昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 22/03/02(水)01:30:19No.16974379+
>ラスレスならチンク姉の衣装がバニーガールになる

こんばんわ部長

　　「――アツェレイ選手、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
フーカとリンネの試合が終わりミッドチルダへと戻って来てから数日
ウインターカップ決勝戦を目の前に控えた日
リンネはジルと共にナカジマジムを訪れていた
それは今まで迷惑をかけた詫びとお礼の言葉を述べる為である
既にヴィヴィオとミウラには謝罪をしたものの2人は困り顔で対応していた
そして今アツェレイに対してリンネは頭を下げている
　00「…………謝罪をするって事は迷惑をかけた自覚はあるんだな」
　　「はい……以前の練習試合も私のワガママで行った様なものです
　　　今回の件でも…ご迷惑をおかけしたとフーちゃんから聞きました」
アインハルトが勝手にチャンピオンベルトを賭けた事の一件についてだろう
確かにアツェレイはフーカが出発してからあの手この手で様々な工作を行った
故に今回の練習試合についても公にならず問題視する事もなかったのだが

エリオと兄と決勝と＜繋いだ手の中に＞

　00「反省する意思があるならそれでいい」
アツェレイはそれ以上は言わなかった
リンネを責める事もなく、言葉もどこか柔らかい
叱られる事を覚悟していたリンネはそんなアツェレイの反応戸惑っていると
　00「……（ｽｯ...）」
　　「ッ！？（ﾋﾞｸｯ!）」
アツェレイがリンネに向かって手を近付けた
殴られるのか、最低でも平手打ちが来るのか
どちらにしろリンネは目を閉じて耐えようとしていると…
　　「（ﾎﾟﾝ...ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）え？……アツェレイ選手？」
アツェレイはリンネの頭を優しく撫で始めたのだ
これにはさすがのリンネも戸惑うしかない
　00「お前はどこか昔の俺に似ていたからな…心配していた
　　　俺みたいに道を踏み外すんじゃないかと思っていたが
　　　フーカがそれを止めてくれたみたいで安心したよ」

>アツェレイはリンネの頭を優しく撫で始めたのだ
アツェレイって身長どのくらいだっけ…
イメージがStSのエリオなせいで未だにショタに見える

>　　　俺みたいに道を踏み外すんじゃないかと思っていたが
>　　　フーカがそれを止めてくれたみたいで安心したよ」
アツェレイはアリサに金的食らっていらいドMキャラが定着してしまったからな
後を追わなくていいんだぞ

　　（どうしてだろう…頭を撫でられたの…初めてだけど…
　　　すごく落ち着く…身体が温かくなって…ふわふわする…）
頭を撫でられるという初めての体験に戸惑うリンネ
今まで感じた事がない感覚にリンネはふとある事を想っていた
　　（もしかして…『お兄ちゃん』って…こういうのなのかな…）
それは兄というリンネが経験した事が無いもの
しかしアツェレイのなでなでもそう長くは続かなかった
　　「むー！」
2人の間につい今しがたジムに遊びに来たレンカが割って入ったのである
それもほっぺを膨らませて怒っている様だ
　　「お兄ちゃんとっちゃダメ―！」
　　「え…？そんな…私は…そんなつもりじゃ…」
　00「ほらレンカ、失礼な事言っちゃダメだろ？」
　　「むー！」
兄と妹のやり取りをリンネは苦笑しながらただ眺めているのだった

キャロから背を吸い取ったエリオと同じくらいの背丈のアツェレイ

アインハルトとフーカの師弟対決がいよいよ行われる
　《ついにこの日がやってきました！冬の祭典ウインターカップ！
　　壮絶な逆転劇が続いた本大会！いよいよ決勝戦です！》
実況もこの日は今まで以上に気合の入ったアナウンスである
U-15限定大会とは言え会場の観客席は満席
よく見ればこの大会で惜しくも敗れた選手達の多くが観客席に来ている
皆この大会の行く末を自分の目で見たいのだろう
そしてついにその時間がやってきた
　《レッドコーナー！ナカジマジム所属！
　　威風堂々のU-15チャンピオン！アインハルト・ストラトスー！》
赤コーナーからチャンピオンであるアインハルトが姿を見せた
アインハルトはチャンピオンベルトを肩にかけ歩いている
そしてアインハルトの後ろをついてくる者達
ユミナとミカヤだけではなくハリー、エルス、ジークの3人も一緒である
全員揃いのナカジマジムジャージを纏って参列していたのだ

