただ、暗黙の了解として互いにそのような過去は触れないというエチケットのようなものがあったようです。
韓国クリスチャントゥデイにもたらされた崔三卿牧師を告発する電話音源は他の多数のキリスト教メディアにもすでに送ってありましたが、ニュースNジョイによる報復捏造報道を恐れて誰もこれを公開し、批判的に報道するメディアはありませんでした。何も知らないで驚愕した韓国クリスチャントゥデイの記者以外は。韓国クリスチャントゥデイにある記事が掲載されました。電話録音を詳細に記述し、正統な牧師をどのように異端として捏造するのか協議し、次のステップを整え、方向性を決める様子が暴露されました。他の新聞が報じないのでスクープになってしまいました。韓国のキリスト教界がざわつきます。崔三卿牧師やニュースNジョイなどの被害者らは内心「よくぞやってくれた」と思いつつも、「大丈夫か、標的にされたらひとたまりもないのではないか?」と心もとない思いもあったそうです。
3.殺れ
崔三卿牧師がある日いつものように異端捏造をしようとして気づくと韓国クリスチャントゥデイにそのことがバラしてありました。小悪人なら焦って震えるのですが、自分のメディアを従え、自分が黒といえば白も黒くなる権力者は一味違います。崔三卿牧師は怒りに燃え、「この若造が。人の領域(シマ)あらしやがって。まあいい。こんな無名の新聞すぐに潰してやるから。」崔三卿牧師はいつものようにニュースNジョイの記者に連絡をしました。「次はクリスチャントゥデイだ。何か探せ。そして殺れ。」この瞬間から、崔三卿牧師とニュースNジョイは韓国クリスチャントゥデイと決して共存できない、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬまで死闘を繰り広げる関係になりました。韓国クリスチャントゥデイの報道が「正しい」ことになれば崔三卿牧師は社会的に死ななければなりません。異端捏造の暴力という剣によって韓国クリスチャントゥデイのペンを折れ。これが崔三卿牧師の殺害命令だったのです。
4.ペンと剣
韓国クリスチャントゥデイのあら捜しをしますが、金銭問題、女性問題、どちらもクリーンでした。残る選択肢は異端捏造。設立者である張在亨牧師の経歴、発言、教えの内容、数百ページの文章をニュースNジョイ記者は漁ります。張在亨牧師は若い頃統一協会の外郭団体でキリスト教の福音宣教をしていたことがわかりました。「やった。見つけた。」ニュースNジョイの記者は使命感に溢れます。主体思想の勝利のためにまた一人牧師と、新参のキリスト教メディアを社会的に抹殺できそうだ。キリスト教の弱体化に貢献できそうだ。こうして作られたのが張在亨牧師統一協会前歴報道でした。ただ、今回の敵は違いました。安々と殺されてたまるかと血気盛んな若者が反論を報道し、ペンで対抗してきました。
5.「客観的な第三者」
崔三卿牧師が異端対策委員会の相談室長を務める韓国基督教総連合会(CCK)では、崔三卿牧師の発案により張在亨牧師の異端調査が開始されました。「ニュースNジョイが疑惑を報じているから調査せよ。」と自作自演を異端対策委員会の会議で発案します。このようにして、張在亨牧師は宗教裁判に引き出されました。ニュースNジョイはこれみよがしに報道します。記事は「CCKが異端疑惑で張在亨牧師を調査」です。マッチポンプにも程があるのですが、あくまで客観的な第三者を装って大々的に報道するのが異端捏造のこつだそうです。
根田さんが日本のクリスチャントゥデイを抹殺するための口実を探していたのがちょうどこのころでした。それでJEAが55の加盟教団に送ったFAXの内容が以下のように定まったということです。
日本福音同盟 Japan Evangelical Association
101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル内
TEL 03-3295-1765 FAX 03-3295-1933 E-mail office@jeanet.org
2004年6月17日
JEA加盟団体各位
JEA協力団体各位
主の御名を賛美いたします。
最近、いち報道機関として活動を始めた『クリスチャントゥデイ』に関して、さまざまな問い合わせが皆さまからございました。数ヶ月間、調査結果を待っておりましたが、一昨日、韓国の新聞社「韓国基督公報」を通じて次の内容の事が明らかになりました。
記
韓国クリスチャントゥデイ新聞の常任理事、張在炯牧師は、統一協会の核心メンバーであることが判明。このことについての記事が韓国のオンライン新聞であるNews N Joyに出ている。基督公報の取材によれば、海外ネットワークとして日本と中国に力を入れているらしい。張在炯牧師は現在合同福音教団の総会長ですが、韓国基督教総連合会から異端として調査中である。(クリスチャン新聞提供)
上記の調査報告を深刻に受けとめ、JEAは今後、『クリスチャントゥデイ』の取材を一切受けないことといたしました。その事を関係者の皆様にご報告いたします。
主にありて
理事長 小川国光
総主事 具志堅聖
根田さんは崔三卿の保身と、ニュースNジョイのキリスト教弱体化工作のために用意した矢を知ってか知らずか、日本のクリスチャントゥデイに向かって放ったということです。
6.コインの裏と表
張在亨牧師は韓国キリスト教総連合会の異端対策委員会において、「証拠がなく事実でなく、異端性が全くない」と判断され、無罪放免となりましたが、結果これが冤罪であるため、責任者の処罰を求めますが、CCKの指導者らに「どうか穏便にしてほしい」となだめられて偽りの告発者らを赦しました。
一方崔三卿牧師は後に自分が異端であることが判明してCCKを追放されました。ニュースNジョイは今まさに炎上しています。コインの表と裏のように対象的な結末に終わりましたね。神様のどんでん返しはこういうものではないでしょうか?
最後に印象的なエピソードをひとつ。
宗教裁判の検察官よろしく崔三卿牧師が張在亨牧師を調査するときに、崔三卿牧師は面と向かって金持ち自慢をしたそうです。自分がいかに金が多いかを誇る崔三卿牧師はこう口走ったそうです。「ニュースNジョイの記者にあんたのことを調査させるのに3000万ウォンもくれてやったんだよ」賄賂を払って捏造記事を書かせてたことを自分から言ってしまいました。オウンゴールです。
書いていてバカバカしくなるほどの汚い話しですが、韓国のキリスト教界の腐敗した現実です。
ニュースNジョイの問題がクリスチャントゥデイの疑惑問題とはコインの裏と表の関係にあることがおわかりになったでしょうか?
ニュースNジョイ問題 フェイクニュースを信じるのか、連合機関と裁判所の判決文を信じるのか
韓国クリスチャントゥデイの10日付けの記事の翻訳を紹介します。
原文:http://www.christiantoday.co.kr/news/318310
ニュースNジョイを調査した専門家チーム、大型不正ゲート暴露目前
本紙は最近ニュースNジョイの背景にある金日成の主体思想を崇拝する勢力について複数回にわたって深層報道したが、ニュースNジョイはその内容について一言も否定できず、本紙が何の根拠もなく「従北のフレーム」をかぶせようとしているのだと言い張っている。何がそんなに急だったのか、礼拝もささげていないのか、ニュースNジョイは主日の9日、話にならない午後3時30分ごろと9時ごろ、長文の記事を2つも続けて掲載した。
そうしながらニュースNジョイは、日本にまで行って取材をしてきたとフェイクニュースや匿名の人物の情報、その正体と出どころを知ることができないノートを持ってきて、本紙設立者である張在亨牧師の疑惑提起をしているが、その内容はすべて当の昔の2013年、虚偽の事実として法的な判決を受けた(関連記事リンク)。すでに虚偽事実の流布者らが敗訴し、裁判所の命令により、1千万ウォンの賠償金も納付して、自分たちが掲載した誹謗をすべて削除した事件の文献にある内容をもって、いきなり疑惑を再点火しようとしていることが正気なのか?
裁判所の明確な判決があるにもかかわらず、敗訴したことがないと主張することもやはりフェイクニュースだ。なぜこのようなことが起こっているのだろうか?日本社会の文化は、裁判の結果については非常に厳重なので敗訴した側は強力にその責任を追及されるため、虚偽事実流布者たちは、何とかして責任を逃れるために局面転換を図っているためだ。しかし、法的に終結したので、いくら再点火させようと数年間必死になっても再点火できてない。
この事件について、日本国内で陰湿な攻撃を主導した人物は、すでにきれいに謝罪したが、これは非常に勇気があり、素晴らしい姿勢だ。本紙は必要に応じて、これを後日公開する方針だ。その後も追従者らが、追及が恐ろしくて問題を起こし続けてきたが、これ以上国に恥をかかせず、公に謝罪せよとの教会世論の圧力を受けている。
本紙の取材によると、日本では張牧師所属教団の教会はすべて健全な信仰を持っており、いわゆる「脱退者」は存在しない。出席教会を移したり、離れることは、個人の信仰の自由に関わる問題であり、キリスト教会内で数多く起きていることにもかかわらず、「脱退者」と表現することも問題だ。この単語を使うこと自体が異端操作プログラミングをする者たちの典型的な手法だ。
原文:http://www.christiantoday.co.kr/news/318310
ニュースNジョイを調査した専門家チーム、大型不正ゲート暴露目前
本紙は最近ニュースNジョイの背景にある金日成の主体思想を崇拝する勢力について複数回にわたって深層報道したが、ニュースNジョイはその内容について一言も否定できず、本紙が何の根拠もなく「従北のフレーム」をかぶせようとしているのだと言い張っている。何がそんなに急だったのか、礼拝もささげていないのか、ニュースNジョイは主日の9日、話にならない午後3時30分ごろと9時ごろ、長文の記事を2つも続けて掲載した。
そうしながらニュースNジョイは、日本にまで行って取材をしてきたとフェイクニュースや匿名の人物の情報、その正体と出どころを知ることができないノートを持ってきて、本紙設立者である張在亨牧師の疑惑提起をしているが、その内容はすべて当の昔の2013年、虚偽の事実として法的な判決を受けた(関連記事リンク)。すでに虚偽事実の流布者らが敗訴し、裁判所の命令により、1千万ウォンの賠償金も納付して、自分たちが掲載した誹謗をすべて削除した事件の文献にある内容をもって、いきなり疑惑を再点火しようとしていることが正気なのか?
裁判所の明確な判決があるにもかかわらず、敗訴したことがないと主張することもやはりフェイクニュースだ。なぜこのようなことが起こっているのだろうか?日本社会の文化は、裁判の結果については非常に厳重なので敗訴した側は強力にその責任を追及されるため、虚偽事実流布者たちは、何とかして責任を逃れるために局面転換を図っているためだ。しかし、法的に終結したので、いくら再点火させようと数年間必死になっても再点火できてない。
この事件について、日本国内で陰湿な攻撃を主導した人物は、すでにきれいに謝罪したが、これは非常に勇気があり、素晴らしい姿勢だ。本紙は必要に応じて、これを後日公開する方針だ。その後も追従者らが、追及が恐ろしくて問題を起こし続けてきたが、これ以上国に恥をかかせず、公に謝罪せよとの教会世論の圧力を受けている。
本紙の取材によると、日本では張牧師所属教団の教会はすべて健全な信仰を持っており、いわゆる「脱退者」は存在しない。出席教会を移したり、離れることは、個人の信仰の自由に関わる問題であり、キリスト教会内で数多く起きていることにもかかわらず、「脱退者」と表現することも問題だ。この単語を使うこと自体が異端操作プログラミングをする者たちの典型的な手法だ。
ニュースNジョイが取材のために日本で会った人物らも、嫌韓派人種差別主義者、正体を隠した匿名の人物、共産党機関紙のインタビューを受けた前歴がある人物など、その面々は見物だ。このような問題を知って会ったのか、知らずに会ったのかは分からないが、知らずに会ったとしたら教える意向がある。だが、知った上で会ったなら、責任を免れるのは難しいだろう。
ニュースNジョイは聖なる家庭を作ろうという趣旨の礼拝についても、「合同結婚式」だと言い張って、統一協会のフレームをかぶせようとするが、これもまた韓国基督教総連合会(韓基総)の調査でいちいち写真対比をした結果、虚偽事実と明らかになった。世界的規模で成長した教団の教会について、このようなとんでもない陰湿な攻撃をすると、いったい誰が信じるだろうか?
この事案は、韓国でもやはり教会法的に社会法的にすべて完全に終結した。まず、韓基総は数年にわたる調査の末、張牧師に対して4回にわたって何の嫌疑もないとの結論を下した(該当結果についての韓基総公文書)。その当時、韓基総は韓教連と分裂する前で、合同と統合など、すべて主要な教団がそこに加入しており、韓基総は名実共に韓国教会を代表する連合機構だった。張牧師を陰湿に攻撃した側も調査に加わり、すべての資料を提出して主張を展開した上で出てきた結果だ。
張牧師自らも韓国と日本と米国で複数回信仰告白を明らかにしており、疑惑についても確実に否定した(2008年6月に韓国クリスチャントゥデイに掲載した信仰告白文、2012 年10月、韓国福音主義協議会の指導者たちと一緒にした記者懇談会での信仰告白)。従って、これに対する疑惑は完全に終止符を打ったのだ。
さらに重要なのは、本紙の創設者は、すでに本紙と法的に何の関係もない米国在住の神学者であるという点だ。彼に対して再臨主異端という陰湿な攻撃を国内で最初に掲載したドゥルソリ新聞も、やはりすでに法的に有罪判決を受けた(関連記事リンク)。それでもそれ以上の証拠が必要なのか?
また、ニュースNジョイは今、のんびりすでに終結した他人事に興味を持つ時ではない。今ニュースNジョイは教界内に浸透した主体思想追従者らの細胞組織なのかという論難―ある牧師はニュースNジョイを教界に入ってきた「トロイの木馬」と表現した―について立場を表明できていない。なぜ、そうだとしたら「そうだ」、あるいはそうでなければ「そうではない」と答えないのか?
「私たちはそのような信仰を信じていないし教えたこともない」と言って、北朝鮮の金日成主体思想と全体主義独裁体制について非難したら良いのではないか?張牧師がすでに複数回行ったように、公に信仰告白をしたらきれいに整理される問題ではないか?ところが、答えずに、「従北フレーム」だと言ったり、「日本から何か出てくるのを防ごうとしている」と言ったりすることは、論点をかなり逸脱したものだ。
本紙がそもそもこの事件について深層取材と報道を始めた理由は、ニュースNジョイの大型財政不正スキャンダルについて告発するためであった。本紙はニュースNジョイの財政問題について10年前も報道したが、最近、この問題が再び集中的にあらわになった。
ある保守の人物が国内主体思想追従者らの勢力について非難する内容のユーチューブ動画で、ニュースNジョイの関連機関(財)ハンビットヌリが過去4年間、毎年約30億ウォンに達する後援金を国内有数の企業と団体から受け、そのうちの過去4年間で10億ウォンを超える金額がニュースNジョイに流れていたという事実を暴露した。これについてなぜこれらが教会を破壊する勢力と、金日成を追従する勢力に資金を出すのかと非難が殺到した。これで現在、専門家らを中心としたタスクフォースが構成され、ニュースNジョイの財政問題について集中的な研究が進んでおり、その結果が本紙に続けて情報提供されているが、これは実にニュースNジョイの存続を左右するほどの内容だ。
特に本紙の情報提供者らは、教会が金日成追従勢力の実体を知らずに後援しているのであれば、自分も知らないうちに悪の勢力を助けることなので、この問題を赤裸々に公表すべきだと口をそろえている。ニュースNジョイは、このような自身の梁(はり)を先に見るべきで、なぜ何もない他人のちりを探そうと遠い道を行き来しながら苦労するのか、哀れでしょうがない。さらに本紙がニュースNジョイについてこれまで報道したことは、今後提起する問題に比べれば氷山の一角にすぎない。
日本福音同盟のある重鎮牧師は「普通、日本の左派は、自分たちがあちこち火をつけておいてから『火事だ!』と叫ぶという点に注目するように」と話し、「だからこのような戦いをするために、揺れることなく断固とした心を持って最後まで戦うべきだ」と助言した。
ニュースNジョイの実体について本紙の記事が出て以降、実に多くの牧会者と信徒からこれを支持するとの連絡が来て、業務が麻痺するほどであった。これは、ニュースNジョイがどれほど多くの問題を持っており、これにより、どれほど多くの人々がこれまで苦しんできたのかを如実に示している。
ニュースNジョイがただ本紙が指摘する問題にのみ答えれば、あとは読者が判断することだ。しかし、ニュースNジョイはなぜ指摘された問題について語らずに、米国の牧師を引っ張り出して、非難を浴びせて感情的に対応しているのか、このように論点を曇らせる姿勢が、果たして事実究明に何の効果があるのか?本紙は、このような反キリスト教偶像崇拝勢力に対して断固対抗し、目をつぶらずに、ただ神と読者だけを見つめて、韓国教会の前にその真相を究明する。
2018年12月7日金曜日
クリスチャントゥデイ異端捏造問題
根田祥一氏は僕との対話の中で「あなたが『根田捏造説』の発信元だったという事実を否定しないんですか? できませんよね、証拠を握っているんですから。そうやって恥の上塗りしていると、自分の吐いた唾が自分に降りかかってきますよ。」と述べました。
論理も理性も感じられない感情的でその場の思いつきで出たような言葉ですが、根田氏のこの言葉への応答を準備する中で一つ考えさせられました。
人は自分の口から出した裁きの言葉によって裁かれる。この言葉は2000年前のそのとき、パレスチナの地でなされたイエス様の発言の記録に留まることなく、今の時代この場所で実際に神様の起こす出来事を通して神様の言葉が生きていることを証明する神様の力そのものなのだと。
『根田捏造説』よりはむしろ『ニュースNジョイ捏造情報根田輸入事実』と呼ぶほうが正確でしょうがどっちにせよ、初耳の人には背景を含めて最初からきちんと説明する必要があると思い、皆さんの理解の助けになるかと思い以下の文を書くことにしました。
JEAの正式な意思決定プロセスである理事会で、クリスチャントゥデイについて調査することを論議し、「意思決定者である理事全員の意見を反映させた上で」調査に踏み切ったのでしょうか?それとも根田氏がJEAの事務所にエレベーターで行って総主事や他の少数の実務者や理事と二人で会話して調査するかしないか、調査するとしたらどのような手法で調査するのかを理事会を通さずに「勝手に決めてしまった」のでしょうか?
また、西川氏は中核派の労働組合である国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の集会で連帯のメッセージを伝え、中核派の擁立した政治家である北島邦彦氏や齋藤郁真氏の選挙応援ポスターに顔と名前と肩書を出して連帯を表明し、中核派の機関紙である前進が看板のように活動を伝える人物です。
日本ではカトリック信徒有志による「教会の政治的言動を憂慮する会」が日本カトリック正義と平和協議会がどのような活動をどのような団体とともに行ってきたかをできるかぎり網羅的に示した調査結果を公開しています。根田氏がクリスチャン新聞で報じてきた政治的イベントにはJEA社会委員会、日本キリスト教会靖国神社問題委員会、日本キリスト改革派教会大会社会問題委員会(西川重則氏の所属教団)とともに日本カトリック正義と平和協議会が頻繁に主催団体や協賛団体として名を連ねており、好意的に報道されています。日本カトリック正義と平和協議会の人脈リストに主体思想日朝友好代表団副団長岡部淳氏、日本教職員チュチェ思想研究連絡協議会全国事務局長であり、金日成誕生を記念する「4月の春の集い」準備委員会の大石忠雄氏、首相に北朝鮮への緊急支援要請をしたかながわ朝鮮問題研究ネットワークの廣瀬禮子氏、チュチェ思想国際研究所理事の武者小路公秀氏など北朝鮮と深い関係の活動家が列挙されている事実も見逃せません。(http://untijpj.la.coocan.jp/yamanouchi/jpj-yamanouchifile_03.html)
韓国クリスチャントゥデイと対立関係にあり、互いの生死を賭けた報道合戦を繰り広げるニュースNジョイと根田氏が手を取るのは当然かもしれませんが、今後根田氏は日本のキリスト教界に対して、キリスト教の中心教理である神様の存在を否定し、革命戦争を掲げる中核派への態度や、無実のクリスチャンを信仰を理由に投獄し、苛烈な人権侵害を続け、大量に殺害している北朝鮮に対する態度を説明する責任に追われることになるでしょう。その北朝鮮の出先機関である韓国の主体思想派が運営するニュースNジョイと最初から手を取り合ってクリスチャントゥデイを抹殺しようとしたという非難にもなんらかの説得力をもって弁明していかなければならなくなりました。
ニュースNジョイの言葉を利用し、自分の言葉としてクリスチャントゥデイや張在亨牧師を裁いたが、行為と同じ言葉によって自分が裁かれています。そのJEA名義の文章には張在亨牧師が「統一協会の核心メンバー」であることが判明などと書いておき、韓国基督教総連合会(CCK)の調査結果が出てこれを否定されると、統一協会と類似の自称再臨主異端だと言葉を変え、CCKの再調査でそれも否定され、結局証拠を示すこともなく口だけで自分の支援した裁判は敗訴し、福音派で身動きが取れなくなると日本基督教団の斎藤牧師と結託して教団議長に影響力を行使して似たような死刑判決を出させ、持てる人脈の限りを尽くしてクリスチャントゥデイの排斥のために活動した結果どうなりましたか?
あなたが理想的なキリスト教指導者かのようなイメージを描こうとクリスチャン新聞の紙面に映し出した西川重則氏は「中核派の核心メンバー」である疑いが出てきており、あなたと共闘するニュースNジョイは主体思想派であることが明らかになった。
根田さん、あなたこれからどうします?自分の間違いを認めてクリスチャントゥデイに謝罪し、日本全国教会行脚でもしてあなたがJEAを利用して撒いたFAXを1枚1枚回収してニュースNジョイと協力した事実を牧師やクリスチャンらに謝罪して回りますか?自分のしてきたことをそろそろ客観的に振り返って見てください。自分の良心に照らし合わせてどうすれば神様の前に正しく映るか考えて見る時期が来たのではありませんか?
そうですね。それが人脈の力です。それが村社会の力であり、村八分の恐怖であり、「人から来る恐怖」でしょう。私はあの人を知っているが、この人は知らない。知っている人が言うことを聞いておこう。あの人は知名度があるし、多くの人が尊敬している。知っているあの人とこれまで築いた人間関係を犠牲にしてまでこの人との関係をスタートさせるのは損だ。この人とは関わらないようにしよう。この人の言うことは合ってるかもしれないし、正義を伝えてるかもしれないが、この人と私の間には人間関係がない。この人が死のうが生きようが私の得にもならないし、損にもならない。
論理も理性も感じられない感情的でその場の思いつきで出たような言葉ですが、根田氏のこの言葉への応答を準備する中で一つ考えさせられました。
人は自分の口から出した裁きの言葉によって裁かれる。この言葉は2000年前のそのとき、パレスチナの地でなされたイエス様の発言の記録に留まることなく、今の時代この場所で実際に神様の起こす出来事を通して神様の言葉が生きていることを証明する神様の力そのものなのだと。
『根田捏造説』よりはむしろ『ニュースNジョイ捏造情報根田輸入事実』と呼ぶほうが正確でしょうがどっちにせよ、初耳の人には背景を含めて最初からきちんと説明する必要があると思い、皆さんの理解の助けになるかと思い以下の文を書くことにしました。
1.エレベーター
2004年6月、僕がまだクリスチャンになる少し前の出来事ですが。当時日本福音同盟(JEA)の事務所とクリスチャン新聞の事務所は御茶ノ水クリスチャンセンターのエレベーターに乗れば行ったり来たりできる距離でした。2004年当時クリスチャン新聞の編集長は根田氏です。根田氏はエレベーターに乗りさえすればJEAの事務所に行き、他の人がいない時を見計らって当時の総主事に自分が「調査した」と称する「資料」なるものを見せに行くことが容易にできる状況でした。当時JEAは「いち報道機関として活動を始めた『クリスチャントゥデイ』に関して、さまざまな問い合わせ」を受けており、どういう意思決定プロセスに基づいてかは不明ですが、クリスチャントゥデイについて根田氏が編集長を務める「クリスチャン新聞が」調査することになりました。JEAの正式な意思決定プロセスである理事会で、クリスチャントゥデイについて調査することを論議し、「意思決定者である理事全員の意見を反映させた上で」調査に踏み切ったのでしょうか?それとも根田氏がJEAの事務所にエレベーターで行って総主事や他の少数の実務者や理事と二人で会話して調査するかしないか、調査するとしたらどのような手法で調査するのかを理事会を通さずに「勝手に決めてしまった」のでしょうか?
