赤ちゃんの犠牲を無くすために、再びゴミの山へ

3月がスタートした。
春は、暖かく明るいイメージで
誰だって好きな季節だが実は
保護活動では一番大変な時期。
子猫のシーズンが始まるからだ。

沖縄は一年中暖かいため
日本一猫の出産率が高く
本当は冬でも生まれる子も
いるけど、春から本格的に
シーズンが始まる。

センターに収容されて殺処分されたり
車に轢かれたり、育児放棄されて
餓死したりし、本当に毎年犠牲が多く
赤ちゃんたちの命を救いたい気分でいっぱい。

今年は、前に状態が悪いピクルス
キャベツ、キャロットたちを保護した
畑道のゴミの捨て場から犠牲ゼロを
目指して頑張っている。

餌やりさんによると、この場所は子猫が
生まれてもすぐ全滅するらしく、前に
保護したピクルスは白血病があったので
おそらくウイルスが原因だと思われる。

だから、その不幸な命を減らすために
住み着いている子たちのTNRに挑戦中。

毎日美味しい餌をもらっていて
警戒心が強い子ばっかりで去年は
何回捕獲にチャレンジしても
捕まらなかったが、今回行ったら
新しい子、茶トラの兄弟がいた。

とても人懐こく、１匹はすぐ車の
トランクに入ってきて、捕獲機を
使わず網に入れられた。

そしてもう１匹は捕獲機で無事に
捕獲ができて、２匹のTNRに成功した！

TNRを進めながら、またゴミを無くして
環境を綺麗にしたいと思う。

そして、雨風をしのぐために猫たちが
使っているボロボロの小屋は新しくして
もっと安全なものにするよう
今木工房と話を進めている。

子猫のシーズンはとても大変だが
毎年、少しずつその犠牲は確実に
減っているので、希望を抱いて
猫の幸せのために１匹ずつ頑張ろう！