平安時代後期、台頭してくる武士集団。その中で、武士として初めて政治の頂点に立ったのが「平氏」でした。 その後、平氏の武将・平清盛を中心とした平家政権が誕生します。 太政大臣として、平家政権の全盛期を築いた平清盛が篤く信仰したのが、広島県廿日市市・厳島にある「嚴島神社」
平清盛が崇敬した嚴島神社を訪ね、古代から島全体が崇拝の対象となっていた厳島に建てられた神社の由緒、そして、今なお残る朱色の壮麗な社殿を、清盛が造営した理由など、古くから篤く信仰される嚴島神社の歴史を神職に伺います。 そして、清盛が嚴島神社にもたらしたとも言われる「舞楽」。 舞楽を神さまへ奉納することについて、雅楽師である東儀さんの思いにもふれます。 また、「伊勢平氏」の存在にも目を向け、三重県が伊勢平氏発祥の地となった理由などを紐解きます。 平家一門の守り神とされた「嚴島神社」が、一族の氏神的な存在となっていく経緯をたどります。 [出演] 東儀 秀樹(雅楽師) 福田 道憲(嚴島神社 禰宜) 岡野 友彦(皇學館大学文学部長国史学科教授) 千種 清美(皇學館大学非常勤講師/番組脚本担当) [ナレーション] 向 ますみ
[出演]
東儀 秀樹(雅楽師)
福田 道憲(嚴島神社 禰宜)
岡野 友彦(皇學館大学文学部長国史学科教授)
千種 清美(皇學館大学非常勤講師/番組脚本担当)
[ナレーション]
向 ますみ