福井県立恐竜博物館=2019年6月、福井県勝山市(日本空撮・小型無人機ドローンで撮影)

 福井県は2月21日、福井県立恐竜博物館(勝山市)を2022年12月から23年夏のリニューアルオープンまで休館する方針を示した。現在進めている増築工事はおおむね計画通りに進んでいると説明した。

 正面入り口向かって右側に3階建ての増築棟が出来る計画で、設計や土地の造成工事を終え21年10月に本格工事に着手した。

 県の白嵜淳交流文化部長は、現在は建物を支える基礎くいの工事を進めていると説明。今後レストランの改修など館内の工事が本格化し、12月から休館し集中的に工事を進めるとした。

 23年夏の開館時については「大型3面映像や恐竜研究体験、常設展示のリニューアルなど話題性のあるコンテンツを備え、盛大なセレモニーとともに来館者をお迎えしたい」と述べた。

 同日開かれた福井県議会一般質問で田中三津彦議員(自民党福井県議会)に答弁した。

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