2.「編集権」と「公然面」
根田祥一氏が編集権を持ち、報道対象の取捨選択をする権限を持っていた2004年当時、根田祥一氏が何度も選んだ報道対象が、そして好意的にその活動を報道してきたのが西川重則氏です。西川氏は百万人署名運動の事務局長であり、百万人署名運動は革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)が主導する大衆運動であると警察白書に何年にも渡って繰り返し記述されています。また、西川氏は中核派の労働組合である国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の集会で連帯のメッセージを伝え、中核派の擁立した政治家である北島邦彦氏や齋藤郁真氏の選挙応援ポスターに顔と名前と肩書を出して連帯を表明し、中核派の機関紙である前進が看板のように活動を伝える人物です。
前進に記述された西川氏の活動や発言には、無神論の共産主義者に対して神の存在を説き、神はいないなどと主張して神を冒涜する罪を指摘し、無神論を捨てて神に立ち返り、イエス・キリストを信じて救われるようクリスチャンとして彼らにメッセージする姿はありません。もちろん前進が報じていないだけで舞台裏ではそのように西川氏が共産主義者を伝道している可能性もありますし、僕はそうであってほしいと願っています。
これら表面に現れる西川氏の行動は西川氏がクリスチャンを名乗りつつも同時に中核派の核心メンバーとして「公然面」で活動する活動家であることを示しています。警察白書などによると中核派は「非公然面」と「公然面」に組織が大別され、「非公然面」は爆弾、ロケット弾、人を殺傷し、物や建物を破壊するための凶器や武器を秘密裏に製造し、数十年に渡って日本国内でテロ、暗殺、放火、爆発事件などを繰り返して行っており、警察はローラー作戦で非公然アジトを摘発し、殺人犯の指名手配をして捜査、逮捕するなど力を入れて毎年対処しています。
これら表面に現れる西川氏の行動は西川氏がクリスチャンを名乗りつつも同時に中核派の核心メンバーとして「公然面」で活動する活動家であることを示しています。警察白書などによると中核派は「非公然面」と「公然面」に組織が大別され、「非公然面」は爆弾、ロケット弾、人を殺傷し、物や建物を破壊するための凶器や武器を秘密裏に製造し、数十年に渡って日本国内でテロ、暗殺、放火、爆発事件などを繰り返して行っており、警察はローラー作戦で非公然アジトを摘発し、殺人犯の指名手配をして捜査、逮捕するなど力を入れて毎年対処しています。
中核派は暴力革命を通して日本国内で革命戦争を起こし、戦争で多くの人を殺してでも共産主義革命を達成させることを公に方針として掲げています。
「武器を作り、人を殺し、革命戦争を起こそうとする」という「非公然面」の正体を隠して「公然面」では「戦争反対の平和主義者」を名乗り、戦争に反対するなどの大義名分を掲げて大衆運動を通してできるだけ多くの支持者を得てあわよくば「オルグ」して活動家として取り込む、これが西川氏が事務局長を務める百万人署名運動の実態です。
根田祥一氏はこの西川氏の活動があたかも正義であり、クリスチャン新聞の読者が西川氏の「平和主義者」としての活動を肯定すべきであるかのような印象を与える記事を繰り返し流布してきました。
根田祥一氏はこの西川氏の活動があたかも正義であり、クリスチャン新聞の読者が西川氏の「平和主義者」としての活動を肯定すべきであるかのような印象を与える記事を繰り返し流布してきました。
中核派が百万人署名運動を主導していることを知った上でこのような報道方針を採ったのなら、根田氏はクリスチャン新聞というキリスト教メディアを濫用してキリスト教界を扇動し、クリスチャン世論を無神論の共産主義者の活動に迎合させ、キリスト教界にシンパを大量生産する活動を意図的に行っていたことになります。
もちろん「私は中核派が百万人署名運動を主導していることは知らなかった。私は平和主義者だから彼らの暴力革命路線に知らずにも加担してしまった罪を謝罪し、悔い改める。今までの好意的な記事はすべて取り消し、今後は彼らの目指す革命戦争という人殺し行為に積極的に反対を表明する」と根田氏が表明し、これを実行に移すなら根田氏は自分が「本当に」クリスチャンの平和主義者であることをキリスト教界示すことができるでしょうし、そうであってほしいと僕は願っています。
3.敵を愛せよ
根田氏も西川氏もクリスチャンであると僕は信じたいですし、「彼らがクリスチャンを装った極左活動家である」などと断言するつもりはありません。彼らが「私はクリスチャンです」と信仰告白をすれば僕は証拠など要求せずに受け入れます。根田氏は僕の信仰告白を嘘呼ばわりし、僕を「クリスチャンを装った異端信徒」だと公に断言して日本中のクリスチャンの前で僕を中傷し、僕の信仰を踏みにじっていますが、僕の信じ、従おうとするイエス様は聖書を通して語りかけてくださいます「それでもあなたの敵を愛せよ」と。
だから根田氏が「私はクリスチャンです」という時、根田氏のように「それは嘘でしょう」とは言わず、「わかりました。信じます」と言いたいのです。根田氏という敵を愛するためにすすんで騙される者でいることに甘んじようと思います。「あなたはクリスチャンを自称してキリスト教メディアを濫用し、クリスチャンを自分の政治的イデオロギーに染めるために扇動する活動家だ」と、言うのには十分と思えるほどの状況証拠がありますが、それを言うのをぐっとこらえて忍耐するのが愛であり、復讐を神様に任せることなのかもしれません。
根田氏のように裁きの座に自ら座って断罪する者にならぬよう気をつけ、根田氏が冷静に自分を見つめ直す手助けをしていきたいと思います。
4.死刑判決
発行したばかりのクリスチャントゥデイは非常に保守的な論陣を張っており、明らかに根田氏の作る紙面とは政治的イデオロギーにおいて対立するものでした。万が一根田氏編集方針がキリスト教界を共産主義者の活動に迎合させ、共産主義者の社会運動にキリスト者を駆り立てるために扇動することであれば、クリスチャントゥデイはその目的を真っ向から否定する働きになります。
当然邪魔な存在、消えてなくなってほしい存在、どんな手段を使っても抹殺すべき存在になるでしょう。福音主義のキリスト教界の広告収入のパイの取り分が減るというのもCTに敵対する理由の一つになりうるでしょうが、政治的イデオロギーのほうがもっと根源的な動機である可能性もあります。根田氏の内心のことなので知りようもありませんが、状況証拠や根田氏の報道方針、活動、発言の論理的帰結としては妥当ではないかと思います。
このように2004年の時点でクリスチャントゥデイとクリスチャン新聞は同じ福音派を軸足をとったキリスト教メディア同士ではあっても、政治的イデオロギーにおいては互いの存在を決して受け入れることができないほど深刻な利害対立関係にあった可能性があることがわかります。つまり、JEAは殺すか殺されるかの利害対立にあるクリスチャン新聞に、「クリスチャントゥデイとは何か」を説明させる権限を与えたのです。
このように2004年の時点でクリスチャントゥデイとクリスチャン新聞は同じ福音派を軸足をとったキリスト教メディア同士ではあっても、政治的イデオロギーにおいては互いの存在を決して受け入れることができないほど深刻な利害対立関係にあった可能性があることがわかります。つまり、JEAは殺すか殺されるかの利害対立にあるクリスチャン新聞に、「クリスチャントゥデイとは何か」を説明させる権限を与えたのです。
「クリスチャントゥデイは言語非道の悪でありキリスト教界から抹殺されて当然」と言わしめる権限です。JEAは福音派のほぼすべての教団が加盟する連合組織であり、事実上日本の福音派教会の最高権威、カトリックでいうバチカンのようなものです。そのJEAの権威によって根田氏が編集長を務めるクリスチャン新聞はクリスチャントゥデイを電気椅子に拘束させてもらい、まんまと電気椅子のスイッチをもらうことに成功し、いつでも死刑宣告と死刑執行をする許可を得たことになります。まるで「こっちが判決文をチェックすることはないから、あなたが自由に書いていいよ」とでも言われたかのように。
その死刑宣告の判決文がこれです。
市民「死刑判決を下す前に裁判しましたか?」
その死刑宣告の判決文がこれです。
日本福音同盟 Japan Evangelical Association
101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル内
TEL 03-3295-1765 FAX 03-3295-1933 E-mail office@jeanet.org
2004年6月17日
JEA加盟団体各位
JEA協力団体各位
主の御名を賛美いたします。
最近、いち報道機関として活動を始めた『クリスチャントゥデイ』に関して、さまざまな問い合わせが皆さまからございました。数ヶ月間、調査結果を待っておりましたが、一昨日、韓国の新聞社「韓国基督公報」を通じて次の内容の事が明らかになりました。
記
韓国クリスチャントゥデイ新聞の常任理事、張在炯牧師は、統一協会の核心メンバーであることが判明。このことについての記事が韓国のオンライン新聞であるNews N Joyに出ている。基督公報の取材によれば、海外ネットワークとして日本と中国に力を入れているらしい。張在炯牧師は現在合同福音教団の総会長ですが、韓国基督教総連合会から異端として調査中である。(クリスチャン新聞提供)
上記の調査報告を深刻に受けとめ、JEAは今後、『クリスチャントゥデイ』の取材を一切受けないことといたしました。その事を関係者の皆様にご報告いたします。
主にありて
理事長 小川国光
総主事 具志堅聖
市民「死刑判決を下す前に裁判しましたか?」
権威「しました。」
市民「いつどこに来なさい、裁判であなたの言い分を聞くから、と私に通知してから裁判をしましたか?」
権威「してません。あなたを裁判に呼ばないで勝手に欠席裁判をしました。あなたの言い分は元々聞く気がありありませんし、あなたに反論の機会を与えて議論になれば都合が悪く、最悪議論に負けるので、あなたを裁判に呼ばないで死刑判決を出しました。」
市民「検察は誰ですか?誰が私の罪を調べたのですか?」
権威「私です。」
市民「裁判官は誰ですか?誰が検察の訴えを聞いて罪状を判断し、判決文を書くのですか?」
権威「それも私です。」
市民「誰がそんなことをする権限をあなたに与えたのですか?」
権威「私の人脈の一人である最高権威の要職にある人です。」
市民「正規の意思決定プロセスを通してそのような権限を得たのですか?」
権威「いいえ。そんなプロセスを経て意思決定者の誰かが公正な裁判をするように言い出したら、あなたに死刑判決を出せないじゃないですか。私の目的は裁判で正義を保証することじゃなくて、ただ利害対立にあるあなたを殺す名分として死刑判決を出すことなんですよ。わかったらさっさと死んでください。」
北朝鮮における常識的な市民と権威の関係はこういうものなのでしょう。しかし、残念ながら2004年の福音派でもこのようなことがあった可能性があります。クリスチャントゥデイを裁く権限を得た根田氏率いるクリスチャン新聞が、当時JEAの理事であった峯野牧師から理事会で反対されることなく上記の文章をFAXで加盟団体である福音派の各教団と、協力団体に送り、聖なる公同の教会の一部として活動を始めようとするクリスチャントゥデイを、その体から切り離して壊死させようとした、という可能性です。臓器を体から切り取って捨てたらどうなります?腐って死ぬだけでしょう。クリスチャントゥデイをキリスト教界において、キリスト教社会において、社会的に殺したかったらすべての教会との関係を断絶させればよいということです。
北朝鮮における常識的な市民と権威の関係はこういうものなのでしょう。しかし、残念ながら2004年の福音派でもこのようなことがあった可能性があります。クリスチャントゥデイを裁く権限を得た根田氏率いるクリスチャン新聞が、当時JEAの理事であった峯野牧師から理事会で反対されることなく上記の文章をFAXで加盟団体である福音派の各教団と、協力団体に送り、聖なる公同の教会の一部として活動を始めようとするクリスチャントゥデイを、その体から切り離して壊死させようとした、という可能性です。臓器を体から切り取って捨てたらどうなります?腐って死ぬだけでしょう。クリスチャントゥデイをキリスト教界において、キリスト教社会において、社会的に殺したかったらすべての教会との関係を断絶させればよいということです。
5.根田氏とニュースNジョイ
根田氏が率いるクリスチャン新聞がJEAから調査権を得てJEAに提供した情報元が自称福音主義キリスト教メディアNews N Joy(ニュースNジョイ)でした。奇しくもちょうど昨日、2018年12月5日に韓国クリスチャントゥデイがニュースNジョイが金日成主義者によって運営されていたことを示す多数の証拠とともに報道されました。(https://www.christiantoday.co.jp/articles/26310/20181205/newsnjoy-north-korea.htm)日本ではカトリック信徒有志による「教会の政治的言動を憂慮する会」が日本カトリック正義と平和協議会がどのような活動をどのような団体とともに行ってきたかをできるかぎり網羅的に示した調査結果を公開しています。根田氏がクリスチャン新聞で報じてきた政治的イベントにはJEA社会委員会、日本キリスト教会靖国神社問題委員会、日本キリスト改革派教会大会社会問題委員会(西川重則氏の所属教団)とともに日本カトリック正義と平和協議会が頻繁に主催団体や協賛団体として名を連ねており、好意的に報道されています。日本カトリック正義と平和協議会の人脈リストに主体思想日朝友好代表団副団長岡部淳氏、日本教職員チュチェ思想研究連絡協議会全国事務局長であり、金日成誕生を記念する「4月の春の集い」準備委員会の大石忠雄氏、首相に北朝鮮への緊急支援要請をしたかながわ朝鮮問題研究ネットワークの廣瀬禮子氏、チュチェ思想国際研究所理事の武者小路公秀氏など北朝鮮と深い関係の活動家が列挙されている事実も見逃せません。(http://untijpj.la.coocan.jp/yamanouchi/jpj-yamanouchifile_03.html)
韓国クリスチャントゥデイと対立関係にあり、互いの生死を賭けた報道合戦を繰り広げるニュースNジョイと根田氏が手を取るのは当然かもしれませんが、今後根田氏は日本のキリスト教界に対して、キリスト教の中心教理である神様の存在を否定し、革命戦争を掲げる中核派への態度や、無実のクリスチャンを信仰を理由に投獄し、苛烈な人権侵害を続け、大量に殺害している北朝鮮に対する態度を説明する責任に追われることになるでしょう。その北朝鮮の出先機関である韓国の主体思想派が運営するニュースNジョイと最初から手を取り合ってクリスチャントゥデイを抹殺しようとしたという非難にもなんらかの説得力をもって弁明していかなければならなくなりました。
6.社会的な唾
根田祥一氏はニュースNジョイの情報を口に含み、クリスチャントゥデイに死刑判決の唾を吐いてキリスト教界から抹殺しようとしたのですが、今回ニュースNジョイがキリスト教メディアを装った金日成主義者の扇動機関であることが判明したことによって、同じ唾が、彼がJEAを利用して福音派のすべての教団に送付させた「ニュースNジョイを典拠とする」FAXが、逃げようのない証拠、すでに多方面に撒き散らした汚い唾として、自分に降り掛かっている様子を私達は今見ています。その唾は全国津々浦々の教会の掲示板に、牧師の書斎に、教団事務所の壁に汚くこびりついており、これがあまりに広範囲に付着しているため、今更拭ってなかったことにはできません。ニュースNジョイの言葉を利用し、自分の言葉としてクリスチャントゥデイや張在亨牧師を裁いたが、行為と同じ言葉によって自分が裁かれています。そのJEA名義の文章には張在亨牧師が「統一協会の核心メンバー」であることが判明などと書いておき、韓国基督教総連合会(CCK)の調査結果が出てこれを否定されると、統一協会と類似の自称再臨主異端だと言葉を変え、CCKの再調査でそれも否定され、結局証拠を示すこともなく口だけで自分の支援した裁判は敗訴し、福音派で身動きが取れなくなると日本基督教団の斎藤牧師と結託して教団議長に影響力を行使して似たような死刑判決を出させ、持てる人脈の限りを尽くしてクリスチャントゥデイの排斥のために活動した結果どうなりましたか?
あなたが理想的なキリスト教指導者かのようなイメージを描こうとクリスチャン新聞の紙面に映し出した西川重則氏は「中核派の核心メンバー」である疑いが出てきており、あなたと共闘するニュースNジョイは主体思想派であることが明らかになった。
根田さん、あなたこれからどうします?自分の間違いを認めてクリスチャントゥデイに謝罪し、日本全国教会行脚でもしてあなたがJEAを利用して撒いたFAXを1枚1枚回収してニュースNジョイと協力した事実を牧師やクリスチャンらに謝罪して回りますか?自分のしてきたことをそろそろ客観的に振り返って見てください。自分の良心に照らし合わせてどうすれば神様の前に正しく映るか考えて見る時期が来たのではありませんか?
7.これを読んでるクリスチャンの皆さんへ
「でも、クリスチャンなのに根田さんがそんな酷いことをするとは考えられません。根田さんは私にこんないいことやあんないいことをしてくれました。根田さんがそんな悪いことをするとは信じられません。」そうですね。それが人脈の力です。それが村社会の力であり、村八分の恐怖であり、「人から来る恐怖」でしょう。私はあの人を知っているが、この人は知らない。知っている人が言うことを聞いておこう。あの人は知名度があるし、多くの人が尊敬している。知っているあの人とこれまで築いた人間関係を犠牲にしてまでこの人との関係をスタートさせるのは損だ。この人とは関わらないようにしよう。この人の言うことは合ってるかもしれないし、正義を伝えてるかもしれないが、この人と私の間には人間関係がない。この人が死のうが生きようが私の得にもならないし、損にもならない。
それなら「私の知っているあの人と私の関係」を、「その人脈から私が将来得ることのできる利益」を守るために、「私の知らないこの人」が悪いと言われているから、死ねと言われているから、それが正しいかどうかは考えるのは止めて、死なせておこう。この人を犠牲にしても誰も何も私に言ってこないのだし、私の得になる人間関係を安泰に守っておこう。私の知ってるあの人はどうしてもこの人を殺そうとしているから、邪魔すると自分もあの人に殺されるかもしれないしね。
それも一つの選択でしょう。「行動をしない」ことも立派な意思決定ですし、あなたには自由意志があります。「こういう状況だからしょうがない」「これしか選択肢がない」のではなく、あなたが自分で「しない」と決めるのです。僕はその「選択」をどうこう言う立場にありませんし、尊重します。それでオリベットアッセンブリーやクリスチャントゥデイが安易に死ぬわけでもありませんから。
自分の命を惜しみ、これを保とうとする者はこれを失い、自分の命を憎みそれを失うものはこれを得る。命を与えたり失わせたりする最終的な意思決定者は、死んだ者すら蘇らせ、石からもアブラハムの子孫を起こすことがおできになります。
これを読んでいるあなたは今「人を恐れるのか、それとも神を畏れるのか。」を試されているのかもしれません。
それも一つの選択でしょう。「行動をしない」ことも立派な意思決定ですし、あなたには自由意志があります。「こういう状況だからしょうがない」「これしか選択肢がない」のではなく、あなたが自分で「しない」と決めるのです。僕はその「選択」をどうこう言う立場にありませんし、尊重します。それでオリベットアッセンブリーやクリスチャントゥデイが安易に死ぬわけでもありませんから。
自分の命を惜しみ、これを保とうとする者はこれを失い、自分の命を憎みそれを失うものはこれを得る。命を与えたり失わせたりする最終的な意思決定者は、死んだ者すら蘇らせ、石からもアブラハムの子孫を起こすことがおできになります。
これを読んでいるあなたは今「人を恐れるのか、それとも神を畏れるのか。」を試されているのかもしれません。
2018年12月2日日曜日
異端審問
僕のTwitterのプロフィール文は以前Reporter of Christian Today でした。記者を辞めてからは単にChristianにしました。「自分は誰か?」「自己紹介するならどう紹介するか?」結局自分はクリスチャンだということ。これが言いたいのです。
国際基督教大学の第一男子寮にはいくつか伝統がありましたが、その一つに彼女ができた疑いが生じた寮生をソーシャルルーム(居間)の真ん中に立たせ、他の寮生が根掘り葉掘り馴れ初めの話を聞き出し、本当に恋人関係がしっかりしているのか、騙されただけではないのかなど聞き出す会、通称「異端審問」がありました。毎日ともに過ごす寮生活で実の兄弟よりも兄弟らしい親しい寮生同士の関係を彼女が奪っていくものだから寮の秩序を脅かすもの、寮の人間関係に対する裏切りのようなものという意味で面白おかしく異端と呼んでいたのかもしれません。
僕がイエス・キリストを自分の救い主として受け入れ喜んで寮に帰ってきたとき、あまりに上機嫌なので彼女ができたわけでもないのに「異端審問」にかけられました。寮生でもクリスチャンは数人しかおらず、ほとんどはノンクリスチャン。その親密さよりもっとイエス様と親密になったように見えたのか、次々にできたての僕の信仰を揺るがそうとする質問をされました。一つ一つ、ノンクリスチャンがキリスト教について抱く疑問や、僕がクリスチャンに今ならなくてもいい説などに対して弁論していきました。にわかクリスチャンですぐ棄教するのではないか。十字軍はどうなのか?僕がクリスチャンにならないように諦めさせようとしていろいろなことを言われましたが、その都度自分がなぜクリスチャンになったのか、言葉足らずにも説明しました。いくつ質問があったのか覚えていませんが夢中で答えていました。最終的に先輩たちが折れて「わかった。お前がそこまで信じるなら認めるよ。お前はクリスチャンだ。」と言われました。自分にとっては家族のように大事な寮の先輩、同輩、後輩たちに自分が得た救い、希望、喜びを証する「異端審問」になりました。
寮のみんなに自分をクリスチャンだと認めてもらったとき、本当に嬉しかったです。僕にとって大事な人たちが、自分にできた大事な信仰を、尊重し大事に扱ってくれたからです。この体験は僕の原体験となって今自分がクリスチャンであると名乗る原動力を与え続けています。
寮生のお遊びだった異端審問は一晩で終わりましたが、その後実際に始まった異端審問は14年継続し、まだ終わる気配を見せません。僕の人生のもうすぐ半分になるクリスチャン人生は2004年から2018年の今までずっと異端審問の人生でした。根田祥一氏を始めとする問題提起者らは僕をクリスチャンを装い、日本のすべてのクリスチャンを騙して自分をクリスチャンであるかのように見せかけようとしている「異端信徒」であると公言し、政治的根回しやキリスト教言論の濫用によって日本のあらゆる教団・教派に属するクリスチャンが僕を含めたクリスチャンの群れを、「クリスチャンとは認めない」ように画策し、活動しています。問題提起者は僕が公に名前を出してクリスチャンと名乗るのをどうしても潰そうとして、「あれは異端だ」と吹聴して回っています。
僕の答えは同じです。「僕は神様を信じず、むしろいないと思って神様に敵対する人生を歩んでいたにもかかわらず、神様は独り子であるイエス・キリストをこの世に使わしてくださり、イエス様は僕の罪のために十字架にかかって死んでくださり、三日目に復活され、神様の右の座につかれました。これを僕は受け入れ、救われた。だから僕は誰がなんと言おうがクリスチャンです。」
杖を持ち上げる、川に足を踏み込む、城の周りをぐるぐる回る、石5個拾ってそのうち1個投げる。。。人間にできることってそういうことですよね。けど神様がなんとかしてくれるって信じてできることをできるだけやった。僕はできるだけ書いて投稿する。神様が人の心に働きかけてくださることを信じて。
国際基督教大学の第一男子寮にはいくつか伝統がありましたが、その一つに彼女ができた疑いが生じた寮生をソーシャルルーム(居間)の真ん中に立たせ、他の寮生が根掘り葉掘り馴れ初めの話を聞き出し、本当に恋人関係がしっかりしているのか、騙されただけではないのかなど聞き出す会、通称「異端審問」がありました。毎日ともに過ごす寮生活で実の兄弟よりも兄弟らしい親しい寮生同士の関係を彼女が奪っていくものだから寮の秩序を脅かすもの、寮の人間関係に対する裏切りのようなものという意味で面白おかしく異端と呼んでいたのかもしれません。
僕がイエス・キリストを自分の救い主として受け入れ喜んで寮に帰ってきたとき、あまりに上機嫌なので彼女ができたわけでもないのに「異端審問」にかけられました。寮生でもクリスチャンは数人しかおらず、ほとんどはノンクリスチャン。その親密さよりもっとイエス様と親密になったように見えたのか、次々にできたての僕の信仰を揺るがそうとする質問をされました。一つ一つ、ノンクリスチャンがキリスト教について抱く疑問や、僕がクリスチャンに今ならなくてもいい説などに対して弁論していきました。にわかクリスチャンですぐ棄教するのではないか。十字軍はどうなのか?僕がクリスチャンにならないように諦めさせようとしていろいろなことを言われましたが、その都度自分がなぜクリスチャンになったのか、言葉足らずにも説明しました。いくつ質問があったのか覚えていませんが夢中で答えていました。最終的に先輩たちが折れて「わかった。お前がそこまで信じるなら認めるよ。お前はクリスチャンだ。」と言われました。自分にとっては家族のように大事な寮の先輩、同輩、後輩たちに自分が得た救い、希望、喜びを証する「異端審問」になりました。
寮のみんなに自分をクリスチャンだと認めてもらったとき、本当に嬉しかったです。僕にとって大事な人たちが、自分にできた大事な信仰を、尊重し大事に扱ってくれたからです。この体験は僕の原体験となって今自分がクリスチャンであると名乗る原動力を与え続けています。
寮生のお遊びだった異端審問は一晩で終わりましたが、その後実際に始まった異端審問は14年継続し、まだ終わる気配を見せません。僕の人生のもうすぐ半分になるクリスチャン人生は2004年から2018年の今までずっと異端審問の人生でした。根田祥一氏を始めとする問題提起者らは僕をクリスチャンを装い、日本のすべてのクリスチャンを騙して自分をクリスチャンであるかのように見せかけようとしている「異端信徒」であると公言し、政治的根回しやキリスト教言論の濫用によって日本のあらゆる教団・教派に属するクリスチャンが僕を含めたクリスチャンの群れを、「クリスチャンとは認めない」ように画策し、活動しています。問題提起者は僕が公に名前を出してクリスチャンと名乗るのをどうしても潰そうとして、「あれは異端だ」と吹聴して回っています。
僕の答えは同じです。「僕は神様を信じず、むしろいないと思って神様に敵対する人生を歩んでいたにもかかわらず、神様は独り子であるイエス・キリストをこの世に使わしてくださり、イエス様は僕の罪のために十字架にかかって死んでくださり、三日目に復活され、神様の右の座につかれました。これを僕は受け入れ、救われた。だから僕は誰がなんと言おうがクリスチャンです。」
杖を持ち上げる、川に足を踏み込む、城の周りをぐるぐる回る、石5個拾ってそのうち1個投げる。。。人間にできることってそういうことですよね。けど神様がなんとかしてくれるって信じてできることをできるだけやった。僕はできるだけ書いて投稿する。神様が人の心に働きかけてくださることを信じて。
2018年11月19日月曜日
クリスチャントゥデイ、オリベット大学関連の報道について
昨今のキリスト教界のメディア動向に関して感じることがありましたので以下に書きたいと思います。クリスチャントゥデイと関係ないところもありますが、報道があまりにも無理やり関連付けている部分がありますので、情報を整理する必要もあると思いました。またアメリカで起きた出来事ですので、アメリカにいる私が見知った内容も皆さんの理解に役立つと思います。
日本でクリスチャントゥデイや東京ソフィア教会に対する中傷や嘘を書いていた牧師がいましたが、彼は日本語のブログと英語のブログでそれを書いていました。英語のブログを読んでアメリカでオリベット大学を批判するブログを書く人が出てきました。ケン・スミスという人です。オリベット大学が以前カリフォルニア州スコッツバレーというところで、大学のキャンパス用地を購入しようとしていたとき、その購入に反対していました。そのキャンパス用地はもともと廃校になったベタニー大学というキリスト教の大学のキャンパスで、ケン・スミスはベタニー大学の卒業生だったのです。自分の大学だった場所が経営難で他所に売却されるのが残念だったから反対したのもあります。
アメリカのニューヨークにTさんという名前のオリベットアッセンブリーの教会員がいます。家庭で、小さい子供がいます。Tさんのお母さんがうちの教会について悪く書いているケン・スミスの英語のブログを見ました。日本ではすでに名誉毀損裁判があってクリスチャントゥデイは勝訴したためその英語ブログの内容は正しくないのですが、Tさんのお母さんは誤解をして教会を憎むようになりました。Tさんのお母さんは孫をTさんから取り上げて自分で育てようと思うようになり、そのために教会をどうにかして悪くしようとして、マンハッタン検察にケン・スミスの記事を持ち込み、教会やオリベット大学が悪いからなんとかして助けてくれと頼んでいました。
マンハッタン検察の主席検事はある映画監督の捜査を進めていました。その映画監督は何人もの女性にセクハラをした容疑で、彼女らが警察と検察に映画監督の罪を告発し、捜査を頼んでいたのでした。しかし、映画監督は大変お金持ちで有力な弁護士を雇って、弁護士が主席検事に高額の献金をこっそりしました。アメリカの主席検事は政府が任命するのではなく、選挙で選ばれる立場なので選ばれるためには高額の選挙資金が必要なのです。お金をもらった主任検事はセクハラ捜査を止めました。突然警察、検察から見放された女性の被害者たちは途方にくれました。ニューズウィークの記者は選挙権金と捜査停止の事実を突き止め、これを批判する報道をしました。「お金持ちなら犯罪をしても見逃されるのか?これが正義か?」という怒りが女性の権利を守る団体などを中心に起こり、大問題になりました。検察はニューズウィークをどうにかして黙らせることはできないか、調べ始めました。ニューズウィークの社長オリベットアッセンブリーの教会員でした。
ニューズウィークやオリベット大学は仕事で使う高額のコンピュータを買うために借金をしました。コンピュータが借金の担保になっていて返済をするまでコンピュータは借り物で、終わったら所有権が移るという契約です。財政的に厳しい状況があったのですが、毎月契約で決まった額を返済していました。あるときどうしてもお金が足りなくて返済が遅れた月がありました。債権返済などの訴訟はほんらい民事訴訟を通して行うものです。しかし、アメリカのローン会社は何年も時間がかかる民事より早く判決が出る刑事告訴を通して自分たちのお金を早く確保しようとしました。刑事告訴をするためには何らかの犯罪の疑いがなければいけません。ローン会社は借金の強制的な取り立てのためにもともと検察と人脈を作っており、検察に連絡をしました。これで主任検事、ローン会社、Tさんのお母さんの3者の利害が一致することになります。
マンハッタン検察はニューズウィークやオリベット大学がローン会社からお金をだまし取ったという筋書きで犯罪を立件しようとしましたが、借金の返済が終わりました。借金しておきながらお金を返さないで着服したのなら、それは大きな犯罪で、ローン会社は被害を受けた被害者になります。しかし、ローン会社は貸したお金を返してもらったのでもう利害がありません。被害も生じませんでした。困るのはすでに調査を始めたマンハッタン検察です。すでに何ヶ月も時間を使い、この捜査のために何人もの検事や職員の給料が税金から支払われています。税金や時間をそんなに使ったのに「犯罪はありませんでした。」と言ってしまうと検察の大失敗として批判を受けてしまいます。そこでマンハッタン検察は借金のするときに準備した財政の書類や、お金を送金するときの手順に不備があったことにして、これを資金洗浄(マネーロンダリング)の犯罪だと表現し、無理やり起訴することにしました。当然オリベット大学やニューズウィークはそんな犯罪はしていないと無罪を主張し、検察と裁判所で争うことになりました。これからは裁判所で罪があるのかないのか、互い証拠を出し合って弁論することになります。
新聞の意図を把握するためには「何を報じているか」と同時に「何を報じなかったのか」も知る必要があります。キリスト新聞とクリスチャン新聞が報じなかった記事を見てみましょう。2018年10月19日付けのニューヨーク・タイムズの記事「The Challenge With Prosecuting Newsweek’s Former Owner for Fraud: There Were No Losses」 https://www.nytimes.com/2018/10/19/business/dealbook/newsweek-ibt-fraud.html は以下のくだりから始まります。” Can there be fraud if no money is lost?” 訳すと「もし損害が発生していないなら詐欺はありえるのだろうか?」ピーター・J・ヘニング記者は記事中に「詐欺は窃盗の一種であるが本件においてはローンは返済されており、罪に問われている企業が欺いたとされている銀行らは金銭的損害を被らなかった。これは検察に挑戦を提起するものとなる。詐欺事件における損害は犯罪の構成要素としてではなく、―そうではなく―陪審員にアピールするために重要だ。通常窃盗は被害者が金銭的もしくは物質的に損害を受けるものであるが、ある銀行が融資をして返済されたとして、それなら手続き上の誤表記は大きな懸案事項にはならないかもしれない。」
次にヘニング記者は本件の概要を説明し、これを2015年にマンハッタン検察がニューヨーク市内のチャイナタウンのある銀行を記載事項の不備を理由に詐欺で起訴したが無罪判決に終わった件と比較しました。同銀行は中国系移民の一家が創立し、中国系移民の住宅ローン関係の事業をしていた。さも大犯罪があるかのように起訴をしておきながら無罪に終わった検察当局はニューヨーク・タイムズの取材にコメントしなかったそうです。https://www.nytimes.com/2015/07/19/business/a-tiny-banks-surreal-trip-through-a-fraud-prosecution.html
奇しくもオリベット大学には福音主義的なキリスト教教育が著しく制限されている中国からの留学生が多く在籍しており、理事長のアンドリュー・リン氏も国籍はアメリカですが中国系です。裁判の結果次第では「白人の罪は甘く見逃し、アジア系は罪もないのに罪を仕立てる」のか?との批判すら受けかねない件でもあります。ニューヨーク・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの他紙も「被害者がいない」こと、映画監督と検察トップの癒着の顛末などに言及しています。
これらの背景情報を日本の問題提起者である根田祥一氏や松谷信司氏はあなたに伝えましたか?彼らの引用した元記事を最初から最後まで読めば検証できることですが、英語で長文を読むのは時間と労力を要します。そういう簡単な事実検証ですら日本のクリスチャンにはできないだろうとたかをくくっているのでしょうか。日本のクリスチャンをコケにし、安易に騙されるバカのように扱っているように思えて怒りを禁じえません。
根田祥一氏本人の発言を紹介します:
このコメントで根田氏は日本のクリスチャンのメディア・リテラシーが低いと言っています。根田氏には「見え見え」ですが、根田氏以外のクリスチャンには見えないので、「騙され」た、という内容です。根田氏は自分を「盲人の案内人」だと「自任している」ように見えます。日本のクリスチャンは牧師だろうが神学者だろうが、根田氏の思想通りに考えないと根田氏に盲人扱いされるということです。(ローマ2:19-24)
このコメントや日本基督教団の議長名義で出された声明の経緯は根田祥一氏が常習的に行っている「既存のキリスト教界における権威(教権)に関わる少数に情報を持ち込むこと。密室会議を通して正規の意思決定プロセスを経ずに公文や声明を出させること。そして、声明などが出ると、客観的な第三者を装って自身の新聞でそれを報じること」をその他の団体でも行っていることを無意識に自白するものです。ハマンは時の権威であるアハシュエロス王に歪曲した情報を与え、「アハシュエロスの名で書かれ、王の指輪で印が押された」「書簡」を「すべての州へ送」って「モルデカイの民族を根絶やしに」しようとしたように(エステル3―12)、根田氏はオリベットアッセンブリーという教団を教団議長の名で書かれ、異端の烙印を押した声明をすべての教団送ることで、キリスト教界から根絶やしにしようとしています。
異端の烙印を押すことはキリスト教界的死を意味します。自分だけじゃなくて、自分の属している教団が異端教団になり、女子供みんな異端としてキリスト教社会から排除されます。自分の子が自分が死んだ後も異端の子と呼ばれ聖なる公同の教会の交わりの中で生きる未来を絶たれます。婚約は破棄となり、職場では阻害され、学校ではいじめられます。これが異端冤罪で生じる社会的損害のリスクです。根田氏の言うことに従ってもし異端冤罪だった場合、沢山のクリスチャンの人生を壊すことになりますが、その責任をあなたは取れますか?
