社会
2022年2月24日 13:00

2児“殺害”裁判で母親に無罪判決 宮古島

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沖縄県宮古島市で去年2月、当時5歳と3歳の息子を殺害したとして、殺人の罪に問われた母親の裁判員裁判で、無罪の判決です。

この裁判は、去年2月、宮古島市の自宅で、当時5歳の長男と、3歳の二男の首を絞めて窒息死させたとして、40歳の母親が殺人の罪に問われたものです。

那覇地裁で行われた裁判員裁判は、24日の判決で、事件当時、母親は精神的な障害の影響で、自らの行動を制御する能力を失い心神喪失状態にあったという合理的な疑いが残るとして、無罪を言い渡しました。

検察側は、母親に自らの行動を制御する能力は一定程度、残っていたとして、懲役8年を求刑していました。

判決をうけて、那覇地検の中村功一・次席検事は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントしました。
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