現在、経済成長を遂げているフィリピンですが、かつては「アジアで最も貧しい国」のイメージが定着していました。GDPの数値から言えば、あと一歩で近代化を迎える状況のフィリピンですが、貧困問題は解決していません。フィリピンは7,000以上もの島からなる国であり、人口は2017年時点で1億492万人です。2000年には7,600万人程度の人口だったフィリピン。少子高齢化、人口が減少していくという問題を抱える日本とは違い、フィリピンの人口は急速に増加しています。2025年~2030年には日本の人口を抜くという予想もされています。