心理学の用語に投影という言葉があります。誰かを批判する人は自分の悪い面を鏡のように相手の姿に投影して批判するものだということです。根田氏は自分を「世界中のキリスト教会を守る」者としていますが、これは言い換えれば「根田氏の異端説に従うように」「キリスト教会全体を自分の配下に置くという」ことです。根田氏は安易にも張牧師を裁きましたが、根田氏が「さばくとおりに」自分がすでに裁かれているのではないでしょうか?(マタイ7:1-2)
クリスチャントゥデイの働きを評価するとき思い出してほしいのは「もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」(使徒5:39)の言葉です。根田氏の言説を聞いてもあなたが神様がおられることを信じるなら、「もしかすれば」と一呼吸おいて見てください。
1.ケン・スミス
日本でクリスチャントゥデイや東京ソフィア教会に対する中傷や嘘を書いていた牧師がいましたが、彼は日本語のブログと英語のブログでそれを書いていました。英語のブログを読んでアメリカでオリベット大学を批判するブログを書く人が出てきました。ケン・スミスという人です。オリベット大学が以前カリフォルニア州スコッツバレーというところで、大学のキャンパス用地を購入しようとしていたとき、その購入に反対していました。そのキャンパス用地はもともと廃校になったベタニー大学というキリスト教の大学のキャンパスで、ケン・スミスはベタニー大学の卒業生だったのです。自分の大学だった場所が経営難で他所に売却されるのが残念だったから反対したのもあります。
2.Tさんのお母さん
アメリカのニューヨークにTさんという名前のオリベットアッセンブリーの教会員がいます。家庭で、小さい子供がいます。Tさんのお母さんがうちの教会について悪く書いているケン・スミスの英語のブログを見ました。日本ではすでに名誉毀損裁判があってクリスチャントゥデイは勝訴したためその英語ブログの内容は正しくないのですが、Tさんのお母さんは誤解をして教会を憎むようになりました。Tさんのお母さんは孫をTさんから取り上げて自分で育てようと思うようになり、そのために教会をどうにかして悪くしようとして、マンハッタン検察にケン・スミスの記事を持ち込み、教会やオリベット大学が悪いからなんとかして助けてくれと頼んでいました。
3.マンハッタン検察と映画監督
マンハッタン検察の主席検事はある映画監督の捜査を進めていました。その映画監督は何人もの女性にセクハラをした容疑で、彼女らが警察と検察に映画監督の罪を告発し、捜査を頼んでいたのでした。しかし、映画監督は大変お金持ちで有力な弁護士を雇って、弁護士が主席検事に高額の献金をこっそりしました。アメリカの主席検事は政府が任命するのではなく、選挙で選ばれる立場なので選ばれるためには高額の選挙資金が必要なのです。お金をもらった主任検事はセクハラ捜査を止めました。突然警察、検察から見放された女性の被害者たちは途方にくれました。ニューズウィークの記者は選挙権金と捜査停止の事実を突き止め、これを批判する報道をしました。「お金持ちなら犯罪をしても見逃されるのか?これが正義か?」という怒りが女性の権利を守る団体などを中心に起こり、大問題になりました。検察はニューズウィークをどうにかして黙らせることはできないか、調べ始めました。ニューズウィークの社長オリベットアッセンブリーの教会員でした。
4.借金と返済
ニューズウィークやオリベット大学は仕事で使う高額のコンピュータを買うために借金をしました。コンピュータが借金の担保になっていて返済をするまでコンピュータは借り物で、終わったら所有権が移るという契約です。財政的に厳しい状況があったのですが、毎月契約で決まった額を返済していました。あるときどうしてもお金が足りなくて返済が遅れた月がありました。債権返済などの訴訟はほんらい民事訴訟を通して行うものです。しかし、アメリカのローン会社は何年も時間がかかる民事より早く判決が出る刑事告訴を通して自分たちのお金を早く確保しようとしました。刑事告訴をするためには何らかの犯罪の疑いがなければいけません。ローン会社は借金の強制的な取り立てのためにもともと検察と人脈を作っており、検察に連絡をしました。これで主任検事、ローン会社、Tさんのお母さんの3者の利害が一致することになります。
5.被害者のいない犯罪?
マンハッタン検察はニューズウィークやオリベット大学がローン会社からお金をだまし取ったという筋書きで犯罪を立件しようとしましたが、借金の返済が終わりました。借金しておきながらお金を返さないで着服したのなら、それは大きな犯罪で、ローン会社は被害を受けた被害者になります。しかし、ローン会社は貸したお金を返してもらったのでもう利害がありません。被害も生じませんでした。困るのはすでに調査を始めたマンハッタン検察です。すでに何ヶ月も時間を使い、この捜査のために何人もの検事や職員の給料が税金から支払われています。税金や時間をそんなに使ったのに「犯罪はありませんでした。」と言ってしまうと検察の大失敗として批判を受けてしまいます。そこでマンハッタン検察は借金のするときに準備した財政の書類や、お金を送金するときの手順に不備があったことにして、これを資金洗浄(マネーロンダリング)の犯罪だと表現し、無理やり起訴することにしました。当然オリベット大学やニューズウィークはそんな犯罪はしていないと無罪を主張し、検察と裁判所で争うことになりました。これからは裁判所で罪があるのかないのか、互い証拠を出し合って弁論することになります。
6.日米の報道の差異―彼らが報じなかったこと
新聞の意図を把握するためには「何を報じているか」と同時に「何を報じなかったのか」も知る必要があります。キリスト新聞とクリスチャン新聞が報じなかった記事を見てみましょう。2018年10月19日付けのニューヨーク・タイムズの記事「The Challenge With Prosecuting Newsweek’s Former Owner for Fraud: There Were No Losses」 https://www.nytimes.com/2018/10/19/business/dealbook/newsweek-ibt-fraud.html は以下のくだりから始まります。” Can there be fraud if no money is lost?” 訳すと「もし損害が発生していないなら詐欺はありえるのだろうか?」ピーター・J・ヘニング記者は記事中に「詐欺は窃盗の一種であるが本件においてはローンは返済されており、罪に問われている企業が欺いたとされている銀行らは金銭的損害を被らなかった。これは検察に挑戦を提起するものとなる。詐欺事件における損害は犯罪の構成要素としてではなく、―そうではなく―陪審員にアピールするために重要だ。通常窃盗は被害者が金銭的もしくは物質的に損害を受けるものであるが、ある銀行が融資をして返済されたとして、それなら手続き上の誤表記は大きな懸案事項にはならないかもしれない。」
次にヘニング記者は本件の概要を説明し、これを2015年にマンハッタン検察がニューヨーク市内のチャイナタウンのある銀行を記載事項の不備を理由に詐欺で起訴したが無罪判決に終わった件と比較しました。同銀行は中国系移民の一家が創立し、中国系移民の住宅ローン関係の事業をしていた。さも大犯罪があるかのように起訴をしておきながら無罪に終わった検察当局はニューヨーク・タイムズの取材にコメントしなかったそうです。https://www.nytimes.com/2015/07/19/business/a-tiny-banks-surreal-trip-through-a-fraud-prosecution.html
奇しくもオリベット大学には福音主義的なキリスト教教育が著しく制限されている中国からの留学生が多く在籍しており、理事長のアンドリュー・リン氏も国籍はアメリカですが中国系です。裁判の結果次第では「白人の罪は甘く見逃し、アジア系は罪もないのに罪を仕立てる」のか?との批判すら受けかねない件でもあります。ニューヨーク・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの他紙も「被害者がいない」こと、映画監督と検察トップの癒着の顛末などに言及しています。
7.キリスト新聞とクリスチャン新聞の意図
これらの背景情報を日本の問題提起者である根田祥一氏や松谷信司氏はあなたに伝えましたか?彼らの引用した元記事を最初から最後まで読めば検証できることですが、英語で長文を読むのは時間と労力を要します。そういう簡単な事実検証ですら日本のクリスチャンにはできないだろうとたかをくくっているのでしょうか。日本のクリスチャンをコケにし、安易に騙されるバカのように扱っているように思えて怒りを禁じえません。
根田祥一氏本人の発言を紹介します:
Shoichi Konda クリスチャンのメディアリテラシーの低さです。カルト性見え見えの「偽キリストメディア」に騙される方々が、こんなにいるとは誤算でした。クリスチャン新聞の報道でCTの正体を知れば、一時は統一協会に騙されて協力する人も出たかつてのキリスト教界のように、すぐCTから離れるだろうと楽観していたのが誤算でした。Saturday, November 17, 2018 at 1:24 PMhttps://www.facebook.com/groups/164434607693494/permalink/342636799873273/?comment_id=342913366512283&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R%2315%22%7D
このコメントで根田氏は日本のクリスチャンのメディア・リテラシーが低いと言っています。根田氏には「見え見え」ですが、根田氏以外のクリスチャンには見えないので、「騙され」た、という内容です。根田氏は自分を「盲人の案内人」だと「自任している」ように見えます。日本のクリスチャンは牧師だろうが神学者だろうが、根田氏の思想通りに考えないと根田氏に盲人扱いされるということです。(ローマ2:19-24)
Shoichi Konda 残念でした。キリスト教会の多くでは、脱会した被害者たちの窮状を理解しています。日本基督教団の説明会には多くの教団教派のリーダーたちが出席し、事態を理解してそれぞれの教団に報告しました。NCCもJEAも理解しています。宣教師団体JEMAもペンテコステ協議会JPCも理解しています。多くの人に相手にされていないのはご自分であることに、まだお気づきになりませんか?Saturday, November 17, 2018 at 10:05 PMhttps://www.facebook.com/groups/164434607693494/permalink/342636799873273/?comment_id=343115549825398&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R5%22%7D
このコメントや日本基督教団の議長名義で出された声明の経緯は根田祥一氏が常習的に行っている「既存のキリスト教界における権威(教権)に関わる少数に情報を持ち込むこと。密室会議を通して正規の意思決定プロセスを経ずに公文や声明を出させること。そして、声明などが出ると、客観的な第三者を装って自身の新聞でそれを報じること」をその他の団体でも行っていることを無意識に自白するものです。ハマンは時の権威であるアハシュエロス王に歪曲した情報を与え、「アハシュエロスの名で書かれ、王の指輪で印が押された」「書簡」を「すべての州へ送」って「モルデカイの民族を根絶やしに」しようとしたように(エステル3―12)、根田氏はオリベットアッセンブリーという教団を教団議長の名で書かれ、異端の烙印を押した声明をすべての教団送ることで、キリスト教界から根絶やしにしようとしています。
Shoichi Konda 宮村先生。聖書と礼拝に基盤を置いて編集会議を重ね、クリスチャントゥデイで有益な情報を提供してこられた、その取り組みは立派です。そのようにして生み出されたクリスチャントゥデイの記事も有益なものが沢山あります。そのことに何の異論もありません。ただ一点、知っていただきたいのは、キリスト教会全体を自分の配下に置くという野望を持った人物が背後にいて、先生のその熱意と努力が利用されているのだということです。私たちがクリスチャントゥデイを危険だと警鐘を鳴らしているのは、ただそれゆえであって、それ以下でも以上でもありません。サタンは光の天使に偽装できることを、先生はご存知のはずです。どうぞ目を覚ましてください。Saturday, November 17, 2018 at 1:19 PMhttps://www.facebook.com/groups/746839178769904/permalink/1906818289438648/?comment_id=1906967702757040&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R1%22%7D
異端の烙印を押すことはキリスト教界的死を意味します。自分だけじゃなくて、自分の属している教団が異端教団になり、女子供みんな異端としてキリスト教社会から排除されます。自分の子が自分が死んだ後も異端の子と呼ばれ聖なる公同の教会の交わりの中で生きる未来を絶たれます。婚約は破棄となり、職場では阻害され、学校ではいじめられます。これが異端冤罪で生じる社会的損害のリスクです。根田氏の言うことに従ってもし異端冤罪だった場合、沢山のクリスチャンの人生を壊すことになりますが、その責任をあなたは取れますか?
Shoichi Konda はい、世界中のキリスト教会を守るために矢面に立っている地球防衛隊でありまっす。これ本気! Saturday, November 17, 2018 at 5:35 AMhttps://www.facebook.com/groups/164434607693494/permalink/342621093208177/?comment_id=342642643206022&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R%2311%22%7D
心理学の用語に投影という言葉があります。誰かを批判する人は自分の悪い面を鏡のように相手の姿に投影して批判するものだということです。根田氏は自分を「世界中のキリスト教会を守る」者としていますが、これは言い換えれば「根田氏の異端説に従うように」「キリスト教会全体を自分の配下に置くという」ことです。根田氏は安易にも張牧師を裁きましたが、根田氏が「さばくとおりに」自分がすでに裁かれているのではないでしょうか?(マタイ7:1-2)
クリスチャントゥデイの働きを評価するとき思い出してほしいのは「もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」(使徒5:39)の言葉です。根田氏の言説を聞いてもあなたが神様がおられることを信じるなら、「もしかすれば」と一呼吸おいて見てください。
2015年9月15日火曜日
大韓イエス教長老会高神第65回教団総会で張在亨牧師交流禁止取り下げ決議
大韓イエス教長老会高神教団が2015年9月15日、韓国忠清南道天安市東南区の高麗神学大学院講堂で開催された第65回教団総会にて、類似キリスト教研究委員会が張在亨牧師交流禁止取り下げを含む決議事項と業務報告をし、承認されました。以下総会議事録の韓国語原文と日本語訳を紹介します。
表紙の日本語訳
454ページの日本語訳
受 信 総会長
(経由) 書記
題 目 総会報告
主の恵みと平安を願います。
以下のように類似キリスト教研究委員会の業務を報告しますので受領願います。
1. 組織
委員長:パク・スマン牧師
書 記:アン・ジンチュル牧師
会 計:キム・ジェヒョン長老
委 員:イ・ヨンファン牧師,ジン・ミンヒョン牧師,チェ・ウォングク牧師,
ゴン・インチル長老,キム・スジュン長老
2. 業務報告
1)会議
(1)1 次:2014.09.24 高神神学大学院(全体会議)
(2)2 次:2014.12.04 プサンナム教会(全体会議)
(3)3 次:2015.02.16 プサンナム教会(全体会議)
(4)4 次:2015.04.09 プサンナム教会(役員会)
(5)5 次:2015.07.09 プサンナム教会(全体会議)
2)重要決議事項と業務報告
(1)インターコープの研究報告はさらに一会期研究して報告することにする。
(2)類似キリスト教研究所長を選任することにする。
(3)韓国 7 つの教団(基督敎大韓監理會、基督敎大韓聖総会、基督敎韓國浸禮會総会、大韓イエス教長老会総会(高神)、大韓イエス教長老会総会(統合)、大韓イエス教長老会総会(合同)、大韓イエス教長老会総会(合神))異端対策委員会連席会議に委員長が代表として参加することにする。
(4)イエ長合福から送られた張在亨牧師交流禁止取り下げの件は受け入れることにする。
(5)イエ長大神総から送られたチェ・オンユ牧師集会の出席禁止決定について本教団総会決議(第 53 回,54 回)の件は撤回することにする。
455ページの日本語訳
(6)韓国 7 つの教団異端対策委員会声明書の件は追認することにして教団紙に載せることにする。
(7)韓国の教会 7 つの宗派の異端対策委員会との円滑な活動と協力のために、類似キリスト教研究委員会の名称を「異端対策委員会」に変更することを要請することにする。
(8)異端対策を効率的にするために総会傘下の各老獪別に異端対策委員会を特別部署で組織していただくことを要請することにする。
(9)教団の異端警戒主日を 9 月第 1 週から 7 月第 2 週に変更して守っていただくことと、全国の教会が1回の主日に献金してくださることを要請することにする。終わり。
大韓イエス教長老会高神 第65回教団総会議事録の表紙 |
表紙の日本語訳
大韓イエス教長老会 高神総会 第 65 回
(大韓イエス教長老会 第 100 回)
会議案 と 報告書
❙表題❙
‘福音・改革・成長’
(使徒言行録 6:1-7)
主後 2015.9.15(火) 午後 3 時〜9.18(金)
高麗神学大学院 講堂
天安市 東南区 忠節路 535-31(サムリョンドン)
大韓イエス教長老会高神総会
THE KOSIN PRESBYTERIAN CHURCH IN KOREA
大韓イエス教長老会高神 第65回教団総会議事録454ページ |
454ページの日本語訳
類似キリスト教研究委員会
受 信 総会長
(経由) 書記
題 目 総会報告
主の恵みと平安を願います。
以下のように類似キリスト教研究委員会の業務を報告しますので受領願います。
1. 組織
委員長:パク・スマン牧師
書 記:アン・ジンチュル牧師
会 計:キム・ジェヒョン長老
委 員:イ・ヨンファン牧師,ジン・ミンヒョン牧師,チェ・ウォングク牧師,
ゴン・インチル長老,キム・スジュン長老
2. 業務報告
1)会議
(1)1 次:2014.09.24 高神神学大学院(全体会議)
(2)2 次:2014.12.04 プサンナム教会(全体会議)
(3)3 次:2015.02.16 プサンナム教会(全体会議)
(4)4 次:2015.04.09 プサンナム教会(役員会)
(5)5 次:2015.07.09 プサンナム教会(全体会議)
2)重要決議事項と業務報告
(1)インターコープの研究報告はさらに一会期研究して報告することにする。
(2)類似キリスト教研究所長を選任することにする。
(3)韓国 7 つの教団(基督敎大韓監理會、基督敎大韓聖総会、基督敎韓國浸禮會総会、大韓イエス教長老会総会(高神)、大韓イエス教長老会総会(統合)、大韓イエス教長老会総会(合同)、大韓イエス教長老会総会(合神))異端対策委員会連席会議に委員長が代表として参加することにする。
(4)イエ長合福から送られた張在亨牧師交流禁止取り下げの件は受け入れることにする。
(5)イエ長大神総から送られたチェ・オンユ牧師集会の出席禁止決定について本教団総会決議(第 53 回,54 回)の件は撤回することにする。
大韓イエス教長老会高神 第65回教団総会議事録454ページ |
455ページの日本語訳
(6)韓国 7 つの教団異端対策委員会声明書の件は追認することにして教団紙に載せることにする。
(7)韓国の教会 7 つの宗派の異端対策委員会との円滑な活動と協力のために、類似キリスト教研究委員会の名称を「異端対策委員会」に変更することを要請することにする。
(8)異端対策を効率的にするために総会傘下の各老獪別に異端対策委員会を特別部署で組織していただくことを要請することにする。
(9)教団の異端警戒主日を 9 月第 1 週から 7 月第 2 週に変更して守っていただくことと、全国の教会が1回の主日に献金してくださることを要請することにする。終わり。
委員長 パク・スマン 牧師
2012年10月5日金曜日
詰んだY氏が終局までに打とうとする手
韓国キリスト教界を代表し、数十個の教団が加盟する韓国基督教総連合会や韓国最大の教団である大韓イエス教長老会(合同)でY氏の支持する崔三卿氏が異端と決議された事実を、クリスチャントゥデイが報じた。
このような事実が明るみになったため、Y氏は「クリスチャントゥデイとその同調者が主張」、「クリスチャントゥデイの自説」などの表現を使ってあたかもクリスチャントゥデイが率先して主張し、それに同意するのは名を呼ぶに値しない異端擁護団体や個人しかないかのように、印象操作を行なっている。
Y氏がクリスチャントゥデイただ一者の主張であるかのように崔三卿牧師問題を矮小化させようとするのは、救世軍を始めとする日本のキリスト教界が見て見ぬふりをするのを期待しているからだろうか?山谷氏の異端捏造活動についてはまだ日本のキリスト教界は見て見ぬふりをしている。裁判で判決が出ていないからどちらの主張が正しいかわからないというのが複数の日本のキリスト教界の指導者の話だ。静観である。つまり山谷氏が裁判に負ければ山谷氏の異端捏造活動は日本キリスト教界からの支持されないものとなる。しかし、CCKや合同で異端決議された崔三卿牧師を山谷氏が支持するとなると話は別だろう。日本のキリスト教界は崔三卿牧師支持し、異端を自認するに至った山谷氏を支持するだろうか?
これが最近のY氏のパフォーマンス的な崔三卿牧師擁護の背景のように思える。日本のキリスト教界に崔三卿牧師支持を認めてほしいのだろう。
Y氏は9月25日付けで「イエスはマリアの血を受けたもうた」と題した記事を、9月28日付けで「韓国教界最新動向」と題した記事を、9月29日付けで「キリストはマリアの血によって貧しさの中に生まれたもうた」と題した記事を、10月1日付けで「破邪顕正」と題した記事をブログに掲載した。記事の主題はいずれも崔三卿牧師の月経胎孕論であり、すべての投稿においてY氏は崔三卿牧師の主張を擁護し、崔三卿牧師を異端とする大規模な連合体や教団の決議には一言も触れず、まるで存在しないかのように崔三卿牧師を利する情報を虚偽を織り交ぜつつ繰り返している。
Y氏がCCKや合同について触れないのはなぜだろうか?以前なら自分に都合の悪い事実には徹底的に反論したのだが今回のCCKや合同での崔三卿牧師異端決議には反論すらしない。
日本のキリスト教界にはCCKや合同と宣教協力を締結した教団もあるが、これらの日本の教団を敵に回せば勝てないからだろうか?もしくは、これらの教団を説得して宣教協力を破棄させるなり、崔三卿支持に立場を反転させるのは無理だと踏んでいるからだろうか?
クリスチャントゥデイは賛否両論を掲載したに過ぎない。異端の判定は教団や教団が加盟する連合機構が行うものであり、一個人や一報道社が異端だと主張したところであるグループが異端集団になることはない。その逆もしかりだ。崔三卿牧師をY氏が擁護するのは自由だが、Y氏が擁護したとして、崔三卿牧師がCCKや合同で異端と規定された事実が日本のキリスト教界から無視されるほどに矮小化されるものではない。
Y氏が根拠とする異端捏造活動は崔三卿牧師がCCKで行なってきたものであり、異端思想と異端捏造活動が明らかになったために崔三卿牧師はCCKから追放された。一旦崔三卿牧師を支持した以上引けないのは理解できる。今卿崔三卿牧師を否認するとなると山谷氏自身の異端捏造活動が大義名分を失ってしまうからだ。
宗教的な法廷で負けた崔三卿牧師がCCKから追放されたのと同様に、裁判で負けたY氏が救世軍から追放されるならば、Y氏はどうするのだろうか?崔三卿牧師が新しい組織を作って異端捏造活動を続けているように、単立の教会でも作って異端捏造活動を懲りずに続けるかもしれない。しかし、それを日本のキリスト教界は支持するだろうか?
