- 1二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:25:21
- 2二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:26:31
罠が過ぎる
- 3二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:34:02
だって今までのアラサースレは最終的にトレーナーと結ばれてたじゃん!!
- 4二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:35:49
ま・・・待って下さい
- 5二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:36:37
は?王子様と幸せな生活を楽しみつつ
テレビではタレントとして大活躍する姿を想像したんだが? - 6二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:37:33
結婚生活十数年目で小学生ぐらいの子供たちを育ててる成長した大人の貫禄のあるカワカミプリンセスを期待してたんだぞ。
- 7二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:38:48
スレタイに独身とはひと言も書かれてないもんな…迂闊だった
- 8二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:41:13カワカミとカワカミトレ 結婚3年目 子あり|あにまん掲示板bbs.animanch.com
きっと甘い結婚生活を子どもたちと過ごしてるに違いない
- 9二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:39:33
長閑な休日、キッチンからいい香りが漂って来たかと思うと「あなた~、出来ましたわよ」と言う声と共に彼女が娘と一緒に先程まで作っていたクッキーを持ってやってくる。
「お父様!私も頑張って手伝ったんですのよ?」
と昔の彼女と同じような口調で話す娘に頑張ったねと言いながら頭を撫でてあげると目を細めて笑いかけてきた。
「ふふんっ、これならすぐに王子様がやってきてくださいますわよね!」
「……お父様的にはもっと後に来て欲しいなぁ」
「えーっ、何でですの?お母様はお父様と中等部の時に出会ったんですから、私はもっと出会いが早くてもいいじゃないですか!」
そう言って駄々をこね始めようとする娘に何と言おうか迷っていると、彼女が助け舟を出してくれた。
「こーらっ、パパが困ってるでしょ?お姫様ならお母様の言う事はちゃんと聞いて、早くお皿持ってきちゃいなさい」
「はぁ~い……ですわ」
と娘が渋々キッチンへと向かって来たので助かったよと笑いかける。
「私も、昔はああでしたから……もう随分と懐かしいですけどね」
そう言って少し遠くを見るような目をする彼女に左の薬指には、あの日共に歩むことを誓った時に着けた指輪が輝いていた。あの日からもう何年も経っている。
「そうだね、昔は君もあの子みたいな喋り方だったし」 - 10二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:39:55
そう言ってこちらも懐かしんでいると、彼女が少し恥ずかしそうに言う。
「あの時は、姫と王子様でしたから……今は夫婦ですもの、こっちのほうが似合ってると思いませんか?」
「それもそうかもしれないね……あの時の呼び方も気に入ってたけれど」
そのまま二人で少し話していると娘が食器を机に置き、
「持ってきましたわよ!早く食べましょう!お母様、お父様!」
と急かして来たのではいはいと言って三人でテーブルを囲み一緒にクッキーを食べ始める。
お父様!これは私が型を取ったんですよ!と娘が話し始めるとあら、焼いたのは私ですけどねと笑う彼女に型が綺麗じゃないと美味しくならないですのよ?と対抗し始める娘をまぁまぁと宥めてから少し歪な形のクッキーを一枚摘まんで食べて「とっても美味しいよ」と言うとパァっと顔が明るくなった。
その顔を見ていると、あの時の事を思い出す。
ほろ苦い、でも想いが沢山詰まった、チョコカップケーキ。
その事を思い出しているうちにクッキーはどんどんと無くなり、最後の一枚は娘に取られてしまった。
「あー美味しかったですわ!ではお父様お母様、私お外で遊んできますわね!」
そう言って飛び出していく娘の後姿に怪我しないようにね!と声を掛けた後片付けるよと皿を持とうとすると、
「あら、まだそのままでいいんですよ」
と言うので疑問に思っていると、キッチンに戻った彼女が何かを持って来た。
「ふふっ、あの子が丁度遊びに行ってくれて助かりましたわ」
昔の口調に戻る彼女には、あの時のお転婆さが戻ったように感じる。そして彼女の手元には、あの時と同じ……。 - 11二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:40:15
「それは……カップケーキ?」
そう訊ねると、彼女は明るい笑みをこちらに向けてくる。
「はい、そうですわよ?あの時……まだ私の料理が下手くそだった時、それでも貴方が美味しいって言ってくれた、あのカップケーキですわ」
と言い、皿の上にそれを載せる。
「嬉しいけど……あの子がいる時でも良かったんじゃないのかな?」
