2021年09月27日

僕はもう…こわれていますか?19

少し前まで日本は
諸外国から
『水と安全はタダの国』
と言われていました

今じゃ、どうでしょう?
考えてみてください
警察官の不祥事の多いこと
水も買う時代です

何かあると直ぐに
『裁判だ!』
まるでアメリカのようです

日本には、
日本の良さがあったはずです

諸外国に対抗するため…
でしょうか?

難しい問題が
僕には分からない問題が
あるのでしょうが…

『潤いが無くなり全てが軽くなった』
と感じるのは
僕だけでしょうか


僕ら、障害福祉の支援者は
仕事というよりも
『人付き合い』
と心得ています

年頃に友達と価値観のぶつけ合いなどしたこともないから良し悪しが判らない
親御さん以外に触れ合ったこともない

一般社会には馴染まない方が多いのも事実です

特に性に関しての抑えがきかない人が多いのも事実です
理由の多くが、価値観の…と言われています
これはまた、人間の欲求からきているとも思われます

一番理解しやすいのは
食欲でしょうか
吐くまで食べます
吐いても食べます
そんな人もいます

そんな人たちとの人付き合いが
僕らの大きな仕事と思っています


是非、
触れ合ってみてください

何かしら
感じるものがあると思います

彼ら、彼女らは、
多くの人たちの愛を必要としています

僕ら支援者だけでは
到底、足りないのです



こんな僕だって…
たまには良いことも言うのです



山口 淳より

僕はもう…こわれていますか?20

障害を持った方々と、自分を
重ね合わせて考えることが多いです

簡単に言えば
自分がしてほしいことは何かを考えます
それをそのまま行動はしません
それでは、自己満足にしか過ぎないからです
対象者さんに合わせた行動を考えます

同時に、
自分だったら嫌なことを考えます
上から決めつけた言われ方をすると僕は直ぐにキレます
この間もあったパワハラなんかは到底許せません
やられたら、やり返す!
なんかのTVドラマのようですが、労働基準監督署に相談する準備をしています
だったら僕は、そんな言い方は絶対にしません


障害を持った方々と触れ合ってみてくださいと
お願いをしました
同時に.、
難病を持った人たちの話も聞いてみてください
障害を持った方々よりも、ずーっと
話は通じます

僕なんかよりも、
もっと、もっと…
大変な方々が存在します

もし…
万が一…
そんな方に出会うことがあれば…
そんな話が出てきたら…
話だけでも聞いてみてください

それが本人にとって、どれだけ
救われるか
人助けになります

僕は、
自分の難病の話をすることが多いです
すると、かなりの確率で
『実は…』
とカミングアウトされる方がおられます

その多さに僕自身が驚いています

世の中には
難病を抱えて生きている人たちは
少なくないんだな
と感じます


健康で何もない方は、
ご自分の健康に感謝して生きていただきたいです

僕と同じ難病を抱えている方は、
自分だけじゃないと心得ましょう
仲間は案外、多いものです

障害を持った方は、
今の支援者と語らいながら、相談しながら、
お互いに手探りで生きてみましょう
道は開けるはずです


お互いに垣根を作ることなく、
生きやすい世の中に変わっていくことを
一緒に望みませんか?



だと…
僕ももう…
こわれなくて…
すむかもしれません



山口 淳より

2021年08月14日

お盆でドボ~ンなバースデー!

こんな年になっても誕生日にこだわっているのは、自分くらいなのかな?


