鉄道オタク哲男
謹慎あけの高校生春、学校帰りにプラレールが欲しくなってトウサツカメラおもちゃコーナーに向かった。
プラレールを探してる最中に事件に遭遇した。誰かヤンキーに絡まれてるぞ、助けなきゃ
「辞めるんだ!」クラスメイトの哲男くんが無課金高等学校の野球部主将にいじめられていた、豪鬼くんは噂だと200キロメートルの豪速球を投げる全国レベルの投手である。なんとか穏便に済ませたい
「お前守か?黒帯倒した程度調子にのってるようだな」豪鬼くんの耳にまで届いていたか…
「ああ、そうだ。いじめはよくないぞ豪鬼くん」
野球勝負に持ち込む
「僕が野球で勝ったらいじめを辞めるんだ」
一回でも打てば勝ちのルールでバトルが始まった。豪鬼くんのストレートのキレが凄まじく、2連続で空振り。後がなくなった無課金守は目を瞑り全神経をバットに集中させた。
「全集中無課金の呼吸ホームラン」見事ホームランで豪鬼くんに勝利した。試合後、哲男くんにプラレールを買って貰い、人生始めての友達ができた