今回Y氏は自ら異端と自認したことにより、詰んだ。
このような事実が明るみになったため、Y氏は「クリスチャントゥデイとその同調者が主張」、「クリスチャントゥデイの自説」などの表現を使ってあたかもクリスチャントゥデイが率先して主張し、それに同意するのは名を呼ぶに値しない異端擁護団体や個人しかないかのように、印象操作を行なっている。
Y氏がクリスチャントゥデイただ一者の主張であるかのように崔三卿牧師問題を矮小化させようとするのは、救世軍を始めとする日本のキリスト教界が見て見ぬふりをするのを期待しているからだろうか?山谷氏の異端捏造活動についてはまだ日本のキリスト教界は見て見ぬふりをしている。裁判で判決が出ていないからどちらの主張が正しいかわからないというのが複数の日本のキリスト教界の指導者の話だ。静観である。つまり山谷氏が裁判に負ければ山谷氏の異端捏造活動は日本キリスト教界からの支持されないものとなる。しかし、CCKや合同で異端決議された崔三卿牧師を山谷氏が支持するとなると話は別だろう。日本のキリスト教界は崔三卿牧師支持し、異端を自認するに至った山谷氏を支持するだろうか?
これが最近のY氏のパフォーマンス的な崔三卿牧師擁護の背景のように思える。日本のキリスト教界に崔三卿牧師支持を認めてほしいのだろう。
Y氏は9月25日付けで「イエスはマリアの血を受けたもうた」と題した記事を、9月28日付けで「韓国教界最新動向」と題した記事を、9月29日付けで「キリストはマリアの血によって貧しさの中に生まれたもうた」と題した記事を、10月1日付けで「破邪顕正」と題した記事をブログに掲載した。記事の主題はいずれも崔三卿牧師の月経胎孕論であり、すべての投稿においてY氏は崔三卿牧師の主張を擁護し、崔三卿牧師を異端とする大規模な連合体や教団の決議には一言も触れず、まるで存在しないかのように崔三卿牧師を利する情報を虚偽を織り交ぜつつ繰り返している。
Y氏がCCKや合同について触れないのはなぜだろうか?以前なら自分に都合の悪い事実には徹底的に反論したのだが今回のCCKや合同での崔三卿牧師異端決議には反論すらしない。
日本のキリスト教界にはCCKや合同と宣教協力を締結した教団もあるが、これらの日本の教団を敵に回せば勝てないからだろうか?もしくは、これらの教団を説得して宣教協力を破棄させるなり、崔三卿支持に立場を反転させるのは無理だと踏んでいるからだろうか?
クリスチャントゥデイは賛否両論を掲載したに過ぎない。異端の判定は教団や教団が加盟する連合機構が行うものであり、一個人や一報道社が異端だと主張したところであるグループが異端集団になることはない。その逆もしかりだ。崔三卿牧師をY氏が擁護するのは自由だが、Y氏が擁護したとして、崔三卿牧師がCCKや合同で異端と規定された事実が日本のキリスト教界から無視されるほどに矮小化されるものではない。
Y氏が根拠とする異端捏造活動は崔三卿牧師がCCKで行なってきたものであり、異端思想と異端捏造活動が明らかになったために崔三卿牧師はCCKから追放された。一旦崔三卿牧師を支持した以上引けないのは理解できる。今卿崔三卿牧師を否認するとなると山谷氏自身の異端捏造活動が大義名分を失ってしまうからだ。
宗教的な法廷で負けた崔三卿牧師がCCKから追放されたのと同様に、裁判で負けたY氏が救世軍から追放されるならば、Y氏はどうするのだろうか?崔三卿牧師が新しい組織を作って異端捏造活動を続けているように、単立の教会でも作って異端捏造活動を懲りずに続けるかもしれない。しかし、それを日本のキリスト教界は支持するだろうか?
今回Y氏は自ら異端と自認したことにより、詰んだ。
2012年10月3日水曜日
歪曲・隠蔽された韓国キリスト教界の動向に関する事実
Y氏は、韓国基督教総連合会、韓国教会連合、その他の韓国の教団などの韓国のキリスト教界の事情について、自身の異端捏造活動に都合の良く複数の事実を歪曲、隠蔽している。これは常態化して久しいが、特に9月28日の主張は扇動的な傾向を強めた。
Y氏は韓国教会連合(CCIK)が開催したという正しい信仰の守護委員会について話したが、実は同委員会は委員長自体が不法である。韓国教会連合(CCIK)正しい信仰の守護委員会委員長に就任したとされているジョン・グンヅ牧師は大韓イエス教長老会(高神)の牧師である。9月20日に開催された同教団の総会は「前総会長ジョン・グンヅ牧師の韓教連 の活動は、総会の許可と派遣を受けていない行為であるので、憲法に反する」とする行政法規委員会による報告を承認した。
ジョン・グンヅ牧師の所属する大韓イエス教長老会(高神)は「韓基総脱退の件」についての対策研究委員会(委員長ジョン・スセン牧師)を組織し、CCKの記事を確認し、CCKと韓教連 の関係者らを面談した結果を報告書にして総会に提出した。同対策研究委員会は報告書で「脱退よりも優先することは、CCKを刷新して創立の精神を継承できるように改革的努力を講じることである。」とし、CCK脱退に反対し、ジョン・グンヅ牧師とオ・セテク牧師などの一部が強く脱退を主張したが、大多数はこの結論を受け入れた。
大韓イエス教長老会(高神)はCCKを脱退しておらず、CCIKに加盟してもいない。ジョン・グンヅ牧師を派遣してもいない。つまりCCIKの正しい信仰の守護委員会の決議自体が無効であり、不法だ。
大韓イエス教長老会(合神)に関してもY氏は複数の嘘をついた。Y氏は合神を韓国で二番目規模の教団だと言っているが、これは嘘である。最大規模の教団が合同、二番目規模は統合である。9月20日に67回定期総会が開催されたとしたが、これも間違っており、97回総会である。Y氏はこの日に開催された総会で、張在亨牧師について決議をしたと述べているが、これも間違っている。崔三卿牧師と合神の異端似非対策委員会のパク・ヒョンテク牧師を擁護する異端似非対策委員会の報告書が提出されたが総会では受け入れられなかった。その中で言及もされていない張在亨牧師についてY氏が合神の決議などと主張したことは嘘である。合神はCCKを脱退したが、CCIKに加入していない。
Y氏は大韓イエス教長老会(統合)が最大規模だと虚偽の主張を展開し、統合が9月に開催した総会で「崔三卿牧師の月経懐胎論に関して異端性は無い」と決議したことを再確認する決議をしたと述べたが、以下の事実を隠した。
同教団では、総会で議案を通過させるためには、総会の3カ月前に中会を通して議案を提出しなければならない。しかし、崔氏はその過程を経ず、自身を異端解除することを、総会のわずか1週間前に開かれた同教団の異端似非対策委員会の緊急会議で緊急案件として決議させ、今月の教団総会に提出した。同委員会の委員長は崔氏自身である。
統合の崔三卿牧師や合神のパク・ヒョンテク牧師が含まれており、不法に結成されたCCIKの正しい信仰の守護委員会ではキル・チャヨン牧師、ホン・ジェチョル牧師を異端擁護者だと主張した。
CCKは虚偽の事実でCCKを陰湿な攻撃、誹謗したことに対する名誉毀損で9月28日大韓イエス教長老会(白石)、大韓イエス教長老会(合神)、大韓イエス教長老会(統合)の牧師ら3人を告発する告発状を管轄警察署に提出したと発表した。
韓国キリスト教界ではWCCに反対の合同と、賛成の統合が分裂したという歴史的な事実がある。現在統合はWCCの総会の誘致に動いており、韓国最大の教団でCCK会員でもある合同はこれに反対している。CCK現代表会長のホン・ジェチョル牧師は合同に所属している。
今回の論争の背景にもWCC賛成派対WCC反対派の葛藤がある。ヨイド純福音教会のチョー・ヨンギ牧師は9月25日に宗教多元主義であり、同性愛容認であるとの理由でWCCに反対であるとの信仰観を韓国の一般紙に広告掲載するかたちで発表した。これに応じてCCKのホン・ジェチョル代表会長は26日に同発表を歓迎し、同様にWCCに反対するという声明をCCKの公式ウェブサイトで発表した。この声明の中でホン・ジェチョル牧師は大韓イエス教長老会(統合)を名指しでWCCを支持する教団と呼んだ。
統合では崔三卿牧師が個人として動いており、教団の中には崔三卿牧師に表立って反対する牧師もいる。高神にも崔三卿牧師らが自ら「四人組」と呼ぶ自称異端鑑別師の一人がいる。Y氏はあたかもCCKが包囲されたかのように歪曲するが、実際は間違った情報を持ち出して批判していることであり、個人的に崔三卿牧師一派の起こした出来事を誇大に表現している。
今回Y氏はこの崔三卿牧師の月経胎孕論の支持者になった。これはY氏が自ら自分を異端であると自認するに等しい。
Y氏は韓国教会連合(CCIK)が開催したという正しい信仰の守護委員会について話したが、実は同委員会は委員長自体が不法である。韓国教会連合(CCIK)正しい信仰の守護委員会委員長に就任したとされているジョン・グンヅ牧師は大韓イエス教長老会(高神)の牧師である。9月20日に開催された同教団の総会は「前総会長ジョン・グンヅ牧師の韓教連 の活動は、総会の許可と派遣を受けていない行為であるので、憲法に反する」とする行政法規委員会による報告を承認した。
ジョン・グンヅ牧師の所属する大韓イエス教長老会(高神)は「韓基総脱退の件」についての対策研究委員会(委員長ジョン・スセン牧師)を組織し、CCKの記事を確認し、CCKと韓教連 の関係者らを面談した結果を報告書にして総会に提出した。同対策研究委員会は報告書で「脱退よりも優先することは、CCKを刷新して創立の精神を継承できるように改革的努力を講じることである。」とし、CCK脱退に反対し、ジョン・グンヅ牧師とオ・セテク牧師などの一部が強く脱退を主張したが、大多数はこの結論を受け入れた。
大韓イエス教長老会(高神)はCCKを脱退しておらず、CCIKに加盟してもいない。ジョン・グンヅ牧師を派遣してもいない。つまりCCIKの正しい信仰の守護委員会の決議自体が無効であり、不法だ。
大韓イエス教長老会(合神)に関してもY氏は複数の嘘をついた。Y氏は合神を韓国で二番目規模の教団だと言っているが、これは嘘である。最大規模の教団が合同、二番目規模は統合である。9月20日に67回定期総会が開催されたとしたが、これも間違っており、97回総会である。Y氏はこの日に開催された総会で、張在亨牧師について決議をしたと述べているが、これも間違っている。崔三卿牧師と合神の異端似非対策委員会のパク・ヒョンテク牧師を擁護する異端似非対策委員会の報告書が提出されたが総会では受け入れられなかった。その中で言及もされていない張在亨牧師についてY氏が合神の決議などと主張したことは嘘である。合神はCCKを脱退したが、CCIKに加入していない。
Y氏は大韓イエス教長老会(統合)が最大規模だと虚偽の主張を展開し、統合が9月に開催した総会で「崔三卿牧師の月経懐胎論に関して異端性は無い」と決議したことを再確認する決議をしたと述べたが、以下の事実を隠した。
同教団では、総会で議案を通過させるためには、総会の3カ月前に中会を通して議案を提出しなければならない。しかし、崔氏はその過程を経ず、自身を異端解除することを、総会のわずか1週間前に開かれた同教団の異端似非対策委員会の緊急会議で緊急案件として決議させ、今月の教団総会に提出した。同委員会の委員長は崔氏自身である。
統合の崔三卿牧師や合神のパク・ヒョンテク牧師が含まれており、不法に結成されたCCIKの正しい信仰の守護委員会ではキル・チャヨン牧師、ホン・ジェチョル牧師を異端擁護者だと主張した。
CCKは虚偽の事実でCCKを陰湿な攻撃、誹謗したことに対する名誉毀損で9月28日大韓イエス教長老会(白石)、大韓イエス教長老会(合神)、大韓イエス教長老会(統合)の牧師ら3人を告発する告発状を管轄警察署に提出したと発表した。
韓国キリスト教界ではWCCに反対の合同と、賛成の統合が分裂したという歴史的な事実がある。現在統合はWCCの総会の誘致に動いており、韓国最大の教団でCCK会員でもある合同はこれに反対している。CCK現代表会長のホン・ジェチョル牧師は合同に所属している。
今回の論争の背景にもWCC賛成派対WCC反対派の葛藤がある。ヨイド純福音教会のチョー・ヨンギ牧師は9月25日に宗教多元主義であり、同性愛容認であるとの理由でWCCに反対であるとの信仰観を韓国の一般紙に広告掲載するかたちで発表した。これに応じてCCKのホン・ジェチョル代表会長は26日に同発表を歓迎し、同様にWCCに反対するという声明をCCKの公式ウェブサイトで発表した。この声明の中でホン・ジェチョル牧師は大韓イエス教長老会(統合)を名指しでWCCを支持する教団と呼んだ。
統合では崔三卿牧師が個人として動いており、教団の中には崔三卿牧師に表立って反対する牧師もいる。高神にも崔三卿牧師らが自ら「四人組」と呼ぶ自称異端鑑別師の一人がいる。Y氏はあたかもCCKが包囲されたかのように歪曲するが、実際は間違った情報を持ち出して批判していることであり、個人的に崔三卿牧師一派の起こした出来事を誇大に表現している。
今回Y氏はこの崔三卿牧師の月経胎孕論の支持者になった。これはY氏が自ら自分を異端であると自認するに等しい。
2012年9月21日金曜日
クリスチャニティ・トゥデイの「再臨主論争」が破綻
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Christianity Today's 'Second Coming Christ Controversy' Collapses”です。
http://www.christianpost.com/news/christianity-today-second-coming-christ-controversy-collapses-81661/
筆者紹介:ジョナサン・パク、ゲスト寄稿者
ジョナサン・パク氏はオリベット大学ジャーナリズム学部のディレクター。彼はイリノイ州エバンストン市のノースウェスタン大学で2つの学士学位を受け、カリフォルニア州サンフランシスコ市のオリベット大学で神学修士の学位を受けた。ノースウェスタン大学の学生であったころ、パク氏は寄稿者としてクリスチャン・ポストに記事を書いていた。クリスチャン・ファミリーで育ったパク氏は子供の頃から今まで教会に欠かさず通い続けており、現在はEAPCAの教会に通っている。彼はボランティアの奉仕者として数年間聖書勉強の指導や不定期に聖書のメッセージを伝えるなどの奉仕をしてきた。
クリスチャニティ・トゥデイ(CT)は、9月12日に掲載した記事の中で、いわゆる「再臨主論争」の焦点を救済論の問題から過去の終末論の教えに移した。
オリベット大学ジャーナリズム学部のディレクターを務め、以前クリスチャン・ポストの寄稿者でもあったジョナサン・パク氏は、CTの記事に関する事実確認をするため自ら調査とインタビューを実施した。
以下の記事はパク氏によって書かれ、各メディアに送付されたものだ:
CTの情報源となったエドモンド・チュアが張在亨牧師の正統性を証言、まごつく問題提起者ら
クリスチャニティ・トゥデイとのインタビューの中でエドモンド・チュア氏は張在亨牧師が過去にどのように終末論を信じていたのかについて疑問を呈したつつも、これと同時に張在亨牧師がキリスト論と救済論に関しては正統であると確認した。エドモンド氏は「張在亨牧師は十字架の犠牲と贖いについての神学を説教することにおいて卓越していた。彼は多くの牧師がただ1行で言い終わるようなところをうまく取り上げ、神がいかに私たちを愛するのかを伝え、イエスと弟子たちとの関係をどんな映画よりも良く言い表した」と言った。
エドモンド氏は同様に、3週間前の8月23日に自分がマネージャーを務めるシンガポール・クリスチャン・ポストに掲載した個人的な証しの中で、張在亨牧師がキリスト論と救済論において正統であると保証した。彼の証しは「ダビデ張の正統性:ある元関係者の視点」と題されており、張在亨牧師が創設したオリベット大学の正統性も保証した。
エドモンド氏は「私は張在亨牧師が罪が贖われることについて正確に宣べ伝え、教えたことを保証できる」と述べ、サンフランシスコのオリベット大学のメインキャンパスで張在亨牧師の説教を聞き、説教を筆記したものを読んだと明かした。「(CTの一番目の記事の中で)今まで主張されていたことは間違いであり、張在亨牧師は十字架を失敗だと考えておらず、勝利であり、罪からの贖いをもたらすものだと考えている。張在亨牧師の説教や張在亨牧師が教えたことを書き留めたものを見たり読んだりし、そう言える」とエドモンド氏は明確化した。
実名にせよ匿名にせよ、他のすべての情報源となった人物と同様にエドモンド氏は、
「張在亨牧師は決して自分を『再臨主』だとと教えたり、暗示したりしなかった。私が張在亨牧師の説教や教えを聞いた中で、私は一度も彼が自分をキリストだとかメシアだとか宣言したことを聞いたことはないし、どのような手段によってにせよ自分がそのように信じているなどとほのめかしたこともない」とCTに語り、また自分の証しの中で述べた。
「張在亨牧師の教団の教会に私が入った本当の理由はまず、十字架にかかり、復活されたキリストの栄光強調する教えが素晴らしく、人生を変えるほどだったからだったということは言っておかなければならない。」とエドモンド氏は加えた。
エドモンド氏の8月23日の記事での主張に、CTははじめはまごついたかもしれない。張在亨牧師に対する問題提起者はほとんどが東アジアの人物であったが、その中でエドモンド氏は張在亨牧師がキリスト論と救済論に関して正統だと強く弁護し、その結果「張在亨牧師に関係する人々がイエス・キリストの働きと十字架の歩みが失敗だと信じている」という主張が虚偽であることを証明したからだ。
エドモンド氏の新しい造語「非パルーシア後千年王国説」
8月23日の同記事で、エドモンド氏はEAPCAの教団に属する何人かが「非パルーシア後千年王国説(non-Parousia Postmillenialism、以下NPP)」とエドモンド氏が呼ぶ説を信じている、もしくは教えられたとと想定した。エドモンド氏はNPPを数人の個人が教えられたのは2006年以前までであり、張在亨牧師はその年に人々がそれを教えるのを止めさせた、とまで主張した。NPPはエドモンド氏による造語と見られる単語は、キリストの再臨を文字的な出来事というよりは象徴的な出来事とする解釈を意味している。
しかし、この記事の筆者の見解ではNPPはEAPCAの終末論に対する見方として正確ではない。
この記事の筆者は2005年から個人的にEAPCAの教会に通っているが、前千年王国説や後千年王国説もしくは無千年王国説に関するどんな説に関しても教会で教えられたことや説教で話されたなどという記憶はない。オリベット大学においては、組織神学の授業と、非常に簡潔にではあるが新約聖書の授業で3つの主要な終末論に関する説は教えられていたが、その中で教授らがどれか一つの説を他の説よりも支持したりすることはなかった。
EAPCAの書記であるアンソニー・チュウ牧師は、NPPが同教団の正式な説であることなど決してないと述べた。
「NPPすなわち『非パルーシア後千年王国説』という単語は、私たちの信仰を説明するためのエドモンド・チュア氏による造語だ。グーグルでこれを検索しても関係ない結果しか出てこない。チュア氏が自分で作った単語のようだ。」とチュウ牧師は語った。
エドモンド氏本人も「張在亨牧師の実際の説教の中ではこのような教えを聞いたことはない」と言ってこれを認めている。
チュウ牧師はまた、エドモンド氏のNPP説や張在亨牧師をキリストだと信じることを教える、もしくは奨励するようないかなる講義もなかったと述べた。同教団はその信仰告白によってイエス・キリストその方が力と栄光の中で再臨されることを常に証言していると語った。
EAPCの公式な信仰告白を以下に抜粋する。「私たちは私たちの主イエス・キリストは神が、肉体を取ってこの世に来られた方であること、乙女より生まれたこと、罪なく人として生きられたこと、神聖なる奇跡をおこなわれたこと、身代わりとして罪を贖うため死なれたこと、体の復活されたこと、昇天されたこと、とりなしの働き、力と栄光の中で再び来られることを信じる。」
エドモンド氏のEAPCAの終末論に関する主張は大幅に変わった
エドモンド氏は、8月の下旬まではEAPCAの神学に関する自分の主張を支持しており、終末論に関してだけ疑問を呈していた。
しかし、「張在亨牧師の正統性」についての記事を書いた数日後、エドモンド氏はシンガポール・クリスチャン・ポストの続編記事の中で自らの主張に矛盾することを主張した。その記事は
クリスチャン・ポスト紙の編集規定に違反したため掲載後ウェブサイトからすぐに削除された。(エドモンド氏の一番目の記事はシンガポール・クリスチャン・ポストのウェブサイト上に残っている。)
しかし、論争の的となっているエドモンド氏の主張のうち多くは、CTの9月12日の記事の中で再掲載された。エドモンド氏はCTに「一度は張在亨牧師は新しいキリストであり、救世主的存在で、地上に神の国を成す信じたし、イエスの名によって祈る代わりに張在亨牧師の名によって祈った」と語った。
これらの主張は張在亨牧師の祈りと説教の中にあるイエス・キリストに対する明確さについて以前エドモンド氏が主張していたことは対照的であり不可解だ。
エドモンド氏は8月23日の記事で「張在亨牧師は祈りの中で三位一体の神に栄光をささげ、神に祈るときは毎回イエス・キリストの名によって祈った。この事実からすると、実際に自分をキリストだと信じているとすれば、イエス・キリスト名で祈ることは不合理なことになる。
」と記した。エドモンド氏の続編の記事はこのように矛盾するようなことと、論理が破綻していることがあり、ある程度の読者らが二番目の記事がまったく別の人物によって書かれたものだと確信するほどであった。
オリベット大学神学部・神学校の学部長を務めるドナルド・ティンダー教授はエドモンド氏の最初の記事にある説明は「助けになる」と見たがエドモンド氏が後に送付したEメールと二番目の記事は捏造されたものであるか、エドモンド氏が何らかの方法で圧力を受けて書かされたものだと考えた。そのような懸念について、あるEメールの中でティンダー教授はCTの「再臨主論争」の記者であるテッド・オルソン氏に向かって「主張の中に矛盾があまりにも多いため、もしエドモンド氏がこれらの矛盾する主張を実際に書いたのなら、エドモンド氏の中には重大な混乱があるか、非常に圧力がかかっているはずだ」と述べた。
ティンダー教授は、クリスチャニティ・トゥデイ(CT)の編集者を10年間務めたが、そのCTのテッド・オルソンに対して「エドモンド氏の極端な発言は張在亨牧師や張在亨牧師の関連する団体に対する他の根拠なき非難にあまりにも類似している」と述べた。
「しかし、エドモンド・チュア氏のEメールには『私たちに対する攻撃が誤解、誤解釈、全くの捏造、そして可能性としては健全な教理を保つことを目的とするよりは、ただ不和の種を蒔くことを目的として関与している誰かが抱いている敵意に基づいている』という私たちの主要な主張の証拠が含まれているという長所がある」とティンダー教授は続けた。
この記事の筆者は自身の証しをクリスチャニティ・トゥデイのオンライン編集者のテッド・オルソン氏にも送付した。その証しの中で、筆者は「イエス・キリストの働きが十字架の上で完了したことを信じること(健全な救済論)」と「再臨主(張在亨牧師)がイエス・キリストの『未完』の働きを成し遂げる必要があると信じること(終末論の問題)」の両方を同時に信じることは不可能であるとを指摘した。イエス・キリストの働きは、完了と未完の両方が同時に成立することはできない。エドモンド氏と同様にこの記事の筆者もイエスの十字架がが有効であり、完全であるというという教えを受け、その信仰ををずっと堅持している。
エドモンド氏との個人的なやり取りから、この記事の筆者はエドモンド氏が十字架の勝利を認めていると確信した。この記事の筆者はエドモンド氏の2番目の記事が彼の本当の信仰を反映したものではなく、おそらく彼の元々の証しを変更させようとする圧力を受けた結果、掲載されたものだとと信じている。
そのレッスンを誰が教えたのか?ボラ・リン氏ではなく、エドモンド氏の妻であるスーザン氏
CTの報道によると、エドモンド氏が自身の妻であるスーザン氏から一連のいわゆる「極めて重要な最後の」ヒストリー・レッスンを終了し、その講義によって張在亨牧師が再臨主だと告白するように導かれたのは2005年の9月6日だという。CTの記事はまた、これらのいわゆるヒストリー・レッスンの抜粋を取り上げている。CTはこの講義が2002年にボラ・リン氏というある聖書の講師によって伝えられたと主張している
エドモンド氏は、自身の意見の中でリン氏が張在亨牧師の「チーフ・ティーチング・アソシエイト(教育主任)」だと説明し、エドモンド氏が張在亨牧師が再臨主だとと信じるよう「奨励」するためにスーザン氏によって使用された終末論の教えはリン氏によるものでその責任はリン氏にある、と主張した。
クリスチャニティ・トゥデイは8月15日の記事の中で、いわゆる「ヒストリー・レッスン」は40個あると記した。しかし、9月12日の記事ではクリスチャニティ・トゥデイはこの主張を支持する情報源の人物として、少数の名前しか挙げることができなかった。しかも少数の講義、特にオリベット大学理事長の妻であり、三児の母であるボラ・リン氏によってなされたという講義の信憑性さえ論議されている。リン氏はエドモンド氏と彼の妻がCTの記事の中で言及したような講義など決して教えていないと、否定している。
リン氏はエドモンド氏が言及した講義の筆録は、エドモンド氏が該当の教会に通い始めた年よりも数年前にされた講義のことだとと指摘した。リン氏は「新しいメンバーを張在亨牧師が『再臨主』だと告白させるように導くことを意図した講義などない。私がそんなことを目的にバイブルスタディーを教えることなどあり得ない。なぜなら私は決して張在亨牧師が『再臨主』などと信じもしていないし、告白もしていないからだ。」と語った。
リン氏は「他の多くの福音主義のクリスチャンと同様に、私は再臨が文字通り起こり、イエス・キリストその人が再び来られると認める」とエドモンド氏に対して応答した。リン氏は使徒の働きを引用し、「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります」と述べた。
「私はナザレのイエス・キリストを待ち望んでいます」とリン氏は話した。
リン氏はなぜエドモンド氏がリン氏を「張在亨牧師の教育主任」だと考えるのか理解できないと言った。リン氏によると自身の人生の中でエドモンド氏と出会ったのは、あるフェローシップで2006年の夏季伝道訓練の行事の期間中の一度だけしかないという。リン氏は子育てに忙しく、2004年からは積極的に宣教に携わっていないとつけ加えた。
最後にリン氏は「もしクリスチャニティ・トゥデイが私に一度でも連絡を取ったのなら、私は『エドモンド氏が彼にこれを教えたのは彼の妻だと述べたのだから、CTが精査するべき人物は私ではなくスーザン氏ではないのか?』と単純に質問しただろう。私はスーザン氏には一度も会ったことがないが、私はスーザン氏と彼女の家族のために祈る。また、私は人々の誤解を悪用する行いが止むようにCTのために祈る」と述べた。
スーザン氏の教師が公言、スーザン氏の話は「不正確」で「誇張」
CTに掲載されたスーザン氏の話ではスーザン氏の信仰の遍歴が述べられ、彼女のキリスト教への改宗を始めとし、救済論と終末論に関する混乱についても言及している。
「私は洗礼を受けたが、洗礼や罪の意味を知らなかったし、救いについてはっきりと理解してもいなかった。私は、終末つまり審判の日がほんの少し怖かった」とCTに述べた。
この記事の筆者はCTが記事の中で「スーザン氏の教師」として言及したリ・ジホン氏へのインタビューの中で、スーザン氏の話を検証しようと試みた。リ氏はスーザン氏がCTに語った話には、ある程度は真実が含まれているものの、多くの部分は非常に「誇張」されており、「歪曲」されていたと述べた。
スーザン氏がリ氏を知るようになる以前、スーザン氏は中国の過激なクリスチャンのグループのメンバーであったという。リ氏は「スーザン氏がCTに対して示したように、スーザン氏は終末論に関して極端に原理主義的な観点を持っていた。私はまた、スーザン氏が『以前自分に聖書を教えた人は40日の断食を実践していた』と私に述べたことも記憶している」と述べた。
リ氏は二人が一緒に聖書を勉強したことを認めたが、リ氏がスーザン氏に『新しいイスラエル』と呼ばれるメッセージなど教えたことはない、と否定した。また、リ氏はスーザン氏に対して張在亨牧師が誰だと思うかなどと質問したことなど決してない、と否定した。リ氏はまた、スーザン氏から「張在亨牧師が『再臨主』だ」などとの告白を聞いたことなど決してないと語った。
リ氏は「私は自分自身そのような信仰を持っていないし、スーザン氏に対してそのようないかなる告白を奨励するようなメッセージも教えたこともない」と述べた。
それにもかかわらず、スーザン氏はCTに対して、「リ氏によって『新しいイスラエル』という講義を教えられた後で、自分が張在亨牧師を『再臨主』として告白した」と述べた。スーザン氏はまた、そのメッセージが2002年の7月20日にカリフォルニア州バークレー市で行われたある教会の修養会でボラ・リン氏によって伝えられた説教を元にしていると主張した。
