国内MBAを受験しようと情報収集をしてもなかなか情報を見つけられないのではないでしょうか?
そうなると、いつから勉強を始めればよいのかもわからず困ってしまいますよね。
今回は、社会人が仕事と両立しながら国内MBAに合格するための勉強スケジュールについて説明します。
目次
【飯野一講師が動画で解説!】
アガルートアカデミー国内MBA講座の飯野一講師が、国内MBA入試に合格するためにはいつから勉強を始めればよいか、大学院や入試内容別に解説します。
遅くとも出願の6ヵ月前には志望校を決め勉強を始める
国内MBAは年2回以上入試が行われる大学院と、年に1回しか入試が行われない大学院があります。
年2回以上入試が行われている大学院は、青学、慶應、東京都立大学(旧:首都大学東京)、中央、東工大、法政、明治、立教、早稲田などがあります。
年1回しか受験のチャンスがない大学院は、京都、神戸、筑波、一橋、横浜国立などがあります。
年1回しか入試が行われていない大学院は、おおむね9~12月に出願するタイミングの入試は実施しています。
年2回以上の入試が行われている大学院も9~12月に出願するタイミングの入試は実施しており、それにプラスして翌年の1月に出願する形で2回目の入試が行われるケースが多いです。
なお、青学、中央、法政、明治、立教などは年3回以上の入試が行われており、入学試験に挑戦できるチャンスは多くなっています。
年3回以上の入試が行われている大学院は、それほど人気がなく学生集めに苦労しているケースが多く、そのために何度も入試を行っているのだと推測しています。
ですから、入試対策としてしっかり勉強しないと合格できない大学院はそれほど多くなく、慶應、東京都立大学、東工大、早稲田、京都、神戸、筑波、一橋、横浜国立などを受験する際はしっかり受験勉強が必要になるとお考えいただければと思います。
9~12月に出願する大学院は、経営学の知識がなく、小論文の論述などになれていない方の場合、出願の6か月前くらいに受験勉強を開始するのが理想です。
経営学の知識があり、小論文の論述などにも慣れている方は、対策として、研究計画書の準備をするだけで済みますので、出願の2か月前に勉強をスタートすれば十分かと思います。
なお、9~12月に出願するタイミングの入試と、翌年の1月に出願するタイミングの入試では、前者の方が受験倍率は低い傾向が見られますので、初心者の方は前者のタイミングでの受験をお勧めします。
仮に前者の入試で不合格になったとしても、再度、後者のタイミングでの入試は受験可能ですから、2回のチャンスがあると考えて、1年間はMBA受験に身を捧げる覚悟で取り組むといいと思います。
小論文、研究計画書、英語に必要な勉強時間
国内MBA入試に合格にするには、先に説明した難易度が高い大学院(慶應、東京都立大学、東工大、早稲田、京都、神戸、筑波、一橋、横浜国立)では、小論文、研究計画書などの出願書類、面接の3つが試験科目として課されています(一部大学院では英語も課されています)。
それほど難易度が高くない青学、中央、法政、明治、立教などは研究計画書などの出願書類、面接の2つが試験科目として課されています。
では、小論文、研究計画書、面接、英語の勉強はどのくらいの時間をかける必要があるのかを説明します。
小論文について
まず小論文ですが、小論文を書くには、経営学の基礎的な知識が必要になる場合が多いです。
そのため小論文対策の第一歩は経営学の基礎知識の習得です。その上で、経営学の知識を用いた論述力を磨く必要があります。
経営学の知識がない方は、経営戦略、マーケティング、組織人材、会計学などの基礎知識を学ぶ必要があるため、土日に集中して各日3~5時間くらい基本書を読み込んで暗記しておけばいいと思います。
その上で論述力を磨く訓練も土日に集中して各日3時間くらい練習をすればいいと思います。
これを半年続ければ問題なく合格レベルの答案が書けるようになります。
研究計画書について
次が、研究計画書ですが、先に説明した難易度が高い大学院(慶應、東京都立大学、東工大、早稲田、京都、神戸、筑波、一橋、横浜国立)の内で、アカデミック色の強い大学院を受験する場合(東京都立大学、神戸、筑波、横浜国立)は、出願の3~4か月前には着手して、週末の土日の各日3時間くらいの準備をすると万全だと思います。
アカデミック色の強くない大学院を受験する場合(慶應、早稲田、京都、一橋)は、2か月前に着手して週末の1日2時間くらいの時間があれば合格レベルの研究計画書が書けると思います。
面接について
面接対策は、この研究計画書で書いたことが質問の中心ですので、研究計画書の対策が面接対策になります。
ですから特別に面接対策はしなくていいと思います。
英語について
最後が英語です。
国内MBA試験で英語の筆記試験があるのは、一橋大学の全日制(経営分析プログラム)、神戸大学だけです。その他は、TOEICのスコアの添付が必須の大学院として京都大学があります。
上記3校を受験する場合は、英語の準備が必須となります。
まずは一橋MBA全日制と神戸MBAの筆記試験における英語がどのくらいできれば合格できるか、という点を説明していきます。
一橋MBA全日制はアガルートの指導経験を踏まえて考えると、TOEIC700点くらいの英語力があれば筆記試験に合格しています。
これはあくまでもアガルートで指導した経験上の話ですので、多少のバラツキはあると思いますが、目安としてTOEIC700と捉えて準備をするといいと思います。
次に神戸大学ですが、TOEIC730以上の方は英語の筆記試験は免除になりますので、目安としてTOEIC730あれば問題ないと言えます。
ただ、アガルートでの指導経験から言えることは、TOEIC400~500くらいの方で筆記試験がほとんど解答できなかった方がいますが、合格している方もいます。
なので、英語の筆記試験の出来は神戸の場合は合否にはあまり影響がないと言えるかもしれません。
次がTOEICのスコア添付が必須の京都大学MBAです。
アガルートでの指導経験からの見解ですが、TOEIC700くらいの受講生が合格していますので、TOEIC700以上あれば英語は問題ないと言えるのではないかと推測しています。
以上から、一橋大学(経営分析プログラム)と京都大学を受験する場合は、TOEIC700くらいあればOKかと思いますので、例えば現在の自分の英語力がTOEIC400くらいだったとした場合は、個人的な経験ベースの話ですが、入試の8か月前くらいに英語の対策を開始すると標準的な方ならば、TOEIC700はクリアできると思います。
英語は毎日勉強したほうがいいので、1日1~2時間の勉強量は毎日確保することをお勧めします。すでにTOEIC700くらいある方は英語の勉強は不要です。
神戸大学を受験する方は、英語力はそれほど重視されていないと予想されますので、特に英語の勉強に時間を割く必要はないかと思います。
その分、研究計画書作成に時間を当ててください。