建設予定地の地盤検査や地質調査を実施しています。しっかりとした地盤を探し出した上で、その地盤に適合する基礎設計を行います。強固な建物とそれを支える地盤、その2つを一体化させる基礎が強みを発揮します。
建物全体をしっかりと支える柱は頑丈な鉄筋コンクリート造。硬くて太い異形鉄筋を縦方向に配し、その周りに鉄筋のフープを約100mm間隔で巻きつけ固定します。その上に型枠を組み込み、コンクリートを流し込んで固め、頑強な鉄筋コンクリートの柱に仕上げます。
基礎工事は杭基礎方式を採用しています。地盤調査で探し出した支持基盤となる地層まで杭を打ち込み、杭周面の摩擦抵抗力と先端抵抗力によって建物をしっかりと支えます。杭の深さはボーリング調査(標準貫入試験)により杭長を決定し、深さ約18.2mまで杭を32本、支持基盤となる強固な地層に貫入します。
窓を閉め切ったままでも外の新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を放出する24時間換気システムを採用しています。
「鉄筋かぶり厚さ」はマンション構造の耐久性を高めるものとして重要な部分です。鉄は外気の雨や湿度で酸化し錆びやすいため、コンクリートでガードしますが、そのコンクリートのかぶり厚さによって耐久性も微妙に異なってきます。本物件は建築基準法が定めた数値より10mm厚い数値を最低基準として採用し、建物の耐久性を高めることに力をいれています。
住戸間の戸境壁は、設計審査基準を上回る200mmとし、住戸間のプライバシーに配慮しています。
床スラブは、ダブル配筋を施した鉄筋コンクリート造で、厚さ最大200mm※水廻り、玄関は除く(フローリングは遮音等級LL-45)としています。上下階の日常生活から発生する音にも配慮しています。
※音の感じ方には個人差があります。
※構造等詳細は、図面集及び設計図書をご参照いただき詳しくは係員にお尋ねください。
コンクリートの品質を決める項目を「圧縮強度」といい、その単位は「N/mm²」で表されます。本物件はコンクリートの耐久設計基準強度を最小24N/mm²、最大30N/mm²とし、1m²あたり約3,000tもの圧縮に耐える強度に設定しています。
24時間体制の警備会社と提携し、セキュリティを高めています。万が一非常事態や火災が発生した場合、住戸内にある非常用押しボタンで管理事務室に表示・通報、警備会社にも同時に通報され、非常事態に対処します。また、エントランスホール、エレベーター、駐車場や駐輪場等の共用部には24時間稼動のビデオ録画付き監視カメラを設置しています。
Tebraキーを携帯していれば、ハンズフリーでエントランスのオートドアを解錠します。小さなお子さま連れや荷物が多く、両手がふさがっている時などにも便利です。
約5兆5千億通りもの理論錠違い数を有するスティックタイプのディンプルキーは、不正コピーやシリンダーからのキーパターンを読み取ることがほぼ不可能です。
不要な来訪者を未然に防ぐオートロックシステムを採用しました。来訪者はまず風除室で訪問先住戸を呼び出します。居住者は住戸内にあるテレビモニターインターホンで応対、来訪者の顔が映し出されるため訪問販売や不要な来訪者を確認できます。来訪者は居住者がオートロックを解錠しない限り、風除室から先は侵入できないシステムとなっています。
不審者の侵入をいち早く察知するために、共用部には監視カメラ(ビデオ録画付き)を設置しています。
玄関ドアはダブルロックを採用、防犯性を高めています。また、内側はサムターンのボタンを指で押し回して解錠するタイプを採用。不正な「サムターン回し」防止に配慮した、安心設備です。
エントランスホールの来訪者を目と耳で確認できる、カラーテレビモニター付きインターホン。