記録ID: 4010217
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間
リハビリ登山 ガトーショコラを満喫のはずが…滑落事故に遭遇
505拍手日程 | 2022年02月19日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , , その他メンバー2人 |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|
表示切替:
コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 3時間46分
- 休憩
- 57分
- 合計
- 4時間43分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | トーミの頭で滑落事故に遭遇。詳細は感想で記します。 友人のブログ記事です。内容が重複しますが併せてご覧下さい。 https://okiraku.muragon.com/entry/793.html |
---|
写真
感想/記録
タイトルの通り、滑落事故に遭遇しました。
正直なところこれをレコにするか悩み、また一部始終を目にしてしまう経験は、想像を遥かに超えるショックがありました(今も続いています)
それでもレコとしてアップしようと思ったのは、経験や技量に関係なく「まさかここで?!」という場所で、誰にでも起こりうる、誰も彼もが危険と表裏一体なのだと思い共有すべきと思い至りました。まだ頭の中が整理出来ておらず、分かりにくい箇所があるかと思いますが、この日に起こったことを記します。
《事故がおこるまで》
この日は私の誕生日でした。
前々から行ってみたいと思っていた浅間山へ、山友さん達が計画してくれました。
前日までの天気予報が芳しく無く、ギリギリまで行先に悩みましたが、徐々に好天していく予報に一縷の望みをかけて行く事になりました。
現地へ行くと雲が切れて青空も出てきて、登るたびに広がる展望、山友さんが絶賛する浅間山の本領を見て期待値は嫌でも高まります。
槍ヶ鞘で何度も写真で見たガトーショコラを正面に捕らえ、ワクワクしながらトーミの頭を目指しました。
トーミの頭までの急登を登り切りそこから見た大展望、その瞬間の感動は今も忘れていません。360°広がる圧巻の景色を、そこにいる人皆が楽しんでいた時間でした。
私達の後から、3人の男性パーティーが登ってきました。
その方たちは初めてここに来たようで、その景色を「本当にこんなに全部見えるんだ…」と何度も言いながら感無量の様子。
それを聞いた私達も「だよね、だよね」と心の中で思いながら、同じように景色を眺めていました。
《事故発生》
3人のうちの一人の男性が、トーミの頭の標識がある場所から景色を眺めていました。
そこからお仲間のいる方へ少し降りかけた時、露出した石にご自身のアイゼンを引っ掛けてバランスを崩し、よろけながら降りる状態になってしまいました。
その様子を見ていた全員が「あ!危ないっ!」と言った瞬間も、その勢いが止まらず男性の右手方向へよろけたままで崖へ…。
あまりにも一瞬の出来事で、目の前で何が起きたのか理解が追い付かず、「あっ!!」と叫んだ自分の声より友人の叫び声で我に返るような状況。
友人が「110番!110番!」と叫びながら、皆がスマホを取り出し掛けようとして、友人が一番早く繋がりそのまま経緯を報告。
途中でお仲間の一人に電話を代わり、滑落した男性の情報等を説明していました。
落ちた場所や男性の状態などが確認出来ないか、安全確保した上で下を覗いた友人曰く、最初は5mくらい下にある木だか岩だかに、身体が引っかかっていたそうです。
瞬間的にどうにか助けられないのかと思ったのも束の間、「あー!」という叫び声と共に落ちてしまったとのこと。
改めて下の方を見ると、雪崩のような跡があり(おそらく男性が落ちて行く際に崩れたのだと思います)その中に大の字に横たわっていたのが見えた、でも全く動く様子がない、と。
お仲間が何度も「オーイ!!」と叫んでいましたが、反応する様子もなく…。
もし仰向けに倒れているなら呼吸も出来るだろう、でもうつ伏せだったら??