そう言うと、彼女は首を横に振った。
「いいえ、だってこのカップケーキは……『姫』が、『王子様』の為に作った、特別なカップケーキですもの……たとえあの子でも、このカップケーキは食べさせませんわよ?」
そう言って元気に微笑む彼女は、確かにあの時の……おませな姫君そのままだった。
「食べてもいいよね?」
「もちろんですわ……たんと召し上がってくださいませ、『王子様』♪」
彼女がそう言ってくれたので、一口食べてみた。
あの時のカップケーキとは違い、焦げてもいないし苦くもない。甘さも偏ってもいない。とっても美味しいカップケーキだ。
それでも。 - 12二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:40:26
- 13二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:40:31
「……うん、あの時と変わらない……想いがいっぱい詰まった、とっても美味しいカップケーキだね、『プリンセス』」
「……!はいっ!ありがとうございますっ!お代わりもありますから、じゃんじゃん食べてくださいませ!……あっ、もしよろしければ、あ~んとかもしちゃいますわよ?ふふっ!」
そう言って喜ぶ彼女にじゃあお願いしようかなと言ってみるととても嬉しそうにフォークを持って「はい、あ~んですわ♪」とこちらの口に運んでくれた。
きっとこの幸せはいつまでも続いていくのだろう。そう漠然とした思いが頭の中に浮かぶ。ただ思っただけなので、もしかしたらこれから波乱万丈の生活になるかもしれない。それでも、彼女と娘がいれば、きっとこの先どんなことがあっても乗り越えていけるだろう。
そう思いながら、幸せの味を口の中一杯に味わうのだった。 - 14二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:41:48
甘い…空気がとても甘く感じる…
- 15二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:43:18
今日はテンション上がって眠れなかったから、こんな時間だけど書いちゃったぜ…おやすみ…
- 16二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 02:07:56
唐突な供給誇らしくないの?
- 17二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 02:12:11
唐突に甘々ssぶつけられてびっくりしちゃうんだよな
- 18二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 02:14:59
おい…なんで…SSが書かれてる…
- 19二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 02:32:14
罠を圧倒的糖度で上書きしていくストロングスタイル…。
やはりパワー。パワーは全てを解決する。 - 20二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 02:33:11
目が虫歯になりそう(褒め言葉)
- 21二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 06:39:19
オイ…なんで起きたらSSが出来てる…?
ありがとう… - 22二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 08:28:18
いい…子供が順調にプリンセス街道を歩んでいるのもいい…
- 23二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 15:19:19
プリンセスは王子様とすぐにゴールインしてほしいんですよ…
- 24二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 15:23:42
チュン チュン チュン(罠にかかったスズメ並感)
- 25二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 16:28:35
トラップと見せかけて良きSSを読ませるとは…こやつできる!
- 26二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 16:31:47
- 27二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 16:33:14
なぜカワカミスレには名SSが貼られるんだ…
- 28二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 16:38:20
九つの巨人関係ないじゃん…
- 29二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 21:12:37
くそぉ!引っかかった!でも引っかかってよかった…。
- 30二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 21:24:47
みんな見ろ!カワセミトレとカワセミプリンセスは共に手を取り合い、愛を育み、子供を育てて、あにまん民の心を豊かにしたんだ!!
