月乃輪、赤不動の登場です。月乃輪は採掘場近くに月輪寺から懐けられ
所縁の有る寺です。此処は所縁の有る寺で開基は平城京時代の泰澄
(修験僧)と伝わり愛宕山権現と深い関わりが有ります。源政権当初、
九条兼実も当寺に隠棲したという。日本浄土宗の祖である法然
(1133年 - 1212年)と親鸞(1173年 - 1263年)は、流罪と成り
僧籍を剥奪され藤井の性を受け月輪寺に兼実を訪ねて別離を惜しんだと
伝えられています。承元の法難の際、法然房源空・善信房親鸞の助命活動が
功を奏し流刑に成る前、月輪寺に滞在する九条兼実を訪ね助命の感謝の念と
今生の別れを惜しんだと伝わり親鸞御手植えの桜が今も残っています。
月乃輪は鳴滝と並び刀剣の最終仕上げとして使われ主に細名倉の目を完全に
抜くのに使われていました。
赤不動とは、砥石層の一番上に有る赤ピンの事で長年、風雨に曝されて赤味が
掛かっています。赤一(アカピン)のピンは1を指しますが博打隠語なので隠語を避け
赤不動と命名しています。赤不動は薄刃や皮切り包丁の仕上げとして人気が
有りました。適度な堅さで研磨力も有り申し分有りません。
60型ですが30型並みの重量が有ります。御買い得です。養生必要。
品 名:仕上げ 山城産(京都)
商品名:月乃輪 赤不動60型
寸法:約(縦×横×高さ):約190×70×35mm
重量:約1,200g
総重量:約1,355g
数量:1丁
販売価格 |
80,000円(税込88,000円)
|
型番 |
higashi0982 |