仕上げ砥と言えば菖蒲谷。菖蒲谷は品質が安定し多種多様な種類の石が出て市場に
安定的に大量供給した石で有名です。仕上げ砥の基準と成る石で1丁は所持したい
石です。東物の筆頭。
菖蒲谷の並砥際巣板です。此の手の石は巣板と並砥の両方の性質を持っています。
並砥際巣板は完全に巣が入っていないので砥石を長年携わっている人でも見分け
が付きにくく並砥や合せ表記をしています。此の石は底面から10㎜程が巣板層が
側面から見て取れるので明らかに並砥際巣板で間違い有りません。
巣板層は筋が入っている事が多く卸元で筋や金の挟んだ石を選別するのに
一苦労します。また巣も層に対して水平に走っている分は商品価値が高い
のですが何分巣が層に対して水平に走っているのは稀です。
更に上記の条件に巣無しを探すのに難儀します。此の石は筋も金も挟んでいなく
巣も無いので安心して使用出来ます。右下部に欠けが有り底麺は牙目が走って
いたのでしょうか強引に斫った後が残っています。其の為、販売価格を抑えて
います。養生必要…
品 名:仕上げ東物
商品名:山城産(京都)菖蒲谷並砥際巣板(巣無し)40型
寸法:約(縦×横×高さ)約205×80×30㎜
重量:約1,120g
個数:1丁
販売価格 |
160,000円(税込176,000円)
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型番 |
higashi0530 |