昨日書いた内容で、

心に引っかかった部分があって、

昔語りをします。

ウザくなければお付き合い下さい。

長男が生まれてまだ首も座ってない頃に、

ダンナの叔母さんが亡くなりました。

当時お葬式は家でするもの、

女子衆(おなごしと読みます)総出で通夜から葬儀まで振る舞い料理の準備をします。

それが当たり前だったから、

その時に備えて白いエプロン、割烹着も嫁入り道具の一部だったのね。

舅の妹さんの嫁ぎ先は、親戚だけでなくご近所も助っ人に来る風習があって、

人手十分、

アンタは赤ちゃんの面倒見てたらいいから!

って言われて早々に台所から追い出されました。

でもラッキーと思いましたね、

だって法要デビュー、1番の年若、

結婚式で会っただけで、

どの人が親戚で、どの人がご近所さんかも見分けがつかない、

頼りの姑は主客として仏間に座ったきり、

始めての台所で、

誰かが指図してくれなければ、どう動いたらいいかわからなかったもの。

赤ちゃん最強の盾!って思いました。

その思い出が今でも鮮明なので、

今度の法事に嫁さんに何も期待してはいけない、って思ってました。

今になって気付いたんですけど、

何であの時、息子を実家に預けるって思いつかなかったのだろう?って。

誰からも言われなかったし、全く考えませんでした。

当時、実家は兄夫婦と同居してて、孫が2人居ました。

長男より半年早く生まれた赤ちゃんが居たのでキャパオーバーだと遠慮したんかな。

あるいは空気を察していたのだと思います、

兄の子供が保育園に入って手が空いても、

母は私の子供を預かってくれた事は一度もありません。

親に迷惑をかけてまで、行かなきゃならん事があるんか。

そう言われたのを覚えてます。

内孫は仕方ないけど、外孫まで押し付けられてたまるか。

母が子供好きではない事を私は解っていたのでした。

話し反れました。

私とダンナが取り仕切る法事なんてグダグダで、

息子の嫁に厳しく当たる立場ではないんだけど、

もし、キッチリする家なら、

子供を実家に預けてでも手伝いに来なさい。

って言うのかな。

あるいは嫁さんの方から、気を回してそう申し出てくれるのかな。

だってね、夫の実家の法事なんよ、

嫁の自覚があれば、経験して覚えておかなきゃいけない事でもあるんよ。

私自身、気が利かなくてラッキーと思った口なんで、嫁さんを責められないし、

時代の移り変わりがあるから、もうそんな大層な事ではないんだけどね、

解ってるんだけど、

お手伝いに行きます!

そんな嫁さんだったら、頼もしく嬉しいだろうな…と思った次第です。

実はまた腰が痛いのだ…(泣)



舅のお葬式の時に義兄と話してて、

「○○ちゃん(私のこと)の1番の失敗は娘を産まなかった事や。」

って言われたのね。

なんて酷い事を言う!って義姉と姪に叱られてたけど、

よく見てるなぁ…と私は感心しました。

女の子が居たら上手くやれてたかどうか解らないけど、

葬式とか法事とか、そんな場面で必ずダンナと息子達が固まって、

ダンナとっても嬉しそうで、

私だけがボッチで裏方してるんだもん。

甥にも姪にも女の子がいるのね、

ご飯食べる時に当たり前のようにお母さんの隣に座ってくれる女の子が。

そんなもんだと全然気にしてなかったんだけど、

嫁さんに無意識に期待してたんかな、

義兄の言葉がかなり刺さりました。




今はコロナって言い訳で不義理も許されます。

法事の主催者は、コロナでもしなくちゃいけないんだけどね。


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ふぅちゃんが大嫌いなりんが、ふぅちゃんが近くに寝てるのに気づいてない(笑)

皆が一つの部屋に居てくれたら、暖房代が助かります。



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