状態が分かれば警察への報告にも役立つかも。
あまりに小さすぎて良く見えなかったので、それをスマホで撮って拡大すれば、どんな様子が分かるんじゃないかとやってみましたが、それでも小さすぎて分かりませんでした。
その間も登ってくるハイカーは続きます。
その時のトーミの頭は異様な雰囲気だったに違いありません。
その時に登ってきたソロ男性、たまたま小諸市の職員の方で「遭対協に連絡してみます」
何度か試みて頂きましたが、電波状況が良くなくその時は繋がらなかったようです。
場所変えてやってみます、と仰っていました。
(ドコモが一番繋がりやすいみたいでした)
《下山》
警察への連絡も一通り済んだ後、この場所で私達が出来ることは無いと判断し、下山することにしました。本来ならこの後は黒斑山へ向かう予定でしたが、全員がとてもそんな気持ちにはなれなかったからです。
そして高峰温泉ホテルに報告をした方が良いよね、と言う事になったので。
友人のスマホから警察に連絡をしたので、何かあった時の為にパーティーの一人と番号を交換しました。
下山を始めた途端、張り詰めた気持ちが緩んだのか何なのか、突発的に涙が出たりを繰り返す状態で、あの瞬間が頭から離れずトーミの頭からの道がとっても怖かったです。
片側が斜面のあの大展望の道、普通ならあの景色を横目に歩く素晴らしく楽しい道が、谷へ落ちてしまう怖さが離れず、中の道コースの樹林帯に入った瞬間にホッとしました。
あともう少しで下山終了…というところで、友人のスマホに警察から確認事項の為の着信。
その時、ヘリの音が聞こえてきました。
そして後ろから下山してきた方からの話で、救助の為のヘリが来たと聞いたので、とりあえずはホッとしていたのですが…。
下山してホテルの方に報告すると、既に連絡は来ていたとのこと。その後の安否は分からないということでした。
車の中で本当なら景色を見ながら食べるはずのランチをしていると、番号交換した男性から着信があり、民間のヘリを頼むことになり、救助は明日になる、これから警察へ行ってくると。
下山途中で聞いたヘリの音、あれは救助が済んだわけではなかったんだ…。
その時、目の前を残されたパーティーのお二人が歩いていきました。
私達は車の中にいたので彼らは気付かずに通り過ぎていきましたが、傍から見ても憔悴しきっているのがわかり、とても声を掛けられる雰囲気ではありませんでした。
《翌日》
心肺停止で見付かったとニュースで知りました。
あの瞬間を見てしまった者として言えるのは、彼等には何の落ち度もありません!
雪山はまだ始めたばかりだそうですが、登山経験もあり、きちんと雪山装備を整え、振る舞いも無茶な事もなく、本当に山を楽しんでいる様子でした。
ネットニュースで見ると、景色を見ようとして落ちた…風が強かった…等とありましたが、それも違います。
確かに完全な無風ではなかったけれど、あの時間は強風ではなかったし、景色を見た後に、“お仲間の方に戻ろうとして”、その時に事故が起こってしまったんです。
男性が見付かった事には安堵しましたが、その記事に書かれている内容に落胆してしまいました。
これではあの男性が、誤解されたままであまりにもお気の毒です。
このレコを見て下さっている方は、どうかお願いです。記事の内容とは相違があったことを知って下さい。
《この事故で思ったこと》
・山岳保険の重要性
車の中でお仲間の方から電話を受けたとき、「民間のヘリを頼むことになった」と言っていて、真っ先に浮かんだのは“保険加入しているのか”でした。
県警ヘリが来るとは限らない、それを実感した一瞬でした。
今まで山登りなんかしたことない人を、続けるかどうか分からないけどちょっと誘ってみる、そんな時でも掛け捨ての保険に加入してもらう、その必要性を強く感じました。
・緊急連絡先の共有
昨今SNSの浸透で、SNS繋がりで山に出掛ける事も少なくないと思います。
私もその一人です。
それぞれが登山届を出すことは当たり前ですが、その前に同行者の緊急連絡先をシェアすることも重要なのでは?と思いました。
SNSで繋がっていると、親しくなるのも早く昔からの友人のように感じることもあります。が、SNSだけの連絡先しか知らなかった、その他はよく知らない…何てことも。登山届があれば緊急の連絡は、下界で待つ家族へも行くでしょうが、同行者からの連絡の方が早いはずです。今回の事で山友さん同士の緊急連絡先、勤務先等の情報シェアすることになりました。