- 31二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 22:57:39
「あら、何を見ているんですか?」
「んー……次のレースの詳細……」
「お家なんですからお仕事は一旦忘れてもいいじゃないですか」
「そうなんだけどさ、やっぱりレースが近くなると落ち着かなくて……結局こうやってるのが一番落ち着くんだ」
「もう、しょうがない旦那さんですね……ほら、もう少ししたら学校が終わってあの子が帰ってきますよ?そうやってたら『またお父様がお仕事してますわ!私とは遊んでくださらないのですね!』って駄々こねちゃいますわよ?」
「あぁー、前回駄々こねた時は宥めるの大変だったからなぁ……そろそろやめておくか」
「そうしたほうがいいですよ……それに」
「……?それに……何?」
「私だって、構ってもらえないのは寂しいんですのよ、トレーナーさん?」
「……ごめんね、プリンセス」
「ふふっ、分かってくれたらいいんです!さぁ、あの子が帰って来るまでは私にしっかり構ってもらいますから、覚悟してくださいね、王子様?♪」 - 32二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:05:43
おい…なんで増えてる…?
- 33二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:08:09
幸せな空間が広がっている……
- 34二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:10:56
鎧の巨人ならまぁ・・・ファル子が継ぐし・・・
- 35二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:30:33
釣りスレじゃなかったのか(困惑
- 36二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:36:04
- 37二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:36:26
お前が始めた物語だろ
- 38二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:42:20
- 39二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:44:11
- 40二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:59:55
俺には…無理だ、できない…
- 41二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:01:25
- 42二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:04:19
- 43二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:07:13
ふと思ったが
結婚した後もキングとの交流が続いてて、偶にキングが気を利かせて子供を預かる事で夫婦水入らずの時間を作ってあげてたりすると良いなって
勿論逆にキングの子をプリンセスが預かる事もあるんだ - 44二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:08:12
それはアリだ(画像略
- 45二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:22:39
学生の頃からの交流が続くならパールさんも良いな…時々カワカミ家に唐突にやって来てはどこの国の物か分からないけど邪魔にはならないお土産を持って来てひとしきりお茶したり喋ったり踊り倒したりしては嵐の様に去って行くんだ…
- 46二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 08:17:52
書いてくれるのを願って保守(他力本願
- 47二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 11:10:12
あなた様であったか…
- 48二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 11:14:47
- 49二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 20:53:51
やっぱりカワカミはいいな
- 50二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:19:29
目を覚ますといつもの見慣れた天井がそこにあった。昨日は夜遅くまで担当のトレーニングメニューを練り直していたので隣で寝ていた妻は既に起きてしまったようだ。
日の光から察するに朝になってから既に幾許かの時間が経過していたようだがいかんせんまだ眠気が取れていない為、再び寝ようとする。今日は休日だからもう少しくらい寝ていてもバチは当たらないだろう。
「お父様!おはようございますわ~!!!」
バチは当たらなかったが、お腹当たりに娘が勢い良くのしかかってきた。
「やぁ、おはよう……」
若干の呻き声と共に朝の挨拶をすると、こちらを笑顔で見下ろして来た。
「まったくお父様ったら起きるのが遅いですわ!こんなにぐーたらしていますと牛さんになってお母様に食べられてしまいますわよ!」
そう言う彼女にはいはい起きますよと呟いて身体を起こした後パジャマ姿のまま娘と一緒にリビングへ向かう。
