- 1二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:03:09
これは個人的な妄想なんだがサンデーは身体が弱いから、風邪ひいて寝込んだらマックちゃんに白衣を着て看病してほしい。
いつもはサンデーに対して塩対応なマックちゃんなんだが、流石に病人には柔らかい対応をするんだけど、だんだん調子に乗って要求がエスカレートするサンデーに呆れつつも身体を拭いてやったりするんだけど、あの曲がった脚にマックイーンは目を止めるんだ。
アメリカで激闘を制して薔薇のレイをその手にしたサンデーの身体はか細く頼りなく見えた。
マックイーンの視線に気づいたサンデーがからかい混じりに惚れ直したのか?て茶化すんだけど、マックイーンはその手を取ってこう言うんだよ。
貴方は私にとって、大切な友人の一人ですわだから早く元気になってくださいて言って、サンデーは顔を真っ赤にして照れてほしい - 2二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:06:01
これは良い
すごい
素晴らしい - 3二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:06:41
Good
- 4二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:15:51
サンデーサイレンスは受けみんな知ってるね
- 5二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:24:55
- 6二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:25:21
- 7二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:45:18
マックちゃんてナース服似合いそうだよね
- 8二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:46:13
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- 9二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:51:06
昼に言え
- 10二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 01:58:15
昼でも言え
- 11二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 03:34:36
「まさか、あなたともあろう方が風邪をひくとは思いませんでしたわ……」
マックイーンは呆れていた。傍若無人がG1を6勝して走っているようなこの漆黒のウマ娘が、鬼の霍乱とでも言いたくなるが、風邪に倒れたのだ。普段は暴君さながらの、しかしマックイーンには打って変わって懐いた黒い子犬となるサンデーの醜態に、思わず僅かな皮肉の色もこぼれようものだ。
「まぁ……仕方ないだろ。俺様だって人間なんだしな。そういうこともあるさ」
そう言ってサンデーサイレンスは笑う。彼女は自分が周囲からどう見られているか知っていたが、それ以上に自分の身体についても知っていた。ともすれば殺しても死にそうにないようなサンデーだが、しかしその実決して強靭な身体をしているわけではなかった。子供のころはウイルス性の病に悩まされたり、故障を経験したこともある。
「けど頼んでみるもんだな!マックちゃんがこんなにすんなり着てくれるなんてよ」
そう言われるマックイーンは、白衣に身を包んでいた。それは、薄藤色に光を含む葦毛を映し出すキャンパスのように、マックイーンに似つかわしいものだった。
「えぇ、まぁ……。私だって鬼ではありませんわ。病人の頼みは無碍にしません」
そういうマックイーンの口調は、いつにない柔らかさを滲ませていた。
「それでもさー、俺は感激してるんだよ。マックちゃんが着てくれて。お医者サマって感じでカッコいいぜ」
「……素直に受け取っておきましょうか。それより、そろそろ汗もひどいですわよ」
「へへへ……病気に感謝するなんて初めてかもしれねえな。次はナース服着てくれないか?用意してあるんだ」
「どうしてそんなものを持って……まあそれはどうでも、それより拭いて差し上げますから起き上がってくださいませ」
サンデーは軽口を叩きながら、寝間着をはだけられる。ぬばたまの髪と対照的な、吸血鬼めいたその白い肌は、薄らと赤みと汗を滲ませていた。
温めたタオルの一つでサンデーが顔を拭く間、マックイーンは丁寧にその滑らかなものを拭いてやった。腕、鎖骨、首筋……耐えかねるように僅かに身じろぎする、胸元、体側、背筋……熱を帯びた声が吐息に混じった。 - 12二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 03:35:10
「っぅ……マックちゃん、ワリいけど下の方も頼むよ」
「ええ。布団、まくりますわよ」
布団を退け、マックイーンは柳腰に手を伸ばした。そしてそのよく鍛え込まれた、しかし細い脚に差し掛かると、ふと手が止まった。
「……どうしたんだマックちゃん?なんたって二冠ウマ娘のおみ足だからさ、丁寧に頼むぜ?」
「いい、脚ですわ」
思わず、といったようにマックイーンは呟いた。皮肉も何もない、ただひたすらに純粋なものであった。
「へえ?珍しいね、曲がってるだの貧相だのはしょっちゅう聞いたけどよ、そんなこと言われたのはアーサーのアホとチャーリーのオッサン以来だぜ」
サンデーは懐かしげに目を細めた。
「私もメジロを背負って立つウマ娘ですもの、生半可なことは言いませんわ」
「マックちゃんにそう言ってもらえるとなると嬉しいねえ。今でこそこうして日本で割と気ままにやってるけどよ、現役の頃はこいつでケンタッキーダービーのさ、薔薇のレイを分捕ってやったのさ。向こうのボンクラトレーナーになあ、『薔薇のレイが似合うのはこいつが墓に入った時だ』なんて言われたもんだが、そのレイを見せつけてやった時の顔ったらないぜ!今でもありありと思い出せる」
「それはもう聞きましたわ、まあ何度聞いても痛快な話ですけど」
そう言って、マックイーンはサンデーの脚をさすってやる。その手つきは、寝た子にキスをするような慈愛があった。
「あなたも、闘ってきたんですものね」
「……。……惚れ直したかい?」
むず痒さに似たものを覚えて、サンデーサイレンスは誤魔化そうとした。
「そうかもしれませんわ。あなたが……いえ、サンデー、サンデーサイレンスさんがどんな競争生活を送ってきたかは、もちろん私も知ってます。歩んだ道は違えど、私もメジロという重みを背に闘ってきた身ですから、そこは分かります」
- 13二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 03:36:09
サンデーの体格は決して恵まれたものではない。イージーゴアとの四度の激突をはじめとした、ライバルとの激闘の痕は、確かにサンデーの身体に刻まれていた。
「戦士の脚ですわ。強くて、傷だらけ」
「ッ!…………おう、それじゃあさ、マックちゃんが慰めて癒してくれても大歓迎だぜ。ベッドの上なら特に」
サンデーは混ぜっ返した。
「ご冗談。そもそも今は体力も落ちてるじゃありませんの」
マックイーンが、しかしあやすように言う。
「ねえサンデー、あなたは『運命を蹴っ飛ばしたウマ娘』なのですよ。風邪に負けてるようようでは、私が許しませんわ。……何たって、私の大切な人の一人、なのですからね?」
タオルを片付けて立ち上がる。マックイーンがドアノブに手をかけた時、徐に振り返って、言った。
「もちろん、友人ですわよ?そこから先は、元気になってから欲しがりなさいな」
その悪戯っぽい微笑みに、サンデーは熱が上がったのを感じた。
- 14二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 04:08:05
ブラボー…!
