5G , ポケット型WiFi

5Gの基地局の拡大はどのくらい進んでいる?基地局の調べ方も紹介

5Gの基地局の拡大はどのくらい進んでいる?

5Gの基地局の拡大は現状どのくらい進んでいるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

現在、都市部を中心に基地局の整備が進められていて、5G対応エリアは広がっている段階です。5G対応のスマートフォンを使ってみようと考えているなら、エリアや基地局の状況については事前に確認をしておきたいところでしょう。

本記事では、5G基地局はどのように増えていくのか、5G基地局の場所を調べる方法などについて詳しく解説していきます。

本記事は2021年11月5日に作成されました。現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

5G基地局とは

5Gの基地局は、5Gの電波を送受信するためのアンテナがある場所のことです。現状、基地局の数は十分ではなく、5Gが繋がるエリアは限られています。各キャリアで基地局の整備を進めている段階です。

基地局の設置場所としては鉄塔、ビルの屋上などがあり、屋内や地下に設置できるタイプの基地局もあります。なお5Gの基地局がカバーできる範囲は4Gに比べると狭く、必要な基地局の数、必要なコストは膨大なものとなります。

5G基地局はどのように増えていくのか?

ここからはキャリア4社で5G基地局がどのように増えていくのか、総務省としてはどのような方針があるのかなどについて見ていきましょう。

●キャリア4社で基地局の開設が進められている

日本では、au、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルの4社で5Gの基地局の開設が進められています。

2019年に5G特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付があり、審査を経て上記4社に5Gの周波数帯の割り当てが行われました。au、ドコモ、ソフトバンクでは2020年3月に5Gサービスを開始しています。楽天モバイルも2020年9月から5Gのサービスをスタートしています。

auでは2020年1月に、2022年3月までに約5万局の基地局を整備する予定を出していて、ドコモは2020年11月の新サービス・新商品発表会で、2022年3月末までに2万局、2023年までに3万2千局の5G基地局の整備を進める予定を発表しています。

ソフトバンクも、2021年2月時点の計画で、2021年度末までに5万局の整備を進める予定のようです。楽天モバイルも基地局の拡大を進めている段階とのことです。

現状では5Gのエリアは限られていますが、今後徐々に拡大していく見込みです。

●総務省では2019年に「5Gの広範な全国展開確保のイメージ」を発表

総務省では2019年に、5Gの広範な全国展開確保のイメージについて発表しています。5年以内に50%以上のメッシュ(地域を網目状に分けたもの)で5G高度特定基地局を整備することで、全国展開を確保することが可能です。総務省の5G展開イメージを確認してみましょう。

▼5Gの広範な全国展開確保のイメージ(第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望より)

  1. 全国及び各地域ブロック別に、5年以内に50%以上のメッシュで5G高度特定基地局を整備
  2. 周波数の割当て後、2年以内に全都道府県でサービスを開始
  3. 全国でできるだけ多くの特定基地局を開設する

また、2020年12月には2023年度末までに全国で28万局の5G基地局の整備を進める方針も示していて、今後も各キャリアと共同で基地局の整備が推進されます。

出典:総務省「第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望

5G基地局の場所を調べる方法

5G基地局の場所を調べる方法

5G基地局の場所は、総務省の電波利用ホームページの「無線局等情報検索」から調べることができます。「自宅の近くに5Gの基地局があるか知りたい」といった場合には、こちらから検索をしてみましょう。

無線局の種類を「基地局(PHS除く)」、無線局の目的を「電気通信業務用」、都道府県を基地局があるか知りたい場所にそれぞれ設定します。さらに5Gの基地局を調べたい場合は、周波数を4000MHz~などに設定します。

検索をかけると、基地局が一覧で表示されます。株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社のものであれば、基本的には5G基地局であると考えられます。キャリアを指定したい場合には、「免許人名称」にドコモ、KDDIなどのワードを追加して検索をしましょう。