・自覚
事故が起こった瞬間、お仲間の一人が「やっぱり雪山って危険なんだ…」と独り言のようにブツブツ言っていたのが忘れられません。
確かに危険が多いとは思います…。
多分、山をやらない人から見たら、相当な危険行為に見えるのでは。
一般的に見ると相当危険な事をしている自覚。
山好きフィルターでそういう認識が薄れてしまうけれど、しっかりと自覚しなければいけないと思いました。
《最後に》
整理してレコにしようと思いましたが伝えたいことが多すぎて、私の文章力ではこれが限界です。
最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
残されたお二人、おそらくご自身を責めているのではと気掛かりです。
せめて周りの人が、お二人を責めないでいてくれることを願います。
そして亡くなられた方のご家族へ、
本当に彼に落ち度はなかった、景色を眺めるために身を乗り出したわけじゃないんです。
無茶なこともせず静かに、嬉しそうに楽しそうに景色を眺めていました。
本当に誰にでも起こる出来事だと思います。
気を付けて…という言葉では足りなすぎる、けれど適切な言葉が見つかりません。
今もまだ、この出来事を消化しきれていない自分がいます。
が、あの現場に居合わせた者として今、言えることは…
心よりご冥福をお祈りします。
合掌。
正直なところこれをレコにするか悩み、また一部始終を目にしてしまう経験は、想像を遥かに超えるショックがありました(今も続いています)
それでもレコとしてアップしようと思ったのは、経験や技量に関係なく「まさかここで?!」という場所で、誰にでも起こりうる、誰も彼もが危険と表裏一体なのだと思い共有すべきと思い至りました。まだ頭の中が整理出来ておらず、分かりにくい箇所があるかと思いますが、この日に起こったことを記します。
《事故がおこるまで》
この日は私の誕生日でした。
前々から行ってみたいと思っていた浅間山へ、山友さん達が計画してくれました。
前日までの天気予報が芳しく無く、ギリギリまで行先に悩みましたが、徐々に好天していく予報に一縷の望みをかけて行く事になりました。
現地へ行くと雲が切れて青空も出てきて、登るたびに広がる展望、山友さんが絶賛する浅間山の本領を見て期待値は嫌でも高まります。
槍ヶ鞘で何度も写真で見たガトーショコラを正面に捕らえ、ワクワクしながらトーミの頭を目指しました。
トーミの頭までの急登を登り切りそこから見た大展望、その瞬間の感動は今も忘れていません。360°広がる圧巻の景色を、そこにいる人皆が楽しんでいた時間でした。
私達の後から、3人の男性パーティーが登ってきました。
その方たちは初めてここに来たようで、その景色を「本当にこんなに全部見えるんだ…」と何度も言いながら感無量の様子。
それを聞いた私達も「だよね、だよね」と心の中で思いながら、同じように景色を眺めていました。
《事故発生》
3人のうちの一人の男性が、トーミの頭の標識がある場所から景色を眺めていました。
そこからお仲間のいる方へ少し降りかけた時、露出した石にご自身のアイゼンを引っ掛けてバランスを崩し、よろけながら降りる状態になってしまいました。
その様子を見ていた全員が「あ!危ないっ!」と言った瞬間も、その勢いが止まらず男性の右手方向へよろけたままで崖へ…。
あまりにも一瞬の出来事で、目の前で何が起きたのか理解が追い付かず、「あっ!!」と叫んだ自分の声より友人の叫び声で我に返るような状況。
友人が「110番!110番!」と叫びながら、皆がスマホを取り出し掛けようとして、友人が一番早く繋がりそのまま経緯を報告。
途中でお仲間の一人に電話を代わり、滑落した男性の情報等を説明していました。
落ちた場所や男性の状態などが確認出来ないか、安全確保した上で下を覗いた友人曰く、最初は5mくらい下にある木だか岩だかに、身体が引っかかっていたそうです。
瞬間的にどうにか助けられないのかと思ったのも束の間、「あー!」という叫び声と共に落ちてしまったとのこと。
改めて下の方を見ると、雪崩のような跡があり(おそらく男性が落ちて行く際に崩れたのだと思います)その中に大の字に横たわっていたのが見えた、でも全く動く様子がない、と。
お仲間が何度も「オーイ!!」と叫んでいましたが、反応する様子もなく…。
もし仰向けに倒れているなら呼吸も出来るだろう、でもうつ伏せだったら??
