プレミアムドラマ
「その日のまえに」

初回放送

2014年3月23日から放送[全2回]
日曜 午後10時 BSプレミアム

ストーリー

誰の身にも平等に訪れる『死』。余命宣告されたら、人は残りの時間をどう生きていくでしょう?
そして遺されるひとたちは、逝ってしまう人とどう接していくのか・・・。
これは、世に名作を送り続ける作家・重松清氏の同名小説を原作にした、余命を宣告された妻とその夫や息子たちが『遺す者』と『遺される者』というそれぞれの立場で、互いを想い合う物語。二人の夫婦は、死を考えもしなかった新婚時代に住んでいた町を訪れ、小さな旅をする中で、思い出を確認するのみならず、互いのこれからにまで思いを馳せます。
時に迷い、時に悲しみ、笑い、泣き、生きて行く。現代に生きる人すべてに贈るエンディングノートであり、スターティングノートでもあるヒューマンドラマです。

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各回のあらすじ

前編
原田健輔(佐々木蔵之介)は3月、末期がんの妻・和美(檀れい)と新婚時代に住んでいた新町を訪れる。
昨年の夏に和美が体調を崩し、検査後、余命1年を宣告された。和美が入退院を繰り返す中、息子の健哉(林晃平)と大輔(澤田陸)には余命を伝えないでほしいと頼まれた健輔は、複雑な心境ながら彼女の願いを聞き入れていた。
がんの発覚から半年を過ぎた春、和美の希望で新町を訪れる健輔と和美は、ふたりが一緒に暮らし始めたアパートにたどり着き…。

後編
深夜、入院先の病院から和美が危篤状態になったと電話があり、息子たちと心の準備をする健輔。
昨年知人の葬式で喪服を着る時、和美が自分の遺書を忍ばせていたことがわかり、激怒したことを思い出す。翌朝、曇天の中で病院に行く途中、大輔は一輪のタンポポを摘むが…。

キャスト

原田健輔(佐々木蔵之介)
原田和美(檀れい)
原田健哉(林晃平)
原田大輔(澤田陸)
山本美代子(宮崎美子)
石川茂(吉田鋼太郎)
永原正樹(近藤芳正)

脚本・主題歌など

【脚本】
中谷まゆみ

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