なお4Gと5Gで周波数帯が被るところもあるので、上記の方法で5G基地局を全て知ることができるわけではない点には注意してください。

●5Gのサービスエリアは各キャリアの公式サイトから確認できる

「自宅の近くに基地局があるか」というよりも、「自宅の近くで5Gが繋がるか」を知りたい場合には、各キャリアの公式サイトを参照しましょう。

各キャリアの5Gのサービスエリアは以下で確認できます。

>>au サービスエリアマップ

>>ドコモ サービスエリアマップ

>>ソフトバンク サービスエリアマップ

>>楽天モバイル サービスエリア

ちなみに、WiMAXでもau 5Gを使用した5G対応機種の取り扱いを始めています。こちらのエリアについては、UQ WiMAXのエリア判定のページから確認できます(Broad WiMAXでは公式サイトからも確認できます。ページ中段の「エリアを確認する」から確認が可能です。)。

5G対応のスマートフォン・WiFiルーターも増えてきている

基地局が増え、5Gのエリアは少しずつ拡大中という状況ですが、5G対応の端末についても数が増えてきています。

「5Gを使ってみたい」と考えているなら、5G対応のスマートフォンを使う方法のほかに、5G対応のWiFiルーターを使うのも選択肢です。

5G対応のWiFiルーターなら、普段使っているスマートフォンやパソコン、タブレットなどの実使用時の通信速度が今よりもアップする可能性があります。

5G対応のWiFiルーターを使うにあたり、スマートフォンなどの通信端末まで5G対応のものを用意する必要はありません。5Gの電波を利用するのは、あくまでWiFiルーターだけです。周囲の通信端末とは、WiFiルーター内蔵のWiFi機能を使って通信します。

WiFiの通信速度は、WiFiルーターがキャッチした電波の通信速度に依存するものです。そのため、これまでWiFiルーターが4Gの電波を利用していた場合、より高速な5Gの電波を使えるようにすることで、WiFiの通信速度もアップする可能性があります。

現在、WiFiの通信速度に悩んでいる方は、もしかすると5G対応のWiFiルーターに買い替えることで、問題が解決するかもしれません。

5G対応のWiFiサービスはWiMAXで提供開始しています。Broad WiMAXをはじめとするプロバイダーで契約が可能です。

Broad WiMAXでは5G対応WiFiルーターとして、「Speed Wi-Fi 5G X11」「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の2機種を取り扱っています。

モバイルWiFiルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」

Broad WiMAXで利用できる最新の5G対応モバイルルーターです。

もう1つのモバイルルーターである「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」が約203gであるのに対し、Speed Wi-Fi 5G X11は約174gと軽量です。たった29gの差ですが、1円玉29枚分の重さに相当するため、意外と無視はできません。頻繁に持ち歩きたい方には、より軽いSpeed Wi-Fi 5G X11がおすすめですよ。

また、同機種は4,000mAhのバッテリーを搭載しているため、外出先でもたっぷりゲームや動画を楽しめます。

通信速度は最大2.7Gbps(※)です。有料オプションではありますが、アンテナ内蔵の専用クレードルを使えば、通信品質がより安定しやすくなります。

※5G回線接続時の下り最大通信速度です。5Gは一部エリアで提供。最新エリア情報はUQホームページでご確認ください。なお、記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の速度は電波環境等に応じて記載の数値以下となることがあります。

●モバイルWiFiルーター「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」

Galaxyブランドで初めての5G対応モバイルルーターです。Galaxyならではの使い勝手の良さ、スペックの高さが魅力となっています。

ポケットに収まるコンパクトサイズながら、ディスプレイには5.3インチ大画面タッチパネルを搭載しています。スマートフォンのような見た目と操作感で、初めてモバイルWiFiルーターを手にする人も違和感なく使えるでしょう。

通信速度は最大2.2Gbps(※)で、バッテリーは5,000mAhと大容量です。自宅だけでなく、外出先でも動画やゲーム、アプリのダウンロードなど5Gならではの高速通信を楽しめます。

また、背面には自立スタンドを搭載しています。自宅で使う時にはカレンダーを常時表示して卓上カレンダーとしても使用することが可能です。デザインもシンプルなので、部屋の中に自然な形で馴染んでくれるでしょう。

※5G回線接続時の下り最大通信速度です。5Gは一部エリアで提供。最新エリア情報はUQホームページでご確認ください。なお、記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の速度は電波環境等に応じて記載の数値以下となることがあります。

●ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」

工事不要で5Gの通信環境を導入できる、5G対応のホームルーターです。コンセントに繋いで簡単な初期設定をすれば、すぐに5Gの通信を始められます。

通信速度は最大2.7Gbps(※)で、WiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gの同時利用で超高速の通信が可能です。最新の高速無線LAN規格「Wi-Fi 6」にも対応し、スマートフォンやパソコンなどとの通信も高速で行うことができます。

また、子機のバッテリーを長持ちさせるTWT技術があります。データの送受信の頻度を自動調整し、スリープ時間を増やして、バッテリーの持続時間を大幅に延長してくれます。

データ通信量・電波状態の確認やルーターの設定は専用アプリ「ZTELink JP」から可能です。スマートフォンの画面でストレスなく確認・設定を行うことができます。

※5G回線接続時の下り最大通信速度です。5Gは一部エリアで提供。最新エリア情報はUQホームページでご確認ください。なお、記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の速度は電波環境等に応じて記載の数値以下となることがあります。

Broad WiMAXで5G端末を契約するとお得な特典がたくさん!

Broad WiMAXでは5G対応の「ギガ放題プラスDXプラン」をスタートしています。

WiMAX +5G ギガ放題プラスDXプラン
月額料金(税込)初月:2,090円の日割料金
1ヶ月目~2ヶ月目:2,090円
3ヶ月目~36ヶ月目:3,894円
37ヶ月目以降:4,708円
標準モード月間データ通信量無制限(※)
速度制限がかかる利用データ量3日で15GB
制限時間翌日18時頃-2時までの混雑時間帯のみ
制限後の最大通信速度概ね1Mbps
プラスエリアモードオプション利用料0円
速度制限の利用データ量月間で15GB

「au 4G LTE」「WiMAX 2+」に加え、「au 5G」が使用できる新プランです。最大2.7Gbps(※)の高速通信を月間のデータ通信量の上限なし(※)で使用できます。動画の視聴、オンラインゲーム、テレワークなど、プライベートでも仕事でもサクサク快適な通信が可能です。

なお、ギガ放題プラスDXプランを契約される方には、各種のキャンペーンが適用されます。課金開始月を含む3ヶ月間は「5GおトクDX割」の1,804円割引、また37ヶ月間は「5GさんねんDX割」による814円の割引が適用可能です。これにより、月額料金は2ヶ月目まで2,090円に。3ヶ月目~36ヶ月目までは3,894円で利用できます。

また端末代金も、キャンペーンで全端末0円です。もちろん5G対応ルーターも対象となっています。屋内に強く、エリアも広いプラチナバンドが利用できる「プラスエリアモード」も5Gプランでは無料です。

5Gの契約を考えているなら、ぜひBroad WiMAXのWiFiルーターは候補に検討してみると良いでしょう。

au 5Gも使えるBroad WiMAX「ギガ放題プラスDXプラン」について詳しく見る↓

Broad WiMAX

※直近3日間にご利用の通信量が合計15GB以上の場合、ネットワーク混雑時間帯に通信速度が概ね1Mbpsに制限されます。
※エリア混雑状況により速度を制限する場合があります。
※ネットワークの継続的な高負荷などが発生した場合、状況が改善するまでの間、サービス安定提供のための速度制限を行う場合があります。
※記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の速度は電波環境等に応じて記載の数値以下となることがあります。

5Gの基地局は拡大中!エリアを確認してから使い始めよう

5G基地局はどのように増えていくのか、5G基地局の場所を調べる方法など紹介しました。

5Gの基地局は全国をカバーするためには膨大な数が必要となるため、エリアの拡大に時間がかかっているのが現状です。5Gのサービスを契約する際には事前にエリアを確認の上、手続きを進めていきましょう。

5Gのサービスは大手キャリアのほか、Broad WiMAXなどのWiMAXプロバイダーでも提供されています。スマートフォン以外でも5Gの高速通信が使用できるメリットもあるので、ぜひあわせて検討してみてください。

The following two tabs change content below.
WiMAXサービスに関して、ご不明な点があれば下記Broad WiMAX受付窓口へどうぞ
電話相談受付
オペレーターに電話で相談する
Webフォームなら24時間受付中