仙台放送

宮城県内の先週１週間の感染者の数は４７１３人。土曜日(２月１２日)は今年に入ってから初めて、前の週の同じ曜日を下回りましたが、先週も１週間の感染者数は過去最多を更新しました。
感染の収束が見えない中、村井知事は先週、このように発言しています。「この１カ月を緊急特別要請の期間としているが、感染拡大の勢いは衰えていない。３連休は県民に協力をお願いしたい」
そして、先週金曜日(２月１１日)から２月１３日までの３連休の過ごし方について、こちらの３つの点を呼びかけていました。ひとつは「不要不急の外出を控えること」、それから「自宅での感染対策の徹底」、そして「３回目のワクチンの早期接種」です。３連休、人出は減ったのか、ワクチンの接種は進んだのか、県内の状況をみていきます。

こちらは１３日正午ごろのＪＲ仙台駅西口の様子です。買い物客や若い人の姿が多く見られました。スマートフォンの位置情報をもとに人の流れを分析する「Ａｇｏｏｐ」の調査によりますと、この３連休のＪＲ仙台駅西口の人出は初日の金曜日が、平日だった先週より減少した一方、１２日は２．５パーセント、１３日は１５．８パーセント増加していました。

街の人
「（外出自粛の呼びかけは）気にしますけど、けっこう自粛していたが、家にいても気分が晴れないこともあるので、今日くらいは」
「３回目のワクチン接種を打ちに。寄り道をしないように帰ろうと思う」

こちらは１３日午後１時ごろの仙台市中心部のアーケード商店街です。こちらも若い人の姿が多く見られました。

街の人
「きのう、おとといと家にいました。最終日ということでチョコレートを買いに。外出は極力避けている」

一方、こちらは南三陸町の商店街です。お昼時には駐車場がほぼ満車になるなど、こちらも普段の週末と変わらない人出となりました。

商店主
「月曜日から連休前まではひまだった。やはり休みになってからお客さんが増えている」