仙台放送

宮城県内の各自治体で接種券の発送が始まっていますが、子供のワクチン接種について、このようなデータがあります。国立成育医療研究センターが第５波の流行を受けて去年、インターネットでアンケート調査を行ったものです。
５歳から１１歳の大半が該当する小学生の保護者を見てみますと「とても受けさせたい」、「どちらかというと受けさせたい」が、１年生から３年生の保護者で７１％。４年生から６年生の保護者は７６％。７割の保護者が接種に前向きな考えを持っていることがわかります。
理由としては「子供自身が打ちたいと言っている」「他のワクチン接種と同様に防げる病は防ぎたい」「祖父母に合わせたい」「基礎疾患があるので重症化が心配」などの回答がありました。
その一方で、「まったく受けさせたくない」、「どちらかというと受けさせたくない」が１年生から３年生の保護者で２３％、４年生から６年生の保護者で２０％いました。こちらの主な理由は「予防を考えれば受けるべきだが、副反応が生じないか、慎重に検討したい」「安全性がわからない」「大人の都合でワクチンを打たせたくない」といったものでした。