羽生さんのフリーの演技を観ている途中から、涙が出て来て、終わってからも30分以上泣いていた気がする。

壮大なストーリーだった。ディック・バトンさんのいう劇場だった。

4Aは私には回転不足には見えなかった。

4Aの転倒、4Sの転倒、謙信が川中島で痛手を被っているように感じた。

そして、それから巻き返す。

どんどんどんどん、すごみと美しさを増して。

足に深手を負っているのに。

 

ありがとう。こんな演技を見せてくれて。

ありがとう。オリンピックに出て来てくれて。

今も書いているだけで、ぐすぐすと涙が出てしまう。

羽生さん、演技後のあなたは清々しくて、穏やかで、明鏡止水の境地にいらっしゃるようでした。

 

しばらくテレビを消していたのだけれど、少し落ち着いてから、ジュンファンくんくらいからまた見ました。

昌磨くんの演技は見応えがありました。技術的に少し乱れたけど。

でも、鍵山くんと、ネイサンの演技は、私には学芸会みたいに見えた。ごめん。

 

2020年の4CCのバラード第1番の再採点をしてくれた@fsjudgeさん(ウクライナのISUジャッジ。前のブログでその内容を紹介させて頂いた)が、今回のオリンピックの上位4人の演技についても、再採点をして下さったので、それをここに貼ります。私にとっては、そのスコアこそ、本物に見えるので。

 

ショート

 

フリー

 

総合

羽生結弦 288.66

鍵山優真 285.49

NathenC  278.14

宇野昌磨 273.59

 

 

 

 

羽生さんのプロトコルだけ貼っておく。

ショート

フリー

 

フリーのPCSは、シリアスエラー2つの場合の満点にほぼ近いので不満はない。

ただ、美しいジャンプたちにGOE加点がしぶいなーと思う。

やっぱり何気なく跳んじゃうからなのかなあ。

ネイサンとか、さあ跳ぶぞ跳ぶぞ跳ぶぞ、成功したあ、てなるから、うっかり5とか付けちゃうんじゃないのか。

加点もらうには、助走しないとダメなのかも(笑)。