ニッポン印象派 選「火まつり」
愛知の手筒花火や福島の松明あかしなど、エネルギッシュな日本の火まつり。暗闇を切り裂く炎に人は超自然の力を見出し、畏敬の念を表現してきた。火の躍動美を見つめる。
日本の祭りの中で、最もエネルギッシュでスリリングなのが火まつり。神が宿る、邪気を払うといった超自然の力を火に見出し、日本人は様々な形で畏敬の念を表現してきた。和歌山県新宮市のお燈まつりでは2千人もの男がたいまつを掲げ岩山を駆け下り、家内安全を祈願する。愛知県豊橋市では、一抱えもある手筒花火を持ち、滝のような火の粉を浴びる。ほとばしる炎と火花と、そのエネルギーに向き合う人々の躍動を切り取る。
【語り】吉岡秀隆
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