後書き
(紅花 桃照)
専門家を気取ったように語っていたけど、私に大した知見はないです。
鳴神君に長期的に見たらウクライナは米露から脅されて核を廃絶したのだし、流石にウクライナを攻めすぎじゃない? と言われるまで、長期的な視点や外交的視点が抜けていたりしたことがその良い例だと思います。とは言えゼレンスキー氏ばかりは擁護する気になれないですけどね。
民主主義に意を唱える様なことを言っていたのは基本的に僕です。
民主主義は大衆が健全で賢ければ素晴らしい制度なのだろう。(大衆というものが賢いというのはつまらない冗談だが)
そして、一歩間違えばウクライナの様に、国民が自らを滅ぼす制度なのかもしれない。その時に責任を取らされるのはその時の首相であって、それに投票した国民などではない。結局首相などというものは国民が責任から目を背けるための人柱に過ぎないのかもしれない。
↑これを主張しようとしたら、主観だし、説明足りないし、我が強いし、プロパガンダはここではしない様に決めたじゃん? っと突っ込まれた。私は結構民主主義が嫌いな人間です。
今最も進んでいる歴史が民主主義なだけで、二百年後に君主立憲制が王道な世界になっていたら、民主主義も先進的とは言えないと思うんですよね。今の世界ではまるで民主主義が正しいなどと言う主張が多く見られますが、民主主義からヒトラーのような僭主が産まれることもありますし、プーチン氏もまた僭主の様な立ち位置に来ていると思います。
また、今回の話は可能な限り理性のみで話を進めたかったので、(国際世論≒国際感情論という命題のアンチテーゼ的立ち位置にするため)人道的な観点は度外視していますが、私とて、戦争を肯定しないためにこの様な方針による執筆を提案したことは、理解していただきたく存じます。民間人や今回の戦争で、上からの命令により命を失った両国兵士に弔いの言葉を述べた上で後書きとさせてください。
(黒髪 白霜)
えっと、この様な物物しい物言いをした覚えはないです。なので、ここが違う。筆者は偉そうに物を言うが、実際は大したことない。とか、そう言うことを言われると、とても傷付きます。
大したことがないのは、少なくとも私に限ってはそうなのですが……。
えっと、なんと言いますか、私はゼレンスキー大統領がコメディアンだったことすら知らなかったです。私の意見が反映されているのはアメリカのハイブリッド戦争においての視点ぐらいです。多分。
私はアメリカが日本にとって必要不可欠なことを理解していても、あの国を好きになれないです。
こう言う感情を持って、歪んだ視点で社会を眺めてしまった人間が世論というものをほんの少しとは言え動かすことができるというのは、桃照さんのいう国際世論≒国際感情論に凄く納得してしまえる部分なんですよね。自分の事なので笑えないですよね……。
桃照さんはアメリカ政府を有能であるが、無能であるという見解を示していて、有能である点というのが情報収集や国内経済における政策。それに対して無能であると言っているのが、アメリカがその諜報能力や経済力を活かすことなんですよね。
少なくとも、トランプ大統領は外交はアメリカの大統領の中では上手い方だったと思います。世界のパワーバランスへの理解度があったと私も思っています。
そういう点で見れば内政が上手くなかったので選挙で負けてしまったのかもしれませんね。
あまり、文章を書くことがないので、後書きに何を書けばいいのかはわかりません。
とりあえず、より良い明日の為に私達の理性というものをうまく活用できる事を願います。
この本を手に取ってくれた方に最大限の感謝を。
(鳴神 雨響)
僕に関しては、ウクライナなんか知ったことか。受験があるんだ、国際情勢は黙っててくれという感じだったので、後書きをかけと言われても、キョトンとするのが精一杯なんですよね。最後に少し意見を言っただけなので、でしゃばらずに消えさせてもらおうとおもったのですが、一つだけ何か語ろうと思い、少し考えました。
結局、人間って奴は人間なんですよね。
今の世界で、人間らしいと言えば、肯定的な意見も否定的な意見も出てくると思います。この人間らしいという言葉が肯定的な、ポジティブな言葉になる様な未来を作る一因になれる事を、この中の最年少として願います。
(ノーネーム)
ええ、私は本当に一般人レベル。少なくともこの三人より国際情勢について詳しくないですので、この方々に自らの知見が狭いと言われると立つ瀬がないです。
今回の件を通して知ったことは、調べるまで知らなかったことも多かったので、何か意見をいうのなら、多少なりとも調べて、論理の上に話したいと思いました。
第一次世界大戦は皇太子が暗殺された報復にしては失ったものがあまりに大きすぎる気がしていて、国際世論≠国際感情論と言われる日が来る事を祈ります。勿論、国際世論に感情が不要とは思いません。その感情を理性によって計算できれば、いいななんて思うぐらいです。いや、何言っているのかわからないですよね。黙ります。
ええ、ここからは愚痴です。
なぁ、流石に俺の負担大きくねぇか? 議論聞いて、裏とって、文章作ったの俺だぜ?
