昨日、利用者の通院付き添いをしてきました。
日曜日の朝から発熱を確認、様子観察をしていました。
37℃を境にいったりきたり…早々に月曜日はお休みの連絡を入れました。
昨日は僕の通院日でもあり午前中に病院に。
診察が終わった後にホームに連絡を入れると、37℃台をキープしているとのこと。
その後に石神井公園で人に会う約束をごめんなさいをして、急いでホームに向かいました。
着いたら直近で測ったのは38.6℃。
東京都の発熱相談センターに相談の連絡。
その辺りを、今朝法人全体にアップしたメールをコピー&ペーストで書き記します。
読んでくださっている皆さまの少しでもお役に立てればと思います。
関係者各位
おはようございます。
昨日、通院をしてきました。
長くなりますが今後、管理者、ホーム長の判断の参考になればと報告をいたします。
本人
喉が赤い、手で首回りをさわると腫れを確認できることから何かしらの菌に侵されていると確認する
薬を処方(抗生物質と痛み止め)、服用して診察日から数えて72時間様子観察
その間、少なくとも朝晩の2回は検温を実施
薬を服用しながら経過観察時間を過ぎても熱が下がらない場合は、同病院に電話連絡
PCR検査ができるように準備をしておく
病院側
発熱外来は、通常の診察時間を避けて行なっている
発熱外来で通院してこられる方には、分単位で来院していただく(待合室で重ならないよう配慮)
PCR検査を実施するには、大きい病院と違い別の入り口、別の廊下、別室を設けることができない
外に検査用のテントを設置しようとしたが、近隣の大反対にあい別の場所に作ってある
インフルエンザ検査について
インフルエンザの検査中にクシャミをされた場合、もしコロナだったらと仮定をする必要性があり室内全部の消毒殺菌洗浄が必要となるので通常の診察室では実施をしていない
目安としては、インフルエンザは咳から、コロナは熱から、との判断をすることを参考に
現在までの経過について
主にPCR検査は、大きな病院でないと実施していません。
昨日通院した病院に辿り着くまでに、最初の発熱相談センターに連絡を入れてから実に2時間半以上かかっています。
発熱相談センターから教えてもらった病院が全て、受け入れを実施している訳でもないようです。
初めに連絡を入れた病院からは、断られました。
対象者が障害者だったからなのか、理由は一切言わなかったです。
その病院から大きな町田市民病院を紹介されたのですが、皆さんご存知の通り町のお医者さんからの紹介状がなければ診察してもらうことができません。
俗に言う『たらい回し』でした。
町田市民病院からは、困っているならと保健所に相談をすることを勧められた位で紹介状のない人の受け入れ拒否は変わることはありませんでした。
町田の保健所に電話をしても、全く役に立ちませんでした。
発熱相談センター以外で受け入れてくれそうな病院を紹介してくれるだけでした。
結局は自分の判断で、発熱相談センターから教えていただいたもう一つの病院に連絡を入れ運良く快く受け入れてくれて昨日の診察に繋がっています。
個人的な感想
これだけ世の中がコロナ、コロナと騒いでいる割にはシステムがシッカリ出来ていないことに驚かされます。
昨日は私は公休日でしたので、皆さんご存知のスーパー日勤者が元々勤務でホームに居て2人体制が自然とできました。
○○さんは、この道20年のベテランです。
お互いに言わなくとも、○○さんの動きを見落とさない支援が出来ます。
出てこない時には、何かしら理由を考えて訪室し検温を実施しました。
初めてのことなので何事も常に2人で相談しながら進め、役割分担をしながら対応しました。
そんな中、夜勤者からまさかの当日欠勤の連絡もあり夜勤者の手配もありました。
そのうち他の利用者も帰ってきます。
○○さんも洗面所で手洗いや歯磨きもします。その都度、他の利用者の使用を止めて消毒殺菌を実施します。
全ての利用者の動きを、いつもとは違った視点で見ることはかなりの困難でした。
ちなみに○○さんの部屋は1階で、職員室から本人の動きは見て取れます。
こんな状況の中、2人でやってもまだ足りない状態でした。
急遽お願いした夜勤者は、20時からの入りでした。
私が通院付き添いや薬局に行っている間は、○○さん本人が居ない中を○○さんが一人で支援をしています。
これが障害者福祉施設グループホームで、今起きている現実です。
一般家庭と、何ら変わりがないと思われます。
先ずは、関わる皆さんの健康と平常心と愛を…。
山口 淳より