しかし、リ氏は「自分はスーザン氏がリン氏のものだと主張しているそのメッセージを知らない。もし、ボラ・リン氏が何か講義をしていたとしても、私たちは中国にいたので私たちがボラ・リン氏の講義をバークレー市で聞いたなどとはあり得ない話だ。何にせよ、仮に私がボラ・リン氏の説教を聞いたとしても私はそれを理解することなどできない。私とスーザン氏の2人とも英語もわからなければ、韓国語もわからないのだから」と述べた。
ボラ・リン氏はこの記事の筆者に対して「自分はCTが書いているような講義はどれもしたことがない」と述べた。リン氏は「自分は2002年の7月20日にはバークレー市にいたことすらない。その時はニューヨーク市に住んでいた」と語った。
リン氏は「スーザン氏は私がこれらのメッセージをと教えたと言ったが、私はそのようなことを教えたことがない。私はスーザン氏には一度も会ったことがないが、CTの記事の中でスーザン氏が言及したメッセージは福音主義のキリスト教に敵対する人物らによって偽造されたのだろう、と私は疑っている」と述べた。
リン氏は「私や他の福音主義のクリスチャンを何年にも渡って攻撃し続けている人々がいる。あるブロガーと異端捏造者のことだが、簡単に言うと彼らは嘘と私の名目になっている虚偽の文章をインターネットで拡散させ、若いクリスチャンらに混乱をもたらしている」と語った。
スーザン氏のバイブルスタディーの教師であるリ・ジホン氏はスーザン氏がCTに語った他の話について「スーザン氏は自分の人生の詳細について多くのことを誇張して話した。スーザン氏が『宣教師』としてシンガポールに派遣されたとしているが、実際は留学生として自分で行っただけだ」と述べた。
リ氏は「そして、そこで張在亨牧師に付き添ってもらっていたという話は、ただ正しくない」と話した。
リ氏は回想し、「スーザン氏はFTMSグローバルアカデミーという学校で勉強をするためにシンガポールに行った。スーザン氏は私に『私はオーストラリアに移民しようと考えていたが、考えが変わってシンガポールに勉強しに行こうと思った』と言っていた」と述べた。
リ氏は「私はなぜスーザン氏がCTに、両親から『自分の宣教活動の支えとするための資金』を貰うために嘘をついた、と言ったのか解らない。スーザン氏は自分の学費を両親から貰おうとしていたのだが」と語った
「私はスーザン氏が以前のような過激な原理主義の終末論のグループに舞い戻ってしまわないかと本当に心配している。私はスーザン氏の信仰が良い方向に向かうよう心から祈る」とリ氏は述べた。
さらなる歪曲が複数発覚
この記事の筆者はまた、CTが言及した2004年に香港で行われた会議に参加した香港のナウェイ・チェン牧師と連絡を取ることができた。チェン牧師は「スーザン氏は張在亨牧師がホワイトボードを使って解説しながら終末論の講義を教えたと主張しているが、その主張は嘘である」と述べた。
チェン牧師は「その施設にはホワイトボードすらなかった」と語った。
エドモンド氏は自身の役割と立場について幾つか主張しているが、チェン牧師に真偽を確かめたところ、CTの記事の中でそれらの主張は大きく誇張されているという。
例えば、CTはエドモンド氏を「その運動における最高指導者ら」の一人と呼び、シンガポールの教会の奉仕を指導し、世界総会(World General Assembly、WGA)の東南アジア代表としても奉仕していたと記した。
チェン牧師は「私は彼らがどのようにシンガポールと東南アジアの『最高位』の代表者として指名されたなどという結論に達したのか解らない。シンガポール全土でここ6年間メンバーはエドモンド氏とスーザン氏の2人しかいなかった」と述べた。
「エドモンド氏とスーザン氏があたかも全東南アジアの教会とフェローシップのメンバーの信仰を代表するかのようにしてCTに話をし、誰に対してにせよ誤解を元にした間違った印象を与えていることを見るにつけ、私はこのような事態は常軌を逸していると思う」とチェン牧師は語った。
チェン牧師は「エドモンド氏がアメリカの教団であるEAPCAに属していると言うのは不正確だ。エドモンド氏はEAPCAではなく『フェローシップ』に属していたのでそのように話すべきだった」と述べた。
チェン牧師は「EAPCAはアメリカの教団であり、(中略)エドモンド氏は自身をEAPCAという名前に関連付けることが不適切であることを知っていたはずだ。エドモンド氏がEAPCAの名前を持ちだしてきた事実からすると、私にはエドモンド氏がこの論争を実際よりももっと国際的で大きな論争に見せかけたかったのだろうと思える」と語った。
これに加え、「閲覧制限が施された」チャットについての彼らの主張もまた正当性に疑いがかかっている。オリベット大学学生部長のナタナエル・トラン氏はCTが言及したチャットの信憑性と内容、
特に「『世の中からスタッフや教授ら』を雇用すれば『非常に危険』なことになりうる」などとチャットで述べられていたという主張に対して反証した。
トラン氏は「オリベット大学の教授のうちほとんどは、EAPCA教団に所属していないし、当大学は現在の状況を『危険だ』などとしたことはまったくない」と述べた。
神学的検討の会議にタイミングを合わせて記事を掲載したCT
CTはある委員会によって行われた会議の同日か、その会議に近接した日に「論争」についての記事を2つ掲載した。その会議では、南部バプテスト連盟のライフウェイ・クリスチャン・リソースがオリベット大学にニューメキシコ州のグロリエッタ・カンファレンス・センターを売却するためにもっている話し合いの一部として、神学的な検討を行なっていた。売却案件は検討の結果次第で成立するという。CTは2つ目の記事を9月12日、すなわち会議が行われていたその日に掲載した。
「正義のための嘘」などという教義はない
CTとのインタビューの中で、エドモンド氏は6年前にニューヨーク市で参加したある夏季伝道訓練でボラ・リン氏から「正義のための嘘」について教えられたと主張している。しかし、ボラ・リン氏はこの問題提起についてリン氏の信用、特にイエス・キリストを信じる信仰告白を毀損する試みの中で「完全に捏造されたもの」だと述べた。
「私は『正義のための嘘』を教えたことなどまったくないし、嘘が正当化されるなどと教えたこともない」とリン氏は述べた。
この記事の筆者はその夏季伝道の行事に参加した一人として、エドモンド氏の主張を否定するリン氏の発言を保証することができる。
「キリストの45年の働き」についてリン氏が教えたという「秘密の講義」などというものはなかった。CTはエドモンド氏と「他の7人」が選び出されて「秘密の講義」を聞かされたと報道した。しかし、その夏季伝道の行事の参加者はもともと7人か8人ほどしかいなかった。(エドモンド氏は複数の人に送ったEメールの中で、そこには8人の参加者がいたとしているが、この記事の筆者は参加者は7人しかいなかったと個人的には記憶している。)エドモンド氏を含めた8人全員が招待されたとすれば、もはやその出来事を「秘密」などとは呼べない。
この記事の筆者は、リン氏がその訓練中に別途に講義をしたとき、リン氏はイエスの人生について、乙女より生まれたことから、十字架の勝利まで教えたということを覚えている。この記事の筆者自身は、リン氏がイエスが十字架の上で勝利したことを宣べ伝えたことを聞いて、イエス・キリストを自分の救い主として信じる信仰が大いに強められた。
CTの記事の中で、香港でイエス青年会を調査していた独立委員会のメンバーであるカーバー・ユー氏は、イエス青年会(YD)というフェローシップが「正義のための嘘」を教えていたと問題提起をした。2008年にその委員会は「YDがイエスが一度目に地に来たことが失敗であり、YDが正義のための嘘について教えた」とする報告書を作った。ユー氏はCTに対して、「YDがそのメンバーらに対して嘘をつくように教えたと確信した」と語った。
あるYDの代表者はユー氏が行った「正義のための嘘」についての主張が虚偽であると述べた。彼女は「人々を『正義のための嘘』を実践しているとして非難する行為」は、実際には東アジアで魔女狩りのような行為を行なっているグループらが用いる技法だと語った。
そのYDの代表者は「彼らの議論が論理的に破綻するとき、通常彼らは『人を嘘つきに仕立てる』など、個人的な人格攻撃に攻撃手法を転換させる。そのような非難によって、クリスチャンであるにも関わらず、私たちを『正義のための嘘』の教義を教えているかのように仕立てる行為は、これの典型的な具体例だ。私たちがイエス・キリストの十字架の上の完全な勝利を信じると明確に信仰告白をするとき、問題提起者らは検証可能な証拠をもって反証することができないため、『彼らは自分の信仰について嘘を言っている』と言って論争に勝とうと試みる。このようなときは、問題を論理的に検証するのが正しい。しかし、この攻撃手法を使っている問題提起者らは、自分たちが論理的に負けると対話をまったく止めてしまう。これはアジアで反キリスト教のグループらがクリスチャンを攻撃するときに用いる典型的な手法だ」と書いた。
「これら幾人かの問題提起者らは制限なく何に対してでも、この『正義のための嘘説』を使って私たちを嘘つきだと非難するようだ。それが私たちの信仰であろうと、奉仕であろうと、彼らの主張に合わない事実に対しては全てだ。
私たちのイエス・キリストに関する心からの信仰告白を議論する権利を誰が持っているのか?私たちの良心は私たちのイエスへの告白についてはっきりとしている。この『正義のための嘘説』を持ちだしてこの信仰告白を粉砕しようと試みることは悪辣だ。私たちを攻撃する問題提起者らこそ嘘をついているのではないか?」と彼女は続けた。
「信仰と家庭」礼拝であり、結婚式ではない
CTはまたスーザン氏とエドモンド氏は2006年に69組のカップルとともに結婚式を挙げたと記した。(Faith & Family 財団のスタッフに確認したところ、CTの報道のように70組ではなく、69組のカップルが参加した。)
中国のFaith & Family 財団によると、実際に行われたのはCTが書いたような結婚式ではなく、礼拝であった。この財団は若いクリスチャンのカップルと家族のカウンセリングと支援を行なっている。
同財団は「その行事は結婚する前に他のクリスチャンとともに自分たちの家族が神に仕えることを願うカップルのためのキリスト教の礼拝だ」と述べた。エドモンド氏が参加したFaith & Family 礼拝には69組のカップル以外にも500人が参加していた。
この礼拝は結婚しようとするクリスチャンの父母の多くが仏教や他の宗教に属していという東アジア特有の家庭環境を加味して始まった。クリスチャンの父母が伝統的な方式で結婚式を挙げようとしているようなカップルのために、Faith & Family 礼拝によって始めに教会という公的な場でイエス・キリストを中心にして家庭を作る決意があることを宣言するものの、伝統的な形式で結婚式を挙げれるよう父母を尊重する。
Faith & Family の職員であるミンファン・ジン氏によると、参加者は必ず「Faith & Family は結婚式ではなく、キリスト教の礼拝である」という宣誓書にサインをするという。ジン氏は「カップルは指名による結婚はしない。そうではなく、カップルはコートシップの期間を経た後に礼拝参加を申し込む」と述べた。
CTの記事はまた、張在亨牧師とFaith & Family 財団の関係を歪曲している。CTの報道によると、その礼拝は2006年10月30日に行われ、CTは張在亨牧師の誕生日に合わせて行われたと主張している。しかし、その礼拝に参加したバート・チェン氏によると、礼拝の期日は10月29日であり、30日ではなかったという。チェン氏はまた、それが「結婚式ではなく、礼拝であった」と確証した。
付記:年配の韓国人の慣習であるが、張在亨牧師は太陰暦(10月30日ではない)に誕生日を祝う。
この記事の筆者の見聞したところによると、問題提起者らが自分らの主張を正当化するために日時を偽証したり、事実を歪曲したりするのはこれが初めてのことではない。
紛争を解決するための聖書的な方法
CTの記事の中で言及された団体らによると、CTは聖書的に紛争を解決しようと努力した人々のことを「脅し」として不正確に脚色しているという。
CTが列挙した機関の一つである日本クリスチャントゥデイの記者、井手北斗氏は「実名や匿名の数人の人物らが、聖書的な方法で苦情を解決するのではなく、自分たちの苦情を一次情報の情報源となってメディアで公表するという選択をしたことが、最も悪かった」と述べた。
井手氏は「本当に困っていた信徒らが『教会の中で対話することを通して困難な状況を解決しよう』との勧めに耳を貸さなかったことにより、横暴な商業的既得権益やその他の利得を貪ろうとする試みに巻き込まれて被害者になってしまった。彼らは非倫理的な動機によって扇動的な記事を書いて、はっきり言うとオリベット大学がグロリエッタ・カンファレンス・センターを購入する案件を破談させようとしている」と続けた。
アンソニー・チュウ牧師によると、この問題に関してもし本当に誤解があるのなら、キリスト教界の指導者とともにこれを解消するのが正しいことだという。
チュウ牧師は「もし誰かが教えや信仰について誤解をもつなら彼らはまず最初に教会で対話をはじめなければならなかったはずだ。しかし、その人々の誤解が、ある雑誌や人物らによって利用されたようだ。これは本当に悲劇だとしか言えない」と述べた。
「聖書には、クリスチャンの間で生じた意見の相異をどのような過程を通して解決に導けばよいのかがマタイの福音書18章で明確に説明されている。まずは行って、ふたりだけのところで責め、もし聞き入れないなら、ふたりか三人の証人の前で面会し、最後には教会に告げる。もしこれらのことに努力しても聞こうとしないなら、世俗的な場に問題の仲裁を依頼する」とチュウ牧師は語った。
論争は失墜し
CTは再臨主「論争」をあたかも大規模な世界的な問題であるかのように見せようとした。しかし、2つ目の記事では、CTは提起した問題を「キリスト論と救済論に関するもの」から、「10年前に教えられたと主張されている終末論」に収縮させた。CTは最新の記事で新しく実名の情報源として東アジアの人物らを2人取り上げた。その2人は終末論に関する問題を提起した。しかし、その問題はある聖書講義に基づいたものであり、その聖書講義は信憑性が立証されていない。そのため、「世界中の多くの人の総意」から「アジアの何人かのする主張」へと、CTが論争だと呼ぼうとした「それ」は失墜していったようだ。
http://www.christianpost.com/news/christianity-today-second-coming-christ-controversy-collapses-81661/
筆者紹介:ジョナサン・パク、ゲスト寄稿者
ジョナサン・パク氏はオリベット大学ジャーナリズム学部のディレクター。彼はイリノイ州エバンストン市のノースウェスタン大学で2つの学士学位を受け、カリフォルニア州サンフランシスコ市のオリベット大学で神学修士の学位を受けた。ノースウェスタン大学の学生であったころ、パク氏は寄稿者としてクリスチャン・ポストに記事を書いていた。クリスチャン・ファミリーで育ったパク氏は子供の頃から今まで教会に欠かさず通い続けており、現在はEAPCAの教会に通っている。彼はボランティアの奉仕者として数年間聖書勉強の指導や不定期に聖書のメッセージを伝えるなどの奉仕をしてきた。
クリスチャニティ・トゥデイ(CT)は、9月12日に掲載した記事の中で、いわゆる「再臨主論争」の焦点を救済論の問題から過去の終末論の教えに移した。
オリベット大学ジャーナリズム学部のディレクターを務め、以前クリスチャン・ポストの寄稿者でもあったジョナサン・パク氏は、CTの記事に関する事実確認をするため自ら調査とインタビューを実施した。
以下の記事はパク氏によって書かれ、各メディアに送付されたものだ:
CTの情報源となったエドモンド・チュアが張在亨牧師の正統性を証言、まごつく問題提起者ら
クリスチャニティ・トゥデイとのインタビューの中でエドモンド・チュア氏は張在亨牧師が過去にどのように終末論を信じていたのかについて疑問を呈したつつも、これと同時に張在亨牧師がキリスト論と救済論に関しては正統であると確認した。エドモンド氏は「張在亨牧師は十字架の犠牲と贖いについての神学を説教することにおいて卓越していた。彼は多くの牧師がただ1行で言い終わるようなところをうまく取り上げ、神がいかに私たちを愛するのかを伝え、イエスと弟子たちとの関係をどんな映画よりも良く言い表した」と言った。
エドモンド氏は同様に、3週間前の8月23日に自分がマネージャーを務めるシンガポール・クリスチャン・ポストに掲載した個人的な証しの中で、張在亨牧師がキリスト論と救済論において正統であると保証した。彼の証しは「ダビデ張の正統性:ある元関係者の視点」と題されており、張在亨牧師が創設したオリベット大学の正統性も保証した。
エドモンド氏は「私は張在亨牧師が罪が贖われることについて正確に宣べ伝え、教えたことを保証できる」と述べ、サンフランシスコのオリベット大学のメインキャンパスで張在亨牧師の説教を聞き、説教を筆記したものを読んだと明かした。「(CTの一番目の記事の中で)今まで主張されていたことは間違いであり、張在亨牧師は十字架を失敗だと考えておらず、勝利であり、罪からの贖いをもたらすものだと考えている。張在亨牧師の説教や張在亨牧師が教えたことを書き留めたものを見たり読んだりし、そう言える」とエドモンド氏は明確化した。
実名にせよ匿名にせよ、他のすべての情報源となった人物と同様にエドモンド氏は、
「張在亨牧師は決して自分を『再臨主』だとと教えたり、暗示したりしなかった。私が張在亨牧師の説教や教えを聞いた中で、私は一度も彼が自分をキリストだとかメシアだとか宣言したことを聞いたことはないし、どのような手段によってにせよ自分がそのように信じているなどとほのめかしたこともない」とCTに語り、また自分の証しの中で述べた。
「張在亨牧師の教団の教会に私が入った本当の理由はまず、十字架にかかり、復活されたキリストの栄光強調する教えが素晴らしく、人生を変えるほどだったからだったということは言っておかなければならない。」とエドモンド氏は加えた。
エドモンド氏の8月23日の記事での主張に、CTははじめはまごついたかもしれない。張在亨牧師に対する問題提起者はほとんどが東アジアの人物であったが、その中でエドモンド氏は張在亨牧師がキリスト論と救済論に関して正統だと強く弁護し、その結果「張在亨牧師に関係する人々がイエス・キリストの働きと十字架の歩みが失敗だと信じている」という主張が虚偽であることを証明したからだ。
エドモンド氏の新しい造語「非パルーシア後千年王国説」
8月23日の同記事で、エドモンド氏はEAPCAの教団に属する何人かが「非パルーシア後千年王国説(non-Parousia Postmillenialism、以下NPP)」とエドモンド氏が呼ぶ説を信じている、もしくは教えられたとと想定した。エドモンド氏はNPPを数人の個人が教えられたのは2006年以前までであり、張在亨牧師はその年に人々がそれを教えるのを止めさせた、とまで主張した。NPPはエドモンド氏による造語と見られる単語は、キリストの再臨を文字的な出来事というよりは象徴的な出来事とする解釈を意味している。
しかし、この記事の筆者の見解ではNPPはEAPCAの終末論に対する見方として正確ではない。
この記事の筆者は2005年から個人的にEAPCAの教会に通っているが、前千年王国説や後千年王国説もしくは無千年王国説に関するどんな説に関しても教会で教えられたことや説教で話されたなどという記憶はない。オリベット大学においては、組織神学の授業と、非常に簡潔にではあるが新約聖書の授業で3つの主要な終末論に関する説は教えられていたが、その中で教授らがどれか一つの説を他の説よりも支持したりすることはなかった。
EAPCAの書記であるアンソニー・チュウ牧師は、NPPが同教団の正式な説であることなど決してないと述べた。
「NPPすなわち『非パルーシア後千年王国説』という単語は、私たちの信仰を説明するためのエドモンド・チュア氏による造語だ。グーグルでこれを検索しても関係ない結果しか出てこない。チュア氏が自分で作った単語のようだ。」とチュウ牧師は語った。
エドモンド氏本人も「張在亨牧師の実際の説教の中ではこのような教えを聞いたことはない」と言ってこれを認めている。
チュウ牧師はまた、エドモンド氏のNPP説や張在亨牧師をキリストだと信じることを教える、もしくは奨励するようないかなる講義もなかったと述べた。同教団はその信仰告白によってイエス・キリストその方が力と栄光の中で再臨されることを常に証言していると語った。
EAPCの公式な信仰告白を以下に抜粋する。「私たちは私たちの主イエス・キリストは神が、肉体を取ってこの世に来られた方であること、乙女より生まれたこと、罪なく人として生きられたこと、神聖なる奇跡をおこなわれたこと、身代わりとして罪を贖うため死なれたこと、体の復活されたこと、昇天されたこと、とりなしの働き、力と栄光の中で再び来られることを信じる。」
エドモンド氏のEAPCAの終末論に関する主張は大幅に変わった
エドモンド氏は、8月の下旬まではEAPCAの神学に関する自分の主張を支持しており、終末論に関してだけ疑問を呈していた。
しかし、「張在亨牧師の正統性」についての記事を書いた数日後、エドモンド氏はシンガポール・クリスチャン・ポストの続編記事の中で自らの主張に矛盾することを主張した。その記事は
クリスチャン・ポスト紙の編集規定に違反したため掲載後ウェブサイトからすぐに削除された。(エドモンド氏の一番目の記事はシンガポール・クリスチャン・ポストのウェブサイト上に残っている。)
しかし、論争の的となっているエドモンド氏の主張のうち多くは、CTの9月12日の記事の中で再掲載された。エドモンド氏はCTに「一度は張在亨牧師は新しいキリストであり、救世主的存在で、地上に神の国を成す信じたし、イエスの名によって祈る代わりに張在亨牧師の名によって祈った」と語った。
これらの主張は張在亨牧師の祈りと説教の中にあるイエス・キリストに対する明確さについて以前エドモンド氏が主張していたことは対照的であり不可解だ。
エドモンド氏は8月23日の記事で「張在亨牧師は祈りの中で三位一体の神に栄光をささげ、神に祈るときは毎回イエス・キリストの名によって祈った。この事実からすると、実際に自分をキリストだと信じているとすれば、イエス・キリスト名で祈ることは不合理なことになる。
」と記した。エドモンド氏の続編の記事はこのように矛盾するようなことと、論理が破綻していることがあり、ある程度の読者らが二番目の記事がまったく別の人物によって書かれたものだと確信するほどであった。
オリベット大学神学部・神学校の学部長を務めるドナルド・ティンダー教授はエドモンド氏の最初の記事にある説明は「助けになる」と見たがエドモンド氏が後に送付したEメールと二番目の記事は捏造されたものであるか、エドモンド氏が何らかの方法で圧力を受けて書かされたものだと考えた。そのような懸念について、あるEメールの中でティンダー教授はCTの「再臨主論争」の記者であるテッド・オルソン氏に向かって「主張の中に矛盾があまりにも多いため、もしエドモンド氏がこれらの矛盾する主張を実際に書いたのなら、エドモンド氏の中には重大な混乱があるか、非常に圧力がかかっているはずだ」と述べた。
ティンダー教授は、クリスチャニティ・トゥデイ(CT)の編集者を10年間務めたが、そのCTのテッド・オルソンに対して「エドモンド氏の極端な発言は張在亨牧師や張在亨牧師の関連する団体に対する他の根拠なき非難にあまりにも類似している」と述べた。
「しかし、エドモンド・チュア氏のEメールには『私たちに対する攻撃が誤解、誤解釈、全くの捏造、そして可能性としては健全な教理を保つことを目的とするよりは、ただ不和の種を蒔くことを目的として関与している誰かが抱いている敵意に基づいている』という私たちの主要な主張の証拠が含まれているという長所がある」とティンダー教授は続けた。
この記事の筆者は自身の証しをクリスチャニティ・トゥデイのオンライン編集者のテッド・オルソン氏にも送付した。その証しの中で、筆者は「イエス・キリストの働きが十字架の上で完了したことを信じること(健全な救済論)」と「再臨主(張在亨牧師)がイエス・キリストの『未完』の働きを成し遂げる必要があると信じること(終末論の問題)」の両方を同時に信じることは不可能であるとを指摘した。イエス・キリストの働きは、完了と未完の両方が同時に成立することはできない。エドモンド氏と同様にこの記事の筆者もイエスの十字架がが有効であり、完全であるというという教えを受け、その信仰ををずっと堅持している。
エドモンド氏との個人的なやり取りから、この記事の筆者はエドモンド氏が十字架の勝利を認めていると確信した。この記事の筆者はエドモンド氏の2番目の記事が彼の本当の信仰を反映したものではなく、おそらく彼の元々の証しを変更させようとする圧力を受けた結果、掲載されたものだとと信じている。
そのレッスンを誰が教えたのか?ボラ・リン氏ではなく、エドモンド氏の妻であるスーザン氏
CTの報道によると、エドモンド氏が自身の妻であるスーザン氏から一連のいわゆる「極めて重要な最後の」ヒストリー・レッスンを終了し、その講義によって張在亨牧師が再臨主だと告白するように導かれたのは2005年の9月6日だという。CTの記事はまた、これらのいわゆるヒストリー・レッスンの抜粋を取り上げている。CTはこの講義が2002年にボラ・リン氏というある聖書の講師によって伝えられたと主張している
エドモンド氏は、自身の意見の中でリン氏が張在亨牧師の「チーフ・ティーチング・アソシエイト(教育主任)」だと説明し、エドモンド氏が張在亨牧師が再臨主だとと信じるよう「奨励」するためにスーザン氏によって使用された終末論の教えはリン氏によるものでその責任はリン氏にある、と主張した。
クリスチャニティ・トゥデイは8月15日の記事の中で、いわゆる「ヒストリー・レッスン」は40個あると記した。しかし、9月12日の記事ではクリスチャニティ・トゥデイはこの主張を支持する情報源の人物として、少数の名前しか挙げることができなかった。しかも少数の講義、特にオリベット大学理事長の妻であり、三児の母であるボラ・リン氏によってなされたという講義の信憑性さえ論議されている。リン氏はエドモンド氏と彼の妻がCTの記事の中で言及したような講義など決して教えていないと、否定している。
リン氏はエドモンド氏が言及した講義の筆録は、エドモンド氏が該当の教会に通い始めた年よりも数年前にされた講義のことだとと指摘した。リン氏は「新しいメンバーを張在亨牧師が『再臨主』だと告白させるように導くことを意図した講義などない。私がそんなことを目的にバイブルスタディーを教えることなどあり得ない。なぜなら私は決して張在亨牧師が『再臨主』などと信じもしていないし、告白もしていないからだ。」と語った。
リン氏は「他の多くの福音主義のクリスチャンと同様に、私は再臨が文字通り起こり、イエス・キリストその人が再び来られると認める」とエドモンド氏に対して応答した。リン氏は使徒の働きを引用し、「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります」と述べた。
「私はナザレのイエス・キリストを待ち望んでいます」とリン氏は話した。
リン氏はなぜエドモンド氏がリン氏を「張在亨牧師の教育主任」だと考えるのか理解できないと言った。リン氏によると自身の人生の中でエドモンド氏と出会ったのは、あるフェローシップで2006年の夏季伝道訓練の行事の期間中の一度だけしかないという。リン氏は子育てに忙しく、2004年からは積極的に宣教に携わっていないとつけ加えた。
最後にリン氏は「もしクリスチャニティ・トゥデイが私に一度でも連絡を取ったのなら、私は『エドモンド氏が彼にこれを教えたのは彼の妻だと述べたのだから、CTが精査するべき人物は私ではなくスーザン氏ではないのか?』と単純に質問しただろう。私はスーザン氏には一度も会ったことがないが、私はスーザン氏と彼女の家族のために祈る。また、私は人々の誤解を悪用する行いが止むようにCTのために祈る」と述べた。
スーザン氏の教師が公言、スーザン氏の話は「不正確」で「誇張」
CTに掲載されたスーザン氏の話ではスーザン氏の信仰の遍歴が述べられ、彼女のキリスト教への改宗を始めとし、救済論と終末論に関する混乱についても言及している。
「私は洗礼を受けたが、洗礼や罪の意味を知らなかったし、救いについてはっきりと理解してもいなかった。私は、終末つまり審判の日がほんの少し怖かった」とCTに述べた。
この記事の筆者はCTが記事の中で「スーザン氏の教師」として言及したリ・ジホン氏へのインタビューの中で、スーザン氏の話を検証しようと試みた。リ氏はスーザン氏がCTに語った話には、ある程度は真実が含まれているものの、多くの部分は非常に「誇張」されており、「歪曲」されていたと述べた。
スーザン氏がリ氏を知るようになる以前、スーザン氏は中国の過激なクリスチャンのグループのメンバーであったという。リ氏は「スーザン氏がCTに対して示したように、スーザン氏は終末論に関して極端に原理主義的な観点を持っていた。私はまた、スーザン氏が『以前自分に聖書を教えた人は40日の断食を実践していた』と私に述べたことも記憶している」と述べた。
