Ferewell Concert 2022

ご視聴ありがとうございました

 

先日はフェアウェルコンサート2022を配信にてご覧いただきまして、誠にありがとうございました。400人を超えるお客様にご視聴いただきました!

 

 今回のフェアウェルコンサートをもちまして4回生36名が卒団いたしました。無観客ではありましたが最後の演奏会を無事に開催することができ、大変嬉しく思います。

また、4年間ご支援をいただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

 

 ここで代替わりとなりますが、立響の活動はこれからも続いていきます。

来年度、また皆様に直接お会いできることを楽しみにしております。

今後とも立命館大学交響楽団の応援をよろしくお願いいたします。

 

 

アーカイブは一旦非公開となり、後日公開予定です。公開期間などの詳細は後日当ページ他各種SNSにてお知らせいたします。もうしばらくお待ちください。


曲目

髙畑和輝 作曲

『細氷』管弦楽のための (世界初演)

 

ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー 作曲

『トリスタンとイゾルデ』より

前奏曲と愛の死

 

ポール・アブラアム・デュカス 作曲

交響曲 ハ長調 

 

 

2022年2月23日(水・祝)

立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール

開場13:30 開演14:30

  

指揮 髙畑和輝(学生) 


今回の選曲について(指揮者より)

まず、ワーグナーのトリスタンショックとその系譜上にある「フランス系」の作曲家を取り上げています。より深いところでは、「破調」をキーフレーズとしています。トリスタン和音による文字通りの「破調」(調整破壊)、同じく希薄な調整感と、交響曲という型から逸脱したデュカスの「破調」。高畑の近作の傾向である「拍子感の希薄さ」に伴う「破調」などです。
トリスタン和音とは
「トリスタンとイゾルデ」冒頭に登場する、F-H-Dis-Gis (F-B-D♯-G♯)からなる和音のこと。当時まったく新しい、不安定だが甘美な響きで、その後のクラシックに大きな影響を与えた。
デュカスについて
フランスの作曲家。生涯で公開した作品はわずかであり、未完や未発表の作品も多い。当時の音楽の流れには共感を示さなかった。「魔法使いの弟子」などで知られる。