小学4年生まで、夏休みというとジイちゃんバアちゃん家に預けられていた
8月13日生まれの僕は、母親の実家で誕生日を迎えていた

誕生日の日の朝食後のこと
「バアちゃん…」
袖口を掴んで訴える
「今日、ボク誕生日…」
「んだが~?こどすで、なんぼなたなだ?(そうなんだ?今年で幾つになった?)」
「………」


意思とは関係なく、お嬢ちゃんお坊ちゃん学校に行っていた
『お誕生日会』とかって…やるのよ…
議員さんの息子娘…大学教授の息子娘…デッカい病院の医院長の娘…開業医の息子娘…社長の息子娘…
その『お誕生日会』だもの…それはそれはご立派な会でした

『ママさん!アレ出してあげたらどうかな?』
『はーい!そうね~!』
…ママさん?逆は想像通り、パパさんと呼んでいた
『アレ』で分かって出てきたモノは、
クリスマスのとは違って食べたことないような見た目にも美しい美味しそうなケーキ

『バースデーケーキ』なるもの

お盆生まれの僕は『バースデーケーキ』なんぞ、縁がございません
いいところ50円のカップのアイス!
誰もクソ暑い時にケーキなんか食いたくないもんである


バアちゃんは何かに気付いたようで、そっか!とばかりに言ってくれた!
「淳坊さ、筋子買ってけったな!(…買ってあげる!)」
筋子…スジコ…すじこ…大好物です!
やったー!
玄関から出て広い敷地の門の所で良い子にして待っていた

ジイちゃんバアちゃん家は、山の中
山奥まではいかないが山の中の田舎
魚屋さんが車で売りに来るような所

良い子にして待ってても車は来ない
良い子にしてても魚屋さんは来ない
良い子になってても筋子は…来ない

昼近くになり、
「淳坊!昼だぞー!」
呼ばれてしまう…

オンちゃんとオバちゃんにも誕生日の話をしてみるが、
これからのお盆の準備の話で忙しい
ボクは、魚屋さんが間違って通り過ぎないか気が気じゃない
昼ごはんも早々に切り上げて門の所に戻る

よくよく考えてみれば、魚屋さんは毎日は来ない
たしか…火曜日だったかな?来るのは
今日は…明らかに火曜日ではない
でも、大好きな誕生日プレゼントをひたすら待っていた

夕方近くから車が敷地内に集まり始める
親戚中がお盆のために集まってくるのだ
ボクのパパさんとママさんも…いやいや、似合わん!オヤジとオフクロも来た
「おどなすぐすったが?(大人しく過ごしてるか?)」
してるよ!筋子のためにも!

いよいよ暗くなりかけ、皆んなでこしらえた料理や半殺しのぼた餅(中途半端に潰したおはぎ)、
畑で収穫したスイカやブドウを手分けして持って山の上の方にあるお墓に向かって全員で歩いて行く

従兄弟なんかも集まって楽しいはずが、気持ちはもう『筋子』でしかない
もう魚屋は来ないだろう…子供にだって想像がつく

気持ちを入れ直して、バアちゃんの手を握って、明るく質問をする
「バアちゃん!明日魚屋さん来たら、筋子買ってける?(…買ってくれる?)」
気持ちも入れ直して努めて明るく明るく満面の笑顔でバアちゃんに聞く!
『買ってけるったな~(買ってあげるよ~)』と答えてくれると信じている!
疑わずバアちゃんの顔を見て答えを待つと、バアちゃん…

「淳坊、んだてあすた、誕生日でねんだべ?(お前、だって明日は、誕生日じゃないんだよね?)」

未だに自分へのご褒美に、たまーに筋子を買って食べている
純粋な子供心をこんだけ期待を裏切って…
バアちゃん!今日は火曜日じゃないから魚屋さんは来ないって絶対に知ってたべ?
天国に行ったらバアちゃんに聞いてやろう!


どうしてもこの日、誕生日の次の日8月14日にアップをしたくて…
ShimPoさーん!ごめんなさい(..)
またフライングでーす…


淳坊より

2021年08月11日

【エグい映像がダメな方はスルーしてください】 ポンコツで可愛い僕の心臓

エグい映像があります

ダメな方は見ないでください
見られる方は自己責任で見てください

僕は、何の責任も取れません



◆ ◆
 内容は、ポンコツで可愛い僕の心臓です
 CTで撮ったモノに、
 ドクターが判りやすく色付けをしてくれてます
◆ ◆


昨年の夏、
誕生日に検査をした心臓

『ちょっと一服 今年の夏にわかったこと1,2,3』でも
文章で紹介してます

じゃ、
なんでまた
記事にするのか?

