マニパニを使ってヘアカラーをしている時、どんなに気を付けていても壁や手指についてしまうことがあるのですが、これがまたなかなか落ちない!
その場ですぐにふき取ってもかなり濃いめに色がついてしまい、キレイに落ちなかったりします。
なかなか落ちないカラーを落とす方法や、時間経過で落ちなくなってしまったマニパニは落とせるのか、実際に試してみて落ちた方法をご紹介していきます。
ちなみに、服についた時の落とし方はこちら。
https://kirei-forest.com/manipani-huku-otosu
壁についてしまったマニパニを落とす方法
今回は、すぐに対処した場合と、時間経過で落ちなくなってしまったシミを落とす方法の2つのタイプで分けていきます。
壁についてからすぐに対処できる場合の対処法
うっかり壁についてしまった場合は、その場ですぐにティッシュやキッチンペーパーで付着してしまったマニパニをふき取り、お掃除用アルコールを吹きかけ、乾いたペーパーなどでふき取ってください。
この時、一度ふき取ったペーパーで続けて拭かないようにしてください。
ふき取ったペーパーについたカラー剤から色移りしてしまうと、また壁に塗り込むこととなり、二度手間になってしまいます。必ず新しいペーパーを用意してふき取るようにしましょう。
また、1度で落ちないので何度か繰り返して拭いてみてください。
ここでは、なるべくすぐに対処することで、きれいに落とせるかどうかが分かれてきます。
化粧落としでも落とせるようですが、オイル系だとシミになってしまう場合もあるので、こちらはお勧めしません。
時間が経ったマニパニの壁染みをキレイにする方法
壁についたことに気が付かず、その場で対処できなかった場合、少し時間をおかないととれませんでした。
また、壁紙の種類によっては落ちづらいものもあるので、落ちるかどうかはもはや運。
事前にふき取りだけしていたのですが、ここからどうにも落ちず。やや蛍光ピンクっぽい色合いになっていました。
今回はオキシクリーン(酵素系漂白剤)をキッチンペーパーにしみこませて、壁につけて15~30分ほど置きました。
そのあとは水拭きを行い、乾拭きをして仕上げます。
少し引きで確認しても、もはやどこにシミがついていたのか視認できず、驚くほどキレイになっていました。
今回はうまくいきましたが、壁紙についてから暫く放置していると、完ぺきに落とすことが難しいです。
事前にふき取っていたシミはほぼ目立たないくらいまで落ちましたが、付いたまま放置していたシミはこの通り、蛍光ピンクが輝かしいですね…。
もしここまでやっても落ちなかった場合は、塩素系漂白剤をしみこませたコットンやキッチンペーパーをシミになっている部分に張り付けて10分ほど放置。
そのあと水拭きをしてから、乾いた布やペーパーでふき取ればキレイになります。
使用中は塩素系特有のあのツンとした香りが漂うので、使用中は必ず換気しましょう。
中央部分にうっすらとシミが残っていますが、遠目から見るとほぼわからなくなりました。
手指についてしまったマニパニを落とす方法
手指についてしまった場合は、まずしっかりお水で洗い流してから、石鹸やハンドソープで手を洗います。
この段階で落ちなかった場合は、メイク落としを使います。
私が今回使ったのはウォータークレンジング。
最初はコットンにしみこませて、軽くポンポンとふき取ります。
そのあとは、クレンジング手指に刷り込むようになじませ、流水で洗い流すとキレイに落ちますよ。
ハンドクリームを塗るときみたいに、丁寧に揉みこむイメージでやってみてください。
すると、先ほど赤く染まっていた人差し指のカラーもすっかり綺麗に。
どうしても落ちなかった場合は、お掃除用アルコールを手指にかけて落としますが、アルコールを直接かけると肌荒れが起きてしまう人は控えた方がよさそう。
表面の水分や油分が奪われてお肌が乾燥してしまうので、使用後は必ずハンドクリームを塗っています。
カラーによっては落ちづらいものもありますので、事前にしっかりと手袋をしてからカラーを行うようにするのが一番の対策ですね。
壁についたマニパニの落ち具合比較
事前にふき取りを行っていたかどうかで、どこまでキレイに落とせるかが変わってきます。
事前にふき取っていた部分はキレイに落とすことができましたが、壁にマニパニがついてからそのまま放置していた部分は完全に落とすことができず。
こちらはしばらく放置していたカラーをアルコールでふき取りをし、オキシクリーンを試した状態のもの。はっきりと視認できるほどカラーが残っています。
ここからさらに薄くするために、塩素系漂白剤で10分ほど放置してふき取りを行ってみました。
遠目から見れば目立ちませんが、アップで見るとうっすらとピンク色が残っています。
カラーの種類と、壁紙の素材によっては落ちないものもありますし、今回のように塩素系漂白剤を使っても元通りキレイになるとは言えない結果でした。
事前に対策することが大切
肌につかないようにするには、生え際にフェイスクリームを塗っておくと、落とした時に肌への色移りがしづらいです。
手指につかないように手袋を使う、壁への付着を回避するために、ゴミ袋とマスキングテープを使って防ぐなどの対策は必要ですね。
落とす時もなかなか大変なので、事前にしっかりと対策をしておこうと思えるいい機会になりました。
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