あれか、無学な奴は損をする今の日本社会の形容か?
それでも納得出来ねぇぞ。ハーゲンダッツが俺の二万文字以上のレポート(レポートでいいのか?)の労働対価に見合うわけねぇやん。二十時間は無償で働いたぜ?
うぅむ、納得出来ん。確かに俺らには金を取れる様な知見がないから、今回の件を書籍化して利益をえるようなことはできないんだけどさ……。
せめて、これを読んでくれた読者が知見が広がり、大衆化(哲学的な意味)というものから抜け出せることを祈りばかりです。ほんと……
まぁ、やりがい搾取には変わらん。せめて、エナジードリンクの分だけでも、桃照氏か黒髪氏に強請らねば。
さて、私は布団という名の天国に向かうとしようか。
追記
これにて完結とさせていただきますが、今回の件が大きな転換点になる様でしたら、追加投稿する可能性がございます。(完結済みにして、追加投稿ができなかった場合は表記は連載中のままになるかと思われます)
需要ないなら申し訳ないですが、一応会話の様子をほんの少し紹介。
鳴神
「ウクライナが一番悪いってのは、流石にどうなん?
ゼレンスキーが悪いって主張は置いといてさ、NATOやらロシアにワルシャワ機構かなんかで、国防関係ズタズタにされたんじゃなかった?」
桃照
「いやそれだと責任の追求が二次大戦まで遡ることになる。あの時代に今のウクライナ危機予言できる奴はいねぇ。神でも無理だわ。あいつ普通にサイコロ振るような神だし」
鳴神
「んーゼレンスキーとそれを選んだ奴らが非難されるのはまぁ、いいとしてさ、ウクライナが宙に浮いたまま放置した米露の現在の大統領だって、多少の責任は負うべきだと思うって話
。詭弁なのはわかってるけど、無能な大統領を選んで、侵攻されたのだからウクライナ国民にも多少なりとも責任はあるみたいなこと書いてあった気がするし、ウクライナ国民が無能な大統領を選ぶことが、国の存続に関わるということを理解していなかったことを罪にするなら、米露の大統領がウクライナの危険性を放置していたのも罪であるという論理は通ると思うんよね」(意訳)
桃照
「短期的に現在のみを見てもウクライナは危険な存在であったが、議論してなかった米露にも罪はあるってこと?