僕に心臓の検査を勧めてくれたドクターと1年振りに会った時の話をしたいからです


半年に一度の会社の
定期検診でしか会わないドクター
今年の3月の検診時には
初めて違う若いドクターでした

カクカクシカジカ…
説明をして
映像のコピーや検査データーを
お渡し

かなり驚いていたのが印象的


今月に入って直ぐの検診で、
いつものドクターとご対面

さあーて!
何て話をしてくれるのか!


結果は…

D『まぁ、心臓の奇形は分かったんだけれども…貴方の場合はステロイドの問題だよな…』
歯切れの悪い話の転換
A『あんな形をしてるから、カテーテルなんかアクロバット的に難しいというより無理って言われたよ』
話を戻す
D『カテーテルを入れるようなことにならなきゃいいんだよ ステロイドによる糖尿病、ステロイドによる高血圧、ステロイドによる…』
ステロイドのくだりを5つ位言われた
そっちとの戦いの方が…
云々かんぬん…

えっ、それだけ?

別にこのドクターに
文句を言う訳じゃないけど
『知らなくても良かったんじゃね?心臓の奇形なんか?』
そう思って、
この1年を過ごしてきた


結果を知り、
現実を知り、
ドクターは、
何て話をしてくれるのだろう
ドクターは、
どうやって落ち着かせてくれるのだろう

期待と興味で
いっぱいだった


が、しかし…
結果は、先に書いた通りである

心境を察することもなく
患者のココロは
視ようとしない

捨てられている感で満載!

どう思ったか、
読んでくださっている方が
どう感じたか



いつ、あなたが、ひょんなことから、
同じようなことに、
頼んでもいないのに、
出くわすかもしれないのです

もし自分なら!
考えてみてください

◆ ◆
 今日はお盆で、13日の金曜日で、
 僕の誕生日…
 ポンコツ心臓でも1年、
 生きていられた区切りの日
 いつ止まってもおかしくない
 ポンコツ心臓…………
◆ ◆

山口淳


通常の心臓のイラスト
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僕のポンコツで可愛い心臓
(CT画像:閲覧注意)

通常は左右の冠動脈が腕のようにバラバラの場所から出ているもの
僕のは右冠動脈が左冠動脈から枝分かれしているのが判る(左腕から右腕が出ているようなもの)

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2021年08月08日

高校1年生のある暑い夏の日のこと(1)

台風直撃は避けられた関東
朝から札幌での
男子マラソンの中継をしていた

何人かの選手が、
これまでにない北の暑さの中で
次々と脱落
30人が棄権したと
後の報道であった

どこまでも青い空/異常な気温/限界との闘い・・・
必死のチャレンジ/必死の・・・
倒れる・・・
大林宣彦監督の「時をかける少女」のように・・・




高校1年生の
暑い夏休みの時のこと

午前中のサッカーの部活を終えて、
自宅の縁側で夕刊を見ていた

いつもは見ない夕刊だったが、
その日に限り見なければならない必然があり
衝動に駆られた

友達の『死』を告げる記事があった

小、中と同じ学校で
小学校の3年間は
一緒にサッカーをやった友達が、
亡くなっていた

中学からバスケの道を選んだ僕とは違い、
サッカー一筋
進んでゴールキーパーをやってくれた

確かにその日は、
部活をやっていても
尋常じゃない暑さに、
体にだけは自信のあった僕も
参っていた


どうしよう!