リ氏は二人が一緒に聖書を勉強したことを認めたが、リ氏がスーザン氏に『新しいイスラエル』と呼ばれるメッセージなど教えたことはない、と否定した。また、リ氏はスーザン氏に対して張在亨牧師が誰だと思うかなどと質問したことなど決してない、と否定した。リ氏はまた、スーザン氏から「張在亨牧師が『再臨主』だ」などとの告白を聞いたことなど決してないと語った。
リ氏は「私は自分自身そのような信仰を持っていないし、スーザン氏に対してそのようないかなる告白を奨励するようなメッセージも教えたこともない」と述べた。
それにもかかわらず、スーザン氏はCTに対して、「リ氏によって『新しいイスラエル』という講義を教えられた後で、自分が張在亨牧師を『再臨主』として告白した」と述べた。スーザン氏はまた、そのメッセージが2002年の7月20日にカリフォルニア州バークレー市で行われたある教会の修養会でボラ・リン氏によって伝えられた説教を元にしていると主張した。
しかし、リ氏は「自分はスーザン氏がリン氏のものだと主張しているそのメッセージを知らない。もし、ボラ・リン氏が何か講義をしていたとしても、私たちは中国にいたので私たちがボラ・リン氏の講義をバークレー市で聞いたなどとはあり得ない話だ。何にせよ、仮に私がボラ・リン氏の説教を聞いたとしても私はそれを理解することなどできない。私とスーザン氏の2人とも英語もわからなければ、韓国語もわからないのだから」と述べた。
ボラ・リン氏はこの記事の筆者に対して「自分はCTが書いているような講義はどれもしたことがない」と述べた。リン氏は「自分は2002年の7月20日にはバークレー市にいたことすらない。その時はニューヨーク市に住んでいた」と語った。
リン氏は「スーザン氏は私がこれらのメッセージをと教えたと言ったが、私はそのようなことを教えたことがない。私はスーザン氏には一度も会ったことがないが、CTの記事の中でスーザン氏が言及したメッセージは福音主義のキリスト教に敵対する人物らによって偽造されたのだろう、と私は疑っている」と述べた。
リン氏は「私や他の福音主義のクリスチャンを何年にも渡って攻撃し続けている人々がいる。あるブロガーと異端捏造者のことだが、簡単に言うと彼らは嘘と私の名目になっている虚偽の文章をインターネットで拡散させ、若いクリスチャンらに混乱をもたらしている」と語った。
スーザン氏のバイブルスタディーの教師であるリ・ジホン氏はスーザン氏がCTに語った他の話について「スーザン氏は自分の人生の詳細について多くのことを誇張して話した。スーザン氏が『宣教師』としてシンガポールに派遣されたとしているが、実際は留学生として自分で行っただけだ」と述べた。
リ氏は「そして、そこで張在亨牧師に付き添ってもらっていたという話は、ただ正しくない」と話した。
リ氏は回想し、「スーザン氏はFTMSグローバルアカデミーという学校で勉強をするためにシンガポールに行った。スーザン氏は私に『私はオーストラリアに移民しようと考えていたが、考えが変わってシンガポールに勉強しに行こうと思った』と言っていた」と述べた。
リ氏は「私はなぜスーザン氏がCTに、両親から『自分の宣教活動の支えとするための資金』を貰うために嘘をついた、と言ったのか解らない。スーザン氏は自分の学費を両親から貰おうとしていたのだが」と語った
「私はスーザン氏が以前のような過激な原理主義の終末論のグループに舞い戻ってしまわないかと本当に心配している。私はスーザン氏の信仰が良い方向に向かうよう心から祈る」とリ氏は述べた。
さらなる歪曲が複数発覚
この記事の筆者はまた、CTが言及した2004年に香港で行われた会議に参加した香港のナウェイ・チェン牧師と連絡を取ることができた。チェン牧師は「スーザン氏は張在亨牧師がホワイトボードを使って解説しながら終末論の講義を教えたと主張しているが、その主張は嘘である」と述べた。
チェン牧師は「その施設にはホワイトボードすらなかった」と語った。
エドモンド氏は自身の役割と立場について幾つか主張しているが、チェン牧師に真偽を確かめたところ、CTの記事の中でそれらの主張は大きく誇張されているという。
例えば、CTはエドモンド氏を「その運動における最高指導者ら」の一人と呼び、シンガポールの教会の奉仕を指導し、世界総会(World General Assembly、WGA)の東南アジア代表としても奉仕していたと記した。
チェン牧師は「私は彼らがどのようにシンガポールと東南アジアの『最高位』の代表者として指名されたなどという結論に達したのか解らない。シンガポール全土でここ6年間メンバーはエドモンド氏とスーザン氏の2人しかいなかった」と述べた。
「エドモンド氏とスーザン氏があたかも全東南アジアの教会とフェローシップのメンバーの信仰を代表するかのようにしてCTに話をし、誰に対してにせよ誤解を元にした間違った印象を与えていることを見るにつけ、私はこのような事態は常軌を逸していると思う」とチェン牧師は語った。
チェン牧師は「エドモンド氏がアメリカの教団であるEAPCAに属していると言うのは不正確だ。エドモンド氏はEAPCAではなく『フェローシップ』に属していたのでそのように話すべきだった」と述べた。
チェン牧師は「EAPCAはアメリカの教団であり、(中略)エドモンド氏は自身をEAPCAという名前に関連付けることが不適切であることを知っていたはずだ。エドモンド氏がEAPCAの名前を持ちだしてきた事実からすると、私にはエドモンド氏がこの論争を実際よりももっと国際的で大きな論争に見せかけたかったのだろうと思える」と語った。
これに加え、「閲覧制限が施された」チャットについての彼らの主張もまた正当性に疑いがかかっている。オリベット大学学生部長のナタナエル・トラン氏はCTが言及したチャットの信憑性と内容、
特に「『世の中からスタッフや教授ら』を雇用すれば『非常に危険』なことになりうる」などとチャットで述べられていたという主張に対して反証した。
トラン氏は「オリベット大学の教授のうちほとんどは、EAPCA教団に所属していないし、当大学は現在の状況を『危険だ』などとしたことはまったくない」と述べた。
神学的検討の会議にタイミングを合わせて記事を掲載したCT
CTはある委員会によって行われた会議の同日か、その会議に近接した日に「論争」についての記事を2つ掲載した。その会議では、南部バプテスト連盟のライフウェイ・クリスチャン・リソースがオリベット大学にニューメキシコ州のグロリエッタ・カンファレンス・センターを売却するためにもっている話し合いの一部として、神学的な検討を行なっていた。売却案件は検討の結果次第で成立するという。CTは2つ目の記事を9月12日、すなわち会議が行われていたその日に掲載した。
「正義のための嘘」などという教義はない
CTとのインタビューの中で、エドモンド氏は6年前にニューヨーク市で参加したある夏季伝道訓練でボラ・リン氏から「正義のための嘘」について教えられたと主張している。しかし、ボラ・リン氏はこの問題提起についてリン氏の信用、特にイエス・キリストを信じる信仰告白を毀損する試みの中で「完全に捏造されたもの」だと述べた。
「私は『正義のための嘘』を教えたことなどまったくないし、嘘が正当化されるなどと教えたこともない」とリン氏は述べた。
この記事の筆者はその夏季伝道の行事に参加した一人として、エドモンド氏の主張を否定するリン氏の発言を保証することができる。
「キリストの45年の働き」についてリン氏が教えたという「秘密の講義」などというものはなかった。CTはエドモンド氏と「他の7人」が選び出されて「秘密の講義」を聞かされたと報道した。しかし、その夏季伝道の行事の参加者はもともと7人か8人ほどしかいなかった。(エドモンド氏は複数の人に送ったEメールの中で、そこには8人の参加者がいたとしているが、この記事の筆者は参加者は7人しかいなかったと個人的には記憶している。)エドモンド氏を含めた8人全員が招待されたとすれば、もはやその出来事を「秘密」などとは呼べない。
この記事の筆者は、リン氏がその訓練中に別途に講義をしたとき、リン氏はイエスの人生について、乙女より生まれたことから、十字架の勝利まで教えたということを覚えている。この記事の筆者自身は、リン氏がイエスが十字架の上で勝利したことを宣べ伝えたことを聞いて、イエス・キリストを自分の救い主として信じる信仰が大いに強められた。
CTの記事の中で、香港でイエス青年会を調査していた独立委員会のメンバーであるカーバー・ユー氏は、イエス青年会(YD)というフェローシップが「正義のための嘘」を教えていたと問題提起をした。2008年にその委員会は「YDがイエスが一度目に地に来たことが失敗であり、YDが正義のための嘘について教えた」とする報告書を作った。ユー氏はCTに対して、「YDがそのメンバーらに対して嘘をつくように教えたと確信した」と語った。
あるYDの代表者はユー氏が行った「正義のための嘘」についての主張が虚偽であると述べた。彼女は「人々を『正義のための嘘』を実践しているとして非難する行為」は、実際には東アジアで魔女狩りのような行為を行なっているグループらが用いる技法だと語った。
そのYDの代表者は「彼らの議論が論理的に破綻するとき、通常彼らは『人を嘘つきに仕立てる』など、個人的な人格攻撃に攻撃手法を転換させる。そのような非難によって、クリスチャンであるにも関わらず、私たちを『正義のための嘘』の教義を教えているかのように仕立てる行為は、これの典型的な具体例だ。私たちがイエス・キリストの十字架の上の完全な勝利を信じると明確に信仰告白をするとき、問題提起者らは検証可能な証拠をもって反証することができないため、『彼らは自分の信仰について嘘を言っている』と言って論争に勝とうと試みる。このようなときは、問題を論理的に検証するのが正しい。しかし、この攻撃手法を使っている問題提起者らは、自分たちが論理的に負けると対話をまったく止めてしまう。これはアジアで反キリスト教のグループらがクリスチャンを攻撃するときに用いる典型的な手法だ」と書いた。
「これら幾人かの問題提起者らは制限なく何に対してでも、この『正義のための嘘説』を使って私たちを嘘つきだと非難するようだ。それが私たちの信仰であろうと、奉仕であろうと、彼らの主張に合わない事実に対しては全てだ。
私たちのイエス・キリストに関する心からの信仰告白を議論する権利を誰が持っているのか?私たちの良心は私たちのイエスへの告白についてはっきりとしている。この『正義のための嘘説』を持ちだしてこの信仰告白を粉砕しようと試みることは悪辣だ。私たちを攻撃する問題提起者らこそ嘘をついているのではないか?」と彼女は続けた。
「信仰と家庭」礼拝であり、結婚式ではない
CTはまたスーザン氏とエドモンド氏は2006年に69組のカップルとともに結婚式を挙げたと記した。(Faith & Family 財団のスタッフに確認したところ、CTの報道のように70組ではなく、69組のカップルが参加した。)
中国のFaith & Family 財団によると、実際に行われたのはCTが書いたような結婚式ではなく、礼拝であった。この財団は若いクリスチャンのカップルと家族のカウンセリングと支援を行なっている。
同財団は「その行事は結婚する前に他のクリスチャンとともに自分たちの家族が神に仕えることを願うカップルのためのキリスト教の礼拝だ」と述べた。エドモンド氏が参加したFaith & Family 礼拝には69組のカップル以外にも500人が参加していた。
この礼拝は結婚しようとするクリスチャンの父母の多くが仏教や他の宗教に属していという東アジア特有の家庭環境を加味して始まった。クリスチャンの父母が伝統的な方式で結婚式を挙げようとしているようなカップルのために、Faith & Family 礼拝によって始めに教会という公的な場でイエス・キリストを中心にして家庭を作る決意があることを宣言するものの、伝統的な形式で結婚式を挙げれるよう父母を尊重する。
Faith & Family の職員であるミンファン・ジン氏によると、参加者は必ず「Faith & Family は結婚式ではなく、キリスト教の礼拝である」という宣誓書にサインをするという。ジン氏は「カップルは指名による結婚はしない。そうではなく、カップルはコートシップの期間を経た後に礼拝参加を申し込む」と述べた。
CTの記事はまた、張在亨牧師とFaith & Family 財団の関係を歪曲している。CTの報道によると、その礼拝は2006年10月30日に行われ、CTは張在亨牧師の誕生日に合わせて行われたと主張している。しかし、その礼拝に参加したバート・チェン氏によると、礼拝の期日は10月29日であり、30日ではなかったという。チェン氏はまた、それが「結婚式ではなく、礼拝であった」と確証した。
付記:年配の韓国人の慣習であるが、張在亨牧師は太陰暦(10月30日ではない)に誕生日を祝う。
この記事の筆者の見聞したところによると、問題提起者らが自分らの主張を正当化するために日時を偽証したり、事実を歪曲したりするのはこれが初めてのことではない。
紛争を解決するための聖書的な方法
CTの記事の中で言及された団体らによると、CTは聖書的に紛争を解決しようと努力した人々のことを「脅し」として不正確に脚色しているという。
CTが列挙した機関の一つである日本クリスチャントゥデイの記者、井手北斗氏は「実名や匿名の数人の人物らが、聖書的な方法で苦情を解決するのではなく、自分たちの苦情を一次情報の情報源となってメディアで公表するという選択をしたことが、最も悪かった」と述べた。
井手氏は「本当に困っていた信徒らが『教会の中で対話することを通して困難な状況を解決しよう』との勧めに耳を貸さなかったことにより、横暴な商業的既得権益やその他の利得を貪ろうとする試みに巻き込まれて被害者になってしまった。彼らは非倫理的な動機によって扇動的な記事を書いて、はっきり言うとオリベット大学がグロリエッタ・カンファレンス・センターを購入する案件を破談させようとしている」と続けた。
アンソニー・チュウ牧師によると、この問題に関してもし本当に誤解があるのなら、キリスト教界の指導者とともにこれを解消するのが正しいことだという。
チュウ牧師は「もし誰かが教えや信仰について誤解をもつなら彼らはまず最初に教会で対話をはじめなければならなかったはずだ。しかし、その人々の誤解が、ある雑誌や人物らによって利用されたようだ。これは本当に悲劇だとしか言えない」と述べた。
「聖書には、クリスチャンの間で生じた意見の相異をどのような過程を通して解決に導けばよいのかがマタイの福音書18章で明確に説明されている。まずは行って、ふたりだけのところで責め、もし聞き入れないなら、ふたりか三人の証人の前で面会し、最後には教会に告げる。もしこれらのことに努力しても聞こうとしないなら、世俗的な場に問題の仲裁を依頼する」とチュウ牧師は語った。
論争は失墜し
CTは再臨主「論争」をあたかも大規模な世界的な問題であるかのように見せようとした。しかし、2つ目の記事では、CTは提起した問題を「キリスト論と救済論に関するもの」から、「10年前に教えられたと主張されている終末論」に収縮させた。CTは最新の記事で新しく実名の情報源として東アジアの人物らを2人取り上げた。その2人は終末論に関する問題を提起した。しかし、その問題はある聖書講義に基づいたものであり、その聖書講義は信憑性が立証されていない。そのため、「世界中の多くの人の総意」から「アジアの何人かのする主張」へと、CTが論争だと呼ぼうとした「それ」は失墜していったようだ。
2012年9月13日木曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(7)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
張在亨牧師、オリベット大学、クリスチャンポスト、その他クリスチャニティ・トゥデイの記事に名指しで巻き込まれた団体らに対して、十分な証拠もなく深刻な非難がされたが、クリスチャンポストの編集者らは、彼らがクリスチャニティ・トゥデイを含めすべて関わった団体に、キリストにある兄弟として接していることを認めたい。
クリスチャンポスト(CP)の編集者らは、クリスチャニティ・トゥデイによる非難記事の掲載に先立って、最近シカゴを訪れ、クリスチャニティ・トゥデイの編集者らと会談をもった。会談の中で、CPの編集者らはアジアのキリスト教界における論争の動向を説明し、聖書的により明確に理解できるよう努めた。
アメリカでの論争における、救済論的観点と終末論的観点とのずれ
この論争においてどのような主張がなされているのかについて完全に理解するためにはそこで用いられている語彙を見ることが重要となる。東アジアで、「再臨主」という単語は、張在亨牧師と、張在亨牧師に関係する人物らについて、イエス・キリストを信じておらず、張在亨牧師をその代わりに信じているという非難をするために使われている。その用語は、荒く英語に翻訳するなら"Second Coming Christ"となるものだが、聖書にも、中国語の辞書、日本語の辞書、韓国語の辞書にもない単語だ。これは統一協会の「イエスの十字架上の死には限界がある、もしくはそれは失敗であり、教祖である文鮮明がイエスの使命を完成させる再臨主だ」という特異な教理を説明するために統一協会が作った造語だ。
再臨主という単語は、完全に聖書と、特に使徒の働きの1章と矛盾している。「そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」(使徒の働き1章11節)
つまり、この論争は救済論についての論争だろうか、それとも終末論についての論争だろうか?東アジアではこの論争は、救済論、つまり救いの教理についての論争だった。なぜなら、問題提起者らは、張在亨牧師と彼に関連していると主張されている人々を「張在亨牧師が再臨主であり、イエス・キリストを信じる代わりに張在亨牧師を信じている、という統一協会に類似した教えを信奉している」と非難したからだ。
これが偽りの非難であるということを、韓国基督教総連合会の調査と韓国の刑事裁判において、張在亨牧師とクリスチャントゥデイが暴露した。崔三更牧師、Y氏、楊子聰氏らはそれぞれ自分の国で「張在亨牧師と彼に関連していると主張されている人々がイエス・キリストを信じておらず、代わりに再臨主説を信じている」という嫌疑追求の先鋒に立った3人の個人だ。すでに、彼らの非難は一様に信憑性を失っているし、これについての文書は豊富に存在している。アメリカにおいてなされた非難は、終末論の論争に形を変えた。
オリベット大学の中に、またオリベット大学の卒業生の中にも誰一人として再臨主説を信じる者はいなかった。CTの記事の中で匿名の情報源となった人物でさえ、張在亨牧師がイエス・キリストを神のひとり子として信じていることに異論はなかった。
この非難は救済論についてのものではなく、終末論についてのものだとするために、変更された。アメリカでなされた非難は、ある個人らや団体らが、「イエス・キリストを救い主であると信じる」が、それと同時に、「張在亨牧師をイエスの地上での使命を果たす再臨主と信じる」というものだ。両方を信じることは矛盾している。
再臨主説に同意するには十字架が失敗であったと信じることが要求される。神学者らによると、再臨主を信じるには、キリストの働きが十字架の上で完了したことを信じる信仰を別のものに置き換えなければならないという。それら2つの信仰は共存できない。
CTは東アジアでの非難とアメリカでの非難をごちゃ混ぜにし、それを非難を行なっている人物らがあたかも同一の非難を行なっているかのようにした。東アジアにおいて、問題提起者らは張在亨牧師を再臨主に結びつけ、彼がイエス・キリストと十字架の勝利を信じていないと非難した。しかしアメリカにおいては、問題提起者らは張在亨牧師と、彼に関係していると主張されている団体らが、イエス・キリストを信じ、イエス・キリストの働きが完了したことを信じていることを認めている。CTは「張在亨牧師が、十字架が失敗だったと信じている」と主張する問題提起者と「張在亨牧師が、十字架が勝利だった」と主張する問題提起者をごちゃまぜにして、あたかも両者が同一の問題を提起しているかのようにしている。統一協会を利用して福音主義者を攻撃する試みは問題提起を受けた人々がイエス・キリストを信じており、十字架が勝利だと信じることの証拠が現れた後に失敗した。
オリベット大学の信仰告白には「イエス・キリストの流された血を通して、行いではなく信仰によって、失われた罪深き人間が救われること、聖霊によって新しく生まれることを信じる」と記されている。その信仰告白にはオリベット大学が、他の誰でもなく、主イエス・キリストご自身が、栄光と力の中で再び来られることを信じ、また教えると記されている。CPの調査によると、オリベット大学はイエス・キリストの働きが完了したと信じており、他の福音はなく、救いには他にいかなる道もないとを信じている。
地上での使命について、オリベット大学はイエスが他の誰かに置き換えられたなどとは信じていないし、教えてもいない。しかしオリベット大学は信仰告白で述べている通り、終わりの日に、福音が地の果てまで宣べ伝えられたとき、天に昇ったときと同じようにナザレのイエス・キリストが栄光の中で再び来られると信じ、教えている。「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。(マタイ24章36節)」しかし、「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。(使徒の働き1章11節)」と書かれている通りだ。
Evangelical Assembly of Presbyterian Churches in America (EAPCA) 書記のアンソニー・チュウ牧師はCPに対して「それで、いったい何が『論争』されているのだろうか?救済論と終末論の中において明確な信仰があるというのに。もし何か意見の対立があるとすればそれは聖書解釈の方法論についてだ。そして、この問題には全員の関わる問題ではないし、全体的なものでもない。それは部分的なことであり、誤解した数人の人の間で起こったことだ」と最近語った。
チュウ牧師は永遠の福音と歴史講義について、「私たちはすでに救われたが、まだなされていないことがある。それはナザレのイエス・キリストが再び来られるまでの合間だ。しかし、『もうすでに』と『まだ』の間の期間で、携挙が今すぐ起こると信じる過激なグループがある。だから私たちは教えの中でもっとバランスをとる必要がある」と説明した。「私たちは神の国について、からし種のように育ち、大きな木になるようなものだと教えた。ヨハネの福音書21章にあるとおり、私たちは、主への愛をもって羊を牧し、飼うようにと教えた。」
チュウ牧師は多様な聴衆の中で誤解する人が生じる可能性もありうると説明した。しかし、個人的な憎しみや動機から非難を始めた人々がいるかもしれない。しかし、教会は罪人の共同体であり、教会の中で問題が起こることはあり得る。「基本は健全であるし、異端ではない。しかし、ある人々がごちゃ混ぜにしたり、でっち上げたりした。第一ペテロの手紙3章15節にあるとおり、『あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をし』ている。しかし、私たちはこれをするときに柔和さを持ち、相手に敬意を払う。しかし、捏造して妨害する者、もしそのようなことをする者がいれば、その人は悔い改め、謝罪しなければならない。」
チュウ牧師は最後に「私たちは、我等の主イエス・キリストを信じる。イエス・キリストは、神の御姿であられる方なのに人間と同じようになられたと信じる。イエス・キリストがおとめマリアより生まれたことを信じる。イエス・キリストが人として生きたとき、罪なく生きたことを信じる。イエス・キリストが神によって奇跡を起こしたことを信じる。イエス・キリストの身代わりの死、贖いの死を信じる。イエス・キリストが体をもって復活したと信じる。イエス・キリストが昇天されたことを信じる。イエス・キリストの仲介者としての働きを信じる。そして、イエス・キリストが力と栄えの中で再び来られることを信じる」と述べた。
(1) 「再臨主論争」の情報源、精査に直面
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/blog-post_28.html
(2)アジアで広範な疑惑を受けている情報源を引用したクリスチャニティ・トゥデイ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/2.html
(3)Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/3.html
(4)崔三更:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/4.html
(5)匿名の情報源
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/5.html
(6)「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/6.html
(7) クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/7.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
張在亨牧師、オリベット大学、クリスチャンポスト、その他クリスチャニティ・トゥデイの記事に名指しで巻き込まれた団体らに対して、十分な証拠もなく深刻な非難がされたが、クリスチャンポストの編集者らは、彼らがクリスチャニティ・トゥデイを含めすべて関わった団体に、キリストにある兄弟として接していることを認めたい。
クリスチャンポスト(CP)の編集者らは、クリスチャニティ・トゥデイによる非難記事の掲載に先立って、最近シカゴを訪れ、クリスチャニティ・トゥデイの編集者らと会談をもった。会談の中で、CPの編集者らはアジアのキリスト教界における論争の動向を説明し、聖書的により明確に理解できるよう努めた。
アメリカでの論争における、救済論的観点と終末論的観点とのずれ
この論争においてどのような主張がなされているのかについて完全に理解するためにはそこで用いられている語彙を見ることが重要となる。東アジアで、「再臨主」という単語は、張在亨牧師と、張在亨牧師に関係する人物らについて、イエス・キリストを信じておらず、張在亨牧師をその代わりに信じているという非難をするために使われている。その用語は、荒く英語に翻訳するなら"Second Coming Christ"となるものだが、聖書にも、中国語の辞書、日本語の辞書、韓国語の辞書にもない単語だ。これは統一協会の「イエスの十字架上の死には限界がある、もしくはそれは失敗であり、教祖である文鮮明がイエスの使命を完成させる再臨主だ」という特異な教理を説明するために統一協会が作った造語だ。
再臨主という単語は、完全に聖書と、特に使徒の働きの1章と矛盾している。「そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」(使徒の働き1章11節)
つまり、この論争は救済論についての論争だろうか、それとも終末論についての論争だろうか?東アジアではこの論争は、救済論、つまり救いの教理についての論争だった。なぜなら、問題提起者らは、張在亨牧師と彼に関連していると主張されている人々を「張在亨牧師が再臨主であり、イエス・キリストを信じる代わりに張在亨牧師を信じている、という統一協会に類似した教えを信奉している」と非難したからだ。
これが偽りの非難であるということを、韓国基督教総連合会の調査と韓国の刑事裁判において、張在亨牧師とクリスチャントゥデイが暴露した。崔三更牧師、Y氏、楊子聰氏らはそれぞれ自分の国で「張在亨牧師と彼に関連していると主張されている人々がイエス・キリストを信じておらず、代わりに再臨主説を信じている」という嫌疑追求の先鋒に立った3人の個人だ。すでに、彼らの非難は一様に信憑性を失っているし、これについての文書は豊富に存在している。アメリカにおいてなされた非難は、終末論の論争に形を変えた。
オリベット大学の中に、またオリベット大学の卒業生の中にも誰一人として再臨主説を信じる者はいなかった。CTの記事の中で匿名の情報源となった人物でさえ、張在亨牧師がイエス・キリストを神のひとり子として信じていることに異論はなかった。
この非難は救済論についてのものではなく、終末論についてのものだとするために、変更された。アメリカでなされた非難は、ある個人らや団体らが、「イエス・キリストを救い主であると信じる」が、それと同時に、「張在亨牧師をイエスの地上での使命を果たす再臨主と信じる」というものだ。両方を信じることは矛盾している。
再臨主説に同意するには十字架が失敗であったと信じることが要求される。神学者らによると、再臨主を信じるには、キリストの働きが十字架の上で完了したことを信じる信仰を別のものに置き換えなければならないという。それら2つの信仰は共存できない。
