これってパクリ? ~ 今度は歌詞で ~ 以前、河口恭吾の「桜」が他のアーティストの曲に似ていることを紹介した所(疑惑の「桜」河口恭吾テレビに登場,疑惑の「桜」)、「この曲もパクリじゃないの?」というメールをたくさん頂きました。 その中でも非常に多かった情報が、新堂敦士(オフィシャルサイト)について! ▲写真は「月刊アルカディア」2002年7月号より 新堂敦士は以前、『カメレオン』というバンドで活動していたのですが、1996年にシングル『I KISS YOU 』でソロデビュー。音楽ゲーム『ポップンミュージック』シリーズに楽曲を提供したことによってコアなファンを増やしました。 これまでに作詞・作曲家として『野猿』や『メロン記念日』,『浜田雅功(ダウンタウン)』などに楽曲を提供しており、現在はつんく♂率いる『THEつんくビ♂ト』でヴォーカル&ギターをやっています。 で、彼のどの曲が何に似ていると言われているのかというと・・・多すぎて書けません。 「新堂敦士氏の曲と歌詞の検証をまとめるページですWA!。」というサイトで検証されていますが、岡村靖幸を筆頭にhideやTHE YELLOW MONKEYなどの歌詞に非常に似た部分があるのです。 ▲岡村靖幸。若い子は知らないかも?96年以降、9年もの間オリジナルアルバムを出してなかったのですが、昨年復活しました(写真は@ぴあより) その一部を紹介すると・・・
(赤い部分は同じ言葉、青い部分はニュアンスが似ている言葉) ・・・などなど。 同じテーマについて歌った曲なら、似た言葉が出てくるのはありえることですが、特徴のある言い回しまで一緒となると、疑惑は限りなくクロに近いのではないでしょうか。 他の人の作品を真似することは、別に悪い事ではありません。 17世紀末に生まれた「パッヘルベルのカノン」のコード進行は300年以上経った今も使われていますし、音楽に限らず、優れた先人の影響を受けてより良い物を生み出すことはむしろ素晴らしいことです。 でも、その先人達に敬意を払う事無く、「これは自分のオリジナルだ」と主張するのは、格好悪いですよね。 ( 探偵ファイル ) |