誰にも相談することなく
友達の家に電話をした

お母さんが出た
小さい時から
僕のことを可愛がってくれた
お母さん…
『あの…あの…』
珍しく言葉の出ない僕に
『淳くん?』
『淳くんだよね?』
『電話ありがとう 喜久夫が喜ぶから来てあげて!』
直ぐに制服に着替えて
自転車で向かった


『よく来てくれたね~!さぁ、入って入って』
玄関の外は
凄い人だかりだった

ほとんどが大人
そんな中、
インターフォンまでたどり着き
躊躇することなくボタンを押した僕は、
一瞬で注目の的となった

久しぶりに友達のお兄さんにもあった
このお兄さんとは
ボーイスカウトでも一緒で世話になった

2つ年上で水泳をやっていたせいか、
身体もゴツく
高校生とは思えなかった

軽く挨拶だけして通された
入ったことのない部屋…
その中の布団に
彼は寝かされていた


記憶というものを意識してから
誰かの『死』などに関わったことなど
一度もなく、
文字通り生まれて初めての
身近な人の
『死』
何一つ、
心構えなどないままに
現実を感じた


『淳くんは、小ちゃい時からずーっと喜久夫と仲良くしてくれていたから喜んでいると思うよ!よく来てくれたね!』
仲良くしてくれた…
過去形だった

思えば
訳もなく同級生から嫌われていた時もあった
僕は周りに影響されることなく、
いつも通りだった

高校1年生のある暑い夏の日のこと(2)へつづく

高校1年生のある暑い夏の日のこと(2)

(1)にもどる

部活中に倒れた
意識は、その時点でもうない

救急車で運ばれ治療をしたけど
ダメだった

何が原因か解剖をした
肺に血が溜まっていた

沢山たくさん話をしてくれた

高校1年生のクソガキに、
お母さんは真剣に必死に
話をしてくれた
兄ちゃんは、
泣いていた


『淳くん、顔見てってくれる?』
『まだ生きてるみたいにキレイな顔をしてんのよ』
お母さんが面布と呼ばれる布を
そっと外す

解剖をしたというだけあって
顔に斜めにある切った跡と縫った跡が
衝撃的だった
それ以外は
僕の記憶の中の友達だった

何も聞こえず
涙で視界も悪くなり
一瞬、
友達と2人だけの時間になった


雨の中2人でキーパー練習をしたこと
誰もいないグラウンドでボールを蹴り合ったこと
一緒に歩いて帰り、途中この家でジュースを飲ませてもらって帰ったこと
スイカをごちそうになったこともあった
今思い出しても、この家では何かと良くしてもらっていた

学校から歩いて20分位の友達の家から
更に30分歩いて僕の家
いつもはバス通学だったが、
友達と話がしたくて
よく歩いて帰った

そんな友達が、
死んだ

僕らの小さい頃は
水を飲まない精神論だけで
スポーツを頑張っていた時代

今思い出しても
バカな時代である

『水飲むなよ!うがいだけしてこーい!』
中学でも高校でも、
バスケをしても
サッカーをしても
言われたものである

結果、友達は死んだ

友達の死は、
僕にはショックでしかなかった

あんだけ暑い中、
下を向いただけで
汗がボタボタボタと落ちているのに
水分補給をしないなんて…
水分がなくなったら
身体はどうするんだろ?
結果は
『死』
である

友達と僕の2人にしか理解出来ない時間を、
お母さんもお兄さんも
許してくれた

『ありがとうございました』
『いっぱい 話をしました』
お礼を言うと
お母さんは堰を切ったように
泣き崩れた

その肩を
初めて見るお父さんが
トントンとしていた

お兄さんを
もっとゴツくしたようなお父さん
そのお父さんも
泣いていた
少し
怒っているようにも見えた

僕はお悔やみの言葉など知らず
『ありがとうございました』と
お礼だけを残して帰ろうとした
玄関を出ると、
この家に来た時よりも
人が多くなり暗くなっていた

中学の時の同級生の顔もあった
色んな言葉や質問をされたが、
どれにも答えることなく
無言のまま
自転車に乗って自宅に向かった


自宅に帰り、
先に帰っていた父親に説明をした
ひどく驚いて
夕刊に手を伸ばしていた


一番位に体力もあり、
体つきも僕とは違い頑丈で、
精神力も強い
そんな彼のイメージが
父親にもあった


そんな奴に限って…である


あれから 40年の 時が経った


山口 淳より


高校1年生のある暑い夏の日のこと(1)にもどる

2021年08月02日

医療と福祉の現場に於けるコロナー♬(1)