状態が分かれば警察への報告にも役立つかも。
あまりに小さすぎて良く見えなかったので、それをスマホで撮って拡大すれば、どんな様子が分かるんじゃないかとやってみましたが、それでも小さすぎて分かりませんでした。
その間も登ってくるハイカーは続きます。
その時のトーミの頭は異様な雰囲気だったに違いありません。
その時に登ってきたソロ男性、たまたま小諸市の職員の方で「遭対協に連絡してみます」
何度か試みて頂きましたが、電波状況が良くなくその時は繋がらなかったようです。
場所変えてやってみます、と仰っていました。
(ドコモが一番繋がりやすいみたいでした)
《下山》
警察への連絡も一通り済んだ後、この場所で私達が出来ることは無いと判断し、下山することにしました。本来ならこの後は黒斑山へ向かう予定でしたが、全員がとてもそんな気持ちにはなれなかったからです。
そして高峰温泉ホテルに報告をした方が良いよね、と言う事になったので。
友人のスマホから警察に連絡をしたので、何かあった時の為にパーティーの一人と番号を交換しました。
下山を始めた途端、張り詰めた気持ちが緩んだのか何なのか、突発的に涙が出たりを繰り返す状態で、あの瞬間が頭から離れずトーミの頭からの道がとっても怖かったです。
片側が斜面のあの大展望の道、普通ならあの景色を横目に歩く素晴らしく楽しい道が、谷へ落ちてしまう怖さが離れず、中の道コースの樹林帯に入った瞬間にホッとしました。
あともう少しで下山終了…というところで、友人のスマホに警察から確認事項の為の着信。
その時、ヘリの音が聞こえてきました。
そして後ろから下山してきた方からの話で、救助の為のヘリが来たと聞いたので、とりあえずはホッとしていたのですが…。
下山してホテルの方に報告すると、既に連絡は来ていたとのこと。その後の安否は分からないということでした。
車の中で本当なら景色を見ながら食べるはずのランチをしていると、番号交換した男性から着信があり、民間のヘリを頼むことになり、救助は明日になる、これから警察へ行ってくると。
下山途中で聞いたヘリの音、あれは救助が済んだわけではなかったんだ…。
その時、目の前を残されたパーティーのお二人が歩いていきました。
私達は車の中にいたので彼らは気付かずに通り過ぎていきましたが、傍から見ても憔悴しきっているのがわかり、とても声を掛けられる雰囲気ではありませんでした。
《翌日》
心肺停止で見付かったとニュースで知りました。
あの瞬間を見てしまった者として言えるのは、彼等には何の落ち度もありません!