「あらあなた……昨日は遅かったんですから、もう少し寝ていても良かったんですよ?」
エプロンを身に纏ったプリンセスがこちらに気付いて声を掛けてくる。そのエプロンには可愛い猫のイラストが描かれているが、彼女が着ると少し横に伸びるように見えてしまい「せっかくの可愛い猫ちゃんが台無しです」と前に愚痴っていたのを思い出した。 - 51二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:19:46
良いよねプリンセス…
- 52二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:20:34
「本当はもう少し寝ている予定だったんだけど、急かされちゃってね」
と隣で自信満々にムフーとしている娘を見る。
「もう、お父さんは昨日夜遅くまで頑張っていたから起こさなくていいって言ったでしょ?」
「でもでもお母様、プリファイでも言っていましたわ!『姫たるもの、早寝早起き朝御飯を心掛ける事!』って!」
「お父さんは姫じゃないでしょ?まったくこの子は……本当昔の私そっくりのお転婆なんだから」
そうため息を吐く彼女にまぁまぁと言いつつお陰で目が覚めたから結果オーライだよと話すと娘がますますムフーとし始めるのを見て「まぁよしとしますか」と呟く。
「じゃあお姫様は朝の手伝いもしっかりしてくれるのよね?食器とお箸を並べて頂戴」
「はいっ!姫頑張りますわ!」
いつもの微笑ましい光景を見ていると二人が動き始めたので俺も何か手伝おうとするんだけど彼女に止められてしまう。
「あなたはゆっくりしていてください、この子が頑張ってくれますから」
「でも、なんだか落ち着かないよ」
「大丈夫です、すぐに準備できますから……それよりも」
- 53二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:21:25
彼女は自分の柔らかそうなほっぺに指を当ててこちらを見てきた。
「何か大事な事、忘れていませんか?」
「あぁ、忘れてた……おはよう、プリンセス」
そう言って彼女の頬に軽くキスをする。これが二人で暮らし始めてからの毎日の朝の挨拶だった。
「ふふっ、おはようございます、あなた♪」
そう柔らかく笑う彼女にもう一度キスをしようかと思っていると食器をガチャガチャと運ぶ娘がため息を吐く。
「まったく、毎日毎日たくさんしてるのによく飽きませんわね」
「そのうち貴女にもわかるようになるわよ……素敵な王子様に出会えたら、ね?トレーナーさん?」
そう微笑む彼女に見惚れていると今度は彼女からほっぺたにキスをしてくれた。
「さて、挨拶も終わったことですし、朝御飯を食べちゃいましょうか!今日もとっても美味しいですから楽しみにしていてくださいね?」
「もちろん、毎日楽しみにしているよ」
「私もお腹ペコペコですから早く食べたいですわ~!」
「じゃあ二人とも席に座って……うん、じゃあいっせーのーで」
「「「いただきます(ですわ~!)」」」
賑やかな朝が、始まる。
- 54二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:23:22
口からドボドボ砂糖が止まらくなった責任取って欲しい
- 55二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 21:38:02
素晴らしい…
- 56二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 22:45:57
こんなんデジたんじゃなくたって尊死しちゃうわ
- 57二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 23:59:35
いいSSなのにライナーのせいで見ずにブラウザバックしてる人がいそうなのちょっと笑う
- 58二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 00:05:39
保守
- 59二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 01:54:42
- 60二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 11:27:25
あげ
- 61二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 11:35:48
- 62二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 11:45:15
出オチのネタスレをカワカミトレーナーが上書きしてしまった。それだけの話さ。
- 63二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 12:08:40
他のアラサーウマ娘スレだと安価でトレーナーと再会して更に進めば結婚という流れが主流なんだ
このライナーはそれに逆張りして罠を仕掛けたんだがプリンセスに脳を焼かれたみんながその罠を踏み越えて行ったんだ
- 64二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 19:52:24
保守
- 65二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 21:15:11
「………………」
「ん……どうしましたか?」
「いや、なんだかふと目が覚めちゃって……またすぐに眠るよ」
「そうですか……ねぇあなた、今日は少し冷えると思いませんか?」
「……そうかな?」
「もうっ、そこはちゃんと『確かに寒いね~』って言ってくださいませ!」
「ごめんごめん……それで、どうしたいのかな?」