先週 利用者さんが通っている日中活動先で、
コロナ陽性の方が出た

利用者さんだけで130人、
職員さんも含めたら180人を超える
マンモス事業所
これまで出なかったのが
不思議なくらい
不思議なのではなく、
間違いなく
職員さんたちの努力があってのこと


先に家族が陽性反応
濃厚接触者として
別の利用者ご本人がPCR検査を受けて
陽性反応

これを受けて
事業所に関係する方々にPCR検査を促し、
日曜日の夕方時点で
利用者さん4人の陽性反応が出ていると
報告あり
まだ結果が出ていない方も
全体の約半数おられる


僕の所に連絡がきたのが、
報告前の金曜日の18:30
以前受けた民間の所が
20時までやっているので、
本人に話をしてOKもらって直ぐに
一緒に行ってきた
翌日15時には結果が出て
『陰性』だった


ごくごく一般的な事例と思われる
濃厚接触者と保健所が判断した、
その他の人からも陽性反応が出ている

そもそも
【陽性反応が出た2日前から関わった者】
という濃厚接触者の定義が
おかしい
これでは、
減る理屈からは程遠いと
言わざるをえない


東京都とはいっても
都心部からは離れた場所
それでも
1日に最高で168人の発生者が
発表されている
以前、
大きな精神科病院で
クラスターも発生している


先日のEテレでやっていた、
日本最大の精神科病院での
コロナとの戦い

他の病院でクラスターの起きた患者を
どんどん受け入れていた
そのクラスターが起きた病院の一つが、
先の病院と思われる
実に患者だけで感染者が200人も出ている

入院患者さんとのやり取りも
赤裸々に映し出される
回診時に
『また来るね』と声かけをすれば
『来るな!』と答え、
『じゃ、来ないね』と言えば
『来て!』と言う
僕の所でも
『必要のない外出は控えて』と言えば
『分かった』と言いつつも
好きなことをしに
遠くまで出かけてしまう

こんなことが
日常茶飯事的に行われている
障がい福祉の現場に、
コロナは本当に
キツい…

『障がい者が地域で普通に暮らす』
素晴らしい目的である、
コロナ発生の前までは

今はシッカリと
受け皿を段階を追って、
役割を決めていかねば

重い方は医療
服薬で少し良くなったら自立訓練施設
今や古い大きな施設の在り方も問われている
自立訓練施設から
地域生活のグループホーム
その全ての逆も然り

一番手厚く見ていけるのは、
規模の大きくない
グループホームと思われる

それを判断、コントロールするのが
今の計画相談
昔で言う役所の担当者、ケースワーカー
ところが計画相談の現実は、
一人で何10人と抱えており
僕の知っている方は
3桁の人数を抱えている
これでは手厚い支援など
程遠い


『程遠い』
この言葉は、
今の保健所の判断では
コロナ患者数が減らない話でも使っている

医療と福祉の現場に於けるコロナー♬(2)へつづく
(山口 淳より)

医療と福祉の現場に於けるコロナー♬(2)

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障がい福祉に於けるコロナの衰退は、
相当厳しいと思わなければいけない

