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3月5日(土)

多分石川県でも花粉が飛んでいると思う。誰よりも花粉に敏感で間違いはないだろう。仕事中はマスクをしているから鼻は大丈夫だけど目がかゆい、とうとう憂鬱な季節がやってきた。
これからの時期は山スキーで杉林を登っていると鼻水が止まらないから辛いっす。まあ明日は寒いから大丈夫だろう。降雪があるのでパウダーを楽しめるのだろうか、白山参りで最後だと思っていたからラッキーです。


3月4日(金)

今週末は荒れた天気になりそうだが雨でないから荒れてもいい。天気が良ければ3月の白山参りに行くから2週連チャンになるけど…ならないでよかった。3月は晴天率が多いから安泰だろうがお参りは早めに済ましたほうがいいべ。

昨年の2月に2月厳冬期日本三霊山登頂を達成した。どれも過酷だったけど記録がなかったので達成できてよかった。最後の富士山では裾野霊峰山の会のGさまに情報をいただいた。そのスタートラインの駐車場が閉鎖されたらしいがなんでだろ、、、そんなことをすれば路駐をしてしまうし駐禁エリア内なら離れた場所で路駐するだろう。シーズンオフに富士山に登山をする人は悪になっているが冬山がシーズンインの人もいるのです。どうしたものやら。。。

遭難防止対策協議会ですって。何だかやることが違うような…。


3月3日(木)

暖かい日が続いているのでとても仕事がしやすくてよい。しかしこれも花粉が飛散するまでの短期間なんでしょう、もうすぐ鼻と目が辛い季節がやってくる。
3月になってから食品や食材の値上げがすんごい…、燃料も高騰しているのにダブルパンチですか。ロシアのせいで今後はいろんな物の価格が高騰すると予想されているからたまったもんではないです。買いだめしても一時しのぎであまり意味がないのでチラシを見て安い所で買い物をするしかないだろう。買い物は慣れると楽しい…、何事も楽しいと思わないとダメだろう。よく働いてよく家事を手伝い山に行こう。。。

この斜面を滑ってみたい。


3月2日(水)

昨日から鼻や頬の皮膚がかさついていているのでケアをしている。かさつきの原因は軽い凍傷で右半分だけだった。加賀禅は右から風が吹き付けるからだけど試練マスクを装着する前の長倉尾根でやられたのか、一里野スキー上からは常に風が吹いていた。
白峰から白山に向かうと甚之助辺りまで風の影響が全くないけど北部の加賀禅定道は一里野温泉スキー場のゲレンデトップからずっと右から風が吹いている。早めに試練マスクをすればいいけど標高が低いので暑すぎるから無理だべ。薄いマスクなら暑くならないのだろうか、今度試してみよう。

そろそろ花粉が飛んでくる時期になっているから憂鬱です。最近は仕事中もずっとマスクを着用しているから症状は軽くなってほしい、さすがに外仕事でマスクをしていると汚れが激しいので頻繁に交換するから大変だ。。。

暗くて風が強くて危険…3Kだな。


3月1日(火)

寒かった2月が終わり暖かくなる予報の3月が始まる。金沢では連日の10度超えで積雪はすっかりと無くなってしまった。今年の山の積雪量は半端なくこれから気温が上がると雪崩に要注意となる、山でも雨が降るようになれば行くところを考えないとヤバいべ。

昨日はガッツリとジムで鍛えてきたので筋肉が喜んでいた。そういえばトラさんもウルトラマラソンに出場するためにジム通いをしていると言っていたから頑張っているんだろう。人は裏切るけど筋トレは裏切らない…、筋トレラブ。。。

室堂の鳥居は頭しか出ていない。


2月28日(月)

昨日は休みだったけど用事があったので朝から忙しかった。土曜に山に行けたから良かったけど用事や仕事で山に行けないなんてとても悲しいだろう。人生は沢山働いて沢山遊ばないと充実しないし後悔もしてしまう。

今シーズンから沢山遊んでいるトラさんはいろんな山に行けて楽しんでいる。体力も付いてきたし技術も付いているけど、泣く子も黙る加賀禅定道では洗礼を受けたようだった。初っ端からクトーを紛失してしまうアクシデントがあったり、風で物を飛ばしたり、行動遅れがあったり、シールの脱着や滑降準備に時間がかかったり…山行自体のトータルで30分以上の遅れがあっただろうか。鬼門の御手水鉢からの登りでは途中でガンちゃんとブリザードの中で停滞しトラさんを待った。