「……手をぎゅって握ってくれませんか?そうすれば、きっとまたすぐにお休み出来ますから」
「もちろんいいよ…………これで大丈夫かな?」
「はい、ありがとうございますわ……普通に握るのもいいですけど、やっぱりこうして指を絡めて恋人繋ぎするのがいいですわね」
「君は本当にこの手の繋ぎ方が好きだね、俺もそうだけどさ」
「だって……こうしていると、あなたと繋がっている気がして……とっても安心しちゃうんですもの」
「……そうだね、俺も同じ気持ちだよ……それじゃあ安心したところで、また寝ようか」
「はい……お休みなさいませ、王子様……良い夢を、ですわ♪」
「うん、お休み……良い夢を、プリンセス」 - 66二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 21:16:14
お、お熱い…夏と錯覚するレベルでアツアツだ…
- 67二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 22:29:51
今日も助かるわぁ…大人になったプリンセスは落ち着きもありつつ時々昔のような天真爛漫さが出てくるんだろうな…
- 68二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 01:15:09
王子様の前でだけ昔のプリンセスに戻るんだ…
- 69二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 07:00:21
- 70二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 07:08:30
彼女が幸せなら問題ないよ
- 71二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 07:59:54
- 72二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 16:02:19
新婚プリンセスも見てみたいしある程度日々を重ねたプリンセスも見たいぜ
- 73二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:04:52
- 74二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:06:31
キング自体の結婚は遅いとしてもプリンセスにはおせっかいを焼くというのもアリかと。
- 75二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:34:14
保守
- 76二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 22:54:03
「お父様!お母様ったらひどいんですのよ!」
「ん、また何か悪い事でもしたの?」
「まぁ、お父様まで!私そんな悪い子じゃありませんわよ?」
「ごめんごめん……それで、どうしたんだい」
「私が手伝ってあげようとしましたのに『危ないからあっちで遊んでなさい』って言われたんですの!せっかく、せっかく姫が手伝おうと思いましたのに、悔しいですわー!!!」
「それは可哀想に……ちなみに何を手伝おうとしたんだい?」
「お料理ですわ……お母様の料理は美味しいですから、それを真似して作ろうと思いましたのに……はぁ……」
「そんなに落ち込まないで……彼女が作業しながらだとミナに気を配れなくて怪我をさせちゃうかもしれないからしょうがないんだ、ミナを大事に思っているからだよ」
「そうなんですか……?でも、それはそれとして早くお料理が上手になりたいです……お母様みたいに美味しい物が作れたら、きっと王子様も早く迎えに来てくれると思うんですの!」
「……お父様的にはちょっと待って欲しいけど、一つ良い事を教えてあげよう、お母さんには内緒だよ?」 - 77二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 22:54:15
「良い事……ですの?」
「実はね……お母さんも、料理はあんまり上手くなかったんだ」
「まぁ、そうなんですの?今はとっても美味しい料理ですのに……」
「本当本当、初めて手作りの料理はカップケーキだったんだけどね、あまり上手くは作れなかったんだ、でもね……」
「でも……?」
「父さんはね、今でもそのカップケーキが一番美味しいと思ってるんだ」
「…………???下手くそだったのに、それが一番美味しいんですの?よくわかりませんわね……」
「ミナにもその内分かる日が来るよ……だから、今は焦らずゆっくり上手くなればいいさ」
「う~ん……よく分かりませんわね、お母様に聞いてきますわ!」
「えっ」
「お母様~!お父様が今お母様の昔の話を……」
「わっバ鹿っ!言っちゃダメって言っただろ!わーわー何も言ってませーん!ホントでーす!!!」 - 78二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 22:56:18
待ってた
今夜も家族仲睦まじくて助かる…命の洗濯… - 79二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 08:22:17
朝保守
- 80二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 08:24:35
すでに結婚済で20レスごとに出産と思い開きました
俺は無実だ!! - 81二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 08:26:08
仮にそうだったら完走する頃には10人の親だよ!