僕のホームでは役割分担をして、
施設内の消毒作業を毎日欠かさない
かなり前から続けている
それでも、
何一つ安心材料はない


僕自身が
ワクチン接種不可能な人間なので
特に気を遣ってやっているが、
行動制限の出来ない
利用者さんについての対策は、
国が早急に対策を打ち出すべきである

障がい者の自由とコロナは、
もはや今の時代では紙一重

Eテレでも言っていた
我々がやっていることは、
警察からも、
保健所からも、
感謝されるべきだと


実は、
その番組で言っていたことと同じセリフを、
あるJR駅前交番の警察官から
言われたことがあった
『こういう人を世の中に出していていいんですか?』
と…

世間知らずが多い警察の人が言うのだから
仕方ない面もあるが、
何かしらあれば直ぐに
犯人探し、
責任者探しをする

自分は蚊帳の外でいたい
自分は部外者でいたい
当事者にはなりたくない、
関わりたくない


番組でも言っていた、
『自分たちには無理』
家族でさえ、
同じである

障がいを持った人達には
コロナは、
厳しい現実である

重ねて、
その関係者、支援者は、
毎日が厳しい戦いである


同業者の方や
医療の現場の方がお読みになられて、
違うなぁ…と
思っていただいて大丈夫です

僕の勉強不足は
間違いなくあると思います
福祉の現場に居て
感じることを打ってみました


利用者さんを責めてみても意味はない
その為に皆さん、手帳をお持ちなのだから
陽性反応の利用者さんを出してしまった事業所も
それだけのリスクを背負いながら毎日、
障がいを持った人たちの居場所作りに関わって
頑張っている!
頭が下がる


医療や福祉、どんな現場であっても
結果だけをみて文句だけ言う人は、
人に任せることなく
全て自分の責任に於いて
自分でやればよい

人に任せるのだから
自分の考えてるのとやり方が違ってきて
当然である

それを認められなければ、
全て自分でやればよい


意見ならお聞きするが、
文句を言いたいだけなのなら、
信用できる所を探すくらいの
努力をしたらどうなのだろう

文句も
対象者の耳に入らないように
やっていただきたいもの
聞こえてしまうのを解っていてやることなど、
話にもならない


皆んな、
そんなにいい加減にやってる訳がないと
何故思えないのだろうか

こういった類の人に多い感情…

『いつもいつも、自分だけが被害者』

被害者なのではなく、
ご自分の他人に対する感謝の気持ちが
足りなさ過ぎるだけ

ある意味、
『一番の障害者』
と思えて仕方がない


山口 淳より

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2021年07月26日

心が盲目の精神科医と 我らがGRさん(ShimPo)

ウルトラマンこと
ShimPoさんが書いてくれたメモを、
コソッとアップしちゃいます(笑)
ShimPoさん、ごめんね~


「最近、調子はどうですか?」
と患者の日常の様子など
一切 尋ねることもせず、
また
患者の考えていることや
心に思っていることにも時々しか触れず、
「最近は、どうですか?」と
診察室の患者用のイスに座った
そのときだけの患者の顔を見て
その表情からしか
汲み取ろうとはしない
儀式のような毎回おんなじことが
繰り返される
診察・・・。

そう尋ねられると
必ずと言っていいくらいに
「調子は いいです。」と
言い切るGRさん・・・。

自分の調子のことなど
客観的に顧みることよりも
よく見られたい思いが先立ってしまう
GRさん・・・

こちらも毎回
おんなじリアクションが繰り返される・・・

眼のくもったドクターと
詳細はなにも答えることが出来ないGRさんとの
定番の診察劇のよう・・・。

「ダメだ、こりゃ~ !!」
と天から
偉大なるコメディアン
いかりやT助のだみ声が
聞こえてくる・・・。


GRさんの病状からは
これ以上は無理としても、
この茶番には
精神科医療の救い難い闇があると
管理者の男はつらいよさんから
常々聞かせて貰っている・・・。

これが
ドリフの大爆笑のコントにも
見えてきてしまうのは
私だけだろうか?


