ITmedia NEWS > セキュリティ > Emotet感染爆発で謝罪企業相次ぐ 沖縄県、気象協会...

Emotet感染爆発で謝罪企業相次ぐ 沖縄県、気象協会、マイナビ、いすゞなど

» 2022年03月04日 13時00分 公開
[ITmedia]

 マルウェア「Emotet」の再拡大が進み、各地で感染報告が相次いでいる。2月から、沖縄県や日本気象協会、NPO法人、食品会社などさまざまな業界の企業が、おわびと注意喚起を発している。

photo 沖縄県のプレスリリース

 3月4日までにプレスリリースを出したのは、沖縄県や日本気象協会、マイナビ、東北海道いすゞ自動車、リコー傘下のリコーリース(東京都千代田区)、教育系NPOのアスクネット(名古屋市)、韓国食品の農心ジャパン(千代田区)、業務用調理機器のフクシマガリレイ(大阪市)など多岐にわたる。

 いずれも、従業員のPCがEmotetに感染し、なりすましメールを発信しているという内容。ユーザーや取引先に対して謝罪した上で、添付ファイルや記載のURLを開かないよう案内している。

 Emotetは2020年に流行し、21年初頭に収束したが21年末には感染拡大を再開。JPCERT/CCは、22年3月には20年の感染ピーク時の5倍ものメールアドレスがEmotetに感染しているとして注意を呼びかけている。

photo Emotet感染数のグラフ 3月2日には9000件近いメールアドレスが感染(「マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起」(JPCERT/CC)より)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

続きを読むには、コメントの利用規約に同意し「アイティメディアID」および「ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン」の登録が必要です

Special

- PR -

Special

- PR -