CTは東アジアでの非難とアメリカでの非難をごちゃ混ぜにし、それを非難を行なっている人物らがあたかも同一の非難を行なっているかのようにした。東アジアにおいて、問題提起者らは張在亨牧師を再臨主に結びつけ、彼がイエス・キリストと十字架の勝利を信じていないと非難した。しかしアメリカにおいては、問題提起者らは張在亨牧師と、彼に関係していると主張されている団体らが、イエス・キリストを信じ、イエス・キリストの働きが完了したことを信じていることを認めている。CTは「張在亨牧師が、十字架が失敗だったと信じている」と主張する問題提起者と「張在亨牧師が、十字架が勝利だった」と主張する問題提起者をごちゃまぜにして、あたかも両者が同一の問題を提起しているかのようにしている。統一協会を利用して福音主義者を攻撃する試みは問題提起を受けた人々がイエス・キリストを信じており、十字架が勝利だと信じることの証拠が現れた後に失敗した。
オリベット大学の信仰告白には「イエス・キリストの流された血を通して、行いではなく信仰によって、失われた罪深き人間が救われること、聖霊によって新しく生まれることを信じる」と記されている。その信仰告白にはオリベット大学が、他の誰でもなく、主イエス・キリストご自身が、栄光と力の中で再び来られることを信じ、また教えると記されている。CPの調査によると、オリベット大学はイエス・キリストの働きが完了したと信じており、他の福音はなく、救いには他にいかなる道もないとを信じている。
地上での使命について、オリベット大学はイエスが他の誰かに置き換えられたなどとは信じていないし、教えてもいない。しかしオリベット大学は信仰告白で述べている通り、終わりの日に、福音が地の果てまで宣べ伝えられたとき、天に昇ったときと同じようにナザレのイエス・キリストが栄光の中で再び来られると信じ、教えている。「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。(マタイ24章36節)」しかし、「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。(使徒の働き1章11節)」と書かれている通りだ。
Evangelical Assembly of Presbyterian Churches in America (EAPCA) 書記のアンソニー・チュウ牧師はCPに対して「それで、いったい何が『論争』されているのだろうか?救済論と終末論の中において明確な信仰があるというのに。もし何か意見の対立があるとすればそれは聖書解釈の方法論についてだ。そして、この問題には全員の関わる問題ではないし、全体的なものでもない。それは部分的なことであり、誤解した数人の人の間で起こったことだ」と最近語った。
チュウ牧師は永遠の福音と歴史講義について、「私たちはすでに救われたが、まだなされていないことがある。それはナザレのイエス・キリストが再び来られるまでの合間だ。しかし、『もうすでに』と『まだ』の間の期間で、携挙が今すぐ起こると信じる過激なグループがある。だから私たちは教えの中でもっとバランスをとる必要がある」と説明した。「私たちは神の国について、からし種のように育ち、大きな木になるようなものだと教えた。ヨハネの福音書21章にあるとおり、私たちは、主への愛をもって羊を牧し、飼うようにと教えた。」
チュウ牧師は多様な聴衆の中で誤解する人が生じる可能性もありうると説明した。しかし、個人的な憎しみや動機から非難を始めた人々がいるかもしれない。しかし、教会は罪人の共同体であり、教会の中で問題が起こることはあり得る。「基本は健全であるし、異端ではない。しかし、ある人々がごちゃ混ぜにしたり、でっち上げたりした。第一ペテロの手紙3章15節にあるとおり、『あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をし』ている。しかし、私たちはこれをするときに柔和さを持ち、相手に敬意を払う。しかし、捏造して妨害する者、もしそのようなことをする者がいれば、その人は悔い改め、謝罪しなければならない。」
チュウ牧師は最後に「私たちは、我等の主イエス・キリストを信じる。イエス・キリストは、神の御姿であられる方なのに人間と同じようになられたと信じる。イエス・キリストがおとめマリアより生まれたことを信じる。イエス・キリストが人として生きたとき、罪なく生きたことを信じる。イエス・キリストが神によって奇跡を起こしたことを信じる。イエス・キリストの身代わりの死、贖いの死を信じる。イエス・キリストが体をもって復活したと信じる。イエス・キリストが昇天されたことを信じる。イエス・キリストの仲介者としての働きを信じる。そして、イエス・キリストが力と栄えの中で再び来られることを信じる」と述べた。
(1) 「再臨主論争」の情報源、精査に直面
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/blog-post_28.html
(2)アジアで広範な疑惑を受けている情報源を引用したクリスチャニティ・トゥデイ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/2.html
(3)Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/3.html
(4)崔三更:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/4.html
(5)匿名の情報源
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/5.html
(6)「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/6.html
(7) クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/7.html
2012年9月4日火曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(6)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
「張在亨牧師本人が自分自身を再臨のキリストだと教えた、もしくは主張した」と主張する人物からの引用はCTの記事には含まれていない。張在亨牧師は何度も、イエス・キリストを自分の救い主だと信じており、イエス・キリストを通して自分の罪が許された、と告白してきた。
張在亨牧師牧師の信仰告白は韓国クリスチャントゥデイに掲載され、以下のように記してある:
イエス・キリストの恵みによって、私はイエス・キリストを唯一の救い主として受け入れ、私は罪を許されてから、私はイエス・キリストを信じる信仰を決して捨てたことはありません。また、私は決して、イエス・キリストの福音以外の他の福音を宣べ伝えたことがありませんし、ましてや、私は自分をキリストと教えたことなど決してありません。
Evangelical Assembly of Presbyterian Churches in America (EAPCA) の書記であるアンソニー・チュウ牧師はクリスチャンポストに対して「一つだけ確かなことがある。そしてそれにはすべての人が同意している。張在亨牧師は、決して自分が再臨のキリストだと教えもしなかったし、主張しもしなかったということだ」と述べた。チュウ牧師は中国系アメリカ人の牧師であり、東アジアで生じた事態について研究していた。チュウ牧師は「しかし、彼を非難する人物らは張在亨牧師に従う人々がそのようなことを信じているのだと主張している。どうしてそのようなことがあり得ようか?私は今だに信憑性のある説明を聞いたことがない」と語った。
さらに、チュウ牧師は「もう一つの問題は、もし誰かが、『私は十字架の勝利と救い主イエス・キリストを信じる』と言うとして、どうやって他の人が、『彼はそれを信じていない』と言えるだろうか?同様に、もし誰かが『私は張在亨牧師は再臨のキリストと告白していない』と言うなら、どうして他の人が『彼はそう告白した』と言えるだろうか?それは、その人の良心の自由と基本的な人権を犯すことだ。どのようにして、誰かが他の人が何を信じており何を信じていないのかについて決めることができるのだろうか?」と述べた。
(7) クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/7.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
「張在亨牧師本人が自分自身を再臨のキリストだと教えた、もしくは主張した」と主張する人物からの引用はCTの記事には含まれていない。張在亨牧師は何度も、イエス・キリストを自分の救い主だと信じており、イエス・キリストを通して自分の罪が許された、と告白してきた。
張在亨牧師牧師の信仰告白は韓国クリスチャントゥデイに掲載され、以下のように記してある:
イエス・キリストの恵みによって、私はイエス・キリストを唯一の救い主として受け入れ、私は罪を許されてから、私はイエス・キリストを信じる信仰を決して捨てたことはありません。また、私は決して、イエス・キリストの福音以外の他の福音を宣べ伝えたことがありませんし、ましてや、私は自分をキリストと教えたことなど決してありません。
Evangelical Assembly of Presbyterian Churches in America (EAPCA) の書記であるアンソニー・チュウ牧師はクリスチャンポストに対して「一つだけ確かなことがある。そしてそれにはすべての人が同意している。張在亨牧師は、決して自分が再臨のキリストだと教えもしなかったし、主張しもしなかったということだ」と述べた。チュウ牧師は中国系アメリカ人の牧師であり、東アジアで生じた事態について研究していた。チュウ牧師は「しかし、彼を非難する人物らは張在亨牧師に従う人々がそのようなことを信じているのだと主張している。どうしてそのようなことがあり得ようか?私は今だに信憑性のある説明を聞いたことがない」と語った。
さらに、チュウ牧師は「もう一つの問題は、もし誰かが、『私は十字架の勝利と救い主イエス・キリストを信じる』と言うとして、どうやって他の人が、『彼はそれを信じていない』と言えるだろうか?同様に、もし誰かが『私は張在亨牧師は再臨のキリストと告白していない』と言うなら、どうして他の人が『彼はそう告白した』と言えるだろうか?それは、その人の良心の自由と基本的な人権を犯すことだ。どのようにして、誰かが他の人が何を信じており何を信じていないのかについて決めることができるのだろうか?」と述べた。
(7) クリスチャンポスト編集者らからのメッセージ
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/7.html
2012年9月3日月曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(5)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
匿名の情報源
CTはアメリカと中国から匿名の情報源となった人物らの言葉を引用した。これらの人物らは匿名であるにもかかわらず、かつてオリベット大学と関係を持つ団体や会社で「先輩の立場」にいた証拠を提供したと記されている。東アジアにおいて情報源として公に名前を出した人物らは全て、発言に信用を失った人物らだ。CTが匿名の情報源を用いることに対して、Holy Bible Societyのベイ氏は「顔のない人々にどのように対応すればいいのか?マタイ18章15節から17節を見ると、もし兄弟が間違いを犯したら教会に言えと書いてある。そして、ダビデ張が教会の協議会に行ったとき、彼を避難する主張は、根拠のないものだと見出された。なぜ、匿名の情報源となった人物らはこれを教会の前に持って来ずに、その代わりに後ろに隠れているのか?」と述べた。
特筆すべきことに問題となっているCTの記事の共同執筆者であるケン・スミス氏は「スミス氏の得た『オリベット内部者』や匿名の情報源となった人物らは、一人のオリベット大学の関係者らからも、張在亨牧師を再臨のキリストだとする信仰告白を直接聞いたことはない」と認めている。オリベット大学の学生部長であるナタナエル・トラン氏は「ケン・スミス氏はアンドュー・リン氏に関して、『内部者』とスミス氏が呼ぶ二人の人物による虚偽の主張をフェイスブック上に書き込んだが、伝聞にすぎなかったため後にスミス氏は書き込みを削除した。クリスチャニティ・トゥデイの記事が書かれた時、スミス氏がやったのと同じようにアメリカの人々の『信仰告白』について間接的な情報に頼ったのでは、と私は強く疑っている」と語った。
以下はケン・スミス氏がアンドュー・リン氏の弁護士に送ったEメール:
CTは「この問題について話すことによって『情報源となった人物らが報復に直面する』ことに対する証拠を発見した」ので、情報源を匿名にすることが許されると主張した。しかし、CTは起こりうるとされる報復を示す「証拠」を立証しなかった。そして、東アジアで起こったそれぞれの事件において、張在亨牧師や、張在亨牧師に関連していると主張されている団体らが報復したことを示す証拠は存在したことがない。
(追記)この記事が公表されたことによって、CTは匿名の情報源となった人物のうち一人によってなされた張在亨牧師を再臨のキリストとする信仰に関して大幅に記事の内容を訂正した。訂正された記事は元の記事とは反対の内容であった。
元の記事:
事実、そのメンバーはその結論に至り一度はそれを受け入れ、彼もまた張在亨牧師を再臨のキリストと信じた。
訂正された記事:
事実、そのメンバーは「自分は張在亨牧師が再臨のキリストであるとは信じたことも告白したこともまったくなかったが、張在亨牧師が『終末論的に重要な人物』の一人である可能性があると一度信じたことならある」と言った。
ケン・スミス氏は2011年9月25日のブログ投稿に以下のように記していた。
(続く)
(6)「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/6.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
匿名の情報源
CTはアメリカと中国から匿名の情報源となった人物らの言葉を引用した。これらの人物らは匿名であるにもかかわらず、かつてオリベット大学と関係を持つ団体や会社で「先輩の立場」にいた証拠を提供したと記されている。東アジアにおいて情報源として公に名前を出した人物らは全て、発言に信用を失った人物らだ。CTが匿名の情報源を用いることに対して、Holy Bible Societyのベイ氏は「顔のない人々にどのように対応すればいいのか?マタイ18章15節から17節を見ると、もし兄弟が間違いを犯したら教会に言えと書いてある。そして、ダビデ張が教会の協議会に行ったとき、彼を避難する主張は、根拠のないものだと見出された。なぜ、匿名の情報源となった人物らはこれを教会の前に持って来ずに、その代わりに後ろに隠れているのか?」と述べた。
特筆すべきことに問題となっているCTの記事の共同執筆者であるケン・スミス氏は「スミス氏の得た『オリベット内部者』や匿名の情報源となった人物らは、一人のオリベット大学の関係者らからも、張在亨牧師を再臨のキリストだとする信仰告白を直接聞いたことはない」と認めている。オリベット大学の学生部長であるナタナエル・トラン氏は「ケン・スミス氏はアンドュー・リン氏に関して、『内部者』とスミス氏が呼ぶ二人の人物による虚偽の主張をフェイスブック上に書き込んだが、伝聞にすぎなかったため後にスミス氏は書き込みを削除した。クリスチャニティ・トゥデイの記事が書かれた時、スミス氏がやったのと同じようにアメリカの人々の『信仰告白』について間接的な情報に頼ったのでは、と私は強く疑っている」と語った。
以下はケン・スミス氏がアンドュー・リン氏の弁護士に送ったEメール:
これは2012年7月20日にあなたがした連絡したへの返事です。この連絡の中であなたは私に4月19日に私が作成したフェイスブックの投稿を削除するように要求しました。この投稿は、ダビデ張に関してアンドュー・リン氏が行ったと推定される告白についてのものでした。私はその主張をその団体の中の2人の異なる情報源となった人物らが私に話したことに基いて誠意をもって作成しました。しかし、さらなる協議の上、私はどのようにして、彼らがその特定の事項を信じるようになったのかに関するさらなる詳細を知るようになりました。私には彼らがそのように信じるようになった理由が何であれ、彼らが私に対して話したことはやはり、大部分が間接的なな情報にもとづいており、直接の情報には基いていないことが分かるようになりました。私は主張をするときにこの重大な警告を含めることを怠っていました。私はそのときは気づいていませんでした。そのため私の弁護士の助言の上で、私はその特定のフェイスブックへの投稿を削除しました。
ケン・スミスより
CTは「この問題について話すことによって『情報源となった人物らが報復に直面する』ことに対する証拠を発見した」ので、情報源を匿名にすることが許されると主張した。しかし、CTは起こりうるとされる報復を示す「証拠」を立証しなかった。そして、東アジアで起こったそれぞれの事件において、張在亨牧師や、張在亨牧師に関連していると主張されている団体らが報復したことを示す証拠は存在したことがない。
(追記)この記事が公表されたことによって、CTは匿名の情報源となった人物のうち一人によってなされた張在亨牧師を再臨のキリストとする信仰に関して大幅に記事の内容を訂正した。訂正された記事は元の記事とは反対の内容であった。
元の記事:
事実、そのメンバーはその結論に至り一度はそれを受け入れ、彼もまた張在亨牧師を再臨のキリストと信じた。
訂正された記事:
事実、そのメンバーは「自分は張在亨牧師が再臨のキリストであるとは信じたことも告白したこともまったくなかったが、張在亨牧師が『終末論的に重要な人物』の一人である可能性があると一度信じたことならある」と言った。
ケン・スミス氏は2011年9月25日のブログ投稿に以下のように記していた。
「私はオリベット大学に腹がたった。そして、私は私が見つけた悪いことが実際よりももっと悪いことになってほしいと、ものすごく願った。そして、私が見つけた良いことが実際よりも良いものでなくなってほしいと、ものすごく願った。私は罪を負わせることのできるような情報を見つけたら、どんなものであろうと盛り込みたかった。たとい、それが真実でなさそうに思えたとしても。そして、私はオリベット大学の人々の潔白を証明するような情報はどんなものでも除外したかった。。。手短に言えば、私は正しい者になりたかった。そして、私はむしろ、他の人達にオリベット大学が間違っているのだと確信させるために不適切なまでに行き過ぎたことをしたかった。しかし一番悪かった行いは、これらの自分の行動を素直に認めず、逆にこれらの行動をさらに頻繁に実行しようとしたことだ。」
(続く)
(6)「張在亨牧師論争」なのか?―間違った呼称
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/6.html
2012年8月31日金曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(4)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
崔三卿:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
韓国の崔三卿牧師はクリスチャニティ・トゥデイが主要な情報源とする人物のうちの別の一人だ。崔三卿牧師の発言は韓国基督教総連合会を始めとする韓国の多くの福音主義のキリスト教指導者らから「信頼出来ない」とされている。韓国基督教総連合会が張在亨牧師に対する調査を行なっていた期間、崔三卿牧師は韓国基督教総連合会の異端似非対策委員会の副委員長を務めていた。しかし、崔三卿牧師自身が異端である神学と信仰を持っていることが露見したため、2010年に崔三卿牧師は韓国基督教総連合会を追放された。それから1年後に韓国基督教総連合会は、崔三卿牧師が韓国教会の歴史上「最悪の異端」であるとの声明文を出した。声明文には韓国基督教総連合会の50の会員教団が署名をした。署名した教団らの中には韓国最大の教団である大韓イエス教長老会(合同)もあった。声明文には崔三卿牧師が、三神論と月経胎孕論の異端信仰を持っていると記された。
合計して4回、崔三卿牧師は張在亨牧師に対する追求を主導し、韓国基督教総連合会による調査の結果4回とも嫌疑無しとなった。韓国基督教総連合会は張在亨牧師を2回に渡って調査し、統一協会とは全く関係がないと結論した。また、これとは別に韓国基督教総連合会は張在亨牧師の再臨主疑惑について2回調査して嫌疑なしと結論した。崔三卿牧師は韓国基督教総連合会の異端似非対策委員会の副委員長として調査をした結果、再調査を含むすべての調査において、張在亨牧師を異端だとするいかなる証拠も見出すことができなかった。
CTはNews N Joyを引用し、張在亨牧師が過去統一協会と関係し、韓国の聖化神学校で統一神学を教えたと主張した。張在亨牧師が現在会長を務めるHoly Bible Society (HBS) のスポークスパーソンのフィリップ・ベイ氏は、これらの主張を明確に否定した。ベイ氏はクリスチャンポストに向けて張在亨牧師が統一協会の運営する学校で統一神学を教えたことなど決してないと説明した。「張在亨牧師が1989年に統一神学を教えたなどということはあり得ない。1989年には聖化神学校はメソジストの神学校であった。」とベイ氏は述べた。ベイ氏によるとCTは情報源のNews N Joyが事実を歪曲していることを知らされていたにもかかわらず、CTの記事を書いた人物らがHBSによる回答を意図的に省いたと語った。
例として、ベイ氏はNews N Joyの記事で引用されている張在亨牧師の発言が、文脈を無視し、極めて歪曲されていると指摘した。「クリスチャニティ・トゥデイがこれらの主張をするために、News N Joyという親北朝鮮性向の新聞を情報源として依存している事実を見るとき、クリスチャニティ・トゥデイの客観性に疑問を抱かないでいることは難しい。」とベイ氏は述べた。ベイ氏は張在亨牧師は韓国基督教総連合会の創立時の加盟教団の一つの長老派の教団で、総主事と代表を務めていたという事実により、張在亨牧師の正統性は確認される、と加えた。
さらに、韓国基督教総連合会はクリスチャンポストに対して声明を出し、CTの記事で述べられている崔三卿牧師の発言を否定した。崔三卿牧師は「ある総会の理事会」で韓国基督教総連合会の報告が拒否されたと主張した。韓国基督教総連合会はこれは全くの虚偽であると述べた。韓国基督教総連合会会長のホン・ジェチョル牧師は、米州韓人基督教総連合会の2012年6月の総会で、「張在亨牧師は異端ではない。この問題は終結した。歴代会長の任期中6代にわたって、全ての期間でこれは宣言されたことであり、完全に終わった問題である。」と述べた。韓国基督教総連合会はクリスチャンポストに対して会長と総主事の名義で「4度の調査の結果張在亨牧師に対する疑惑が嫌疑無しとされたという声明を送った。韓国基督教総連合会の総会で提出された年次報告書には、崔三卿によって提起されたは疑惑は全てまったく根拠がなく嫌疑無しであると記されていた。
また、韓国基督教総連合会は20以上の教団が韓基総から脱退して新しく韓国教会連合(韓教連)と呼ばれる団体というを形成し、張在亨牧師に対する調査を企図しているとする崔三卿牧師の主張を否定した。韓国基督教総連合会がクリスチャンポストに送付した声明には、「この問題のために韓国基督教総連合会を脱退した教団は存在しない。もしそうであれば、韓基総は会員数が減っているはずであるが、71の教団が韓基総の会員のままである。クリスチャニティ・トゥデイが、韓国基督教総連合会によるこの問題への決定の信用を傷つけ、崔三卿牧師にあたかも信頼性があるかのように主張するのはなぜなのかと困惑している。おそらくクリスチャニティ・トゥデイは月経胎孕論を含む崔三卿牧師のもつ重大な異端信仰について、十分深い洞察を得ていなかったのだろう。これらの異端信仰はキリスト者の信仰の基本を致命的に毀損したものである。韓国基督教総連合会はクリスチャニティ・トゥデイに対し、これに関する韓基総の調査結果を閲覧するよう奨励する」と記されていた。
(続く)
(5)匿名の情報源
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/5.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
崔三卿:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
韓国の崔三卿牧師はクリスチャニティ・トゥデイが主要な情報源とする人物のうちの別の一人だ。崔三卿牧師の発言は韓国基督教総連合会を始めとする韓国の多くの福音主義のキリスト教指導者らから「信頼出来ない」とされている。韓国基督教総連合会が張在亨牧師に対する調査を行なっていた期間、崔三卿牧師は韓国基督教総連合会の異端似非対策委員会の副委員長を務めていた。しかし、崔三卿牧師自身が異端である神学と信仰を持っていることが露見したため、2010年に崔三卿牧師は韓国基督教総連合会を追放された。それから1年後に韓国基督教総連合会は、崔三卿牧師が韓国教会の歴史上「最悪の異端」であるとの声明文を出した。声明文には韓国基督教総連合会の50の会員教団が署名をした。署名した教団らの中には韓国最大の教団である大韓イエス教長老会(合同)もあった。声明文には崔三卿牧師が、三神論と月経胎孕論の異端信仰を持っていると記された。
合計して4回、崔三卿牧師は張在亨牧師に対する追求を主導し、韓国基督教総連合会による調査の結果4回とも嫌疑無しとなった。韓国基督教総連合会は張在亨牧師を2回に渡って調査し、統一協会とは全く関係がないと結論した。また、これとは別に韓国基督教総連合会は張在亨牧師の再臨主疑惑について2回調査して嫌疑なしと結論した。崔三卿牧師は韓国基督教総連合会の異端似非対策委員会の副委員長として調査をした結果、再調査を含むすべての調査において、張在亨牧師を異端だとするいかなる証拠も見出すことができなかった。
CTはNews N Joyを引用し、張在亨牧師が過去統一協会と関係し、韓国の聖化神学校で統一神学を教えたと主張した。張在亨牧師が現在会長を務めるHoly Bible Society (HBS) のスポークスパーソンのフィリップ・ベイ氏は、これらの主張を明確に否定した。ベイ氏はクリスチャンポストに向けて張在亨牧師が統一協会の運営する学校で統一神学を教えたことなど決してないと説明した。「張在亨牧師が1989年に統一神学を教えたなどということはあり得ない。1989年には聖化神学校はメソジストの神学校であった。」とベイ氏は述べた。ベイ氏によるとCTは情報源のNews N Joyが事実を歪曲していることを知らされていたにもかかわらず、CTの記事を書いた人物らがHBSによる回答を意図的に省いたと語った。
例として、ベイ氏はNews N Joyの記事で引用されている張在亨牧師の発言が、文脈を無視し、極めて歪曲されていると指摘した。「クリスチャニティ・トゥデイがこれらの主張をするために、News N Joyという親北朝鮮性向の新聞を情報源として依存している事実を見るとき、クリスチャニティ・トゥデイの客観性に疑問を抱かないでいることは難しい。」とベイ氏は述べた。ベイ氏は張在亨牧師は韓国基督教総連合会の創立時の加盟教団の一つの長老派の教団で、総主事と代表を務めていたという事実により、張在亨牧師の正統性は確認される、と加えた。
さらに、韓国基督教総連合会はクリスチャンポストに対して声明を出し、CTの記事で述べられている崔三卿牧師の発言を否定した。崔三卿牧師は「ある総会の理事会」で韓国基督教総連合会の報告が拒否されたと主張した。韓国基督教総連合会はこれは全くの虚偽であると述べた。韓国基督教総連合会会長のホン・ジェチョル牧師は、米州韓人基督教総連合会の2012年6月の総会で、「張在亨牧師は異端ではない。この問題は終結した。歴代会長の任期中6代にわたって、全ての期間でこれは宣言されたことであり、完全に終わった問題である。」と述べた。韓国基督教総連合会はクリスチャンポストに対して会長と総主事の名義で「4度の調査の結果張在亨牧師に対する疑惑が嫌疑無しとされたという声明を送った。韓国基督教総連合会の総会で提出された年次報告書には、崔三卿によって提起されたは疑惑は全てまったく根拠がなく嫌疑無しであると記されていた。