雪山はまだ始めたばかりだそうですが、登山経験もあり、きちんと雪山装備を整え、振る舞いも無茶な事もなく、本当に山を楽しんでいる様子でした。
ネットニュースで見ると、景色を見ようとして落ちた…風が強かった…等とありましたが、それも違います。
確かに完全な無風ではなかったけれど、あの時間は強風ではなかったし、景色を見た後に、“お仲間の方に戻ろうとして”、その時に事故が起こってしまったんです。
男性が見付かった事には安堵しましたが、その記事に書かれている内容に落胆してしまいました。
これではあの男性が、誤解されたままであまりにもお気の毒です。
このレコを見て下さっている方は、どうかお願いです。記事の内容とは相違があったことを知って下さい。
《この事故で思ったこと》
・山岳保険の重要性
車の中でお仲間の方から電話を受けたとき、「民間のヘリを頼むことになった」と言っていて、真っ先に浮かんだのは“保険加入しているのか”でした。
県警ヘリが来るとは限らない、それを実感した一瞬でした。
今まで山登りなんかしたことない人を、続けるかどうか分からないけどちょっと誘ってみる、そんな時でも掛け捨ての保険に加入してもらう、その必要性を強く感じました。
・緊急連絡先の共有
昨今SNSの浸透で、SNS繋がりで山に出掛ける事も少なくないと思います。
私もその一人です。
それぞれが登山届を出すことは当たり前ですが、その前に同行者の緊急連絡先をシェアすることも重要なのでは?と思いました。
SNSで繋がっていると、親しくなるのも早く昔からの友人のように感じることもあります。が、SNSだけの連絡先しか知らなかった、その他はよく知らない…何てことも。登山届があれば緊急の連絡は、下界で待つ家族へも行くでしょうが、同行者からの連絡の方が早いはずです。今回の事で山友さん同士の緊急連絡先、勤務先等の情報シェアすることになりました。
・自覚
事故が起こった瞬間、お仲間の一人が「やっぱり雪山って危険なんだ…」と独り言のようにブツブツ言っていたのが忘れられません。
確かに危険が多いとは思います…。
多分、山をやらない人から見たら、相当な危険行為に見えるのでは。
一般的に見ると相当危険な事をしている自覚。
山好きフィルターでそういう認識が薄れてしまうけれど、しっかりと自覚しなければいけないと思いました。
《最後に》
整理してレコにしようと思いましたが伝えたいことが多すぎて、私の文章力ではこれが限界です。
最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
残されたお二人、おそらくご自身を責めているのではと気掛かりです。
せめて周りの人が、お二人を責めないでいてくれることを願います。
そして亡くなられた方のご家族へ、
本当に彼に落ち度はなかった、景色を眺めるために身を乗り出したわけじゃないんです。
無茶なこともせず静かに、嬉しそうに楽しそうに景色を眺めていました。
本当に誰にでも起こる出来事だと思います。
気を付けて…という言葉では足りなすぎる、けれど適切な言葉が見つかりません。
今もまだ、この出来事を消化しきれていない自分がいます。
が、あの現場に居合わせた者として今、言えることは…
心よりご冥福をお祈りします。
合掌。
コメント
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詳細なレコありがとうございます。最初に遭難のニュースを聞いたときは、あそこでどうしてそんなことがと不思議でした。自分はしばしば黒斑に行っていますが、改めて気を付けなければと思います。
「本当に誰にでも起こる出来事だと思います。」その通りですね。遭難された方のお悔みと共に、単独中心の自分にとっての大いなる戒めとなりました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
あまりにも突然の出来事で、現実なのに現実ではないような、自分が見たものが本当に起こったことなのか、未だに混乱しています。
浅間山が大好きで頻繁に訪れている友人も、あの場所で事故が起こるとは考えた事が無かったと言っていました。
私自身、昨年に慣れているはずの筑波山で骨折し、山に対する意識が変わりましたが、今回の事でその思いは更に強くなりました。
本当にどこでも誰にでも、事故に遭う可能性はあります。