遭難をする人しない人…、知識は絶対条件だけどやはり体力がなければ遭難のリスクがあると思う。行動遅れのトラさんの滑りは健在で滑降で遅れることはなかった。ルート間違えのガンちゃんもいらない体力を使って無事に合流できた…、これらは体力があるのでリカバリー出来るんです。
しかしながら試練の環境ではどうだっただろうか、視界がない試練の中では行動遅れの人と離れるわけにはいかないがパーティー全体で低体温症のリスクがある、別ルートに行ってしまったら合流も困難になってしまう。リスクは反省して次の山行に生かすしかないべ。。。

山頂に遅れて到着のトラさんは滑降準備にも時間がかかっていた。

対岸の尾根に滑り降りたガンちゃん。

滑りで生き返るトラさん。

ガンちゃんは寒さに強いので遭難しても問題ないだろう…。


2月27日(日)

決戦の記録

今日はガンちゃんとトラさんの3人で土曜友の会を結成して加賀禅定道から白山にお参りに行ってきた。僕以外はお初、厳冬期に加賀禅定道ワンデイなんてそうそう出来るものではないのです。
深夜23時50分に日本一登山者に優しい白山一里野温泉スキー場からスタート、雪上車がせっせとゲレンデ整備をしていました。1台上で止まっています、何だろうと思ったら運転手さんがこの先ゲレンデにクレパスがあるから気をつけてくださいと言ってくれた。ありがとうございます、やはり日本一登山者に優しいスキー場です。

ガシガシ登りシカリ場まで昨日のうっすらと残ったトレースを使う、上部は埋もれていたけど助かりました。この先はトレースはなく長倉尾根のアップダウンをこなしていく。雪が多い今年は登りやすかったけど巨大雪庇にはちびった。奥長倉小屋は雪に埋まりどこにあるのか分からへん…、立木に身を寄せて防寒対策をした。核心の美女坂に取りつく。いきなり落とし穴にはまってしまった。これ落ち方次第ではヤバかったぞ。

美女の頭付近で明るくなってきた、さすがにこの先は強風で早くもゴーグルを装着した。加賀禅定道は白一色の世界、そこに朝日に照らされた雲がとてもきれいでトラさんは感動していた。今日は長丁場だけどガシガシ行く、天池の奥の登り返しが面倒なのでガンちゃんが雪庇を崩してトラバースしようと考えたがダメでした。潔く登り返して四塚山の450mの登りが始まる、今日はビビンバではないのでクトーはいらなかった。四塚山から御手水鉢の鞍部もビビンバではない、こんなの初めてでシールのまま下り山頂に向かった。強風で巻のトレースは残らないけど帰りのためにGPSに残しておく、帰りはそれを見て行くと無駄な登り返しもなくスムーズに帰れます。

さあピクリ11時間のハードな山行、トラさんは結構バテていた。念入りにお参りを済まし後半戦の開始です。滑降はトラさんが元気、それでいいんです。際どくガリって巻に入る、完ぺきなので早かった。御手水鉢鞍部から四塚山の鞍部に登り上げる、トラさんまた遅れだす。うーん遭難の予備軍だな。作戦会議をしてガンちゃんに先滑ってもらい尾根に行かずに右俣源頭部から天池下まで滑降することにした。これ記録がないし煩わしい登り返しもないからいいかも。
さすがのトラさん、滑っていると元気を取り戻した。滑降しながら叫んでいる。正に叫びたくなるような絶景でした。あっという間に天池下まで滑り込み尾根に登り返す。交代でラッセルし登り上げたら奥長倉山の先の鞍部まで滑れる。早い早い、美女坂のパウも最高、しかしガンちゃんが待てど暮らせど滑ってこない、後ろにいたんだけど…。心配になってきたころ対岸の尾根にいるではないか…。美女坂の尾根と間違えたらしい、遭難の予備軍だ。

無事合流して長倉尾根のアップダウンはシールのままこなしていく。トラさん先頭でガシガシ進んで行った。やっぱ試練軍団は基本的に強靭なのです。
シカリ場に到着、時刻は4時前。やはり加賀禅定道往復は17時間ですか。最後はご褒美のハライ谷の滑走。パウが残っており至福でした。最後の林道方斜面はチビッたけどみんな無事に一里野温泉スキー場に到着、完全燃焼の加賀禅定道でした。。。

ヤマレコの記録はこちら

加賀禅定道のシンボル四塚山。

ゴールの御前峰はもうすぐ。

四塚山鞍部から丸石谷右俣に滑り込む。

北面は雪が豊富。

条件が揃わないと入ってはいけない右俣。


2月26日(土)

今日は2月のお参りの日。久しぶりの加賀禅定道からは完全燃焼でした。厳冬期にはまだ誰も滑っていない丸石谷右俣を四塚山鞍部から滑走しとても満足でした。記録は明日までに書きます。





明日は我が身…、何があるか分からない。山も人生も後悔のないように生きていきたい。