仙台放送

仙台市は３月始まる５歳から１１歳を対象としたワクチンの接種券を２月２５日から発送を始めると明らかにしました。

これは、２月２２日に開かれた仙台市議会の常任委員会で市が明らかにしたものです。接種の対象となるのは市内に住む５歳から１１歳の子供、およそ６万３０００人です。
接種券は今週金曜日の２５日から年齢の高い順に発送が始まる予定です。接種にはファイザー社製の小児用ワクチンが使用され、すべて、市内の小児科などおよそ９０カ所の医療機関で行われる個別接種になります。
予約の受け付けは接種券が手元に届き次第、可能ですが、それぞれの医療機関の準備状況に応じて順次、接種が始まります。
接種に慎重な姿勢を示す保護者がいることから、出席した議員からは市側の丁寧な説明を求める意見が出ました。

仙台市の担当者
「関連する情報が少ないということも、不安の原因ではないかと思っています」

市は副反応などの注意事項が書かれた文書を接種券に同封しているので、接種の判断材料にしてほしいとしています。市は今後、接種を受け付ける医療機関の一覧を作成し、３月１日から市のホームページで公開する予定です。

宮城県内の各自治体の接種開始時期について見ていきます。
「３月４日」から始まるのが白石市や名取市、蔵王町、七ヶ宿町。
「５日」が大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町。
「７日」が登米市、山元町。
「８日」は富谷市、大和町、大郷町、大衡村。
「１０日」は塩釜市。
「１４日」は角田市。
「１６日」が松島町。
「２７日」が村田町。
「４月１日」が柴田町となっています。

ひきつづき、５歳から１１歳のワクチン接種開始時期を見ていきます。接種開始を「３月上旬」に予定しているのが仙台市や石巻市、多賀城市、東松島市、七ヶ浜町。
「３月中旬」が川崎町。
「３月中・下旬」が栗原市
「３月下旬」からは岩沼市、丸森町、大河原町で始まります。
また、「調整中」は気仙沼市、亘理町、利府町、女川町、南三陸町としています。