- 82二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 08:27:54
甘いなぁ…チョコレートより甘い…(砂糖だばぁ)
- 83二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 08:36:56
そういえば今さらなんですけど娘の愛称を『ミナ』にしました(ミンナノプリンセスから
- 84二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 17:02:01
響きが可愛いなミナちゃん
- 85二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 00:07:37
- 86二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 06:34:45
保守
- 87二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 15:34:04
アニバでふと思ったけど、プリンセスと王子様は記念日をちゃんとカレンダーに書いてお祝いしてそう
プリンセスは数日前から楽しみでソワソワしちゃうんだ - 88二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 15:41:29
「お父様~!早くしないとプリファイが始まっちゃいますわ!」
「はいはい、今行くよ」
本日は日曜日。この時間になると全員でリビングに集まり、プリファイを見る時間となっている。今日は少し寝坊してしまったのでミナから急かされていた。
「まったくお父様ったら、お約束を守れませんとお母様に嫌われてしまいますわよ?」
「それは嫌だな……」
「そもそも約束はしてませんし、それぐらいで嫌いになったりはしませんよ?そ・れ・よ・り!宿題をやらなかったり遊び呆けて門限を守らないことは嫌いになっちゃうかもしれませんけどね?」
「……ま、まぁそれはそれ、これはこれですわ!さぁ早くプリファイを見ましょう!」
そう言ってテレビのを点けて番組を始まるのをワクワクして待つミナ、その横でまったくこの子は……と呆れているプリンセス。毎週見る光景である。
「それにしても、昨日も遅くまで起きてたんですから朝早く起きなくても良かったんですよ?」
「いや、俺もプリファイ見たかったから」
そう言うと「まぁ、確かに面白いですからね、プリファイ……」と納得する彼女を横目で見ながら、本当はもう一つ理由がある事を隠しておく。
「あっ、始まりますわよ!」
というミナの声と共に、三人でプリファイを見始めるのだった。 - 89二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 15:41:49
「いけーっ!ダークプリンセスに勝つのですわー!」
「そこですわっ!あぁダメです、そちらではありません!そう、そこっ!一気に駆け抜けて!」
プリファイが始まってしばらくすると、ミナとプリンセスがテレビの前で応援をし始める……これを見るのがもう一つの理由だ。彼女は時折昔のような姿を見せてくれるが、それを一番出すのがプリファイを見ている時だ。
妻と娘が同じようにお姫様のような口調で楽しんでいる姿を見ていると、とても心が満たされるような気がする。
「ほらっ、トレーナーさん!トレーナーさんもしっかり応援してくださいませ!プリンセスが負けちゃいますわよ!」
こちらの袖をグイグイと引っ張って昔の呼び方をする彼女にはいはいと言ってから三人で一緒に応援をする。物語は盛り上がり、今日もEDが流れたところで同時に二人がため息を漏らす。
「はぁぁ……今週もとっても面白かったですわね!特にあの最後の追い込み部分!素晴らしかったですわ!」
「えぇ、良かったですわね……私的には初代プリファイがベストバイブルなんですけれど、やはり最新作のプリファイも素晴らしいですわ……!」
そうやって感想を言い合う二人から離れて飲み物を用意してプリンセスとミナに渡す。
「「ありがとうございますわ!」」
と小さいお姫様と大きいお姫様がこちらを見て笑いかけてきた。こんな光景を見られるのもこの時くらいだろう。
「プリンセス」
「はい、なんですかトレーナーさん?」
「……いや、何でもないよ」
「…………???そうですか……?」
本当は伝えたほうが良いんだろうけど、今はまだ内緒にしておく。指摘されるのも恥ずかしいかもしれないし、それに……こちらが本音だが……彼女の可愛いお姫様な姿が見れなくなると思うとちょっと、いやかなり寂しいだろうから。そう思いながら首を傾げる彼女を見て微笑むのだった。 - 90二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 15:53:47
ウワーッ!束の間の「お姫様」な表情!しゅきぃ…(尊死)
- 91二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 16:53:55
- 92二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 16:54:52
- 93二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 22:38:12
- 94二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 22:58:41
そういうのもあるかもしれませんね、ただしトレセンの壁はプリンセスの攻撃力に耐えられてないのでウマ娘の本気だと持たないみたい感じかと思います。一応プリンセスが普通の家?で育ったようなので暮らす分には問題はなさそうです。
- 95二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:21:06
「お父様!誕生日おめでとうございますわ!」
「あぁ、今日って誕生日だったか、忘れてた」
「誕生日を……忘れる……?信じられませんわ、だって誕生日はプレゼントが貰えて、ケーキが食べれて、皆さんからたくさんお祝いされる日なんですのよ?忘れるなんて絶対あり得ませんわ!」
「ミナも大人になったらわかるかもしれないよ……」