- 15二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 12:02:45
センキュー
- 16二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 16:35:31
マックちゃんが逆に風邪を引いたらエッグノッグとか作りそう
- 17二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 16:59:46
つよつよマックちゃんは性癖に合う…よく効く…すばらしい…
- 18二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 20:26:08
ゴホゴホ
「体調には気を配っていましたが……サンデーに移されましたわ」
マックイーンは清潔なパジャマに身を包みながらベッドで横になっていた。
「あの方と出会ってから調子を崩されてばかりですわね…」
キツイ口調ながらもその表情を穏やかではあった。
「マックちゃんお見舞いに来たぜ〜」
部屋の扉をノックもせずに現れたのは黒い一匹のウマ娘。
「サンデー何度も言いましたが部屋に入るときにはノックを」
マックイーンの言葉を遮るようにサンデーが口を開く。
「マックちゃんは甘い物が好きだろうからこれを作ってきたぜ」
そう言ってサンデーは手にしていたマッグカップを手渡した。そのカップは厨房から急いで運んで来たのかまだ温かい。
「これは…ミルクセーキでしょうか?」
ふわりとしたクリーム色の液体からは卵とミルクの優しい香りにマックイーンの顔は和らいだ。
「エッグノッグて言ってな。アメリカの子供は風邪引いた時にはよく飲むんだ」
「ありがとうございます。いただきますわ」
「熱いから気をつけてな」
一口飲めば濃厚な牛乳の味が広がり、ほんのり蜂蜜の甘味が舌を刺激する。
「美味しい」
「だろ〜オレもガキの頃は風邪引いた時にはよく飲んだもんさ」
そう言ってサンデーは得意げな顔を浮かべ、自身も手持ちのカップから一口。
その様子を見てマックイーンはクスリと笑う。
「そちらのカップからは違う匂いがしますが何か違いがありまして?」
そう言われてサンデーは自分の持っているカップを見て笑みを深める。
「あーこっちはアルコールが入っててな。親父がバーボンを送ってきてなだから少しだけ入れてるんだ」
そう言って再び口に含むと満足そうな表情を見せた。
「よろしければ一口いただけませんか?」 - 19二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 20:26:25
マックイーンの申し出にサンデーは一瞬驚いたような顔をしたがすぐに嬉しそうな笑顔を見せる。
そして二人はベッドの上で身を寄せ合い一つのカップを分け合った。
二人の間に言葉はなく、ただ互いの存在を確かめ合うように寄り添い合っていた。
やがて飲み終えた頃を見計らいサンデーがマックイーンの額に手を当てる。
普段ならばその手を払い除けるマックイーンだが、今はされるがままになっている。
熱があるのを確認し、そのままそっと頭を撫でるとマックイーンの目元が緩む。
まるで猫のように目を細めるその姿はとても愛らしく思えた。
そんな姿をもっと見たいと思い、サンデーは再びマックイーンの手を取るとその甲に唇を落とす。
その瞬間、マックイーンの耳が大きく動き尻尾が揺れた。しかしそれは嫌がっている訳ではなく恥ずかしさと喜びが入り混じった感情によるものだと言うことをサンデーは知っていた。
「どうしたマックちゃん?もしかしてキスしてほしかったのか?」
ニヤついた顔で問いかければ、マックイーンは顔を真っ赤にして反論してくる。
「ちっ!違いますわよ!」
その様子に再び笑い声を上げるサンデー。
「……でも……今日だけは特別ですわ」
そう言って彼女は微笑みかけた。
その後二人は互いに手を重ねながら穏やかな眠りについたのだった。 - 20二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 20:37:50
1だけどss書いてくれた人ありがとうございます
逆にマックちゃんを看病するサンデーを書いた。エッグノッグはアメリカだとクリスマスや大晦日に飲まれる日本でいうミルクセーキみたいな飲み物でアルコールが入ったカクテルとしても飲まれてるから、ケンタッキー州といえばバーボンウイスキーなのでサンデーもこんな感じで飲んでんじゃないかと思った
- 21二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 22:14:40
マック×ササいいよね
- 22二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 00:03:32
このレスは削除されています
- 23二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 00:43:40
サンデーが風邪引いた時にエッグノッグと寝るまでギターで子守唄歌ったんだろうなこの世界
- 24二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 00:58:29
マクササ尊い……