お断り:この記事には非常に過激な内容が含まれています。
1. ブランチ・ダビディアン
2. ヘヴンズ・ゲート
1997年3月26日、サンディエゴの大邸宅で、集団自殺を図った教祖・信者合わせて39人の遺体が警察により発見された。彼らはナイキのスニーカー「Decade」を履き、まったく同じ黒いシャツとスウェットパンツを身につけており(この事件を受けて、「Decade」は生産中止になった)、遺体は紫色の四角い布で覆われていた。
3. オショー・コミューン
2018年3月から配信開始されたNetflixのドキュメンタリー「ワイルド・ワイルド・カントリー」で一躍有名になったオショー・コミューン(教祖は、バグワン・シュリ・ラジニーシ)は1980年代、オレゴン州中部に「ラジニーシ・プーラム」と呼ばれるコミューンをつくった。彼らは長年にわたって地元民と争い、内部ではバグワンの主治医に対する暗殺未遂事件まで起こった。
4. NXIVM

「自己啓発と専門能力開発」に関するセミナーを提供する連鎖販売取引(マルチ商法)企業を自称するNXIVMだが、実はセックスカルトの隠れみのであると広く報じられている。TVドラマ「ヤング・スーパーマン」に出演していたアリソン・マックの逮捕を伝えるニュースのなかで、その噂を耳にした人もいることだろう。
5. マンソン・ファミリー
チャールズ・マンソンが率いた「マンソン・ファミリー」は、1969年に女優のシャロン・テートが殺害された事件で全米から注目を集めた。マンソン自身は事件現場に居合わせなかったが、信者にテートの殺害を命じたのは彼だった。
6. 人民寺院

インディアナ州インディアナポリスで創設された人民寺院は、ガイアナ共和国のジョーンズタウンで起きた大量殺人/集団自殺(ジョーンズタウンの大虐殺)でもっともよく知られている。900人以上が死亡したこの事件は、同時多発テロが起きるまでは、自然災害ではない単一の出来事でアメリカ市民の命がもっとも多く奪われた事件だった。
7. アント・ヒル・キッズ

アント・ヒル・キッズには、いちばん多いときには40人の信者がいた。なかには子どももおり、彼らの父親は、預言者を自称するロック・テリオーだった。テリオーは教えに背いた信者を罰し、自分の脚をハンマーで折らせたり、ほかの信者の爪先を切り落とさせたり、火のついたコンロの上に座らせたりした。のちに彼は逮捕され、終身刑を宣告された。そして獄中で同房者に殺された。
8. ブラックバーン・カルト

メイ・オーティス・ブラックバーンと彼女の娘が1922年に創設。2人は、自分たちには天使とコミュニケーションをとったり、死者を蘇らせたりできる能力があると信じ込んでいた。2人は、ある信者をかまどに入れて殺し、また別の信者に毒を盛ったうえ、ほかの多くの信者を蒸発させた容疑で起訴された。ブラックバーンが重窃盗罪で逮捕されたあと、教団は解散した。
11. 真ロシア正教会
この宗教団体は加工食品を拒否し、バーコードを「悪魔のシンボル」と見なした。2000年代後半、彼らは洞窟にこもって暮らしていた。が、2008年に入ると、洞窟の一部が崩壊したり、教祖が自殺未遂を起こしたり、死亡した信者2人の遺体から毒ガスが発生したりといった事件が相次ぎ、徐々に穴のなかから出てきた。
13. ザ・ファミリー

教祖は「現人神」を自称するヨガ・インストラクターのアン・ハミルトン=バーン。信者500人を抱えるこの教団は、子どもたちを集めて「完璧な血統をつくり出そう」とした。子どもたちは髪をブロンドに染められたり、イニシエーションの一環としてLSDを注射されたりした。こうした子どもたちの多くは、生まれてすぐに病院から連れ去られたという。
14. リッパー・クルー

この悪魔的なカルトは1980年代はじめ、シカゴ一帯で女性を標的にしていた。彼らには、約20人の女性を誘拐し、レイプし、殺害し、遺体をバラバラにした疑いがかけられている。信者のトーマス・ココラレイスによると、同教団はカニバリズムや性の儀式を行っており、教祖の根城は「悪魔の礼拝堂」と呼ばれていたという。現在、獄中にいるトーマスは、まもなく釈放されることになっている。
15. ソース・ファミリー

17. ホーリー・ローラーズ

女性に人気のあったカルト「ホーリー・ローラーズ」。信者たちは、教祖のエドマンド・クレフィールドは神からの伝言を受け取っており、彼の教えにしたがえば世界の終末に臨む準備ができると信じていた。クレフィールドは信者から睡眠や食料を奪うことで彼らを疲れさせ、自身に対する彼らの信仰を維持した。また彼は、「キリストの第二の母」を見つけるために、女性たちを誘惑しようとした。のちに彼は、ある信者の兄によって殺された。その後、その信者は、兄を殺してクレフィールドの仇を取った。
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:阪本博希/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan
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