また、韓国基督教総連合会は20以上の教団が韓基総から脱退して新しく韓国教会連合(韓教連)と呼ばれる団体というを形成し、張在亨牧師に対する調査を企図しているとする崔三卿牧師の主張を否定した。韓国基督教総連合会がクリスチャンポストに送付した声明には、「この問題のために韓国基督教総連合会を脱退した教団は存在しない。もしそうであれば、韓基総は会員数が減っているはずであるが、71の教団が韓基総の会員のままである。クリスチャニティ・トゥデイが、韓国基督教総連合会によるこの問題への決定の信用を傷つけ、崔三卿牧師にあたかも信頼性があるかのように主張するのはなぜなのかと困惑している。おそらくクリスチャニティ・トゥデイは月経胎孕論を含む崔三卿牧師のもつ重大な異端信仰について、十分深い洞察を得ていなかったのだろう。これらの異端信仰はキリスト者の信仰の基本を致命的に毀損したものである。韓国基督教総連合会はクリスチャニティ・トゥデイに対し、これに関する韓基総の調査結果を閲覧するよう奨励する」と記されていた。
(続く)
(5)匿名の情報源
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/09/5.html
2012年8月30日木曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(3)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
クリスチャニティ・トゥデイ(CT)は記事の一部として日本の東京でKという団体に勤務するY氏という人物にもインタビューを行った。Y氏は日本クリスチャントゥデイを非難するブログを運営している。日本クリスチャントゥデイ記者の井手北斗氏は自身のブログで、Y氏が張在亨牧師だけでなく海外から日本を訪れた宣教師らをもブログを使って非難する「サイバーテロリスト」として悪名高く知られていると述べた。CTによるとY氏は日本語で書かれた一連の聖書講義のノートを持っているという。Y氏は北村宗範氏の両親によってノートのことを知るようになったと述べた。北村氏の両親は息子に対して教会を離れるよう説得した後、息子の行方がわからなくなったと言ったという。
ノートの所有者として名乗り出ている北村氏は、自身の個人ブログである「ムネの日記」で一連の出来事について説明している。北村氏はY氏がブログで行なっている主張が間違っており、再臨主の問題はY氏によって捏造されたと述べている。北村氏によると、Y氏佐は、「北村氏が張在亨牧師を再臨のキリストだと信じている」と非難したが、北村氏は強くこれを否定した。北村氏はY氏に対応して、救いはイエス・キリストによるものであること、ナザレのイエスが来られることを待ち望んでいるという自らの信仰の告白を公開し、掲載している。
北村氏が明確にイエス・キリストを信じる信仰を主張し、張在亨牧師を再臨のキリストと信じていないと否定したにもかかわらず、Y氏は北村氏の信仰告白が嘘であると主張した。北村氏によると、Y氏は北村氏に対して執拗に張在亨牧師を再臨のキリストとして信じると認めさせようと圧力をかけたという。北村氏は「私はナザレのイエス・キリストだけを信じると明確に告白したが、Y氏は私の告白を受け入れようとしなかった。」とクリスチャンポストに語った。
2008年5月28日付けのブログ投稿の中で、北村氏は、Y氏が北村氏の両親に対して、息子がカルトに属していると語ったと述べている。同じ投稿の中で、北村氏はY氏とその加担者は親心を利用し、誤解を植えつけ、北村氏の教会を攻撃するための道具として使ったと語っている。北村氏は「自分をクリスチャンだと告白する人物が親と子の関係を引き裂こうとするなど、信じがたいことだ。これはエゴイスティックで恐ろしい行いだ。」と書いている。北村氏は両親がY氏によって変わってしまい、Y氏の側に付くようになったとブログで述べた。
Y氏はまた、日本クリスチャントゥデイも張在亨牧師を再臨のキリストだと信じていると主張した。井手氏によると、日本クリスチャントゥデイはY氏にそのような中傷を止めるよう依頼したが、Y氏はこれを拒否したという。そのため、日本クリスチャントゥデイはこの問題をY氏の上司であるY氏の所属団体のO氏に持ち出し、Y氏による中傷行為を止めさせるよう依頼した。双方の言い分を聞いた後、O氏は日本クリスチャントゥデイが、イエス・キリストを信じており、張在亨牧師を再臨のキリストとして信じていないという信仰告白を公開すれば、日本クリスチャントゥデイが異端ではないとする声明を出すと同意した。
日本クリスチャントゥデイはその信仰告白を掲載し、O氏は「クリスチャントゥデイが張ダビデ牧師を再臨のキリストとして信じる信仰を持っているのではないかという疑惑について、クリスチャントゥデイの信仰告白の発表により、そのような信仰がないことを確認し、この疑惑は解消したと理解した。」とする声明を日本クリスチャントゥデイと共同で2007年6月27日に発表した。
O氏が日本クリスチャントゥデイに対する疑惑を解消したにもかかわらず、Y氏佐は日本クリスチャントゥデイへの中傷を継続した。井手氏によるとY氏はさらに、2ちゃんねるという、匿名のヘイトスピーチの掲示板サイトに中傷を拡散させたという。Y氏が畏友と呼ぶ協力者に対し、日本クリスチャントゥデイがインターネット上で、日本クリスチャントゥデイに対する中傷を行なってY氏を助けているのかを質問したとき、その協力者は大胆にも「それは俺がやった」と答えた。Y氏の所属団体は録音されたその通話を聞いた後、日本クリスチャントゥデイに対する脅迫と嫌がらせの故にY氏の協力者を解雇し、追放した。
この後、日本クリスチャントゥデイによって福音主義のキリスト教メディア市場で競合するクリスチャン新聞がY氏と協働して組織的に中傷を行なっている事実が露見した。井手氏によると日本クリスチャントゥデイがインターネット版に加えて印刷版の始めた2004年に、クリスチャン新聞はクリスチャントゥデイに対する加害行為を始めたという。井手氏は、それまでは日本には福音主義の新聞はクリスチャン新聞しかなかったため市場シェアを失うことを恐れたのではないかと述べた。2004年6月17日、クリスチャン新聞の根田祥一編集長の主導のもと、日本福音同盟(JEA)の二人の人物らは、張在亨牧師に関する短い文章を配布した。この文章はNews N Joyという親北朝鮮性向の新聞の記事に基いていた。クリスチャンポストはこの文章を取得した。この文章には、「韓国クリスチャントゥデイの常任理事である張在亨牧師が現在統一協会の核心メンバーである」と書かれていたが、これらの情報は法廷と、教団の連合体の両方において虚偽であることが後に判明している。この文章の最後には「クリスチャン新聞提供」と記されていた。
この文章は、JEAの公式レターヘッドが用いられてたが、この文章が厳密にJEAの公式な声明だと捉えられるかどうかについては、疑問が残る。井手氏によると、この文章を配布するか否かについて事前にJEAの理事会で審議し決議された事実はなく、これはJEAの規約に違反しているという。この文章を受け取ったJEAの会員教団らの一つがY氏の所属団体であった。Y氏は所属団体からこの文章を受け取り、次の日にその内容を自分のウェブサイトに掲載した。日本クリスチャントゥデイはJEAも、根田氏もNews N Joyの内容の真偽についてクリスチャントゥデイに問い合わせることがなかったと述べた。根田氏は稚拙な事実調査によって報道倫理を犯したと、井手氏は述べた。
韓国基督教総連合会は張在亨牧師が統一協会とは無関係であるという調査結果を2回出したが、JEAは韓国基督教総連合会の調査結果を加盟教団に送付することはなかった。井手氏によると、クリスチャン新聞とY氏は虚偽の報道に対する謝罪をいまだにしないでいるという。CTによると、Y氏は韓国基督教総連合会の報告書を認めず、北京の海淀教会、韓国の大韓イエス教長老会(統合)、大韓イエス教長老会(高神)が張在亨牧師に関連する団体と関係を切ったと主張した。しかし、クリスチャンポストが確認をとったところ、これらの主張は虚偽で、いずれの関係も断絶されたことはなかった。
井手氏はこの背景について日本クリスチャントゥデイを攻撃するために、根田氏とY氏が共謀していると説明した。日本クリスチャントゥデイ、張在亨牧師、そして他の福音主義のキリスト教団体を「一体」にするためにY氏は「ダビデアン」という差別用語を造語したと井手氏は述べた。「根田氏とY氏が『ダビデアン』として全てを一括りにした理由ですが、クリスチャン新聞は日本クリスチャントゥデイと競争してもかなわないため、異端疑惑を追求されている団体と日本クリスチャントゥデイを関連付けて攻撃しやすい状況におこうとしたということです」と井手氏は語った。日本では、Y氏は名誉毀損のために裁判で告訴された。日本クリスチャントゥデイは、韓国での判決と同様になると予想している。韓国では、それらの団体らを一括りにして異端教義を教えているとする主張が名誉毀損であるという判決がすでに出された。
(続く)
(4)崔三更:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/4.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
クリスチャニティ・トゥデイ(CT)は記事の一部として日本の東京でKという団体に勤務するY氏という人物にもインタビューを行った。Y氏は日本クリスチャントゥデイを非難するブログを運営している。日本クリスチャントゥデイ記者の井手北斗氏は自身のブログで、Y氏が張在亨牧師だけでなく海外から日本を訪れた宣教師らをもブログを使って非難する「サイバーテロリスト」として悪名高く知られていると述べた。CTによるとY氏は日本語で書かれた一連の聖書講義のノートを持っているという。Y氏は北村宗範氏の両親によってノートのことを知るようになったと述べた。北村氏の両親は息子に対して教会を離れるよう説得した後、息子の行方がわからなくなったと言ったという。
ノートの所有者として名乗り出ている北村氏は、自身の個人ブログである「ムネの日記」で一連の出来事について説明している。北村氏はY氏がブログで行なっている主張が間違っており、再臨主の問題はY氏によって捏造されたと述べている。北村氏によると、Y氏佐は、「北村氏が張在亨牧師を再臨のキリストだと信じている」と非難したが、北村氏は強くこれを否定した。北村氏はY氏に対応して、救いはイエス・キリストによるものであること、ナザレのイエスが来られることを待ち望んでいるという自らの信仰の告白を公開し、掲載している。
北村氏が明確にイエス・キリストを信じる信仰を主張し、張在亨牧師を再臨のキリストと信じていないと否定したにもかかわらず、Y氏は北村氏の信仰告白が嘘であると主張した。北村氏によると、Y氏は北村氏に対して執拗に張在亨牧師を再臨のキリストとして信じると認めさせようと圧力をかけたという。北村氏は「私はナザレのイエス・キリストだけを信じると明確に告白したが、Y氏は私の告白を受け入れようとしなかった。」とクリスチャンポストに語った。
2008年5月28日付けのブログ投稿の中で、北村氏は、Y氏が北村氏の両親に対して、息子がカルトに属していると語ったと述べている。同じ投稿の中で、北村氏はY氏とその加担者は親心を利用し、誤解を植えつけ、北村氏の教会を攻撃するための道具として使ったと語っている。北村氏は「自分をクリスチャンだと告白する人物が親と子の関係を引き裂こうとするなど、信じがたいことだ。これはエゴイスティックで恐ろしい行いだ。」と書いている。北村氏は両親がY氏によって変わってしまい、Y氏の側に付くようになったとブログで述べた。
Y氏はまた、日本クリスチャントゥデイも張在亨牧師を再臨のキリストだと信じていると主張した。井手氏によると、日本クリスチャントゥデイはY氏にそのような中傷を止めるよう依頼したが、Y氏はこれを拒否したという。そのため、日本クリスチャントゥデイはこの問題をY氏の上司であるY氏の所属団体のO氏に持ち出し、Y氏による中傷行為を止めさせるよう依頼した。双方の言い分を聞いた後、O氏は日本クリスチャントゥデイが、イエス・キリストを信じており、張在亨牧師を再臨のキリストとして信じていないという信仰告白を公開すれば、日本クリスチャントゥデイが異端ではないとする声明を出すと同意した。
日本クリスチャントゥデイはその信仰告白を掲載し、O氏は「クリスチャントゥデイが張ダビデ牧師を再臨のキリストとして信じる信仰を持っているのではないかという疑惑について、クリスチャントゥデイの信仰告白の発表により、そのような信仰がないことを確認し、この疑惑は解消したと理解した。」とする声明を日本クリスチャントゥデイと共同で2007年6月27日に発表した。
O氏が日本クリスチャントゥデイに対する疑惑を解消したにもかかわらず、Y氏佐は日本クリスチャントゥデイへの中傷を継続した。井手氏によるとY氏はさらに、2ちゃんねるという、匿名のヘイトスピーチの掲示板サイトに中傷を拡散させたという。Y氏が畏友と呼ぶ協力者に対し、日本クリスチャントゥデイがインターネット上で、日本クリスチャントゥデイに対する中傷を行なってY氏を助けているのかを質問したとき、その協力者は大胆にも「それは俺がやった」と答えた。Y氏の所属団体は録音されたその通話を聞いた後、日本クリスチャントゥデイに対する脅迫と嫌がらせの故にY氏の協力者を解雇し、追放した。
この後、日本クリスチャントゥデイによって福音主義のキリスト教メディア市場で競合するクリスチャン新聞がY氏と協働して組織的に中傷を行なっている事実が露見した。井手氏によると日本クリスチャントゥデイがインターネット版に加えて印刷版の始めた2004年に、クリスチャン新聞はクリスチャントゥデイに対する加害行為を始めたという。井手氏は、それまでは日本には福音主義の新聞はクリスチャン新聞しかなかったため市場シェアを失うことを恐れたのではないかと述べた。2004年6月17日、クリスチャン新聞の根田祥一編集長の主導のもと、日本福音同盟(JEA)の二人の人物らは、張在亨牧師に関する短い文章を配布した。この文章はNews N Joyという親北朝鮮性向の新聞の記事に基いていた。クリスチャンポストはこの文章を取得した。この文章には、「韓国クリスチャントゥデイの常任理事である張在亨牧師が現在統一協会の核心メンバーである」と書かれていたが、これらの情報は法廷と、教団の連合体の両方において虚偽であることが後に判明している。この文章の最後には「クリスチャン新聞提供」と記されていた。
この文章は、JEAの公式レターヘッドが用いられてたが、この文章が厳密にJEAの公式な声明だと捉えられるかどうかについては、疑問が残る。井手氏によると、この文章を配布するか否かについて事前にJEAの理事会で審議し決議された事実はなく、これはJEAの規約に違反しているという。この文章を受け取ったJEAの会員教団らの一つがY氏の所属団体であった。Y氏は所属団体からこの文章を受け取り、次の日にその内容を自分のウェブサイトに掲載した。日本クリスチャントゥデイはJEAも、根田氏もNews N Joyの内容の真偽についてクリスチャントゥデイに問い合わせることがなかったと述べた。根田氏は稚拙な事実調査によって報道倫理を犯したと、井手氏は述べた。
韓国基督教総連合会は張在亨牧師が統一協会とは無関係であるという調査結果を2回出したが、JEAは韓国基督教総連合会の調査結果を加盟教団に送付することはなかった。井手氏によると、クリスチャン新聞とY氏は虚偽の報道に対する謝罪をいまだにしないでいるという。CTによると、Y氏は韓国基督教総連合会の報告書を認めず、北京の海淀教会、韓国の大韓イエス教長老会(統合)、大韓イエス教長老会(高神)が張在亨牧師に関連する団体と関係を切ったと主張した。しかし、クリスチャンポストが確認をとったところ、これらの主張は虚偽で、いずれの関係も断絶されたことはなかった。
井手氏はこの背景について日本クリスチャントゥデイを攻撃するために、根田氏とY氏が共謀していると説明した。日本クリスチャントゥデイ、張在亨牧師、そして他の福音主義のキリスト教団体を「一体」にするためにY氏は「ダビデアン」という差別用語を造語したと井手氏は述べた。「根田氏とY氏が『ダビデアン』として全てを一括りにした理由ですが、クリスチャン新聞は日本クリスチャントゥデイと競争してもかなわないため、異端疑惑を追求されている団体と日本クリスチャントゥデイを関連付けて攻撃しやすい状況におこうとしたということです」と井手氏は語った。日本では、Y氏は名誉毀損のために裁判で告訴された。日本クリスチャントゥデイは、韓国での判決と同様になると予想している。韓国では、それらの団体らを一括りにして異端教義を教えているとする主張が名誉毀損であるという判決がすでに出された。
(続く)
(4)崔三更:「異端捏造者であり、なおかつ異端者」
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/4.html
2012年8月29日水曜日
「再臨主論争」の情報源、精査に直面(2)
2012年8月17日付けの米クリスチャン・ポストの記事を紹介します。原文は"Sources in 'Second Coming Christ Controversy' Face Scrutiny”です。
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
アジアで広範な疑惑を受けている情報源を引用したCT
福音主義キリスト教界の指導者らの間では、公に入手できる情報であるにもかかわらずCTの記事には欠落しているものがあり、情報源となった証言に対して疑惑が提起されている。これらの情報には、情報源となった人物らの悪質なカルト、異端信仰、政治的動機や市場占有の動機、主要な情報源となっている人物の主張に対しての家族による反論などが含まれる。
「彼女が証言したすべてのものは、すべて偽りだった」
CTの記事のほとんどは、マ・リー(Ma Li)という人物の主張の引用だ。中国イエス青年会(YD)の「元メンバー」だと主張した彼女は、張牧師を「再臨主」と信じるという教えを受けたと主張した。
YDのスポークスマンであるレイチェル・チェン氏(Rachel Cheung)はクリスチャンポストに対する声明の中でこれに応答し、彼女の主張が「全くの嘘」であると述べた。香港でなされたYDに対する調査の中で、マ氏はYDの元メンバーであり、彼女と他のYDメンバーらがイエスが失敗し、十字架が失敗であり、張氏がイエスの使命を完成する「再臨主」であると主張した。彼女の主張に応じ、彼女の元夫であるシャンハオ・ヤン(Shuang Hao Yang)氏は、「彼女が言ったことはすべて嘘」と話した。
夫であるヤン氏は証言の中でマ氏がYDのメンバーであったと嘘をついていると指摘した。「明確に、マはYDのメンバーでなかった」とヤン氏は述べた。クリスチャンポストも、彼女が一度もYDのメンバーになったことがないことを確認した。ヤン氏の証言によると、上海で通っていた家庭教会から受けた教えは香港の調査委員会における彼女の証言を立証するものではないという。ヤン氏は「私は彼女の家の教会に通っていた。そこでは誰かを『再臨主』とするような教えはされていなかった。その教会で私は、私たちが神の身元に来るためために、私たち罪人はイエスの十字架による贖いを通してのみ、罪を清められることができると教えられた。それならば、どうして私たちが十字架を失敗だということができようか?」と述べた。
チェン氏によると、過酸化水素水を飲むことで罪を清めるという中国の異端であるシオン教会の元核心メンバーである楊子聰氏が、マに対してYDに敵対する証言をするように教唆したという。YDによると楊子聰氏は同異端グループの宗教指導者のボディーガードを務めており、マ氏が上海の家の教会に通っているときにマ氏に接触したという。
楊子聰氏がマ氏を説得しイエス青年会に対して、「自分が元メンバーでありその集いが統一協会と類似している」という偽りの証言をさせたとチェン氏は述べた。マ氏の元夫のヤン氏の証言によると、マ氏は自分の通っていた家の教会に対して苦い思いを抱いており、解決されていない「憎しみ」の故にいまの行動に至ったという。また、チェン氏の指摘によると楊子聰氏による非難は、張在亨牧師を非難するY氏という名前の日本のブロガーが元となっているという。Y氏の資料の多くが楊子聰氏のブログ上で中国語に翻訳されている。
香港と中国のYDのメンバーらの証言によると楊子聰氏はYDを異端に仕立て上げるためにどんなことでもしたという。YDのメンバーらはYDを破壊するための動きの一部として、資料を捏造し、偽りの証人を立てたという。ヤン氏は「私が心配していることは、マ・リーが悪い目的を持った人々に利用され、このような証言をするので誰かに利用され、彼女がもっと大きな被害を受けるのか心配だ。私は神様の強い御手が彼女を導き、彼女の傷ついた心を癒し、彼女を利用した人々が彼女を放っておくように祈ることしかできない。」と述べた。
これに加え、ある信頼できる情報源によると、楊子聰氏によるYDへの攻撃はゴスペルヘラルドを破壊しようとするより大きな企てであることがわかった。ゴスペルヘラルドは香港における最大のキリスト教の新聞であり、YDのメンバーも雇用しているという。情報源の人物らは、楊子聰氏は国際グレートコミッション・センター会長の王永信牧師から資料の提供を受けていると述べた。王永信牧師は中国家庭教会の熱烈な支持者で、ゴスペルヘラルド名誉顧問を務めていたが、中国政府の拘束を受けている三自愛国教会が開催した聖書展示会をゴスペルヘラルドが記事として取り上げた後、ゴスペルヘラルドとの関係を絶った。
チェン氏は、楊子聰氏がY氏のブログの資料を利用しYDに対する非難を誇大化させたと述べた。楊子聰氏によってコピーされた資料は韓基総の異端似非対策委員会の元副委員長である崔三更牧師と連携した韓国の荒野の声新聞によって繰り返し印刷、配布された。崔三更牧師は韓国で張在亨牧師に対する調査を主導した人物だ。荒野の声新聞が配布した情報による主張は、韓国クリスチャントゥデイが荒野の声新聞を告訴し、勝訴したため、虚偽であることが明らかになった。
荒野の声新聞が出版した香港の調査団が出した声明は、イエス青年会が「(1)イエスが初めに地に来たことは失敗であり、(2)彼らの牧師が『再臨主』もしくは『再臨のキリスト』である、という統一協会に類似した教理を教えていた、という強い可能性を排除することができなかった」というものであった。
韓国での刑事裁判では、荒野の声新聞に対して「ある個人(張在亨牧師)が『ダビデアン』団体らを支配しているという主張、またそれらの団体が張在亨牧師を『再臨のキリスト』だと信じているという主張」が名誉毀損罪であるとして、有罪判決が下った。裁判所は荒野の声新聞がその主張を出版することによってそれらの団体に危害を加えることを意図した、とした。
同刑事裁判の判決によって、荒野の声新聞の発行人には罰金もしくは懲役が課せられることとなった。韓国クリスチャントゥデイ(韓国では宗教の新聞らのなかでは読者数が最も多い)は現在荒野の声新聞と、同新聞と同様の主張を掲載した各種メディアに対する民事訴訟を準備している。韓国クリスチャントゥデイの弁護士は数百万ドルの補償を要する被害だと予想しているという。
(続く)
(3)Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/3.html
http://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/
アジアで広範な疑惑を受けている情報源を引用したCT
福音主義キリスト教界の指導者らの間では、公に入手できる情報であるにもかかわらずCTの記事には欠落しているものがあり、情報源となった証言に対して疑惑が提起されている。これらの情報には、情報源となった人物らの悪質なカルト、異端信仰、政治的動機や市場占有の動機、主要な情報源となっている人物の主張に対しての家族による反論などが含まれる。
「彼女が証言したすべてのものは、すべて偽りだった」
CTの記事のほとんどは、マ・リー(Ma Li)という人物の主張の引用だ。中国イエス青年会(YD)の「元メンバー」だと主張した彼女は、張牧師を「再臨主」と信じるという教えを受けたと主張した。
YDのスポークスマンであるレイチェル・チェン氏(Rachel Cheung)はクリスチャンポストに対する声明の中でこれに応答し、彼女の主張が「全くの嘘」であると述べた。香港でなされたYDに対する調査の中で、マ氏はYDの元メンバーであり、彼女と他のYDメンバーらがイエスが失敗し、十字架が失敗であり、張氏がイエスの使命を完成する「再臨主」であると主張した。彼女の主張に応じ、彼女の元夫であるシャンハオ・ヤン(Shuang Hao Yang)氏は、「彼女が言ったことはすべて嘘」と話した。
夫であるヤン氏は証言の中でマ氏がYDのメンバーであったと嘘をついていると指摘した。「明確に、マはYDのメンバーでなかった」とヤン氏は述べた。クリスチャンポストも、彼女が一度もYDのメンバーになったことがないことを確認した。ヤン氏の証言によると、上海で通っていた家庭教会から受けた教えは香港の調査委員会における彼女の証言を立証するものではないという。ヤン氏は「私は彼女の家の教会に通っていた。そこでは誰かを『再臨主』とするような教えはされていなかった。その教会で私は、私たちが神の身元に来るためために、私たち罪人はイエスの十字架による贖いを通してのみ、罪を清められることができると教えられた。それならば、どうして私たちが十字架を失敗だということができようか?」と述べた。
チェン氏によると、過酸化水素水を飲むことで罪を清めるという中国の異端であるシオン教会の元核心メンバーである楊子聰氏が、マに対してYDに敵対する証言をするように教唆したという。YDによると楊子聰氏は同異端グループの宗教指導者のボディーガードを務めており、マ氏が上海の家の教会に通っているときにマ氏に接触したという。
楊子聰氏がマ氏を説得しイエス青年会に対して、「自分が元メンバーでありその集いが統一協会と類似している」という偽りの証言をさせたとチェン氏は述べた。マ氏の元夫のヤン氏の証言によると、マ氏は自分の通っていた家の教会に対して苦い思いを抱いており、解決されていない「憎しみ」の故にいまの行動に至ったという。また、チェン氏の指摘によると楊子聰氏による非難は、張在亨牧師を非難するY氏という名前の日本のブロガーが元となっているという。Y氏の資料の多くが楊子聰氏のブログ上で中国語に翻訳されている。
香港と中国のYDのメンバーらの証言によると楊子聰氏はYDを異端に仕立て上げるためにどんなことでもしたという。YDのメンバーらはYDを破壊するための動きの一部として、資料を捏造し、偽りの証人を立てたという。ヤン氏は「私が心配していることは、マ・リーが悪い目的を持った人々に利用され、このような証言をするので誰かに利用され、彼女がもっと大きな被害を受けるのか心配だ。私は神様の強い御手が彼女を導き、彼女の傷ついた心を癒し、彼女を利用した人々が彼女を放っておくように祈ることしかできない。」と述べた。
これに加え、ある信頼できる情報源によると、楊子聰氏によるYDへの攻撃はゴスペルヘラルドを破壊しようとするより大きな企てであることがわかった。ゴスペルヘラルドは香港における最大のキリスト教の新聞であり、YDのメンバーも雇用しているという。情報源の人物らは、楊子聰氏は国際グレートコミッション・センター会長の王永信牧師から資料の提供を受けていると述べた。王永信牧師は中国家庭教会の熱烈な支持者で、ゴスペルヘラルド名誉顧問を務めていたが、中国政府の拘束を受けている三自愛国教会が開催した聖書展示会をゴスペルヘラルドが記事として取り上げた後、ゴスペルヘラルドとの関係を絶った。
チェン氏は、楊子聰氏がY氏のブログの資料を利用しYDに対する非難を誇大化させたと述べた。楊子聰氏によってコピーされた資料は韓基総の異端似非対策委員会の元副委員長である崔三更牧師と連携した韓国の荒野の声新聞によって繰り返し印刷、配布された。崔三更牧師は韓国で張在亨牧師に対する調査を主導した人物だ。荒野の声新聞が配布した情報による主張は、韓国クリスチャントゥデイが荒野の声新聞を告訴し、勝訴したため、虚偽であることが明らかになった。
荒野の声新聞が出版した香港の調査団が出した声明は、イエス青年会が「(1)イエスが初めに地に来たことは失敗であり、(2)彼らの牧師が『再臨主』もしくは『再臨のキリスト』である、という統一協会に類似した教理を教えていた、という強い可能性を排除することができなかった」というものであった。
韓国での刑事裁判では、荒野の声新聞に対して「ある個人(張在亨牧師)が『ダビデアン』団体らを支配しているという主張、またそれらの団体が張在亨牧師を『再臨のキリスト』だと信じているという主張」が名誉毀損罪であるとして、有罪判決が下った。裁判所は荒野の声新聞がその主張を出版することによってそれらの団体に危害を加えることを意図した、とした。
同刑事裁判の判決によって、荒野の声新聞の発行人には罰金もしくは懲役が課せられることとなった。韓国クリスチャントゥデイ(韓国では宗教の新聞らのなかでは読者数が最も多い)は現在荒野の声新聞と、同新聞と同様の主張を掲載した各種メディアに対する民事訴訟を準備している。韓国クリスチャントゥデイの弁護士は数百万ドルの補償を要する被害だと予想しているという。
(続く)
(3)Y氏:「サイバーテロリスト」のブロガー
http://nehemiaharchives.blogspot.com/2012/08/3.html
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