身長だとリンネとアツェレイは大体同じくらいかなぁ？（適当）

　《アインハルト選手は今回決勝に向けて特別合宿を決行
　　その特訓に付き合ったU-19の猛者達も本日はセコンド入り
　　リングサイドで若きチャンピオンを支援します》
本来はナカジマジムに所属していない者達の参列に観客は驚いたものの
実況が解説した事ですぐに理解し声援を送っていた
その声援に手を振る形で応えるのもU-19選手としての礼儀である
　《ブルーコーナー！ナカジマジム所属！
　　奇跡のルーキー！フーカ・レヴェントンー！
　　格闘技歴の短さを感じさせない強さでここまで勝ち上がったフーカ選手
　　ナカジマジムの会長や小さな先輩達と共に登場……おっとぉ？》
そこで実況は気付いたのだ
フーカの後ろに付いてくるノーヴェ、ミウラ、ヴィヴィオ、リオ、コロナ
しかしそれだけではない
なんとリンネとジルの2人もこの列に並んでいたのである
勿論2人もナカジマジムのジャージを纏っての参戦だ

リンネがジルと共にナカジマジムに謝罪に来た日
ジルはノーヴェに一つ頼み事をしていたのである
それがリンネとジルをフーカ側のセコンドとして参列させる事だった
アインハルト側のU-19選手達も本来は想定されていないものであり
どちらも困惑以上に驚きを招いたのは言うまでもない
　《なんとリンネ選手とジルコーチも一緒です……今入ってきました資料によりますと
　　フーカ選手とリンネ選手は幼馴染であり家族同然として育ったという事です
　　両者はこの決勝に向けた練習試合も行ったそうです》
フーカの隣に立ったリンネは若干恥ずかしそうにしている
決勝で戦う選手ではないリンネが注目を浴びるのが照れくさいのか
今までのリンネだったら見られない反応だったであろう
　《そしてノーヴェ会長とジルコーチも協力体制です！》
両選手とも予想外の人物の登場に会場は大いに賑わっていた
それだけに今日これから始まる試合に誰もが期待が高まっている
それはこの会場に設けられたVIPルームでも同じだった

VIPルームにはヴィクター、シャンテ、ルーテシア、ファビア、セイン、イクス
そしてU-19チャンピオンであるアツェレイが試合を観戦する為集まった
　　「豪華なメンバーだねぇ」
　　「えぇ本当に、心なしかアインハルトも嬉しそうです」
シャンテやイクスは友人がここまで来た事を自分の事の様に喜んでいる
多くの友人が参加した中で決勝にまで上り詰めた事はそれ程喜ばしい事だ
　　「レイも今日くらいは嬉しそうな顔をしなさいな
　　　自分の所のジムから後輩2人が決勝に出場しているのよ？」
アツェレイは一言も発する事なく腕を組んで会場のリングを見下ろしている
ヴィクターはそんなアツェレイに思う所があったのかこっそり助言してみたが
　00「その必要はない
　　　この程度で一々喜んでいたらU-19ではやっていけないからな」
　　「もう…相変わらず素直じゃないのね」
先輩としてチャンピオンとして辛辣なコメントである
それでもヴィクターは表に出さないだけでアツェレイが喜んでいると感じていた

なんか雷帝さんがセリフだけならアルテッツァっぽく見える

>なんか雷帝さんがセリフだけならアルテッツァっぽく見える
ヴィクターがアルテッツァにすり替わっていないと
いつから錯覚していた？

>ヴィクターがアルテッツァにすり替わっていないと
>いつから錯覚していた？
おのれあーたん！
エリオ本編に介入できないからって卑劣な真似を！

両選手共にリングイン
入念に柔軟を行い万全の状態で試合に臨もうとしていた
そんな中フーカの胸中は様々な思いで溢れている
　（ハルさんへの感謝は…言葉では到底伝えきれん…）
最初に自分の才能を見込んでスカウトしてくれたアインハルト
師として格闘技をゼロから叩きこんでくれた
その恩はとても大きい、返そうとして返しきれるものではない
だからこそこの試合で自分はアインハルトに勝つ気持ちで挑む
それが師匠であるアインハルトへの最大限のお返しと思っていたからだ
　（ノーヴェ会長…ナカジマ社長…ヴィヴィさん…ミウさん…
　　リオさん…コロさん…ミカさん…そしてレイさん…
　　皆がいたからこそ今のワシがあるんじゃ…
　　皆への感謝の気持ち…今日この場で…示してみせる）
　《さぁ運命の一戦！》
アインハルトとフーカがリングの中央で対峙する

アインハルトの顔は真剣そのもの
弟子を前にして一切の油断も慢心もしていない
U-15王者としての貫禄さえ感じさせる
今目の前にいるのは自分が覇王流の技術を叩きこんだ弟子ではない
1人の選手でありそれは王者として迎え撃つべき相手
だからこそ試合では甘さは見せない
全力で戦い、そして勝つ事しか今のアインハルトの頭には無かった
　（想いは拳に乗せて…）
フーカも全力で挑む為に構えを取り同時に力一杯叫んだ
　「ナカジマジム所属！覇王流！フーカ・レヴェントン！」
　（....ｶｰﾝ!）
そして今試合開始を告げるゴングが鳴った
　「参ります！！！」

NEXT：『それからの』

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してミウラの家に放置する

ゾロ目
あーたんがアツェレイに腹パンフルコース

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はカレン＆サイファーっぱい

ラスレスならキャロの衣装がミニスカポリスになる