久々の鳴滝赤不動の登場です。鳴滝は東物の中では最南端に位置し
京都市右京区鳴滝に有る御室川に沿う地域。平安時代穢れを払う
禊の場所で有った。川は岩石の多い急流で鳴滝の名の由来と成る。
赤不動とは、砥石層の一番上に有る赤ピンの事で長年、風雨に曝されて
赤味が掛かっています。当店では赤一(アカピン)の事を赤不動と
命名しています。アカピンのピンは数字の1を指しますがピンは博打隠語
なので敢えて避けています。赤不動は皮切り包丁の仕上げとして人気が
有りました。適度な堅さで研磨力も有り、申し分有りません。尚、古い石で
鏡面は年数経過の為、変色していますが表面だけです。養生必要。
月乃輪と並び刀剣用の仕上げとして細名倉の砥ぎ傷を完全
に抜くのに使われていました。此の石は、相当古い石の様で卸元の先代が
若い頃、採掘していた石です。中硬で肌理が細かく研磨力も強く納得出来る
石だと思います。密度が高いので実質30型です。養生必要。
品 名:山城産(京都)仕上げ砥
商品名:鳴滝 合せ40型
寸法(縦×横×高さ):約215×75×30mm
重量:約1,320g
総重量:約1,480g
販売価格 |
100,000円(税込110,000円)
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型番 |
higashi0901 |