懐石用の通常より大きなお弁当箱を大量に並べて
衣替えしたキッチンで気分も上がる
けれども
この日は激寒
お料理の乾燥と管理を考えエアコンはOFF
早朝から寒さに耐えながら
家族に
足元ヒーターつければ良かったのでは?
と後から言われ 時すでに遅し
まぁ仕方ない
仕上がった
大人用のお弁当はこちら
実はこのお弁当は
お店のお客様から
Instagramに突然のメッセージがえり
ご主人様が急逝されたので
四十九日の法要のお弁当を無理を承知でお願いするので 無理なら断って下さいと
そんなご事情でお断りできるわけは無く
お電話で少しお話し
ご用意する事に
急逝された故人を偲ぶお食事
少しでも豪華に季節を感じていただきたいと
どうしても鮑をメニューに入れたくて
たまたまこのタイミングで
仲良しの滋味創菜たちばなのこばちゃんとバッタリ
お料理の話をしながら色々と
それで
こばちゃんの付き合いの魚屋さんに鮑の仕入れを問い合わせてくれる事に
ギリギリまでバタバタ
なんとか元気な活鮑を仕入れることが出来ました
ありがたい事に こばちゃんが
私さえ良ければ途中まで僕が鮑の仕込みしときましょうか?
と
優しいお声がけ
こばちゃんも忙しいのに
申し訳ないので
仕入れだけお願いし
取りに行く事に
私からは葉わさびの醤油漬けの手土産を
こばちゃんからは
こばちゃんの実家のブロッコリーや
近々コラボを考えたある物までいただき物までし
仕込みがあるので速攻帰宅
こばちゃんに感謝
蒸し鮑と鮑の肝ソースを作って一品に
一緒に春を迎え愛でたかっただろう桜をイメージし
紫蘇でほんのり桜色に染めた大根の桜を散らし
あまりに活鮑を入れたい衝動に駆られるのは
亡くなったご主人様は鮑が好きだったのかなぁ
とか思い浮かべながら
仕込みと仕上げ
お子様用はこちら
トマトソーススパゲティ
海老フライ 瀬戸内檸檬マヨソース
海老と芽キャベツのアヒージョ
オムライス
ブロッコリー
苺
法要でバタバタされているので配達ご希望でしたので
特別に配達
料理で燃え尽き疲れ果てた私を見て
パパさんが配達の運転をと
大切なお料理が崩れないように
一人で行くよりその方がいいでしょう?と
ありがたい
無事任務終了
燃え尽きました
大切な時間を過ごすお料理に
うちのお店をお選び頂き感謝です
忙しい中でも
当日の夜
喜んで頂けた御礼のご連絡まで
ありがとうございました
そして
家族を含め
高知の人気店の料理人こばちゃんまで
沢山の方々のご協力頂き感謝です