いやまぁ責任の押し付けでしかないし、詭弁だけど、屁理屈も理屈ではあるからな」
鳴神
「ウクライナ国民に罪があるってのは屁理屈に近いだろ」
桃照
「まぁ、俺にはウクライナを擁護するための情報が見当たらなかったから書いてないけど、ロシア擁護が多いというのは感じてるからな。ただ、ロシアを擁護するための理由が多くて簡単からだったってだけだぜ?」
鳴神
「お前民主主義大っ嫌いじゃん。それへの攻撃のために見えるぞ。俺には」
桃照
「それは主観すぎだろ。まぁ、長期的に見た時のウクライナは被害者的な色彩が色濃く出てそうだし、擁護したければお前が書けばええやろ」
鳴神
「面接で疲れてるねん。お前が書けや」
結局、
ホントにいた引き籠り戦国武将、その名を織田信照。 世の人は彼を『魯鈍人』(おろかでにぶいひと)と呼んだ。 そんな戦国ニートな武将に転生した俺? 人間万事塞翁が//
2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版24巻+EX2巻+特装巻、コミカライズ版13巻+EX巻+アンソロジー発売中! アニメB//
男が主役の悪役令嬢物!? 異世界に転生した「リオン」は、貧乏男爵家の三男坊として前世でプレイさせられた「あの乙女ゲーの世界」で生きることに。 そこは大地が浮か//
西暦20XX年。研究一筋だった日本の若き薬学者は、過労死をして中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまう。 高名な宮廷薬師を父に持つ十歳の薬師見習いの少年として転生//
〈黒穴〉に入った者は、力と富を得られる。そんな伝説を信じて〈黒穴〉に飛び込んだ戦士レカンは、異世界に落ちる。彼が目にしたものは、みたことのない迷宮と、みたことの//
☆★☆コミカライズ第2弾はじまります! B's-LOG COMIC Vol.91(2020年8月5日)より配信です☆★☆ エンダルジア王国は、「魔の森」のスタン//
魔王から世界を救うため、才色兼備の美女達と共に闘う勇者アルフレッド! ……は、神経をすり減らす毎日に疲れていた。 見た目だけは豪華な勇者パーティでは見下され、//
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「ど//
アニメ2期化決定しました。放映日未定。 クマの着ぐるみを着た女の子が異世界を冒険するお話です。 小説17巻、コミック7巻まで発売中。 学校に行くこともなく、//
生まれ持ったジョブに人生を左右される世界。そんな異世界に召喚された森本要には「人を転職させる」能力があった。彼は生活費を稼ぐため転職屋を始めるが、その能力を狙//
ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライ//
過酷な傭兵稼業に身をおく、キモオタ傭兵は、目立たず・控えめに・身の程を弁えて、過酷な戦場を生き延びる。 イケメン主人公や美女・美少女には絶対に近寄りたくありま//
リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。 剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。 星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が//
なろう作品で私が気に入ったものを感想を書いて紹介しています。 タイトルやあらすじだけ読んで敬遠していた作品を読むきっかけになればと思います。 ある程度作品の要素//
公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//
空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。 修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。 召喚した女神によると最高ランクのS級や//
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
●2020年にTVアニメが放送されました。各サイトにて配信中です。 ●シリーズ累計250万部突破! ●書籍1~10巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中で//
【第9回ネット小説大賞小説賞受賞作品】 <2021/1/17 歴史[文芸]ジャンルランキング 日間1位、週間1位、月間1位!ありがとうございます!> 明治34//
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
地球にダンジョンが生まれて3年。 総合化学メーカーの素材研究部に勤める上司に恵まれない俺は、オリンピックに向けて建設中の現場で、いきなり世界ランク1位に登録され//
令和から戦国時代に転生した男は本栖湖のほとりで零細の地侍、本栖渡辺氏の末子として伸び伸びと育った。年の離れた兄貴は立派な当主として頑張っていて、甥っ子もふたり生//
VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。 そんな彼が目覚めた//
世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにお//
【奥州動乱編】 木村吉清に転生した主人公。小田原征伐ののち、彼に与えられた領地は旧葛西大崎領だった。のちに葛西大崎一揆により改易されることを知り、吉清は一揆回避//
本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//
メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* カクヨムにも//
ある日、一人の少女が戦国時代へタイムスリップした。 それこそ神の気まぐれ、悪魔の退屈しのぎといえるほど唐突に。 少女は世界を変える力を持っているわけではない。//
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。 それどころかゲーム中//
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
害虫駆除をしていた男が異世界でも害虫駆除をする話。 前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ・コムロだが、弱い魔物だけ駆除するといっても数が普通ではない。//
フォーゲル大陸にあるアードラシア帝国。 強大な軍事力と広大な領土を保有するこの帝国では、帝位を巡って争いが起きていた。 皇太子が決まらず、皇帝の子供たちが//
「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。 前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。 今世はおとなしくうつむ//
❖❖❖オーバーラップノベルス様より書籍11巻まで発売中! 本編コミックは8巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は6巻まで発売中です!❖❖❖ 異世界召喚に巻き込ま//
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//