たまたまその場に居合わせただけですが、それが大きな意味を持つと考え、またこの方の死が無駄にならぬような行動をしていきたいと思います。
naochanさんもお気を付けて、常に“楽しい”で終わることが出来ますように…。
アップしていただいてありがとうございます。
改めて色々考えさせられました。
保険の重要性,連絡先の共有,そして自覚,書かれていたこと,どれもそのとおりだと思います。肝に銘じます。
コメントありがとうございます。
事故が起こる直前は、雄大な景色を心から楽しむ様子が伺え、その時のトーミの頭は本当に幸せな空気に包まれていました。
それだけに一転してあのような事故になってしまったことが、悲しくてたまりません。
“楽しい”事も一歩間違えば“悲しい”事に変わってしまう瞬間が、少しでも無くなって欲しい気持ちでこのレコを上げることにしました。
一度立ち止まり、考えるきっかけとなって頂けるのなら幸いです。
悲しい事故が少しでも減りますように…。
他の方のレコに「事故があったようです。」が気になっていたら、こちらのレコが目に留まりました。わたしも先日登った山で、身近だったので、事故の理由を知りたいと思いました。車坂峠からの登山道は比較的安全だと思ってました。確かにトーミの頭の周りは切り立っているので崖に近寄るのは危ないと思いますが、それはみんな分かっていることで気を付けているはず。レコを見て納得しました。アイゼン付けていたら誰にでもあり得ますね。あの辺りは風が強いから雪があまり積もらず岩が出ています。そう言うことを想定しているかどうかは万が一の際に違ってくるでしょう。思い出してのレコは相当辛かったとことと思います。ありがとうございました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
つい先日の出来事なのに、ずいぶんと前のように感じています。
本当に不運な事故だったと思います。仰るようにここは比較的安全に登れる山、という認識の方が多いと思います。
それでも、気を付けていても命を落としてしまう瞬間は、どんな人にもあるのですよね…。
登る山が増えて経験を積んで行くと、無意識に知ったつもりになって変な自信がついてきたりしがちですが、山に対して常に謙虚であるべきだな…と思いました。
このレコがお役に立てるなら幸いです。ありがとうございました。
初めまして
記録そして、感想しっかり読まさせていただきました。
10数年前に山の知り合いが
SNSで繋がったハンドルネームの方々と山に行き滑落事故にあい。ヘリを呼んで救助ができましたが、
本名も住所も緊急連絡先も知らない状況で
警察から厳しく指導があったことを
教えて貰いました。
しかし、周りの山仲間
SNSで知り合った。山で知り合っただけで
一緒に登る方も多く
私も一緒に登ってる人には、保険に入ってるか
緊急連絡先を教えて貰うことはできるかなど
確認して行きますが
気にしない方も多いです
どうか周りに、山の危険性や
安全を考えること。
そして亡くなった方が、無謀な行動ではなかったことが伝わってくれることを願います。
ありがとうございました。
山仲間にも伝えたいと思います。
はじめまして。コメントありがとうございます。
私が伝えたいと思った事を理解下さり、本当に嬉しく思います。
SNSでの繋がりで山に行く事に関して以前から危惧していたところですが、実際にそのような事故事例があるとメンバーの情報共有は必須ですよね。よくよく考えてみたらわかると思うのですが、ツアー参加する場合はそういった情報を記入するわけで、それと同じ事なんですけどね…。
今回の事故の発端が事実とは違った内容で報じられた事、これを見た時は歯痒くて悲しくてどうにか真実を伝えられないものか…と思っていました。同行した友人も同様で、注意喚起と共に真実を伝えるべくブログに記しましたが、それが親族の方の目に留まり見ていただく事が出来たそうです。
あの報道のままだったら、あたかも無謀な行動のせいで亡くなったと、心無い言葉を受けることがあったかも知れません。
そうじゃなかったと、故人の供養の為にも遺されたご家族には本当の事を知って欲しかったので、友人のブログやこのレコが少しはお役に立てたのかなと思いました。
楽しい事と悲しい事は表裏一体、それを目の当たりにした今回の事は、大きな教訓と課題を残してくれたと思っています。
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