「…………???」
「それはそれとして、ありがとうミナ」
「えぇ、よろしくてですわよ!あっ、そうだこれ……お誕生日プレゼントです!」
「わぁ、ありがとう……これは、肩叩き券?」
「はい、私が一生懸命お父様を肩叩きしてあげる券ですわ!期限もないのでいつでも使えますからいつでも使ってくださいませ!」
「……ミナの手加減がもうちょっと上手くなったら使う事にするよ、でも本当にありがとう、とっても嬉しいよ」
「ふふっ、どういたしましてですわ!その代わり、私の誕生日のプレゼントはプリファイの変身コスチュームセットにして下さるとありがたいですわね、お母様に言ってもきっと買ってくれないと思いますから、内緒ですわよ?」
「あぁ……うん、頑張ってみるね」
「流石お父様ですわ!あっ、あとあとチョコレートのお返しもしっかり頼みますわよ?聞いた話によると三倍返しが相場だそうなので!」
「誕生日とホワイトデーが一緒だもんね……もちろん忘れてないよ?豪華なチョコを楽しみにしててね、ミナ」
「わぁい!お父様ありがとうございますですわ~!それでは私はケーキの準備が終わるまで遊んで来ますので、食べる時にまたお会いしましょうね!」 - 96二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:46:34
「……聞こえてた?」
「はい、バッチリ聞こえてましたよ……あの子ったら、プレゼントにかこつけて自分の欲しい物おねだりしてましたね……まったく本当に、誰に似たのかしら」
「まぁまぁ、元気があっていい事だよ、それよりも……君からのプレゼントはないのかな?」
「あら、プレゼント……欲しかったですか?」
「そりゃもちろん、君からのプレゼントなら欲しいに決まってるよ」
「ふふっ、そう言われるのは嬉しいですけれど……そうですね、それでは目を瞑ってもらってもいいですか?」
「えっ、何かのドッキリ的な?」
「さて、何でしょうね?さぁ早く目を瞑ってください」
「うん、わかった……これでいい?」
「はい、では失礼しまして……お誕生日おめでとうございます……あなた♪」
「……っ!」
「どうですか?私からのお誕生日プレゼントは」
「うん、いつもしてもらってるけれど……こういうお祝い事の時にしてもらえるのも嬉しいね」
「ふふっ、それならよかったですわ……もちろん、これ以外にも誕生日プレゼントはちゃーんと用意してますから、それまで楽しみにしてくださいね、あなた♪」 - 97二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 02:06:27
ヒュッ(幸せ家族からの流れるような甘々空間に息を引き取る音)
- 98二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:50:19
もっと読みてぇ保守
- 99二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 23:21:47
- 100二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 23:31:11
- 101二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 23:34:13
- 102二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 23:35:23
- 103二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 23:37:24
はぁぁ可愛い…眠れない時はお気に入りの枕を持ってそっとお父様お母様のベッドに入ってくるんだ…
- 104二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:29:28
彼女と二人でベッドに潜り込むと、彼女が少しスペースを空けている事に気が付いた。
「そっか、もうそろそろ来る頃だね」
「えぇ、あの子ったら『早く大人のプリンセスになるために一人で寝ますわ!』だなんて無理しちゃって……」
「背伸びしたい年頃なんだろう、君もそういう時期があったでしょ?」
「まぁ、そうですね……あの時は、あなたに追い付きたくて必死に背伸びをしてましたね」
そう言って思いを馳せる彼女にでも途中からはありのままの自分でいたよねと話すと彼女は……プリンセスは微笑んだ。
「はい、だって背伸びし続けるのは大変ですし、何より……背伸びをしなくても、私の事を待ってくれている人がいましたから」
そう言ってくれる彼女の頬を優しく手のひらで撫でてあげると目を細めて喜んでくれた。愛らしい彼女を見て癒されていると、突然扉が勢い良く開くと、枕を抱えたミナがそこに立っていた。
「お母様お父様!そろそろ寂しくなっていると思いますので私が来てあげましたわ、感謝して下さいませ!」
と寝る前だと言うのに元気なミナを見て笑いながらこっちにおいでと言うとトコトコ走って来てベッドに潜り込み、二人の間に収まる。
「ふふっ、久々ですから二人が泣いていないか心配でしたわ!」
そう言ってニコニコ笑うミナにそれはこっちの台詞だよと心の中で思いつつ彼女の頭を撫でてあげる。
「さて、それじゃあ三人でお休みしましょうね」
「は~いですわ!お休みなさいませ!」
こちらもお休みと言って、三人が川の字で眠り始める。この温もりは何物にも代え難いだろう……そう思いながら、眠りに就くのだった。 - 105二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:41:59
こんな時間に更新するなんて…ありがとう、よく眠れるわ
- 106二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:44:44
- 107二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 01:05:39
こちらこそ良い概念をありがとう
- 108二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 10:16:54
ミナちゃんかわええな…
- 109二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 19:38:41