何も知ろうとせず、
診察のときの様子だけで
「じゃ、また薬を出しておきます。」
という医師・・・

そこには
患者のことを本当に
慮るような本質的なものは
少しも感じられない・・・

男はつらいよさん曰く
「精神科のドクターは 患者の状態がわるくなったときだけ 薬を処方することしか手立てがないんです。」と・・・

ああ、
心が盲目でも成り立ってしまう
精神科医療なのか・・・
と思わざるを得ない現実の
茶番診察の話しでした。


やっぱり
「ダメだ、こりゃ~ !!」
「次 行ってみよう !!」
とだみ声が
私の脳裏に響き渡るのであった・・・


男はつらいよ…ShimPoさんより

2021年06月10日

コロナ 重症筋無力症の僕に出来ること(1)

どーも(^^)フランクリンです

6/4利用者さんのお母さまが、
コロナ陽性で入院

濃厚接触者として、
お父さまがPCR検査を受け陰性

一安心…
何故なら…

6/2にホームに来設してます
しかもアゴマスク状態で…

ところが…
6/7お父さまが突然の発熱!
直ぐに検査!結果は…
陽性…
このお父さま、
ボーダーで
最近は認知症っぽいのです


5/27にカンファレンスを開いてから、
ホームに来設するまでの1週間の間に
15回も電話がきました

電話に飽き足らず
ホームまで来てしまったという感じです

その位、大変なカンファレンスだったと
想像してください


計画相談も、
日中活動先の副施設長も、
『もうこれ以上、GHに迷惑をおかけする訳にはいきません
GHでの生活はこれ以上は、ムリだと思います
他のホームなら、とうの昔に出されててもおかしくないはずです』
とのご意見でした
まぁまぁこの辺りのお話はまた、いずれ…


このお父さま、
PCR検査陽性が分かって直ぐに暴れて
家に帰っています(笑)

本来は当日なのに、
次の日に入院をしています

入院中の病院からも、
電話がきています(笑)

今は落ち着かない利用者がおり、
明日もカンファレンスだという状態の中、
お父さまの存在はハッキリ言って、
余計です

どこからもお金の入ってこない
11人目の利用者という感じです

同業者の方なら、一度は
同じ経験をされているのではないでしょうか

お陰で、
利用者本人のPCR検査が必要になりました

理由は、
コソッと実家に行くクセがあるからです

またそれを隠して
事実を言わない家族だからです


何のために検査を受けるのかって?
スタッフが安心して勤務が出来るようにです!
だから僕も受けることにしました

それと、
日中活動先からも
何某かの証明が欲しいって…
コロナじゃないって証明ですって!

お金は誰が出すの?
障害者が出すんですか?
こんな殺伐とした関係性が
出来上がる訳です、
コロナのせいで…


2月の末に続け様に
5人のPCR検査を受けてくれた病院に相談

濃厚接触者として
検査をしてくれることになり待つこと
半日…

『私どもの判断ミスがあり…』
結局は保健所なりに相談をしてくれって怒り(ムカッ)
だったら半日も待たなくてよかったんじゃないの怒り(ムカッ)

市の相談センターに相談…
本人の名前、
お父さまの名前、
お母さまの名前…
色々聞かれて答えて待つこと
2時間…

濃厚接触者扱いにならない理由を聞かされ、
こちらから質問をしても
最後まで話を聞かず話を被せてきたので
怒鳴った怒り(ムカッ)
人の話を聞け!️って怒鳴った怒り(ムカッ)

なんでこんなにスムーズにいかないんだろ?

日本の行政って一体何をやっているんだろ?

障害者と言っただけで診察を拒否した
発熱外来の病院もあるし…

マジ最低な国だわ


その時に聞かされた話は次の通り
『濃厚接触者とは、発熱陽性反応を確認した日を発症日とし、遡る事二日間の間に関わった人を言う』
6/7に発症してることになるから、
6/2のアゴマスクは、関係ないらしい

へぇー!そーなんだー!
じゃあ安心だねー!
そう思える人は、
何人いますか~?

コロナ 重症筋無力症の僕に出来ること
(2)へ続く
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僕の波瀾万丈な人生を綴ることで、誰かの何かの役に立てたらこんなに嬉しいことはないです 人に歴史あり…同じであるはずはないけど少しでも誰かの気が楽になるのなら…こんなことを考えています
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