この家族の幸せを守護らねば…
- 110二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 00:36:45
こんなに可愛い妻と娘がおねだりしてきたら何でも買ってしまいそうだ…
- 111二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 07:59:55
昨日の新しいシナリオ見てたらプリンセスがシリウスに顎クイされてたから「顎クイ!そういうのもあるのか!」ってなったけどどうやって書こう…。
- 112二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 14:10:43
まだ出くわしてないそのイベント
早く見たい… - 113二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 22:01:05
このレスは削除されています
- 114二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 22:02:25
- 115二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 22:28:40
- 116二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 02:14:32
- 117二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 11:58:50
- 118二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 12:35:07
- 119二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 12:37:43
ダート以外はまだ改造しやすいんですけどね…パワー盛らなきゃ
- 120二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:05:43
ミナちゃんもやはりお母様の現役時代の走りを見たりするのかしら
「いつかお母様のように優雅な勝負服を着て沢山レースに勝ちますわ!」って触発されてると可愛いと思う - 121二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:08:46
- 122二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:16:31
- 123二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 10:13:18
くそぉ!今までスルーしてたのになんか色々いい物が書かれてるじゃないか!おのれライナー許すまじ!
- 124二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 14:19:01
たっぷり語っていこうぜ
- 125二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 22:35:22
ヒミツ②でカブトムシ取りが得意と判明したので
ミナちゃんの男友達からカブトムシ取りの名人として一目置かれてるプリンセスがいてもいいと思うの - 126二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 00:00:45
「あなた~、早く行きますわよ~?」
「ちょっと待って、靴紐が……よしオッケー、今行くよ」
「はい……それにしても夫婦水入らずだなんて久しぶりですね、キングさんには感謝しないと!」
「最初は一緒に行きたいってすごい泣いていたミナもキングさんの所に行くって知ったらすぐにニコニコし始めたよね」
「えぇ、何と言ってもキングさんですから!それにキングさんのお子さんとも仲がいいですからきっと楽しいんでしょうね、同じウマ娘ですもの」
「そうかもしれないね……よし、それじゃあ久しぶりの二人きり、楽しもうか」
「はい、今日は丸一日たくさん楽しみましょうね♪」
「それで早速なんだけどさ」
「?どうかしましたか、あなた?」
「……久しぶりに、呼び方を元に戻してみよっか」
「!……はい、そうですわね、トレーナーさん……今日一日よろしくお願いいたしますわ!……それで、私からも一つよろしいですか?」
「何だい、プリンセス?」
「……あの時みたいに、手を繋いでもらってもいいでしょうか?」
「もちろん……お手を取らせていただきます、お姫様」
「ふふっ……はい、ありがとうございます、王子様!さぁ、今日は目一杯楽しみますわよ!休む暇なんてないくらいにたっくさん楽しんで、とっても素敵な一日にしましょうね♪」 - 127二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 00:02:07
やったー!!上の方で話が出てたデート回だ!!
- 128二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 00:08:42
大人になって時間が経っても学生時代の甘々な恋愛が出来るってとても素晴らしい事だと思うの
- 129二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 01:15:32
- 130二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 11:50:55
- 131二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 11:56:34
秋の会話で焼き芋なら姫におまかせ!って言ってるから庭で焼き芋焼いてたりするといいな
- 132二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 22:22:44
- 133二次元好きの匿名さん22/03/01(火) 00:30:43
あぁ~いいですね、ウマ娘パワーならすごいたくさん掘ってそうだ